『良いお年を』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
静かに
穏やかに
心満たされて
今年が暮れていきます
どうぞ良いお年を
………良いお年を
今年こそ
年越しするぞと
夜更かしし
よいお年をと
月に呟く
「良いお年を」って年末に言うんだ。ずっと、この15余年、年始に言うものだと思っていた。僕って、教養ないのかなあ。
「良いお年」になるだろうか……。良いお年にするための分岐点。一つ、高校受験。一つ、友達づくり。一つ、ゲームの年始イベント。この3つが全て。来年はゲーム、勉強。それを達成するために……一つ、勉強を頑張る。一つ、お年玉を貯めておく。一つ、火事に気をつける。もう、この3つが全て。結局、教養と金と安全。それで良い高校生活、良いお年は成り立つ。自分の生活を少しでも良くしたいと思ったなら、何かを我慢しなくてはならない。自分から歩み寄らなければならない。
何か小さなことで良い。自分なりの目標、ゴールを設定してそこに向かって努力する。そうして初めて「良いお年」は迎えられる。それではみなさん、良いお年を!
「良いお年を」
「明けましておめでとう」は毎年たくさんの人に言っているが、「良いお年を」はなかなか言わない。というか、いう機会がない。連絡頻度が少ない人にわざわざ、良いお年を!というのも変だ。よく連絡する人でも数日後にまた「明けまして…」というのに、わざわざこの言葉必要?とも思ってしまう。
まあとりあえず自分に言っておこう。良いお年を。
来年も笑顔で迎えましょうね。やる気だけは有るのですが、緊張します。成りたい自分に、頑張ります。一踏ん張り頑張ろうと。幸せで居てほしい。
読んでいただいてありがとうございます。
良いお年を134
また明日、お正月に
Happy New Year
良いお年を
あと、5時間。
あと、4時間。
あと、3時間。
1人で迎える年越しと、
…………あと、30分……10分…5分…1分…
2人で迎える年越し。
………あと、30秒……
今年1年、色々なことがあったな。
……あと、10秒…
嫌なこともたくさんあったけど…
…あと、5秒
幸せだったな。
3、2、1。
『はっぴーにゅーいやー!』
英語が苦手だけど、これだけは一緒に言いたい、と言ってくれた。
『ね、ジャンプ成功した?』
年越す瞬間は一緒に空中に居たい、と言った。
2人で迎える年越しは、
あと何回あるのだろうか。
来年も幸せな日々が、みんなに来ますように。
良いお年を皆さん迎えてください!
平和な年にしたいね!
良いことも辛いこともたくさんあったよね。
お疲れ様。
頑張ったことはきっと無駄にはならないから
自分のしてきたことを信じて。
来年のことは今は忘れて、今その瞬間を労ってね。
良いお年を
今年もいろんなことがあったかな
私は、生きた一年だった
生きているから今日があって
明日という来年を迎えられる
生きた人
頑張った人
頑張れなかった人
どんな人にも平等に明日は来る
それが苦しい人もいるかもしれない
けれど生きてきてくれてありがとう
良いお年を迎えてね
【良いお年を】
2024年1月1日
能登半島地震が起こった
あれからもう1年も経つ
今年の正月はなにも起こらない
良い年明けになることを祈って言います
「良いお年を」
そして、能登半島地震の被災地の
皆さんご無理なさらず🙏🙏
・良いお年を
書いたり
書かなかったり
してますが
皆々さま方
良いお年を
今年、私と出会ってくださり
ありがとう
来年からも一緒に
楽しく幸せに過ごせますように
良いお年をお迎えください
【良いお年を】
今年も
お疲れ様でした
来る年皆様にとって
良い年になりますように
良いお年を
良いお年を
自分に言い聞かす
来年こそは
楽しい年になるようにと
良い1年でした
あなたと出会えて過ごせて幸せでした
来年の12月もそう言えたらいいですね
良いお年を
来年に何が起こるかはわからないけど、来年の今頃も今日と変わらない日になりますように。
それでは皆様、よいお年を。
気まぐれに(再投稿)
「随分、あの暗殺者を気に入っているみたいだな。ヴァシリー?気まぐれなお前にしては長く手元に置いている」
背後から耳障りな声がした。視線だけ振り返れば、口元に微笑みを貼り付けた髪の色から服まで真っ白な、俺の殺すべき男がそこにいた。その金の瞳は相変わらず何を考えているかあまり読み取れん。
「だから、どうした?貴様には関係の無い話だろう。エミール」
「ただの興味だよ。少しくらい教えてくれてもいいじゃないか」
「断る。貴様に教えたとて、貴様があの娘に近づこうとしていることくらい分かる」
「あの娘に、私が触れられるのは嫌かい?」
「………」
答えなど、とうに分かっているくせに。この男は本当に俺の神経を逆撫でをするのが上手だ。いっそのこと、殺してやりたくなる。
「まあいい。気まぐれなお前が誰かに執着した。それだけでも喜ばしい成長だ。ではね、私はまたここを離れて、北の支部へ戻るよ」
ひらりと手を振ってエミールは俺の横を通り過ぎる。
あの男のせいで、すっかり興醒めだ。
「……ヴァシリー」
「何だ」
「……機嫌、悪い?」
「………」
エミールと別れた直後の任務にて、俺とミルは二人だけで背教者の残党狩りをしていた。森の中、並んで歩いていた時に娘は言った。
この娘は、俺と共に過ごす時間が長いからか、些細な空気の変化でも俺の状態を見抜くようになった。暗殺者として役立てるよう、場の空気と人の些細な変化を読み取れるよう仕込んでやったその結果だろう。
「……じゃあ、仮にそうだとして、その理由は分かるか?」
「……」
俺の問いにミルは少し考えたのち答える。
「あなたを探していた時、遠くで知らない男の人を見た。真っ白な男の人。その後に見つけたあなたはとても不機嫌だったよ。その前は、そうじゃなかったのに。……もしかして、その人が原因?」
「ミルも、あの男を見ていたか。なら、話は早い。あれには近寄るな。見てもすぐに離れろ」
「そんなに危ない人?」
「あれは、俺の……育て親だ。だが、俺はあいつを殺してやりたいほど憎いと感じている」
「どうして?」
「……あいつの全てが気に食わんからだ」
ミルは不思議そうにしていたが、近くの残党の気配に気づいたのだろう。すぐに短剣を構え、真剣な顔になる。
「数は、10人か。残党、という割には数が少ないな」
「………」
すぐ近くの茂みから飛び出してきた黒装束。ミルは間髪入れずに、喉元を掻き切った。背後からミルを狙う黒装束のナイフを俺は弾き、レイピアを突き刺す。
「ぅがっ……」
「よくも……!」
仲間の仇をとろうと、俺の背後に回った黒装束を俺はもう片方のレイピアで頭を刺し貫く。
「骨の無い奴らだ」
ふとミルの方を見れば、奴は高い木々の間を縫うように飛翔し、敵を翻弄していた。
木の上からミルは短剣を投げる。それは敵の胸や脳天を刺し貫き、あっという間に屍の山が積まれていく。それを見て、気分が高揚するのを感じる。
(あの娘は、本当に高く飛ぶな……)
ミルが殺した人数は五人。俺の手で殺したのは、二人。残りの三人は俺の眼前にいた。
緊張した面持ちの男たちに俺は冷めた気持ちで見ていた。
「……お前たちの相手をしているよりも、あの娘と手合わせをしている方が余程有意義だ」
一気に距離を詰め、手前にいた二人をレイピアで胸を深く貫く。剣を引き抜き、その奥にいた一人の首を刎ねた。
「ヴァシリー」
振り返ると返り血に塗れたミルがいた。
(頰に血がついているな……)
その頰に付いた血を服の袖で拭う。ミルは不思議そうに首を傾げる。
「……血を拭ってくれたの?」
「ああ」
「ありがとう」
にこりと笑うミルを抱き上げ、その場を後にする。
「高いところは好きか?」
「うん。好き」
「そうか。なら、こうして俺が抱き上げていれば、お前の好きな高いところにいることが出来るな?」
「……ヴァシリー」
「?」
「私、もう十九だよ。子供じゃないし、重くないの?」
「お前を抱えることは造作も無いことだ。俺がやりたいからやっている。それだけだ」
「……」
何を言っても無駄だと判断したのか、ミルはそれ以降黙ったままだった。
戻ったら、まずはこの血を落とす為の入浴と洗濯をしなければ。その後に偶にはこの娘の髪の毛の手入れでもしてやろう。
「ヴァシリー」
「何だ」
「機嫌は、良くなった?」
俺は口元に笑みを浮かべ、ミルのこめかみに口を寄せた。
「悪くはないな」
「良いお年を」
君の願いを聞かせてくれたまえ。
星座となって輝くだろう。
【#12】
良いお年を
(お題更新のため本稿を下書きとして保管)
2024.1.1 藍
関係ないけど送ります、
元旦なのにな、地震とか、辞めてくれ。
せっかくいい日だよ?
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