『視線の先には』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私の視線の先にはいつも貴方がいた。
ぼんやりと、でも確かに存在する。
幼い時にぼんやり空を見上げた時。
海に行って水平線を見つめていた時。
だから初めて声をかけてくれた時、全てのピントが合った様に感じたんだ。
それからはどこかふわふわしていた私の存在まではっきりとしていった。
貴方もそう、だったらいいなぁ。
ああ暑い
視線の先には
健康器具
出番を待ってる
いつまでま
今日幸せだったことを書く。
お昼に美味しいピカンティを食べに行ったこと。
お金を稼いでくれたお父さん、連れて行ってくれたお母さん、ありがとう。
友達とお話しできたこと。
授業が一緒の時、いつもなかよくしてくれる友達たちに感謝。
帰りに、配られていたレッドブルを貰って帰ったのも楽しかった。
そのうち一人は夏休みに動物園に一緒に行く予定。これからも仲良くできたらいいな。
第一志望の大学に通えていること。
3年間、ずっと通いたかった大学に通えて感謝します。
治安が良くて、生徒のレベルも高い。そんな素敵な大学に私は今生徒として通えてる。
これは、いつも不満ばかりを探して愚痴ばかり溢している私が幸せを見つけるための物語。
#視線の先には
見えるはずのない世界
出逢えるはずのない望み
諦めにも似た思い抱えて
俯きながら今を歩いてる
ある日風が吹いた
風の中に声が聞こえた
懐かしいような
何故か涙が溢れるような
私を呼ぶような声が…
視線を向けた風の先には
希望の光
それでもそこまでは自分で
歩いて行かなければ
視線の先にある幸せを掴むために
あの子の視線の先は私じゃない。
私じゃなくて、いっつも彼。
運動神経がいい彼。
人気者な彼。
先生にも人気な彼。
それに比べて私は。
根暗で。
1人じゃ何も出来なくて。
友達なんかあの子しか居ない。
あーあ、勝ち目ないじゃん。
私の視線の先は君なのに。
視線の先には
指すものではない
散らしつつ
ぼんやりと見ている
自覚なく端を捉えてたりする
綺麗に見える視点がないかなって
探したりはする
歩いている時とかに
視線の先に
世界があって
私は迷っている
ここが何処か判らずに
何故あるのかは問わない
ある様に見えてるし
無いなんて事はないはず
誰かの世界の私を知らないけど
あってもそれは私ではない
世界を無いとしても
私はなくならない
私がないと思おうと誰かはいる
世界を無しとすることで
私を生きやすくする為
僕の視線の先にはいつの間にかきみが現れる。
偶然か。僕がきみを求めているのか。
そしてきみの視線の先には…
ああ。あいつか。
そういえばあいつもきみが好きだって言ってたな。
手伝うしかないな。
好きなんだから。
散々恋愛しとけよ!
もう、涙が溢れそう。
お題:視線の先は
ねぇ、桐谷くん。
「あ、あの、桐谷くんっ」
「……あ、ごめん、何?」
「今日提出のプリント出して貰えるかな?後提出出来てないの桐谷くんだけだから」
「あー悪い、今出す」
私の声に気が付かなかったのは、
"好きな子"を見てたからだよね……?
ー視線の先にはー
いつもあなたがいる
夕暮れ時、カーテンの隙間からは
黄昏を眺める、貴方の横顔
その瞳は、一体何を見詰めているの?
---二作目---
何時も、貴方が居た
嬉しそうな顔、悲しそうな顔、怒った顔、真剣な顔。
色んな顔を浮かべる貴方が居た。
「...おい、さっきから視線が煩いぞ」
苦い顔をする貴方に言われて、自分がまた顔を見ていたことに気がついた。
最近こんな事が多い。
無意識に見てて、注意されて、謝って、許されて...それがココ最近のテンプレだ。
「ごめんごめん、別に意識して見てた気はなかったんだけど」
「ふーん...まぁいいが」
そう言って、貴方はそっぽを向いてしまった。
髪からそっと除く耳は、ほんのりと赤い。
...あーあ、
(臆病だなぁ...僕は)
想いを伝えられず、貴方の横顔を見つめることしか出来ない僕に、今日も溜め息が1つ零れた
#視線の先には
363作目
一周年記念まで...あと1日
視線の先には
「空を見ろ!」「鳥だ!」「飛行機だ!」「いや、あれはスーパーマンだ!」という牧歌的かつ20世紀的なお馴染みの台詞を言うことはできなかった。「あれはなんだ!」との問いに誰も答えられなかった。人々はみな空を見上げた。その視線の先にある暗い物体が、どんな形をしているか語れる人はいなかった。視線を集めるたびその暗いものは成長した。人々は次第に空を見上げなくなり、疑心暗鬼な心をそのまま同朋にぶつけ始めた。誰かが誰かを傷つけるたび空の暗いものは大きくなる。やがて地に落ちてくるのだろう。そのとき私たちは私たちが作り上げたものと出会うのだ。
おはよう 視線の先にはいつもあなたがいた
それだけで幸せだと思ってた、
なのにもっと欲しいと思ってしまった、愛して欲しかった狂うくらい
でもそれは無理みたい、
馬鹿だな、自爆して、
言わなかったら、願わなかったら
私は貴方とまだ一緒に入られたのかもね
あなたの隣は私だけが良かった、
あなたの視線には私しか入ってほしくなかった、
そう思っていたのは私だけなのね、
君の前だから幸せになってねなんて言ったけど、
私と幸せになってほしかったし、なりたいと思ってほしかった
なんで、なんで。なんで私じゃないの、
視線の先に好きなものがあった
視線の先は綺麗なものだった
視線の先は自分の知らないものばかりだった
いつしか自分は全てが怖くなってしまった
昼下がり こころを落とす 水溜まり
笑顔で僕を 覗き込む君
#3 視線の先には
視線の先にはスマホが、、、。
あぁ、もうやめようと思っていたのに、。
あと10分だけだって、
よし、このキャラをレベルを上げて、、あとちょい
今日はストーリーあげてる人いるかな?
推しが新曲だしてる!!今日は配信あるー!!
自分の欲に負けてまた、スマホを触ってる。
いつまで繰り返すの?分かってるって
こんなんじゃダメだって、でも、でも、
「また、言い訳?1回スマホは離れた方がいいと思うよ。」
あとからこんな風に自分を責める。
これを聞くのは何回目?くりかえしクリカエシ。
友達に相談をした。
視線の先を変えなよ。
スマホばっかじゃなくてさ、もっと身近で支えてくれてる人達にさ。
そうすれば自然と頑張らなくちゃって思えるんじゃない?
頑張るのが辛い?期待とかもうどうでもいい?
その気持ちも分かる。私もそうだから。
だけどさ、そんなこといつまでも言ってたって変わんないよ、
私最近気づいたんだ。
まずは成果が出るまで頑張って見てみよう。私も一緒だから。そしたら自然と自信がつくさ。
生活習慣も整えなきゃね?*・ᵕ・*最近寝るの遅いでしょ?私も(>ω<)笑笑
そんなふうに言ってくれる友達がいてくれてよかった。
これは私が変わるきっかけをくれたお話。
テーマ『視線の先には』より
視線の先には
文字がある。
それだけなのに
泣く自分。
5:7:5
『視線の先には』
憎らしいほど空が青い今日、私の視線の先には家を出た母の姿があった。髪を巻いて、キラキラと輝きを放つ黒いパンプスをはいて、唇を紅く染めて女を謳歌している母は、私たちと暮らしていた時よりもずっとずっと綺麗で、ずっとずっと幸せそうだった。
私は今、父と2人で暮らしている。私には今年27になる兄がいるけれど、兄は父に負担をかけまいと早くに家を出た。兄は、父と2人で暮らす私を気にかけて、定期的にいくらか送金してくれる。私ももう子供じゃないし大丈夫だよと伝えても、俺がしたいからと言って辞めようとしない。大丈夫なのかと問うと、友人とルームシェアをしているから、勿論大変なことは多いけれどやっていけていると返答が帰ってきたため、兄の善意に甘えることにしている。
母は9年前、私が高校生になったばかりの春に突然家を出ていった。夫婦喧嘩が多かったわけでもなければ、金銭面で困っていたわけでもない。家族間のトラブルがあったわけでも、仲が悪かったわけでもない。むしろ仲つむまじい家族だったと思う。
それでも母は誰にも何も言わず、小さな置き手紙を1枚だけ残して夜中に家を出ていった。
父は状況が理解出来なくて、受け入れられなくて、お酒を頼るようになった。
酔って暴力をふるうなんてことは一切なかったけれど、アルコール依存症になり、精神を病み、父は壊れていった。反抗期、受験期まっさだなかだった兄はそんな父と母を見て、日に日に家に帰ってこない日が多くなっていった。
私は父を支えようと必死に力を尽くしたけれど、何一つ上手くいかなかった。バイト漬けの毎日で勉強に力が入らず、眠れない日が続き、ついにはご飯が喉を通らなくなった。父と母は、周りの反対を押し切って結婚したらしく、祖父母とは縁を切ってしまっていて、顔も知らなければ連絡先も知らず、誰も頼ることが出来なかった。
そして私は限界が来た。
限界が来て、夜中に家を出て、死のうとした。そんな時に、兄が久々に帰ってきて、私を見て、頭を下げてきた。目が覚めた。今まで好き勝手して押し付けてごめん。そうやって兄は私に何度も頭を下げ、抱きしめてきた。私は別に兄を恨んではいなかった。反抗期というのもあったと思うけれど、兄だってショックだったに違いないし、兄には気持ちを整理する時間が必要だと思ったから。崩壊した家に帰りたくない気持ちも痛いほど分かるから。
兄が力を貸してくれるようになってからは、信じられないくらい楽になった。兄は受験勉強をしながら、バイトをして、父を病院に連れていった。
そして、2年という年月をかけて、父は完治した。
とはいえ、またいつ発症してしまうかは分からないし、また父が壊れてしまわないか不安ということもあり、現在、父と私は2人とも働きながら2人で暮らしている。
25歳を迎えた今だって、あの時の記憶はハッキリと残っているし、母の顔も忘れていなかった。とはいえ、もう何年も会っていなかったから、引っ越した先で母を見つけるだなんて微塵も思っていなかった。
私には、母に声を掛けるべきなのか分からなかった。聞きたいことは沢山あった。どうして出ていってしまったのか、どうして戻ってきてくれなかったのか、どうして連絡さえしてくれなかったのか、どうして貴方の隣に今、母にそっくりな女の子がいるのか。
私は母のことが憎かった。もう二度と会いたくないと思っていたし、どこかで野垂れ死んでしまえばいいのにとさえ思っていた。
はずなのに、どうしてか今、涙が溢れて止まらない。
どうして。どうして。どうして。
いい歳した大人なのに、涙が次から次へと流れ、頬をつたり、虚しく地面にこぼれ落ちていく。
どうすることも出来ないこの感情を消したくても消せなくて、忘れたくても忘れられない。
「お母さん」
そう小さな声で呟く。こんな人混みの中、小さな小さな声で呟いた言葉に母が気づいてくれるはずもなく、母の姿はやがて消えていった。
私はただ立ち尽くし、涙が止まるまで、そこから離れられなかった。
『視線の先には』
あなたのことを見るたびに目が合うの。
少しは意識してもいいですか?
あなたの視線の先に映っているのは誰ですか?
視線の先にはいつも君がいた。
たぶん、ずっと君を目で追っていたんだと思う…
君はいつもうつむいているから知らないと思うけどずっと見てるんだよ?私。
君の言葉一つに、君の行動の一つに、仕草に、ずっと目が離せない…感情をあまり出さなくて何考えているか分かんない君が見せる笑顔に心を鷲掴みにされて離してくれない
…だから、私のほうが君のこといっぱい知っているのに他の女の子の前で素の笑顔なんて見せてたら嫌だよ…
その子のこと嫌やなっていってのに、なんで仲いいの?
もっと君の隣で笑って、話していたい。こんなこと言ったってどうしよもないのも分かってるけど…
君は私のこと、どう思っているの?
君の特別になりたい…な。もし、叶うならばだけどね笑
まっすぐにどこかを見つめる目。
その視線の先には、
何もいなかった。
なのに、彼はそこに何かがいて、意思の疎通でもはかろうとしているかのように見つめている。
やっぱり動物には、人間にはない感覚があるのかなと思いながら、彼にちゅーるを差し出した。
邪魔されて気分を害したのか、手に軽い猫パンチを喰らった。
【視線の先には】