『自転車に乗って』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
自転車に乗って。
暑いけど
自転車に乗って
どこまで行こうかな?
久しぶりに
買ってもらってから
しばらく経つけど
やっぱり
真っ赤な自転車に乗って
出かけるのが
楽しみ。
【真っ赤な自転車】で
気づく人は
気づくかも?
君と一緒に三輪車で下った坂。
君と一緒に歩いて下った坂。
君と一緒に自転車で登った坂。
君と最後に自転車で下った坂。
僕はこの坂に色んな思いを詰め込んだ。
君と出会ったのもこの坂。
君がこの世を去った時の最後もこの坂。
僕が毎年10月27日にこの坂に訪れる。
この時君に会えると一瞬この坂で錯覚する。
てっぺんから聞こえる君の声
この坂から見える太陽の光が君の笑った顔に見えた。
僕はまた君に会いたい。
君とまた自転車に乗ってこの坂の向こうにある景色をみたい。
そんなことをぼさっと呟きながら
僕はまた来年の今日もこの坂に来るだろう。
お題《自転車に乗って》
カナリヤ号は私の愛車だ。
今日も天気は快晴で、登下校中に寄り道をしている。古きよき時代の象徴でもある純喫茶ドリームに。店内は落ち着いた雰囲気で、マスター激選のレコードがかかっている。奏でる音は、どこか懐かしい――。
そして何を思ったのか、マスターが唐突に言った。
「いつもドリームを愛してくれるあなたに、プレゼントよ♡」
「はあ」
店内に客はひとり。つまり、私だけ……。
いらないと断るのも躊躇われる、さてどうしたものか。困惑した私を置いてけぼりに、マスターは――どこか懐古的で、さみしそうなカフェオレ色のかわいい自転車を引いて現れる。
「これはね、ワタシの宝物よ。青春と修羅場をともにしてきた戦友よ。――新品ではないけど、受け取ってくれるかしら?」
それは一目惚れだった。強く惹かれ、私は即決した。
そしてこの純喫茶ドリームへ来るのに、朝早くからこのカナリヤ号に乗って、金木犀の街路樹を駆け抜けてくるのだ。
ちなみにカナリヤ号って名前は、マスターの愛読書に出てきたイケメンの自転車が《カナリヤ号》って言うらしい。
まあいいかと思いながら、今日も私は金木犀の見える窓辺で、マスターの淹れてくれた秋風薫る珈琲を味わうのだった。
たまには
自転車に乗って行きませんか
風を切り
一生懸命ペダルをこいで
鼻息荒い
車の運転手と
歩行者に
じゅうぶん気をつけながら
いつもは目に付かなかった
細かなものや
木々の匂い
鳥たちのさえずり
いろんなものが
感じられたり
聞こえたりするかもしれません
だからたまには
自転車に乗って
街を散歩するのも
いいかも知れませんね
…今の季節は
暑すぎてダメですが(笑)
#自転車に乗って
大通りを走る。
車や人が行き交う都会の路を、
俺はスピードをだして走り抜ける。
君の所へ向かう。
初めてできた恋人と、
初めて入る他人の家へ。
晴れの日。
咲き誇る桜を見ながら、
ペダルを漕いでいく。
坂を登る。
45度くらいのきつい坂を、
俺は立ち漕ぎで登りきる。
住宅街を走る。
事故を起こさないように、
俺は少しゆっくりと走る。
夜、坂を降る。
街灯に照らされながら、
ブレーキを踏まずにスピードをだしながら。
都会に行く。
次第に明るくなる路を走って、
何を買おうか、とか考えながら。
俺は自転車に乗って、家に帰る。
今日もいろいろあったな〜って思いながら、
今日も布団で眠る。
自転車に乗って
どこへ進めばいいんだろう
どの道も行き止まり
どの道も辛い坂
振り返っても何もない
【自転車に乗って】
風を切って
どこまでも
遠ざかる背中に
追いつくことが
できなくて
空中に向かって自転車を漕げるかな!?
そう、言った
楽しそうにそう、言った
言ったのは俺の中で世界一可愛いくて、優しくて、元気な奴
そいつと俺は同い年で、幼なじみだ
高校の最後の夏休み
もうすぐ夏休みが終わる頃
自転車を持たずに空中へ向かって飛んで行った
お題 自転車に乗って
「自転車に乗って」
桜が満開の時期に自転車で
ゆるやかな坂をくだっていた。
そのときの暖かい風が、私の頬を優しくなでる。
私はこの風が大好きだ。春がくるたびこの瞬間が
待ち遠しくなる。
自転車に乗って
どこに行きたい?
どこでもいい。あの世だっていい。
自転車に乗って
あなたに会いに行けたら
どんなに
楽しいだろう。
歳をとるにつれ
自転車は乗らなくなり
もはや家にもない。
子供のころのような
身軽さで会いに行きたい。
あなたの住むあの街へ、、、
ねぇ、
穏やかな風がふく
あたたかい日に
自転車に乗って
どこかにいこうよ
行き先は
決めてもいいし、
決めなくても構わない
だから
どこかにいこうよ
自転車に乗って
いつもは
自動車で通り過ぎる風景も
きっと真新しく見える
そんな気がするから
ね?
いこうよ、
自動車のハンドルを
自転車のハンドルに変えて
出掛けようよ
きっと楽しいハズだから
#自転車に乗って
どこでもいいから1人で遠くに行きたい
風を切って行きながら
世界を自分の中に
取り込んでいく
途中、寄り道して
コーヒーでひと休み
目的地は決めていない
風と道が教えてくれる
「自転車に乗って」
自転車に乗って、風に当たって、
静寂を切って、衝動に揺られる。
自転車に乗って買い物に行く。
図書館に行く。
病院に行く。
その時々で、考えることは違っている。
気分の明るいときは、風が心地よくて、日がキラキラ輝いて。
気分が塞いでいるときは、通りすがりの誰かを邪魔に感じてしまったり、光が眩しすぎて目が眩んでしまったり。
その時々で、見える景色が違うんだ。
その時々で、感じる世界が違うんだ。
自転車に乗って、明日の私は何を思うのだろう。
毎日、違う何かを発見する。
いつもと同じ道なのに、毎日違う道なんだ。
『 自転車に乗って 』
ドライブ中に浮かんでたこと。
その土地土地を車じゃなくて
自転車に乗って走ってみること。
日本全国都道府県
ひとつひとつをグルっと一周出来たら
面白いことがたくさんあるんじゃないかな…っとね。
自転車に乗って
やさしい風を感じながら…
何処までも何処までも
走っていくの…
何も考えず…
あなたに会いたくて…
ただ、あなたを
想いながら…
私は自転車に乗れない
だから、このお題には適切な投稿は出来ないだろう
自転車に乗って颯爽と駆けていく友人達を、いつも羨ましいと思っていた
だけど、何度挑戦しても乗れなかった
そして、現在に至る
そう、今も自転車に乗れないままなのだ
自転車に乗って
風に吹かれながら
自転車をこぐ
髪の毛をなびかせて
鼻歌を歌いながら
楽しいね