『花咲いて』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「新型コロナウィルスのため、花火大会は中止になりました」
この言葉に私は絶望を覚えた
親友がいる最後の夏
今年しかないのに
一緒に花火を見たかった
私は上がるはずのない花火を見に川辺まで走った
当たり前のように人はいなくて
当たり前のように次の年の夏には親友はいなくなっちゃう訳で
火の花よ、お願いします
どうか
咲いてください
花は咲かせるより枯らす方が得意
彩の花で,世界が色づく
たくさんの花に囲まれて私は,シアワセ
もう少しでダリアが大輪の花を咲かせる。
娘の就職を祝うかの様に美しい大輪の花。
ぼくはこんなに勇気がなかったのか。、
ぼく自身がぼくに期待してたから余計に残念だ。
今日しようとしてたこと。
今日伝えたかったこと。
何一つ伝えられずまた、きみはいってしまった。
後悔しかないよ。
こんなの。
でも、またぼくにチャンスをくれるなら
桜の花の咲くあの場所で、もういちど逢いたい
#花咲いて
花が咲くと気持ちが和らぐ。
寂しいけれど、実をつけるには散る必要がある。
『花咲いて』
母と蒔いた種が花ひらいた
毎朝嬉しそうに花を見る母
その母を見るのが嬉しい私
種を蒔く時にはこんな幸せがあるなんて
思ってもみなかった
花が咲いて
1日のスタートの心持ちが明るくなった
彼氏~
好きだったよ~
もっと大切にして欲しかったな~
結婚したいって言うなら
もっとちゃんとした仕事に就いて
こっちを馬鹿にせず
冷静に話し合いして欲しかった
でも毎晩隣にいてくれたのは
嬉しかったよ
どうして時々とりつかれたように
パワハラするのか
それだけは分からなかった
私なら解ってあげられたのかな
でももう限界
私にやれることはもうない
頑張っても感情的って言われておしまい
自分で気づいて変わってね
いい人生になりますように
自分はいつ綺麗な花のように咲くのだろう。
咲いたと思えば散っていった。
永遠と綺麗に咲き続けたらいいな。
今日も1枚散っていく。
元に戻してくれるのは貴方しかいないのに。
全部散った頃、もう私の姿はないであろう。
「大切な人に毎日感謝し、沢山愛してあげてください」
きっととても美しい花が咲くだろう。
「花咲いて」
花が咲いて
実になって
「花咲いて」
小さい頃から地味で大人しくて
公園に行っても私の影に隠れて遊ばず
早く帰ろうと私の腰の服の生地を引っ張っていた
運動会も遠足も
みんなの後ろを黙ってついていく女の子で
母の私も心配でした。
だけど、高校受験で志望校に入ってからは
何でも率先して堂々とみんなを引っ張って
部活も部長になり笑顔が多くなり
分かり易く変化していき
大学受験は溢れ出る闘争心で
帰宅後から1日8時間の猛勉強
親の都合やお金の都合で大事な未来を奪われたくないと
自分の努力一つで自分の道を切り拓き
貴女は全受験を全合格して
本命の大学、本命の学部に、この春、入学した。
今は大学に行きながら、
平日は塾講師として、
週末はウエイトレスとして、
勉強にバイトに一生懸命。
髪の色も明るくなり、お化粧も上手くなり
安くてもお洒落を楽しんで
いつの間にか綺麗な女の子に変化していた。
ただ、ひたすら地味に努力をし続けて
自分の未来に花を咲かせた。
貴女の親になれた事を心から幸せに思う。
-花咲いて-
花は咲く
虫に蜜を与え
見ぬ末裔の運を任す
踏まれながら陽を探す
役目も知らず色褪せる
土に倒れる それは汚く土に倒れる
ヒトは花より鮮やかに散られるか?
題名=花咲いて
小さい頃育てていた花が咲いた、、、
生まれて初めてキレーって思った
そこからは僕は花が好きになった
男が花を好きなのはへんかもしれないけど、
それでも好きなんだ
好きなことを隠して嫌い
だなんて言いたくもない、、、
好きなら好きって言いたいよ
みんな自分の見た目はとか性格はとか言うけど
人それぞれ好きな物とかもあるんだよ
見た目や性格なんかじゃないだから
好きな物は好きって言いたい
けど、怖くてそれもできない僕は、、、
‘’弱虫”だ、、、
日本という国は、たかが太陽と地球の絶妙な距離や角度の差異で、見事な変化をもたらす不思議な国だ。地球が太陽の周りを廻るまでの期間を一年と考え、さらにその中でも四つの季節に区切り、春夏秋冬と銘打ったのだ。
日本人という人々は、季節が好きな人々だ。一つの四季に冠する言葉だけでも数百と使い切れないほどの表現を作るし、四季に沿った流行がすぐさまに流れ始める。それこそ、地球が太陽の周りを公転するようだ。
春が来れば暖かく花が咲く。夏が来れば暑く海が鳴く。秋が来れば涼しく紅が照る。冬が来れば寒く雪が降る。そして再び春が来る。
この国で観られる豊かな色合いはまさに、四季彩、と呼ぶのにふさわしい。
(2022/07/24 お題:花は咲く)
花咲いて
月夜の光を求めて
刹那気に見上げる
青白い光にてらされ じんわりと
少しの安らぎに 心穏やかに
ずっと蕾みだったこの花を
あなたが暖かく育ててくれました。
愛を込めて育てた花は
大きく根を深く鮮やかに花開きました。
そして花開いた頃 あなたを失いました。
お題【花咲いて】
とある日の朝日差しが良く
とても綺麗な青空が広がっていた
先日に種を植えた場所には
あと少しで咲きそうな蕾が広がっていた
背が高いのもあれば
少し低くて可愛らしいのもある
いつの間にか日にちが経ち
あの頃植えた種からお花に変わり
色んな花が咲いていた
高かったのは前の視野より高くなって
可愛らしかったのはいつの間にか
私より高くなっていた
花咲いて散ってしまう頃
私も終わってしまう
「花咲いて」
この世で最初に
咲いた花は
どんな花だったのだろう
いずれにせよ
それは大地にとって
最高の喜びであったろう
天色に 劣らぬ美々しき 花咲きて
あはれ夏めく 心地こそすれ
私の心も咲いて欲しかった