『繊細な花』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
繊細な花に向かって
話をする。
「おはよう。」
「こんにちは。」
「おやすみ。」
「偉いね。」
「泣いていいよ。」
するとその花は少しだけ。
少しだけ元気になった。
君は繊細な花のようだ
触れば壊れてしまうような
風に吹かれれば飛んでいってしまいそうな
だから僕は
君を壊すものから君を隠す
風に飛ばされないように君の盾になる
だからずっと笑っててよ
真っ白な百合みたいな笑顔で
儚くて
美しくて
触れたら壊れてしまいそうで
だけれど触れたくて
手を伸ばしてはひっこめて
だから距離を置いて
なのに近づいてきて
必死に我慢して
そっと触れて
壊れなくて
ぎゅっと抱きしめて
ひびが入って
口付けをして
粉々に散らして
良いんだ。これで。
良いんだ。これが。
他の男に壊されるくらいなら
僕が壊しておくまでだ。
「繊細な花」
センチメンタルなフラワー
繊細な花
正直このお題は私には難しいかな
ワタって花が可愛くて好きってことしか言えぬ…
今回はパス。1時間も考えて何にも出てこなかった笑
『繊細な花』
夕方にしか咲かない花といえば月下美人だが、
「儚い夢」や「繊細」という花言葉を持つ一方
「快楽」という言葉も持ち合わせる花
まるで夜に働く女性達の用だと思う。
どちらも限られた時間で咲く、強かで繊細な花
『繊細な花』
小さな力で花弁が
落ちてしまう
繊細なつくり
心もそう
小さな力が加わる
それだけで
心はヒビが入る
それが積み重なる
いつか限界に達したとき
粉々になって
形が無くなってしまうんだ
繊細だね
でもね
繊細な心だからこそ
考え方が違ったりする
優しかったりする
繊細なあなたの心で
きっと救われる人がいるよ
繊細な花、天気が崩れてしまった時花が散ってしまう。
まるで人間の感情のように些細な出来事で挫折してしまう。でも、誰かが守ってあげることで散ることが無くなる。人間も誰かが守ってくれることで心の傷が軽くなる。
守ってくれる人がいればの話だけどね。
繊細な花…
僕は繊細な花だ
僕は生まれも育ちも田舎。
そんな僕は、よく物事を軽く受けすぎてよく「ノリ良いねー!」と言われる。
ぶっちゃけ、そんなに物事に感情を抱かないって言うか、どーでもいいんだよなー。
ある日、都会に行った。
都会には怖い人がいたんだ。
もちろん、良い人とか可愛い人とかイケメンとかもいた。
でも、中には、外食店で怒鳴っている人を見かけた。
なんでそんなことするのだろう。
そんなの怒鳴り狂っていて、無意味な行動なのに。
無意味な行動をしているなら勉強でもしたら?
そんなこんなであっという間に月日が経った。
あっという間…そーでもないか。つまらなかった。
親は離婚。僕と妹は転校。
僕は、ただ、孤独が嫌いで恥ずかしかった。
孤独で泣いた時もあった。
母が妹にしか愛情を注がないって。
僕は、LINEで昔の(今も)友達と話していた。
え、
僕はそんなこと言ったか。
ただのそっちの思い違いだ。思い込みだ。
引っかかった
僕は繊細な花だ。
繊細?どこがだよ。
ただの被害妄想なだけだよ
花はどれも繊細といえる。
天気一つで枯れることもあれば、空気一つで咲かないこともある。
そんな繊細な花がとても逞しく生きていると感じる時は、コンクリートとの間に生えた雑草として名を得た花や、たんぽぽのように種を飛ばして根付いた花を見たときだ。
〝 こんな育ちにくい所でこんなに逞しく咲いているんだ〟
と自分にない強さを感じる。
*.ʚ 繊細な花 ɞ.*
そっと触れるとガラスが擦れるようにこつこつ鳴ってそよそよなびく。すると楽しげに体を揺らして根っこからどんどん色づき始める。
でも、強く当たられるのはとっても苦手。ガツン!と鳴って亀裂が走る。
破片がぱらぱら落ちていく様はまるで涙が落ちていくよう。壊れて溶けて消えてしまう。
繊細な花の運命は、触れてくる人に委ねられている。だから、嫌な人が来た時はこっそりそこから逃げ出しちゃうの。
#繊細な花
少し触れただけで折れてしまいそうな花
それに私はどう思うのか
出会わないとわからない
未知の自分
今日は、暑かったです。
【繊細な花】
彼女の一言で僕の心は繊細な花のように心がひとつ、ひとつ、ゆらゆらと揺れながら散っていった。
毎日、ありがとうと、感謝の気持ちを忘れてはいけない‼️
ここでお水をあげないと
枯れてしまう
雨に濡れないように
家に入れてあげる
気を配って守ってあげる
でも気を配りすぎて疲れてしまってはダメよと
と聞こえてくる
あなたもね
繊細な花ほど優しく、美しく、すぐ枯れる。
誰にも気づかれないまま。
繊細な花は
何よりも脆く儚く
美しい
繊細な花、それは脆くて散りやすい。
まるで、私の心のようだ。
『 繊細な花 』
蕾を膨らませて
そっと咲いた花は
何かに触れてしまうと
一瞬にしてひらりと舞い散る。
繊細な花は
人の気持ちも分かるから
悲しみに触れたとき
涙が溢れ落ちるように
その花びらも散り落ちる。
労せず 紡がざるなり
野の百合は ───
自らの散り際をわきまえた野の花の
いさぎよい生き方など
どうしてわたしに真似られよう
しがない小さな命であるのに
なぜにこの奇跡が
自分の生まれた奇跡にもまして
尊く 手の届かない存在であるかのように
わたしを圧倒するのだろう
いずれ枯れゆくか弱い花
神秘なひかりを身に宿し
楚々として咲きほころび
見る者の心を明るませる
誰もが 同じ御手から生まれたのなら
誰もが 奇跡のルーツを有するのなら
この命 どうして無下にできようか
#繊細な花