『色とりどり』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「猫の王様」
ある一匹の猫の話です。
その猫は、自分らしく生きれて、誰からも愛される幸せな人生を夢見ていました。
子供の頃の猫は狩りが苦手で、仲間達にからかわれる毎日を送っていました。仲間達は必死で狩りの練習をしていましたが、猫は、
「どうせいくら頑張っても出来ないままなんだ」
と、全く狩りの練習をしませんでした。
野良猫は、狩りをしないと食べ物が手に入らない為、必死で狩りの練習をしますが、主人公の猫の場合は飼い猫なので狩りをしなくても、飼い主から食べ物をもらえます。
大人になった猫は、必死で立派にネズミを捕まえては明日の食料の心配をしている野良猫達を尻目に、人間の元で愛嬌を振りまき、毎日遊びながら暮らす優雅な生活を送っていました。
遊びに明け暮れていた猫ですが、ある日、自分の家に新しいペットがやって来ました。それは、自分の餌の親戚の様な生き物、ハムスターです。
飼い主は、ハムスターの世話ばかりして、猫の世話は二の次になってしまいました。猫はハムスターを飼い主から自分への愛情を奪った悪者だと思うようになりました。
ハムスターがやって来てから数ヶ月が経ったある日、オリから脱走したハムスターを目撃した猫は、思わず本能的にハムスターを仕留めて食べてしまいました。猫は、狩りが初めて成功した事に物凄く喜びました。
次の日、ハムスターの籠を見て、何もいなくなってる事に深い悲しみを見せた飼い主は、猫が食べてしまったんだと感づき、猫を保健所送りにしました。
猫は、「このまま死にたくない」と強く願いましたが、刻一刻と殺処分の時間が近づいて来ます。
殺処分まであと一日になった時、保護施設の職員が猫を引き取りに来ました。
猫は、保護施設の一員となり、保護猫達と一緒に暮らす事になりました。
猫の人格は、保健所にいる間に大きく変わってしまい、悪の組織のボスの様になってしまいました。保護施設に来てからの猫は、保護猫達を統括して自分がボス猫になりました。
ボス猫は、保護施設にはテレビの取材が度々来たり、保護施設の職員が動画配信をしているのを利用して、国中の飼い猫達に
「ネズミ共を好き放題させて良いのか?!」
と、訴え続けました。
飼い猫は野良猫より立場が上だと考える野良猫も多かったので、国中の猫はボス猫の言う事を鵜呑みにしました。しばらく年月が経ってからボス猫は、
「ネズミ共を食い荒らせ!」
と、国中の猫達に命令しました。国中の猫達は、一斉にネズミ狩りをし始めました。
この国からネズミがほとんど居なくなり、年老いたボス猫は、ハムスターが来る前の飼い猫の頃を思い出しながら、天国へ旅立ちました。
色とりどり
私がプレゼントした
洋服は
色とりどりだったね。
明日こそ
私があげた洋服を
着てほしいなぁ。
もっと色とりどりの
時間になるのが
楽しみ。
色とりどり
色とりどりな自分の表情、世界色んなものが色とりどり。
色には色んな色がある
赤だったりピンクだったり
その人のその時の
感情とかにも色は
使われる。
イロトリドリに光る世界を作ってく〜
っていう歌があったのを思い出した
色がたくさんあると元気になれるよね
わたしは青(水色)が好きです
地面に散らばる小石たち
色とりどりに見えるのに
連れて帰ると灰色だ
きっと小石が綺麗なの
川の近くに居るからだ
お山の上に居るからだ
自然が特別魅せる魔法
私はそれを何故かつい
いつも壊して連れ帰る
私の家に入ったら
君は光らないのにな
人も動物も
心は色とりどり
でも
それが見えるのは、自分の心が元気な時だけ
元気にならなくちゃ
「色とりどり」
フェリシモの〜500色の色えんぴつ TOKYO SEEDS〜の色名。
色鉛筆そのものよりカラフルな世界。
例えばこんな
「身が引き締まるほど凍えるa.m.6:00の始まり色」
人はみな色とりどりで
淡い水色、濃い赤色、霞んだ黄色
消えてしまいそうな緑色、輝かんばかりの桃色
始まりの白色、終わりのない黒色
……
貴方の色は貴方だけの色。唯一無二の色。
貴方はこの世に生まれた奇跡。
色とりどり。
山から見る夜の街はColorfulだ。
こんなにも綺麗な夜景を大好きな君と手を繋いで見たかった…。
Colorfulな世界に君と共に…。
十人十色、、、。
私は何色にも染まらない
いや、
染められない
色とりどりの花
色とりどりの虫
色とりどりの鳥
色とりどりの世界
色とりどりの個性
この世は色で溢れてる
私はこの色。
あなたは、どんな色に染まりたい?
「色とりどり」
澄んだ空気、濡れたアスファルト。
色とりどりの傘、共に
水滴が、散る。色が溶けていく。
まっさらな世界が、何色にでも染まる。