行かないで』の作文集

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行かないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

10/24/2023, 2:04:07 PM

行かないでとてを伸ばす。
掴めそうで、掴めない。
大切だったものは指からすり抜けて何も残らない
大事だった思い出も、記憶に奥底に沈み、
やがて消えて行く。
どんなに悲しくても、辛くても、
振り返っても今、あなたはここにいない。
嘆き悲しみ、それでも戻らない日々に
後悔は増すばかりで…
行かないで…その言葉一つを言えていたら
今もなお君はここに、私の横にいてくれたのかな?

10/24/2023, 2:03:38 PM

行かないで!
私は心の中で強く叫んだ

焦る私を置き去りにして
君の声がどんどん遠くなっていく

そして君の声が聞こえなくなった頃
私は掴みかけた僅かな光さえ失ってしまった

コンコン
ふいにドアを叩く音が聞こえた
『お姉ちゃん お芋いる?』

妹よ
お前は僅かな光さえも掴んだのだな

「マジか。すげぇなお前」

『はぁ?』

10/24/2023, 2:00:47 PM

職場では、

社員さんの異動、
上司の異動は
当たり前。

人それぞれに
着任期間の差はあるものの、

その都度、
コミュニケーションは
大切になる。

お互い慣れるまで、
試行錯誤しながら、

職場の改善に
尽力する、

やっとこれから
って時に

異動だったりする。

え〜‼️

って事がある。

ある上司は
とても、
説明がわかりやすく、

質問や希望など、
即座に対応してくれた。

何と言っても、
今までなかなか、
理解してもらえなかった

仕事の量や、
一人で抱え込んで、
出来ない事を相談して、
解決してくれたのは

その上司だった、

そして、
職位等級も
見合う等級にしてくれたり、

感謝しかない、
これから、
まだ学びたい事があったのに

あっという間に
異動になった。

できる人は、
大体
異動も早いし、

本社に栄転されるひとも多い。

一人で判断するには
まだ自信がないのに〜
と、
残念で仕方ないが

やるしかない。

しっかりしなくちゃって
気持ちが
前に進む
動機になった。

あー
行かないで……ください。

でも、
ここまで、
引き上げてくださったんだから、
頑張らなくちゃ‼️

10/24/2023, 1:56:45 PM

桜少女

「行かないで、ひとりにしないで...」
 どこからだろうか。か細い子供の声が聞こえてくる。
「こっちだよ、こっち。後ろの大きな木。」
 振り返るとそこには広くひらけた原があり、その中心には一本の大きな木な聳え立っていた。どうやらさくらの木のようなのだが、今は春が終わり、夏が始まる時期。さくらの花はとうに散り、今では緑色の葉や時々覗かせる黄緑色の若芽が生い茂っていた。
 私は引き返し、声のする大きな桜のあたりを見回したが声の主らしきものは見つからない。
「戻ってきたぞ、どこにいるんだい」
 そう呼びかけると桜の木の根元からこちらに向かってくる少女が見えた、と思った矢先、少女は私から少し離れたところで急に立ち止まってしまった。
 少女は10歳前後といったところだろうか、白いワンピースを着てこちらを見つめている。
私は少女に近づいて言った。
「大丈夫かい?こんなところにずっといたら寂しいだろう。夜中は寒くなるよ。どこから来たんだい?」
 少女は答えなかった。代わりに少女は、彼女の足首まで丈のあるワンピースをたくし上げ、白く光るふくらはぎをあらわにした。そこには誰にも手をつけられていない積もった雪のように白銀に煌めく少女の肌と、そこからのびる太い綱があった。
 綱、である。それを見た私は一瞬理解ができなかった。その綱は彼女の足に括られているというわけではなく、まるでその綱が体の一部であるかのように、ふくらはぎの真ん中から、文字通り生えてきているのである。では、この綱はただ少女のふくらはぎから生えているだけなのか。
 少女はワンピースを下ろし、こちらを見て言う。
「ついてきて」
 といって歩き出す。私は言われた通りについていった。少女は中央の桜の木まで私を案内した。そこには彼女の足をつなぐ綱のもう一つの先があった。それは木の根元に埋まっていた。これでは少女は綱の許す範囲でしか動けないじゃないか。
「もしかして...この綱に繋がれていてこの桜の木のまわりから離れられないのかい?」
「そうよ、ふくらはぎからも、木の根元からも、この綱を抜こうとなんども試した。綱を真ん中で切ってやろうとそこらに落ちている石で丸一日綱を殴り続けたこともあったわ。でも見ての通り、私はここに縛られたまま。」
 彼女は答えた。
 まるでここから解放されることを諦めたかのような表情だった。
「ここにはほとんど誰も来ない。街からこのユーグ山を安全に越える道からは少し外れているのよ。けれど、時々道を外れてしまった旅人や動物を狩りにきた狩人なんかが迷い込んでやってくるのよ。そのたびに声をかけるんだけどね、なぜか気付いてくれなくて、何事もなく通り過ぎていくわ。あなたが初めてよ、私に気づいたの」
 少女は少し微笑んで言った。
 たしかに、このユーグ山の中腹にこんな広場があるなんて知らなかった。私は麓に栄えるシュルの街の薬師で、山には薬草をとりに毎日通っていたはずだが、今まで一度も通らなかったらしい。今日も彼女の声を聞くまではそこに広場や大きな桜があることすら気づかなかったような気がする。
「不思議な話があるもんだ。いつからここに繋がれたままなんだ?」
私の問いに彼女は言った。
「わからないわ。ものごころついたときにはここにいた。ここにいると時間の感覚がなくなるのだけれど、大体20回くらい四季が回った気がするわね。」
「つまり、20年か...。...ん?じゃあ君20歳は超えてるってことかい?」
「そうね、数えてないからわからないけれど。どうやら体の成長は少女のままで止まってしまっているみたいね。」
 彼女は淡々とそう言った
 見た目の割に随分大人びた話し方をすると思っていたが、人を見た目で判断するなとはこういうことなのだろうか。少し、というかあまりにもレアケースな気もするけれど。
「そういえば自己紹介が遅れたね。私はシュルの街で薬師をやっているアダーというものだ。君の名前は?」
「名前なんてないわよ。親もいないしずっとここで1人なんだから。」
 困ったように答える。
「そ、そうか。それはすまなかった。」
「別にあなたが名付けてくれてもいいわよ?アダーさん。」
「あ、ああそうか。では...セラ、はどうだろうか。」
「良い名前ね。どう言う意味なのかしら?」
「桜という意味だよ。大きな桜の木の下にいた君にはぴったりなんじゃないかと思ってね」
「いいわね、気に入ったわ。」
「そうか、それならよかったよ」
 そうこうしてるうちに、ユーグの山肌は西日に照らされ始めていた。いつまでもここにいるわけには行かない。明日までに必要な薬をつくらなければ。
「すまないが、私は街へ戻らなくては」
「そんな、行かないでよ!せっかく1人じゃなくなったと思ったのに...」
今までの大人びた雰囲気とは一転して見た目相応の様子を見てとれた。
「ここであったのも何かの縁だ。また明日来るよ。」
 そういって私は山を下る。セラはギリギリまで私を行かせまいと粘っていたが綱に縛られていることもあって最終的には木の根元に戻っていった。
 街に戻った私は、明日やってくる患者のための薬を調合し終わり、寝床についた。さて、どうしたものか。セラをあのまま放っておくわけにもいかないし、かといって何かできそうなわけでもない。というかなぜ繋がれているのかもわからない。これからは少し生活にハリが出るかもしれないな。そう思ったアダーは彼女の繋がれた綱の感触を思い出しながら眠りについた。

(続く)

10/24/2023, 1:56:11 PM

独りは寂しいから。誰かの温もりをずっと
感じていたいから。誰かと一緒に
生きていたいから。貴方に伝えたいけど
私の我儘を聞いて欲しいなんて言えない。
それは貴方を誰よりも愛しているから。


━━━━━━━━━━━━━━━行かないで

10/24/2023, 1:53:07 PM

『行かないで』

物心着いた時にはずっと同じ時間を過ごしていた。
小学校もずっと同じクラスだった。
中学で少し変化があった。
クラスの数が増え、初めてクラスが別になった。
悲しくて最初の夜はベッドの中で泣きじゃくった。
そうして数日会えない日が続き、
やっと後ろ姿を見かけた時一瞬喜びの感情が湧き上がった。
しかし、その周りを見てあぁもう友達がいるんだなと
絶望した。
私と2人で過ごしてる時間が溶けていくような
恐怖に包まれた。
私と彼女の2人だけの時間が遠くへ言ってしまうようだった
どうか私の事を置いて行かないで…

10/24/2023, 1:50:55 PM

今夜はいつもの3人組で会食
コロナ以来だな。
面前天麩羅美味かった!

10/24/2023, 1:39:53 PM

・行かないで
ほんの少し、休憩するだけ。そのつもりだったのに。気がつけばあいつは、ずっと先を歩いていた。ゆっくりと、でも、着実に。
ゴールはもう、あいつの目前だ。
間に合わない。
…行かないで。
***
思えばオレの人生は、いつも、誰かを追いかけていた。たくさんいる群れの仲間の中で、オレは一番、走るのが遅かったから。か弱い野うさぎのオレたちにとって、それは致命的。小さい頃はお母さんが運んでくれたけど、今となってはもう無理だ。

『あんた、足手まといなのよ。いい加減、出ていって』

その言葉がぐるぐる回って、吐きそうで。行くあてもなく彷徨っていたとき、顔見知りのカメに出会った。

『おい、カメ。勝負しようぜ。あそこの池までだぞ。よーい、始め!』

うさぎとカメ。勝って当然。かっこ悪くてもいい。一度くらい、誰かに勝ちたかった。
やれやれ、と言った様子で歩き出したカメを、視界の端にとらえてほっとする。

半分くらい来ただろうか。カメはずいぶん後ろを歩いている。罪悪感が胸を掠めた。いや、そんなの知ったことじゃない。頭を冷やしたくて、そばの草むらに寝転ぶ。
そして…今に至る。カメにはもう、追いつけない。くだらない言い訳が浮かんでは消える。昨日は群れを追い出されたショックで眠れなかった。疲れていたんだ、といえば。
ふいに、笑えてきた。どうせオレは役立たずだ。カメに勝ったところで、何になる。虚しさが増すだけだ。
とぼとぼ歩いて、池に向かう。ムカつくことに、カメは、プカプカと池に浮かんでいた。何を言えばいいのかわからなくて、意味もなくそっぽを向く。
カメが吹き出した。

「ねえ。あそこ見て」

カメの視線の先には、大きな木があった。意図が読めない。眉を顰めると、カメはふふっと笑う。

「どうして、池をゴールにしたの?木の方が目立つのに。それからこの道も。あっちの道のがまっすぐだわ」

オレが答えられないでいるうちに、カメは続ける。

「わたしのためでしょ。水のある場所をゴールにしたのも、この道を選んだのも。あっちの道は岩がたくさんあるもの」

そんなことない、と言いかけた言葉は音にならなかった。年齢不詳のカメは止まらない。

「何があったのか知らないけど、あなたはとても優しい。その優しさに救われる動物が、どれほどいると思う?こんなバカなこと、もうやめなさい。あなたは、役立たずなんかじゃないんだから」

ひゅうっと、息が詰まる。ずっと誰かにそう言って欲しかったんだと、気づいた。
でも…まてよ。

「なんでお前が、そんなこと知って…」

ふふっと、また笑って。

「あら。秘密♡」

10/24/2023, 1:38:54 PM

今のわたしには
あなたのその
執着や溺愛が
堪らなく心地良い
時にわたしはミスをする
冷たい眼差し
素っ気ない言葉
絶望に苛まれる
何処にも行かないで
あなたなしでは生きてゆけない

10/24/2023, 1:37:34 PM

「行かないでよぉ」
私は泣きながら必死に彼女を引き留めようとする。無駄なことは知ってる。でも悪足掻きくらいしたい。その悪足掻きで彼女を引き止めれるのなら幸せだから。彼女を困らせるのは分かってる。でも、それでも行かないで欲しかった。
 彼女は困った顔をしながら私の頭を撫でる。優しく、優しく。落ち着かせるように。彼女の手はあたたかい。大好きな手。ずっと撫でて欲しい。
 そのあたたかな手で私を撫でながら彼女は言う。
「ごめんね、どうしても外せない用事なんだ。明日は1日一緒に居れるから、お留守番しててくれるかな?」
少し申し訳なさそうだった。彼女が申し訳なくなる事なんて何も無いのに。
「おるすばんしてたら、あした、いっしょ?」
ぐすぐすして聞き取りにくいし、しかもほとんど文章ではなく単語で言ってしまったけれど、それでも彼女は優しく受け止めてくれる。
「うん、そうだよ。だからお留守番してて?ね?」
いい子の君なら出来るよ、と付け加えて。
褒められながらお願いをされるとどうしても聞いてしまう。
しかも彼女からのお願いだ、これ以上困らせてしまう訳にはいかない。
彼女の言う「いい子」の私なら出来ると自分に言い聞かせ、
「ん、わかった、あした、ずっといっしょだよ?」
と小指を突き出す。約束でもしてもらわないと安心できない。約束してもらっても完全なる安心など出来ないが。
「うん、分かったよ。明日何して遊ぼうか。考えて待ってくれてると嬉しいな」
彼女は言いながら小指を絡めてくれる。
絡めた小指を数回上下に振って
「ゆーびきった!」
そして絡めていた小指を離す。
もう一度私の頭を撫で、
「行ってくるね」
とドアを開け彼女は出かけた。
「行ってらっしゃい」っていえなかったな。

『行かないで』

10/24/2023, 1:36:28 PM

行かないで




行かないでと言って、腕を掴み引き止めたら、何か変わっていただろうか。
いや、何も変わらなかったと思う。もうこの恋は終わっていると薄々と感じていた。
相手の態度を見ればわかる。どこか上の空。
悲しかった、本当は別れたくはなかった。でも、自分だけ好きでいても意味がない。
行かないでほしかった、ずっとそばにいてほしかった。でも、するりとすり抜けていった。
目の前が真っ暗になった。怖い、辛い、寂しい、どこにも行かないで。
心がとうとう壊れた。しばらくは、修復不可能だ――

10/24/2023, 1:34:37 PM

「行かないで」から連想する言葉たち

本当は誰のため?
ゆっくりと解ける指先
影法師を踏みつける
この糸を絡めてしまえば
夢が途切れる瞬間
そんな予感がしたの
貴方は振り向かない
春から一人暮らしの大学生
もう直ぐ落ちる夕陽
一緒にゴールしよって言ったのに
進んでいないのは君か私か

10/24/2023, 1:29:42 PM

「『ダメ。そこへ行かないで』と、
『私はAには行かないで、Bに行きました』と、
『豪雨だったらしい。行かないで良かった』と?
他には『今行かないで、いつ行くの』とか?」
「行かないで」っぽいの、昨日、まさしく書いたばっかりなんだが。
スマホの通知画面、今回の題目の5文字を見て、某所在住物書きは頭をガリガリかいて天井を見上げた。
所詮、前回投稿分は既に他者の作品に埋もれ、誰の目にも見えなくなっているだろう。

前回分コピペしようか、ズルできようか、無理か。
「続編モドキ程度は許容範囲よな?」
再度、ため息。物書きは昨日の文章を読み返す。
「なんで今日じゃなく昨日あのネタ書いたし……」

――――――

雪国出身っていう職場の先輩が、珍しく、私用で有給をとった。
あの、ザ・仕事人間で手料理美味しい先輩が、
有給なんて、体調不良とか新人ちゃんのメンタル対応とか、ある程度納得せざるを得ない事情と理由ばっかりだった先輩が、
初めて、突然、ただ単純に、
「まぁ色々ありまして(要約)」で休んだ。

何かある。何か隠してる。
先輩のことが気になって、きっとココに居るだろうって場所を探し回って、
結果、「低糖質ケーキが美味いから」って今年の3月1日に連れてってもらったオープンカフェで、青空見上げながらコーヒー飲んでるのを見つけた。

何かを、諦めてそうな、決心したような顔には、心当たりがある。恋愛トラブルだ。
8年前、先輩は解釈押しつけ厨に恋して、恋人さんに勝手に自分を解釈されて、勝手に解釈不一致認定されて、それが原因でバチクソ傷ついちゃって、
それで、縁切って8年逃げ続けてきたらしいけど、
今年の8月9月でその元恋人さんが、何度も職場に押し掛けてきて、会わせろ話をさせろって大迷惑。
職場への迷惑の、責任感じちゃった先輩は、最近自分のアパートの家具やら家電やらを、整理し始めた。
東京離れて、田舎に帰っちゃうつもりだ。

ダメだと思った。
別に先輩に恋してるとか、そっち系じゃないけど、恋人の迷惑の責任を先輩がとる必要は無いと思った。

「ねぇ先輩。ダメだよ。行っちゃダメ」

「私がこのまま居続けたところで、お前や職場に、無駄な面倒を撒き散らすだけだ」
私を見る先輩は、相変わらず、諦めだの決心だのにグラついた目をしてた。
「今はまだ、出禁宣告の効果で大丈夫かもしれない。来月も問題無いかもしれない。ひょっとしたら、もしかしたら。……それでもあのひとは、加元さんは、酷く執念深いから」
不確定不確実なリスクは、先に撤去しておいた方が、誰も傷つけないし私も傷つかない。
先輩はコーヒーを飲み干して、キューブケーキの最後のひとくちを口に入れて、

「無駄な面倒撒き散らしてるの、先輩じゃなくて向こうでしょ?」
席を離れてカフェから出ようとしたところを、私に腕掴まれて、立ち止まった。
「行かないで先輩、解釈押しつけ厨に負けちゃダメ。先輩は先輩が公式で、他は全部二次なんだから、アンチが何言おうと、聞いちゃダメ」

「……」
行かないで。まだ、東京にいて。
それでまた私に美味しい低糖質料理作って。
ぽつり言う私の目を、先輩はただ、困惑の表情でじっと見てる。
「あの、」
先輩が、重い口を開いて言った。
「その、……語句の解説を、頼んでも良いか?」

「あ、」
そうだった。
珍しくカッコイイことを、スッパリ言えた気でいた私は、思い出した。
そうだ。先輩、二次もアンチも、知らない人種だ。
「えーと、つまり、まず押し付け厨ってのが……」

10/24/2023, 1:27:01 PM

望まなければ、求めなければ失うことなんてないのに。どうしてこんなに貴方を思う気持ちは日々膨らむんだろうね。そんなことを考えながら隣の貴方を見た。何?、と笑い返されてそれだけで私の心は満たされる。
「今何考えてたの?」
「当ててみてよ」
絶対に当たらないと思うよ。私の心の中なんて貴方には見透かせない。こんなに思っていても、この気持ちは一方通行だから。いつか気付いてもらえる日が来るのかな。私が言わない限り、無理なのかな。けど、伝えたら貴方が困るでしょ?本気で告白しても叶わない恋だと分かりきっているし。私も傷つきたくないからこれ以上は踏み込まないようにしてる。
「うーんと……あ、分かった」
「なぁに?」
「今夜何食べようかな、とか?」
なんで。こんな人好きになっちゃったんだろう。優しくて穏やかな人なんて地球上に何億人もいるのに。なんでこの人なんだろ。どうして見込のない恋を続けてるんだろ。
「ぜんぜん違うよ」
少し声のトーンを落として答えた。それは貴方が考えていたことでしょ。貴方には帰る場所があるもんね。今夜のご飯はなんだろう、なんて、そんな平和なこと考えながら今私の隣にいるの?優しいのに、案外残酷な人。
「違うの?じゃあ答えは?」
「教えない」
「えーなんでよ、良いじゃん、気になるから教えてよ」
好き。言えてしまえばどんなに楽になるだろうか。たった2文字の言葉が私には果てしなく遠いものに感じる。じゃあせめて、そこまで責任を重く持たない言葉を送らせてよ。これくらいは許して。
「行かないで」
「え?」
「考えていたことの答え。行かないで、って思ってたの」
「僕はどこも行かないよ」
「……そうだね」 
貴方はどこにも行かないけど、私の前から消えたりしないけど、絶対に私のものにはならない。私から離れたりしないなら、“欲しい”と思うのは我儘すぎるのかな。貴方が微笑むたび心のずっと奥のほうが痛いよ。
心はとっくに泣いてる。
報われない恋を嘆いてる。

10/24/2023, 1:26:42 PM

狐の呼び
 私は,ある日,神社に行った私はそんなの信じない,,,いや,「今」は信じるかもしれない、私は、伊集院 舞羅(15歳)ある日、神社に行き散歩をしていた。変わらない毎日、犬の散歩だ。「はぁ、疲れた、この神社は、居ても飽きないな」ここにも,不思議な、力があるらしいまぁ、ただの噂,ボーと考えていると犬が吠えだした、何!と思い、怖くなった私は走り出し急いで帰った犬も走り出し,家に帰った,次の日私は,その神社に行き吠えていた方を見たそしたらある少女が上から見ていた,「貴方はだれ?」私は,声も出すことができたかった。「.......」「貴方いつもありがとう。」「え、」私は,戸惑った「ねぇ、いつもこの神社にいるでしょう?」「あ、はい、いつも、ここにくると飽きないので、」その少女は,じっと見ている、、「ねぇあのさ、私の巫女にならない?」え、どう言うこと?!と思いつつ遊ぶだけ何だと思い「お願いします」と言ってしまった「え,いいの?やっぱ正直だね、いや、私の正体あかすね、、」ボンドンって音がし少女の方を見ると、何と,「じゃーん」え、狐の尻尾に狐の耳,「狐だったの?」少女は、うなずき「私は、華夜(神狐)だよ,よろしく」「私は、伊集院 舞羅です,よろしくお願いします」「弟子君よろしく♪」何かご機嫌だった,私の人生は,神の弟子,それとも,普通の人生なのか、、!


(見てくれた人へ、)
こんにちは,この「狐の呼び」は,どうだったでしょう?私は面白いかな?と思います♪これからもよろしくお願いします!続きは書くと思います。多分,,,なので,よろしくお願いします

10/24/2023, 1:16:25 PM

わたしは必死に手を伸ばしている
すぐそこには大切な人が居るのに
触れそうで触れない
指が触れた瞬間、ふわりと消えてしまう

もう、何度見た夢だろうか

『行かないで』2023,10,24

10/24/2023, 1:15:33 PM

行かないでと心の中で泣きながら追いかけた母の背中

捨てられた訳ではない。女で一つで私達を育てる為に朝晩働いていた。夜に寝たあと玄関先から物音がする。その物音は母のものだとすぐにわかるので急いで玄関先に走っていきついて行こうとする。でも仕事場に子供を連れて行くことは難しい。音がする=行ってしまうという思考になっていたのと寝ぼけているという事も合わさって走って玄関先に行ったけど帰ってきた所だったという事も何度かあった。寂しさが酷い時には裸足のまま駐車場まで走っていき車に乗り込もうとするが鍵をかけられそのまま行ってしまう。今の時代なら虐待と言われるかもしれない。でも母も生活をしていく為に遅刻をしたりクビになる訳にもいかず心を鬼にしてそうしていたと思う。そして寂しいと思う反面幼いながらに母のそうした思いやそうするしかない事も理解していた。そういった幼少期を過ごしてきたからか大人になった今でも昼夜問わず玄関を去る音は悲しい音に聞こえ寂しい気持ちになる。

10/24/2023, 1:12:38 PM

私は幼い頃から病弱でよく入院していた。
だから友達が多くないけれど、ずっと仲良くしてくれている男の子がいる。
私はいつもポジティブで辛くても弱音は吐かない、でもあの時の私は限界だったのだろう、
彼が私の病室を出ようとした時
無意識に零れた
___いかないで

私がはじめて誰かに言った弱音だっただろう

10/24/2023, 1:12:03 PM

待って、行かないで

お願いだから

夢の中でだけ会えるあの人は、僕が泣きながら懇願しても、冷たく背を向けて行ってしまう

暗闇の中で目覚めた僕の目から涙がこぼれ落ちる

何度も夢に見ているのに、目覚めるたび、僕はあの人の顔を忘れてしまって、どうしても思い出せない

10/24/2023, 1:08:44 PM

何の問題もありません。お気になさらず行ってください。早く行ってあげてください。私は追々向かいます。この瞬間が今生の別れになったとしても。それでも追々向かいます。あなたと共に歩くにはこの足に履かせる靴がありません。この心臓も満足に動きません。それでも追々向かいます。
そのすべてを無言の瓶に詰めてこの川に流す。同じ川に二度と入ることはできない。その事実にすべてを賭けている。今からあなたのもとへ向かう。裸足で向かう。行かないでという言葉はこの胸に杭で打ちつけてある。だからまだ心臓は動く。これだけがわたしの生者としてのよりしろである。

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