『過ぎた日を想う』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
時の風が置いていくものは記憶。
あの日の出来事を想い返すことは、過去の自分との再会のようだ。
過去には解決できていないこともあるけれど、過ぎた日を見つめることで、これからの自分の姿を見つける手がかりになることもある。
人生の行路において出会った人々や出来事を振り返ることは心に余韻を残し、
それは生きるための熱源のように力づけてくれる。
「過ぎた日を想う」
思い入れのある場所へ行くと
ふと 思い出に浸り
少し胸が寒くなる
良いことも悲しいことも
全てノスタルジーに
溶けていく
小さい頃 歩いたあの道
週に何回も通った あの場所
今はもうない あの店
上京して過ごした あの街
込み上げるこの正体を
受け止めには まだ脆い
【過ぎた日を想う】
---------------------
いつの間にか反応が1000を超えてました。
沢山の方が見てくださっていて大変有り難い。
このアプリの、気軽に書ける手軽さと、他の方とのの距離感が心地よくて、長く続けられている。これからも見かけましたらよろしくお願いいたします。
『心音』
私はふとした瞬間、何かを抱きしめたくなる。
家族 友達 幸せ 不幸 好きな人 嫌いな人 自分
全てのものが幸せの土台となっているなら全てが愛おしく感じる
なんでこんなこと思うのかなと考えた時思い出した。
私は常に誰かに守られて生きていた。
喧嘩で泣いたらお母さんが抱きしめてくれた
大会で優勝した時はチームの子と抱擁する
ずっと私の側には抱きしめてくれる人がいた、
守ってくれる人もいた
その時に感じる心臓の重なりに私はいつも甘えていた
この温もりを誰かに分けてあげたいと思った
だから私も何かを抱きしめたい、守りたいと思うことに気がついた
でも、その時に感じる鼓動を私はもう忘れかけている
『過ぎた日を想う』
過ぎた日を想うこと
・結婚について
別の人と結婚していたら今頃・・・
・趣味について
音楽とか、もっとスポーツやっておけば・・・
・人間関係について
途中でつながりがなくなってしまった人たち、
もっと良い関係が築いていたら・・・
色々想うことはあるが、特に一つ目・・・
まぁ力の限り、また今日から頑張ろう。
想う、なんてもんじゃない
過ぎた日のことを思い出すと
やらかして、
あんなこと…バカじゃない!?
と突っ込みたくなって
皆の記憶から消して貰えないかと
無理なことを考えたりして
でも、そんなに誰も気にしてないのよ
と、自分を慰めたりする
幼いなー
過ぎた日を想う
〜過ぎた日を想う〜
悲しい思い出ばっかりだ
それがいつも壁になっている
永遠に語り続けてしまう
でもきっとそれは辛かったからなんだろうな
辛い感情が受け入れられることなく
いつまでもさ迷っている
今まで受け入れられなかった分
これからはたくさん愛してあげたい
たくさん褒めて、たくさんすきを伝えて
自分の心に素直に、自分を信じて生きていきたい
だから本当にありがとう
今までの私も
今の私も
これからの私も
あなたが逝ったことで
わたしの未来は光を失い
夢も希望も憧れも
どれもが
儚く暗闇に消えてしまった
心に僅に残る煌めきは
過ぎた日の
あなたとの想い出だけ
その柔らかで暖かな灯火は
何時もわたしを立ち止まらせ
遠く過ぎた日へと誘う
ああ
一日に何度
過ぎた日を想うだろう
何度
あなたを恋しく想うだろう
今日もまた
わたしは時のほとりで
未来に向かって歩き出せずに
立ち尽くしている
# 過ぎた日を想う
我が脚を 滑り台にし 登る笑み
________________
我が子が産まれてから子ども以下の年齢の子は皆とても可愛く思えるようになったのだけれど、この現象っていつまで続くものなのかしら。
子が中年になっても可愛かったら、人類皆愛おしい!みたいになるのかしら。
テーマ 過ぎた日を想う
過ぎた日を想う
記憶力があまりない
過去のことは基本的には覚えてない
思い出話とかしても
断片的にしか記憶がない
でも
過去に感じた気持ちはすごく残っている
とくにネガティブなものは
思い出すどころか
勝手に出てくる
消えてしまえばどれだけラクかといつも思う
過ぎた日の記憶に今も苦しんでいる
でも
私はその過ぎた日々でできていることも感じている
毎朝、ただただぼーっとニュースを流し見する。
今日の日付を見て、私は動きが止まった。あの人の誕生日だ。もう、祝うことはないあの人の。なんだかんだ、一回も祝えないまま離れてしまったな。
そんなことを考えながら、ふうっと静かに深呼吸をして、私は朝の支度を進めた。もう、私にはなんの日でもないんだ。
「過ぎた日を想う」
過ぎた日を想う
あの日、みんなで遊んだ日
今までに感じたことの無いような楽しさがあった
もう過ぎた日の事だけど
今でも鮮明に覚えている
一生忘れることは無いだろう
これからも過ぎた日を想い続ける
過ぎた日を想う
過ぎた日
もう戻らない
過ぎてしまった日
もう取り戻せない
過ぎていない日
もうあとわずか
オレンジと青のグラデーションが空一面を彩る。
夕暮れ時、人はほんの少しセンチメンタルな気持ちに浸るのかもしれない。
私はあの時どうすれば良かったのだろう。
過ぎし日に思いを馳せるも未だに答えは見つからない。
差し出された手を握れなかったこと、海に思い切って飛び込めなかったこと、話を聞いてあげられなかったこと、エトセトラ。
そのうちオレンジと青が溶け合って混ざり合う。
まるで私の気持ちみたいに、感情の渦が綯交ぜになってその中に呑み込まれてゆくようだ。
悔いが無いと言えば嘘になる。でも今更後悔はしたくない。
そんな二律背反な私をどうかどうか受けとめて。
過ぎた日を想うことにどれほどの意味があるというのか
届かない日々、戻らない日々への執着が何の助けになるか
何を求めて縋るかも定まらず、ただ握りしめている
価値なきものと知りながらも掴んだものを離せずにいる
手の中に何があるかも忘れてしまったというのに
ただかつて手にしていた美しさや尊さが残っていると
思い込んでいたいだけだ
未だ訪れない日を想うことにどれほどの意味があるというのか
届かない日々、辿り着けない日々への渇望が何の助けになるか
何を求めて縋るかも定まらず、ただ想い描いている
存在し得ないと知りながらも夢想から覚めずにいる
目の前に何があるかも見えないというのに
ただどこにも見つからなかった美しさや尊さが
この先の何処かにはあると
思い込んでいたいだけだ
今を想うことにこそ意味がある
そこにある瞬間、確かな存在への確信を抱け
何も恐れる必要のない、ただ足元を踏み締める時
自分自身が今なのだから
無くしておらず、届いている
過去と未来に惑わされては
今がわからなくなっていくのだろう
しかし、今は確かにここにある
前も後ろも、上も下も、分からなくなろうとも
今のあなたが、そこに居るだけだ
あなたには、今しかないのだ
先日社内向けプレゼン大会があった。
本番緊張がピークを迎え、いつも以上にさらに語彙力が皆無。
役職も上がり、牽引の姿勢、先輩としての在り方こういうのを見せたくてそれが裏返し。
でもそんな経験が自分を突き動かし、成長の原動力になってくれる。
思い返せばいつもそう。
失敗は自分を強くする。
「冷めた熱に焦がれて」 1275文字
青く暑い夏は秋の物涼しげな微風に微々としてだが、去り行き、紅く染まり、淡く薄くなりゆく植物のほのかな青の匂いが涼しい秋の微風と共に街中に流れていく。
まだコートやマフラー、手袋の防寒着は必要そうにはないが、これからどんどん寒くなる事を見越せばそろそろ衣替えの準備を進める時期。
今年の青かったあの夏は、九月になっても中々去ることをせず、夏が滞住しているのか秋がサボっているのか、いやはや。ようやく秋を感じ始めた頃には9月終旬という時がすぎた。
青くて、暑い、あの夏は私にとっては飛んだ邪魔者で、夏が始まってクラスの皆が浮かれ立っている中私1人がきっと早く早く夏の過ぎ去れと願っていた。熱くて、鬱陶しい服のベタつきも、髪の毛の乱れも、汗と制汗剤などの香料でとんでもない臭いの更衣室。青く眩しく映る窓から見たグラウンドと空。夏休みの予定を立てる民衆たち。どれも彼もが鬱陶しくて煩わしかった。
青く輝き暑い空と同じくらい周りの人間も青くて、私はどうしようもなく気に食わなかった。
なるべく涼しいところ、夏をあまり感じさせない室内に篭って時を越し、秋の涼しさをまっていた。
そんな事を日も忘れる様に過ごしていればあっという間に夏はすぎゆくもの。待ち望んだ秋がどんなに遅くても早くても、必ずきてくれればそれでよかった。
涼しい風と紅く染まりつつある景色、ふんわりと揺れる髪、過ごしやすい天気、秋を知らせる合図が鳴った。
待ち望んだ秋。
のはずなのに、何故だか秋の涼しい微風と同じ様に私の心も冷たくなっていた。
秋を待ち望んで、夏を忌々しく思っていた私が、
夏に焦がれている。思わず口から出た「なんで」の言葉が風によって流され、冷たい風が頭を冷静にさせる。紅く染まった並木通りを歩きながら考える。そのゆく先は足に任せて考えれば段々と明白になっていく記憶。
全部気づいた頃には夏の間お世話になった図書館の前に辿り着いていた。
あの図書館で偶々出会った男子高校生。夏の間だけ、私といてくれた男の子。勉強を教えて貰ったり、教えたり、自分の学校の事や漫画や本のくだらない事を話した思い出。忘れちゃうくらい小さな事で繋がって、あの一カ月間だけ仲良くなった。どうせもう関わらないと思っていたからこそ、名前も下の名前しか知らなくて、どこの学校かも、何歳かも、連絡先も、何にも知らないあの男の子。
あの人と過ごしている間、確かに楽しかった。でも、夏限定だと決めていた私はあの人との心の繋がりを断ち切ってしまった。
そんな夏が過ぎ去り秋になった今、秋の寂しさが私の心を満たしていく。
あんなにも煩わしかった夏の青さが、熱が、私もあの時、確かに感じていた。
それに気づいたのは今さっきで、あの男の子と好きだった秋を共にしたかったという思いは後の祭り。
初めて感じた青さと熱に、秋の冷めた空気の中、私は焦がれていく。
青くて暑い過ぎた日々を想う。
薄手一枚では足りないくらいに寒い。
🔚
「過ぎた日を想う」
きっとまたその男の子とは会えるかもしれないけど、自分から夏限定と切っておいて、また繋がろうなんてことはできない。そんな事を思う女の子のお話。
秋の夜長…
だけではないが、
眠れない夜など
『過ぎた日を想う』
ことがある
ただ、わたしの場合、
過ぎた日を振り返っても
1つの出来事だけでない
そして、いつの間にか、
そこから妄想が始まっている
断片的で、かつ、良くも悪くも
話が変わってしまうのだ
今も、書きながら
話がまとまらなく
なってきているのがわかる
まー
「過ぎた日を想う」
『過ぎた日』とはいつのことだろう。
昨日だろうか。
昨日の延長に今日がある。昨日の言葉で憂鬱な今日もあるし、昨日の約束で舞い上がりそうな今日もある。
1ヶ月前、1年前、10年前。
すでに忘れてしまった記憶も、たまに想い出して心がちりりと痛む記憶も、思い出すだけで嬉しくなるような記憶もある。
私の祖父は第二次世界大戦の時、兵隊として中国に送られた。
記憶が曖昧になってから、よく戦時中の話をした。
「いつ襲われるかわからない中、毎日何キロも歩かされた」
「いつも空腹でまともに飲める水もなかった」
祖父がはっきりしていた頃には、戦争の話など全くしなかった。温厚で子煩悩な祖父は、孫にそんな話を聞かせたくなかったのだろう。
長年心の中にだけ留めておいたのだろう。だが、60年経っても脳裏に焼きついた記憶は色褪せる事がなかったのだろう。
60年。温かい家庭を築き、子どもにも孫にも恵まれて幸せだったと思う。
それでも、決して『過ぎた日』にならない記憶もある。
大切な人達と過ごした時間ほど
覚えているのは青い記憶だけで
あったかくて 甘い 優しい記憶は
実はあまり残っていない
幸と不幸がバランスよく訪れるこの世界で
幸を見落としながら生きている
そうやって 過ぎた日を想う
わたしたちは 幸に弱いから。
_ ₁₉₂
・過ぎた日を想う
もう関わってない人やグループとの思い出を振り返るのも1つの愛と言うならば、やっぱり私だけが一方的に相手を愛していた関係性だったのかもしれないね。
だってみんな私が居なくても平気そうだし。もう忘れていそうだもの。
ならこれからも、きっと私だけが向こうを愛していくのでしょう。
こんな悲しい片想いはしたくなかったな。