『逆さま』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
逆さま
逆さまって、上下だけではなく、
左右とか裏表も含まれるのね。
自分は左利きなのだけど、
これもまた、逆さまなワケだ。
逆さまの世界ってどんなだろ?
私なら、右利きの世界とか。
自分の裏の顔が表の顔になる世界とか。
ちょっとややこしいけど。
裏の顔が表に出るのはマズイって人、
多そうだよね…私もだけど。
paki
昔は、疎ましく思われていたかもしれないが、今は、逆で、疎ましく思ってる。
やったー。
ビルから落ちて
落ちて
堕ちて
墜ちて
急降下
風でひらひら黒外套
あと少し
少し少し
飛んじゃった
気分が上がり
上がり
騰がり
アガリ
ハイテンション
頭くらくら目が眩む
あとちょっと
ちょっとちょっと
死んじゃった
あーあ真っ逆さまだね
さよならバイバイ
また今度
Theme:逆さま
それじゃあ次は俺の番だな。
これは友達の友達から聞いた噂話なんだけど…。
今は動画投稿が出来るサービスがたくさんあるよな。YouTubeとかTik Tokとか。
その中のとある動画配信サービスだけで配信されている動画があるんだ。
動画のタイトルは「かれ」。ひらがなで二文字だけそう書かれてるらしい。タイトルからはなんの動画か全然わかんないよな。
投稿者名はわからないらしい。聞いた話だと文字化けしてて読めないんだってよ。
で、肝心の内容だけど、ただひたすらに一桁の数字が一定間隔で映し出されているらしい。真っ白なメモ帳みたいな紙に赤い字で書かれた数字がパッパッって切り替わっていくそうだ。で、数字を13回映し終わったら動画が終わる。人物が登場することもないし、音声やBGMは一切入っていないそうだ。
何を伝えたいのかも解らないのが不気味だよな。
その動画に表示される数字についての話だが、動画を逆さまに再生すると、通常に再生したときと数字が変わるらしいんだ。そして、どうもその数字は年月日と時間として読み取ることができるんだと。
あくまでも噂だけど、その数字が表す日付は「2041年6月17日 3時57分56秒」になるらしい。
たまたま日時に見えただけのか、あるいは本当に日時でその時に何か起きるのか…。
普通の人生を歩んでるなら、俺もその日時に出くわすことになる。
一体、何なんだろうな?
それじゃあ、次の人、よろしく!
逆さま
財布に入れるお札の向き。
下向きにすると、お札が出て行きづらく
貯まりやすい。
いいや。上向きの方が、居心地良くて
出て行かず貯まりやすい。
どうやら、逆さま(下)が基本のようですが
私は基本の逆さま(上)にしています。
居心地が良いと高評価★で、仲間を呼んで
くれることを願っています。
逆さまに落ちていた
気がついたときにはもう随分と深いところまで堕ちてしまっていた
真っ暗闇の中、必至に手を伸ばし藻掻くも虚しく空を切るだけだった
暴れる俺に闇は強引にでも引きずり込むように何かが身体を這ってきた
ドス黒くヌメりどろどろとしたモノ、それは『戻さない、一生帰さない』と身体に絡みついてくる
あまりの気持ち悪さに吐き気をおぼえた
が
今更後悔したところで助けてくれるような人はもう居ない
約束通りこれから先は
身も心も闇に侵食されていくしかないのだ
『逆さま』2023,12,07
『逆さま』
嫌な事
少しだけでも
逆さまにできたら
どれだけ幸せだっただろう
彼女がいつも逆さなことを言ってたとしたら
彼女はもう落ちているだろう
彼女は悩みを言うと
いつも明るい言葉を返してくれた。
その言葉が逆さだった時
彼女は暗い言葉を私に言っていたことになる。
今まで気づかなかったけど
私も皆も彼女の顔を見ていない。
いや、見ていたけれど覚えていない。
思い出せなかった。
空を飛んでみたいと言ったあなたは今
きっと高いところで飛び降りていることだろう。
逆さまなことに気付けていれば
あの子はきっと助かったのに
─────『逆さま』
いつの間に眠っていたのか。気持ち悪さを感じて、そっと目を開く。
広がる世界が逆さまだ。
苦しい。頭に血が上る。足が痛い。
そこでようやく、自分自身が逆さまになっていることに気付いた。なぜか逆さまに吊されていたのだ。
誰もいない見知らぬ部屋。手足は固定されていて身動きが取れない。
――ここはどこだ? 何が起きたんだ?
状況が把握できない。記憶を引っ張り出そうとしても、この体勢の辛さに思考が邪魔される。
声を上げ、しばらくもがいていると、部屋の扉が開いた。
現れたのは覆面を被った男だった。
「眺めはどう?」
――最悪に決まっている。
なんだこのイカれた野郎は。
危ないとかそんなことを思うより先に怒りが湧き、「ふざけるな」と声を荒らげるが、覆面男は意にも介さず「そうだよね」と笑った。
「たしかにこっちからの眺めはいいね。そっちは最悪でしょう」
眺めがいいって? なんて悪趣味な野郎なんだ。
「降ろせ!」
「降ろさないよ」覆面男は即答する。「僕は降ろさない。誰かに見つけてもらえるまで、君は助けてもらえない。僕がそうだったように」
覆面の向こうの瞳と目が合う。
そうだ。昔、こうやって、クラスメイトを学校の倉庫に吊したことがある。暗くて気持ち悪い男だった。
「いい眺めだな」と俺が言う。「やめて」「助けて」とそいつは言っていた。それを放置して、そいつは数時間後、帰らない息子を探しに来た母親と、一緒に探し回ってくれた用務員に見つかり助けてもらったらしい。
報復を恐れて言わなかったのか、それとも大地主の息子のやったことだからなのか、問題にされることもなく。それきり、そいつは学校からも地元からもいなくなったから、そのまま忘れていた。
「おまえ……」
「あぁ、わかったの。よく思い出したね」
覆面を外す。そこには、あの頃よりも暗くて血色の悪いあいつの顔があった。
「わ、悪かった……」
謝るのも癪だが、そんなことを気にしている場合でもない。仕返しするのは助かってからだ。
「謝る。何でもするから。だから助けてくれ」
「さっきも言ったでしょう、降ろさないって。助けない。同じように。それじゃあね」
そいつはそう言い捨てると、扉を開け、出て行こうと――
「待ってくれ! 頼む! 助けて!!」
その声は扉が閉まる音に掻き消された。
『逆さま』
宙ぶらりんに吊るされる。
頭に血が上る。
それが苦しい。
けれどいつの間にか、
それが心地よくなる。
もういいよと言えない。
#逆さま
逆さま
朝寝ぼけてて、頭が回ってない。
その状態で着替えていると、前と後ろが逆になってる。
なんか違和感はあるんだよ。
でも、そのまま気づかず着てしまう。
[逆さま]
努力してるのにのにうまくいかない…
成功したいと思っているのに、成功しない…
どうしてだろう。こんなに頑張ったのに。
理想と現実は、真逆だ。
やり方や方法を変えてもだめだった。
でも、私は諦めない。今はできなくていい。
いつか、この頑張りが成功につながる。
一念通天(いちねんつうてん)
「強い決意を持って努力し続ければ、必ず成し遂げるこ
とができる」という意味を持つ四字熟語だ。
私はこの言葉を信じて、やり続ける。
一度決めたのだから、諦めない。
No.3
④今日のテーマは『逆さま』
逆さまに書いちゃおう!
③モノの捉え方が
非日常的であったり
周囲の人と違ったりするから
②『逆さま』って、
なんか、おかしな感じがする
①わたしだけかな?
①から読んでね まー
そっけない態度も
興味のないふりも
身の丈に合わない
私の小さな 背伸び。
あなたは 穏やかな
おひさまみたい…
誰にだって優しくする
今だって
ほら…?
「可愛くねぇな」
そう 優しく笑って
私を抱きしめる。
「もう…やめてよ」
いつだって そう
あなたを独り占めしてたくて
私はいつも 逆さま…。
- 可愛くない… -
[逆さま]
世界の秘密が入ったビー玉の瓶が、何者かに逆さまにされて
各地の人々は世界の秘密を知る
逆さま
人は私を強いと言う
大抵の人はそうだ
たった1人
たった1人だけ
私の事を、
強くなんかないくせに
強がるな
何でそんなに1人で抱え込もうとするんだ‼︎
俺ってそんなに頼りない?
何で俺に頼らないんだよ‼︎
と、言い続けた人がいた
それが私が今までで1番最も愛した彼だ
彼だけは、人と逆さまの事を言い続けてくれた
ちなみに番外編で、
お前は強くならざるを得ない環境で育っただけだからなぁ
強くもないのにと言ってくれた人も1人だけいた
(関係性はただの仲良いお兄さん)
もう1人、長年ストーカーしてるあいつは私の事を1人でも生きていける強い人と言い切る
お前は長年ストーカーしてるのに、何も分かってないのな
何十年も全く相手にされてもないのに、それでも好きだ好きだと言い挙句ストーカーまでやってるお前のその図太い神経こそ、強い奴だと思うわ
逆さまにしておく。永遠という言葉が嫌いだから。刹那という言葉も嫌いだから。砂が落ちていく。積もっていく。時が計られていく。また逆さまにしておく。これは私しか知らない時計である。私がいなくなればそこで終わりの代物である。永遠を壊さないか?刹那を埋めてしまわないか?二度と再生しないように修繕できないように君との思い出をこの砂のようにしてしまう。どうだろう?全体で見ると結局思い出としか呼べないものだけど、私と共にきちんと終わらせるには、この方法しか思いつかないんだ。
逆さまだろうと
裏返しだろうと
そんなことには
全く関係なく
ボクの心は
何時でも
真っ直ぐに
君に向かう
# 逆さま (342)
手をとりあいすすむ花野を夢想なさい、と鏡合わせに傾くカップ
逆さまに、考えられたら、どんなにいいだろう
あの人は嫌い
あの人は好き
嫌いだからといって避けるより
好きだと思って接したら、どうなるんだろう
私は、嫌われている
私は、好かれている
嫌われているといって悲しむより
好かれているって図々しくなれたら、どんなにいいだろう
助けてくれない
助けてくれる
助けてくれないと決めつけて、殻に閉じ籠るより、助けてと言えたらどんなにいいだろう
逆さまに、考えられたら、どんなにいいだろう。