『逆光』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
朝起きて、出勤する時、毎日憂鬱な気分になる。家を出たばかりなのに、もう帰りたい。
それでも、天気が晴れていると、少しだけ良い気分になる。快晴ならばなおのこと良し。
大抵朝の日差しが目に刺さって痛いけれど、それで少しは目も覚める。せめて後1日、頑張ろう。
『逆光』
2023年1月25日と全く同じお題です。
なぜ覚えているかというと、わたしの1番最初の投稿だからです。2023年1月25日に、このアプリをインストールしました。記念とも言えるお題なので、当時の投稿をそのまま載せておきます。
『逆光』
おひさまの光 さんさん
順光に身を任す
あれまあ ごめんね
あなたからは逆光ね
こっちへおいで
明るいほうへ
確かにそこにあるのに
ディテールは不明瞭
見たくないものがある
隠したいものがある
それが何かわかっているのに
悪あがきをしている
むしろ
光を見るために
【逆光】
逆光
鴉は光を浴びた
井の中の蛙が大海を知らぬように
田舎の鴉は 朝日を浴びた
彼女は光を浴びた
暗闇に紛れた暮らしの先に
無知な彼女は 脚光を浴びた
そのノートには 彼女らの闇が詰まっていた
虹色の感情がどろどろに積み重ねられて
心をそのまま描いたように 気味が悪くなっていた
黒くシャーペンで彩られた白紙の絵画には
黒鉛の瞬きがあった
今日も彼女は いつも独り
独りで知らないステージへ行く
ステージを降りた僕は
独り目を瞑る
彼女が眩しかったのか
僕が僕を見たくなかったのか
あの場所がまだ光り輝いているのかは
逆光のみが教える
あっちが太陽なら、俺は月だ。
太陽から直接光が届いて、やっと見える月。
ぎらぎら照らすあれより静かに燦めくそれ。
「俺、主人公がいなかったら、今こうして強くなれなかったかもしれないなぁ」
「…強くなりたいのかぃ?またぁ?」
「あ、いや別に…そういう意味じゃなくて。
楽しい勝負もおれは好きだったけど…強かったら戦略とか広がって、もっと楽しい勝負にできるな、と思って」
「…なぁんだ、そういうことねぃ」
「"強くなければ大事にしてたものも取られる"……あの頃、あの時、あの勝負に負けた俺はそう考えてたよ」
自分を見失った。仲間も友達も愛情も、自分の手で壊した。
「でも…そうやってもぎらぎら無駄にうるさい太陽には届かなかったからやめたんだ」
「その無駄にうるさい太陽のことはどう思ってるんでぃ?」
「今はもう……
友達だよ」
あれに照らされ、あれを照らす存在。
_2024.1.24.「逆光」
元チャンプと元々チャンプの会話。ちょっと和解できてるな…pkmn。
最近 明治安田生命のコマーシャルに
サッカーの三浦カズさんが静止画で出てるけど…
小田和正さんの歌が変わらずに流れて
これからはカズさんメイン?
小田和正さんのメロディ流れると
気持ちに光が射し込み光の中に居るような…♪
暖かな気持ちになるのです🍀
先週日曜日バス旅の再放送を視て
徳光さん井上咲楽さん方々が夏山の入り口から動物園へと
なんか風景が懐かしくてあふれそうなそんな気持ちに…
小田さんもきっと何度も行かれたのかと
地元民は必ず行く場所かも?(笑)…
小田さんの歌は歌詞に風が多く出てきますが
私は夏山が風の丘で風の通り道でした…
小田和正さんもそうかなと…
だったらいいなぁ…(笑)
街は大きく変わりましたね…
歌詞にも何度となく出てきましたね
聴くたびに そんな風に感じることありました…
みなみのラーメン食べたくなった…(笑)
ユニーの中にあったSugakiyaのラーメンも(笑)
ロッテリアのホットサンドも…
踏み切り前のモスバーガーでシェイクも!(笑)
そう言えば…その踏み切りは
手作業でハンドル回し開閉する踏み切りでした
京急の作業者のおじさん達は子供やお年寄りに優しくてね
多少の遅延しても安全が第一な時代でしたね🍀
踏み切りのワイヤーを肩にかけて通してくれたおじさん達…
あの時あの頃 カッコ善くて優しい大人達
いつかそんな誰にも優しい強い大人になりたいと思ってた…
小田さんも同じ優しい風の中で育ったと…
街から遠く離れた後から知りました…
あの街は変わり続けるけど…
小田さんの歌を聴きながら感じる風は
変わらずに昔のままに夏山の中で…
朝起きて光が降りそそぐ気持ちといいましょうか…
明日が優しく訪れるような気持ちへとなります
……
マジで…
みなみのサンマー麺 食べたくなったよ✨
逆光
光に手をかざす。
眩しいな。
光に向かって歩く。
引き寄せられているのか。
目の前は光で満ちて、僕は影をつくる。
楽ではない。
それでも光に向かう理由はきっと、
光に向かって歩く人達が美しかったから。
やっぱり好き 大好き
なのに気持ちが伝わらなくて
どうしたらいいか分からなくて
けど貴方と話せる毎日が楽しみなんだよ
「うわぁ!!海だ!!」
白い砂浜、青い海と空。映えるカモメ達。
私と幼馴染みの優雨(ゆう)は海に来ていた。
「希里(きり)、はしゃぎすぎだよ」
「だってだって、優雨と久しぶりに遊べるんだもん!!」
そう、幼稚園、小学校、中学校までは同じだったのだが、高校は別々の所に通っている。
まぁ、優雨の頭が良すぎて私がその学校の学力に追い付かなかったからなんだけど。
でも離れた優雨と今日は沢山遊べる日。
「思いっきり遊ぶぞー!!!」
私は天に向かって叫んだ。
「あ~楽しかった~!」
時刻はすっかり夕方。太陽が西側に傾いている頃だった。
「希里凄い濡れたね」
「優雨が水かけてきたからじゃーん!」
他愛もない話をする。
そろそろ帰らないと。暗くなる前に。
「希里、夕日見てから帰らない?」
不意に優雨がそう言った。
「?うん、いいよ」
私達はそこら辺にあった流木の上に座って夕日を眺めていた。
「......最近、どう?学校」
「ん?めーっちゃ楽しいよ!友達もいっぱい出来たし!でもテストはすっごい嫌...」
「ふふっ、希里人見知りだったのにそんなに友達出来たんだ。昔は私の後ろによく隠れてたよね」
「いつの話してるの!もう私は一人でも友達出来ます~!...優雨は?」
「私は生徒会長してるよ」
「生徒会長!?凄!!流石優雨だな~頭も良くて、生徒会長って......私と大違い!羨ましいな~」
そんなことないよ、って言ったような気がする。下向いててあんまり聞こえないな。
「優雨?」
「.........私を心配してくれる人っているのかな」
「私は心配するよ?優雨の家族だって、高校の友達だって心配するんじゃない?」
「本当かな」
優雨はすっ、と立ち上がって海に向かって歩き出す。
「優雨?」
私が呼んでも振り返りもしない。
ちゃぱ、ちゃぱと優雨の足首が浸かる所に歩く。
「優雨、危ないよ」
注意しても聞いてくれない。
そうしている内に優雨は、じゃば、じゃばと膝辺りに水が浸かるまで歩いていた。
「優雨」
ごぽ、ごぽ
優雨はどんどん進む。優雨のスカートが水につく。
気づいたら私も水の中に入って、優雨の腕を掴んでいた。
「希里」
どうしたの?何かあった?話聞こうか?って言いたいことは沢山あったのに、
「死なないで」
そう口走っていた。
「......わかった」
そこは、うん、じゃないんだね。
夕日の背にした優雨の顔は、逆光のせいであまり見えなかった。
お題 「逆光」
出演 希里 優雨
お茶が飲みたくてポットでお湯を沸かす。いつもと変わらない日常。そう、変わらない日常。もくもくと湯気がたつ。生ぬるい部屋のあたたかみや湿り気をそえて。
「あっちっち」
お湯があつすぎた。もうちょっと冷ませば良かったかしら。そう思って机にコップを置く。
うとうとして少しだけ机にある写真をみてみる。机には彼の写真がおいてある。初めての彼氏で、初めて亡くした彼氏。これが2人でとった唯一の写真だったのだ。
逆光でみえない2人。確かに存在した彼。
「楽しかったなぁ、ほんとうに。もう一回帰ってこよーよー」
そんなことを言いながら、写真の彼をつんつんしてみる。
また逆光の中できっときっとめぐりあってまた恋をしよーね。
被写体が逆光なら、カメラマンは順光。
光が照らす方向によって、向かい合う二人はまるで正反対の姿を見せる。
だから人は、向き合ってばかりだと衝突するのかもしれない。
同じ方向を向いて並んで歩いていく方が、ともに太陽の光を正面から受けて、同じ気持ちで前に進めるのかも。
満月の夜に、月から見ると地球は逆光で暗がりの中、地球から見ると月は順光で真ん丸に照らされている。
この光の加減で、我々は美しい満月を見ることが出来る。
自分が逆光の時は、順光でよく見える相手のイイところを探すチャンスなのかもしれない。
たとえ普段はいがみ合っていたとしても。
だからたまには向き合うことも大切なんだな。
人それぞれ、いろんな側面を持っていて、それを頑張ってアピールすることもあれば、必死で隠し通そうとすることもある。
お天道様に顔向け出来ない、とまではいかなくても、あまり人目に付かないところにしまっておきたい自分を、誰もがいくつか持っているんじゃないかと思う。
そんな時、逆光でいることで心安らいだりするんだろうな。
いつも真っ向からスポットライト浴びて自分を演じるのはしんどいよね。
逆光とは、安らぎなり。
順光とは、輝きなり。
それが、私なりの解釈。
今、こうして書いてきて辿り着いたものでしかないけど。
もしかしたら、まるで見当違いのことを言ってたりして。
まあ、それに気付いたら、しばらく逆光で暗がりに潜んでよう。
いつかまた、真っ向からスポットライトを浴びる、その日まで。
逆光で君の表情がよく見えない。
ただでさえ表情の薄い君だ。怒っているのか、微笑んでいるのか、君の顔が光に隠されるとわからない。
君には光に照らされた私の表情がよく見えているのだろう。君に見透かされているのに君のことは何もわからない。
逆光の中で、君は何を思っているのだろうか。
遠い君へ
もう君の顔さえ思い出せない。
あんなに愛した君の顔が逆光に遮られる。
遠い遥かな記憶の中で、それでも僕は君を愛す。
理由も、切欠も、なにもかもが失せているのに、
君を愛した事実と、今も君を想う気持ちだけは、
今もなお消えずに僕の中に残っている。
それは未練なのか、執着なのか…。
始まりも思い出せない。終わりも分からない。
ただひとつわかっているのは、
おそらく僕は死ぬまで君を忘れない。
現実よりも夢に逃げるように、
たったひとつの珠玉の記憶を抱き、
誰も知らないうろの中に閉じこもる。
僕の名を呼ぶ優しい声に耳を塞いで。
【逆光】
過去を見て、縋り付く
過去に縋るな
今を見ろ
過去の人間に逢いたいと言っても
逢えないんだ。
未練タラタラのオーラが漂っているのは、
今を生きていない。
過去の光を見るんじゃなくて
今ある光を探し出してよ
それがないというあなたは
光でしかないから
あなたが誰かから光を貰ってるんじゃない
あなたが自分の力で光を蓄えているんだ
それに気づけないから、絶望する。
生きる意味を見失い、歩く自信が無くなる。
己に嘘をつき、なおかつ自己韜晦をして、
挙句の果てには
誰の言葉も聞かなくなり、
自分の世界に閉じこもってしまう。
こういう人間は吐き気がする。
昔の自分を見ているようで。
自分の世界にいる人間は、
自分の世界にいると自覚しない。
だから助けるのが難しいんだ。
自分の世界に入っているかを
自覚する方法はたった一つ。
落ちているきっかけを拾えばいい。
なんでもいい。
誰かが落としたきっかけを拾うだけだ。
きっとそれは殆どが楽しくないものだと思う。
なぜならそれは、あなたの世界じゃないから。
あなたがずっといた楽な世界じゃないから。
めんどい、辛いのは当たり前。
やったことがないのは誰だって不安になる。
だからこそやってみようよ。
この先、生きていくには
あなたはたくさんの血を流さないといけない。
それが、あなたを強くする。
やってみるだけやってみようよ。
出来なかったらできなかったでいいから。
頑張ってね。
#11 逆光
~コソコソ裏話~
昔の俺に声をかけるとしたら、どういうことを言おうかなと思って描いて見たけど、変な人間に育ったなと思ってきました。光栄です。
@philosophy_Mid 自分の適当な頭の中を投稿しているので、暇な方は見てください。暇ではない方も見てください。失礼します。(あ、Xで調べたら出てくるはずです)
13日目【逆光】
銀杏の木の下で待つ貴方が見えづらくて、一旦スルーして通り過ぎてしまった。
慌てて引き返した私を見て、貴方は笑ったっけ。
「目、ショボショボしてる…」
それから私たちは、近くのエスニックレストランで、ランチをした。
今の仕事のこと、これからのキャリア、プライベートでよく行く場所、最近読んだ本などなど。
話は尽きなかった。
こんなにも気の合う人はいないんじゃないかと思った。
貴方も同じ気持ちだったはず。
だけど私たちは、それ以上は進めなかった。
私たちには家庭があったから。
「またランチしましょうね」
と約束して、次の機会を待ち望んでいたけど、結局その日限りだった。
貴方は、二度と一緒にランチに行けない場所へと、旅立ってしまった。
今でも銀杏の木の下に貴方が立っていないかと、目を見開いて探しています。
【逆光】
私はカメラが趣味で、よく休みの日は色んなものを被写体にして撮っている。と言っても、趣味なのでプロみたいに綺麗なものではないが。
最近は、影を撮ることにハマっている。ある日、夕日に写し出された電柱を見て、そのシルエットに惹かれたのがきっかけだった。
影を撮る時は夜明けか夕方が多いが、きれいな青空が広がった時には爽やかな写真が撮れる。
「へぇ、すごい綺麗じゃん」
撮った写真を彼氏に見せる。彼はいくつかの写真を見てそう言った。
「うん、でももっと綺麗に撮りたいんだけど、なかなか上手くいかないなぁ」
私がそう言うと、
「じゃあさ、今度新しいカメラでも一緒に見に行こうか」
と、彼の誘いに私は嬉しくなった。
それから私たちはデートを楽しみ、やがて夕日が差し込み始める。
「ごめん、ちょっとトイレ」
そう言って彼はその場を離れる。残された私は、何気なく夕日を眺めていた。
それから少しして、振り向くと彼がスマホを掲げて立っているのに気がついた。
「何してるの?」
「いや、ちょっといいなって思って、俺も写真撮ってみた」
そう言って彼が私にスマホの画面を見せてくる。そこには、夕日をバックに私の横顔が影となって映っていた。
「なかなかいいね、こういうの」
彼が笑ったので、私も釣られて笑い返した。
久しぶりに家を出ると、世界は春の逆光の中にあった。
木の芽と土の匂いのする風が、綻ぶように吹いている。眩しさに思わず瞑った瞼の向こうで、懐かしい誰かが呼んだ気がした。
顔に当たる陽気を手で遮り、目を開けると、白く焼き付いていた世界が少しずつ落ち着いてくる。長い長い冬の間にすっかり荒れてしまった庭先。我関せずと、古い榊が若葉を広げて空を塞ぎ、精緻な葉脈を見せびらかしている。その遥か彼方を薄く引いた雲が流れ、過ぎた季節を追いかけるように消えていく。
世界は春の逆光の中にあった。
遅れぬように、私も駆け出した。
(逆光)
逆光
前からは決して光は見えない
太陽は私の後ろにいる、背中は暖かい
背中を押して前に進ませようとしてる
前は暗闇?
前には月が昇ってる
月は自分で光ることは出来ないけれど、
太陽の力を借りて私を照らしてくれる
月は鏡。
過去を振り返るときは太陽を見て
未来を見る時は自分を写す月を見る
自問自答をして正しい方に導く
逆光でも光が無いわけじゃない
希望の光が無いわけじゃない
道筋が無いわけじゃない
どこかには光があるはず
怖くなったら上を向いて
月をみて。
貴方を忘れないで。
逆光
何もかも眩しくて
全てが白く霞んで見える世界で
確かにそこにいる君を
見ようとする
影だけの君は
笑っているの?
怒っているの?
それとも泣いているの?
何も喋ってくれないから
ぼくはちょっと不安だよ
君からは僕が丸見えで
眩しそうに目を細めて
不安そうな顔をしてる僕を
どんな気持ちで見てるんだろう
何も喋ってくれないから
分からない
だから僕は
どうしようもない不安のまま
君に近づき
そっと抱きしめてみる
なぜみんな同じことを言うのか
外に出なさい
人と関わりなさい
もっと頑張って
はみだすと蔑まされ同情され
皆が言う光に背を向けてやる
私は私の光を探す
存在を際立たせる
「逆光」