『逆さま』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
逆さま
君を見た瞬間、恋に落ちたよ
遠い存在の人なのに
会えない人なのに
声すらかけられない
私の存在すら知ってもらえないのに
天と地、まるで逆さまの世界を歩いているみたいに、
私と君との世界はあまりに違いすぎるけど、
それでも、君のことが世界で一番大好きだよ。
逆さま
もう逢えなくなったから
忘れないといけないのに
いない時のほうが
考えてるのかも。
今日会えて
本当に良かった。
結局私の一番なんだね。
逆さまに、はまって落ちて
君に恋する
真っ逆さまに堕ちていく
あなたが、救って。
そう言ったら、困るだろうか…?
時計が嫌い
カチカチ一定のリズムを刻んで
私だけ置いていく
刻まない砂時計でさえも
下に積もった砂が
お前が無駄にした時間だ、と言っているみたい
逆さまにして同じ時間を繰り返せればいいのに
伝えても、伝わってない。
伝わらない。
こんなんじゃ、想っても想っても、
届きっこないじゃん。
今までの気持ちが、逆さまになってく。
君は飛んだ
風になったスカートがふわりと逆さまに浮く様を想像した
綺麗だった
君はこの世界で何より綺麗だった
#逆さま
君は私の、王子さま。
この世界が
鏡を見上げるように
逆さまになっても。
大好きも、大嫌いも、全部。
正しくも、逆さでも。
何度生まれ変わっても。
君は私の、王子さま。
#逆さま
#王子さま
アナタと私
気持ちが逆さまになれば
いいのにな
砂時計をひっくり返すみたいに
もう一度過去に戻れたら。
今度は君とちゃんと友達になりたい。
中途半端に受け入れてしまったせいで
道を踏み外した友達とも、
あの時もう一歩踏み出せていたら
今はもっといい心友だったはずの友達とも。
もし、やり直すことができるなら。
今苦しんでいる友達を、
今後悔している自分を、
変えたい。
変わりたい。
逆さまになってみたら
なにかみえるかい?
歪んだこの世界が
正しく見えるのかい?
そんなことありはしないが
たまにはぐるんと
逆さまになってみる
考え方さえ
変えてしまうかも知れないなぁ
そんなことなきにしもあらず…なんてな?
#逆さま
娘が私より先に旅だってしまって
周りからは逆さま!って言われ続け
挙げ句の果てには娘は親不孝だと
それはあんまりだ
娘は好きで先に旅だったわけじゃない
痛み止めの点滴でアナフラキシーに
なってしまって
何度も看護師に訴えたのに
聞く耳を持ってくれなかった
能書きばかりで患者の声を無視した
そのせいでこうなってしまった
いつも私やパパのこと
患者さんのことを考える娘を
親不孝なんて言わせない
逆さまは好きでなったわけではない
もしも
娘と私のことが逆さまだったら
娘は今どうしているかな?
リハビリの時泣きながらリハ担に
尋ねたら
Nちゃんなら悲しくても
表に出さずに仕事してyちゃんのために
yちゃんが喜ぶ物をたくさん用意
してるよって
だからyちゃんも泣いてばかりでなく
Nちゃんが喜ぶことやってあげてって
リハ担と娘は将来結ばれると私を
はじめみんな思ってた
逆さまなら
今娘のそばにいて彼は娘を支えて
くれていたはず
逆さまならいいのに
逆さま
逆さまの私ならどんな生活を送っているのかな?
好きな人は目の前に居て毎日一緒に帰って
毎日が楽しいのかな?その世界と今の世界が入れ替わったら私はどんなに嬉しいことか
いつでも寂しさの裏返し
「逆さま」
逆さまになったらどうなんだろう
楽しそぅだね
面白そぅだね
上から読んでも下から読んでもトマト
砂時計を逆さまにしたら
あの時間に帰れるのでしょうか。
逆さまにしたままで。
もう二度と戻れないあの時間が、欲しいのです。
冬の凍った水溜りの奥の方を見てみよう
逆さまの自分があなたを見ている筈。
氷の向こうの世界は
私達と同じ世界かそれとも…
氷の向こうの自分が
突然、違う動作をしたらと思うと
子供の頃の好奇心と
大人になってからの違和感が疼く…かも。
君と僕の考え方は
逆さまだね。
でも、だからこそ
色んな考えを知る事ができて
嬉しいよ
そう思えたら
素敵だなと思う。