『絆』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
絆の3文字にきずが入っている あなたが懸命に生きてこさえた傷はいつの日か誰かの傷を慰める
お題「絆」
赤い糸なんて
引っ張ったら、プツリと
音を立ててちぎれてしまう
そんな脆い脆いもので
わたしがあなたと結びたいのは
そんなものじゃない
どうしようにもちぎれない
強い強い絆なの
__絆
私は少し人が嫌いだ
だから世の中と上手くいかない
社会に出ても変わらなかった
何度も何度も変えようと思ったが
結局なにも変わらなかった
私の跡は何を示すのだろう
零す水ですか?不意に見せる白い歯ですか?
どちらにしても
人は1人ではない
それに気づいてしまった私は
この先に絶望した
そう絆があるから
絆。
絆って、友達に使う言葉なのかな。
なんなのかよく分からないけど。
私は友達を上手く作れたことがない。
だから本当の絆なんてものを信じられたことがない。
誰か私に、本当の絆を教えて。
絆という意味を少し調べた
人と人との断つことの出来ない結びつき。
昔は、犬、馬、鷹などを
つなぎ止める綱の事だったとか。
まぁ、でも少し納得した。
絆が、信頼関係や繋いだ手のような
ものだとしたら。
それは、凄く脆弱で時にあっけない。
ただ時には、人々の心を打つような
堅い絆も存在するのかもしれないけれど。
【お題:絆】
【絆】
【創作】【宵(よい)と暁(あかとき)】
3/4 PM 3:00
「やっぱり、鬼滅は何回見ても
兄妹の絆の強さに感動するねぇ」
「……そうね」
「まぁ、わたしたちの絆も
なかなかのものだから、誰にも
引き裂けないと思うけど!」
「それはどうかしらね」
「ちょっ、宵ちゃん!
そこも素直に『そうね』でいいから!
否定されたら、わたしがスベった
みたいになっちゃうでしょ!」
「はいはい」
「……真夜(よる)く~ん」
「心配しなくても、誰にも引き裂けないよ。
オレがさせる訳ない」
「……うん、安心した。
さすが真夜くん、全くブレがない」
家族。
友達。
上司。
同僚。
関係性に名前など無くても、大切な人たち。
元々、人が好きな人間だとは思っていたけれど。
辛いときに自分の心を引っ張り上げてくれたのは、
大切な人たちとの絆だった。
今ある絆を大切に守りながら。
まだ見ぬ人々と築けるかもしれない絆を楽しみに。
そんな風に生きていけたら、大丈夫。
絆
ふと何かしようと思った時に浮かぶ君の顔。
これを言ったら君はどんな顔をするだろう。
なんて言うだろう。
それを考えるだけでワクワクする。
きっとこれも絆。
絆
意外と切れやすい
意外とめんどうくさい
意外と暑苦しい
意外と、
意外と、助けてくれる
見えない鎖 巻き付いた
体を固く 縛り上げ
呼吸も侭ならない程には
絆 そんな綺麗な言葉に収まること無し
コレは 呪い或いは鎖
マキツイテ ハナレナイ
心臓に 何重も
蛇が 蜷局を巻くやうに
お題【絆】
タイトル【憑きモノ】
#絆
絆の強さと言えば我が家。
私の家族以上に絆の強い家族居るのかなあと思う程。
今までみんなで沢山頑張ってきたし『家族』より“家族”。
わたしと あなた
きっと次も出会えるはず
見えない何かでつながっている
今はわからなくても
またいつか会う日まで
覚えていてね
私は忘れないから
【絆】
運命の赤い糸、という言葉を聞いたことがある。
そんなものが本当にあるのなら、今すぐにでも見えるようにして、分かるようにして、安心させて。
彼と私は、彼女と私は、あの子と私は……
"その人"と私で一つの関係性が成り立っているのなら、恋でも、友情でも、愛でも、嫉妬でも……
"その人"と私が繋がっている理由なんて、どうでもいい。繋がっていられる気持ちが何であろうと、きっと私は許せるから。
"その人"だからこそ、私は仲良くしていたい。
話したい。会いたい。待ちたい。伝えたい。聞きたい。見つめたい。抱きしめたい。想いたい。愛したい。
どれだけ貴方が私のことを妬み、嫌い、憎んでいても、どれほど私が貴方のことを妬み、嫌い、憎んでいても、いつかは、忘れがたく、離れがたく、かけがえのない。そんな絆になるでしょう。
きっと……そうなるだろうと、今だけは信じさせてね。
友達面しないで
わたしは、アナタの操り人形じゃないの
友達面しないで
わたしは、アナタの暇つぶしじゃないの
友達面しないで
わたしは、アナタの都合のいい
愚痴吐き場じゃないの
大好きだったのに
どうして、こうなっちゃったのかな?
楽しかったよ
アナタと過ごした学生時代
馬鹿やったよね?
沢山、笑ったよね?
その分、沢山喧嘩もしたけど
それすらどうでも良くなるくらい
アナタの側は、心地良かった。
だけど、もう
『絆』と言う『鎖』から
解放して下さい。
これ以上、アナタを嫌いになりたくないから
サヨナラしましょう
バイバイ‥。
- 絆 -
ずっと探してた
何度も、何度も、傷ついて
眠れない日も、
泣き明かした夜も、
どこかに必ず
自分を掬い上げてくれる誰かがいることを
心のどこかでいつも
疑いながらも、
「そんな事はない」と
否定しながらも、
いつか、きっと、必ず。
おとぎ話の世界かもしれない
夢物語と笑われても仕方がない
でも、
そう願って、信じてる。
わたしの心が、信じてる。
ーーとは、一応幼馴染みになるんだけどね?
ボクとは違って、すごく良い奴なのは君も知ってるでしょう?
優しくて、仲間思いで、絶対に見捨てたりなんかしないって、そんな安心感があるよね~。
……だから、悔しくてしょーがないんだ。
どうして、ボクだったんだろうって。
どうして、君じゃなかったんだろうって、どうにもなんないことを考えちゃうんだよねぇ。
ボクと結ばれちゃった”絆”なんかのせいで、笑うことさえ出来なくなるなんて、思わなかっただろうねぇ。
絆
―絆―
もしも、絆が可視化出来たなら
人々の想いが人それぞれ、
様々な色の糸で表されていて
その糸同士の結びつきを絆として
誰もが目にすることが出来たなら
たくさんの結び目がある糸や、
逆に結び目が2つしかない糸
ボロボロで今にも切れてしまいそうな糸、
太く丈夫な糸
絶対に解けないだろう、
絡まりのような結び目、
自然と紡がれたものじゃなくて
意図して自分で紡いだ糸…
絆の種類は数多くある
それを否定することは誰にもできない
国境をも越え絡まり繋がりあった糸は
それはそれは儚く、美しい、
芸術作品と等しいからだ
固く結ばれた友情
こころで通じ合える
分かり合える
本音が言える
これこそが絆ではないのか。
信じたいと思っている
思っているけど、やっぱり
裏切られると怖い。
あまり深入りはしたくない。
でも自分の中で信じたい気持ちもある。
君の辛さだってわかるわかるけど、
でも信じるのが怖い。
でも少しづつ打ち解けて本音が言えれば信じ合えるのかな?
本当の友達として君と向き合えるのかな?
固く結ばれた絆を失いたくない。
絆は目に見えなくて
お互いの物差しでしか図れない
自分だけ想っていても
相手だけが想っていても
絆とは言わないのかもしれない
そんな複雑なものなのに
1度結ばれると
絡み合い
より複雑になり
いつしか解けないほどに
まるで1種の呪縛のように
切れる時は一瞬だったり
目に見えないからこそ
この気持ちもより繊細に
謙虚になり時に奔放にもなる
そんな縛りの様なものだけど
大切な繋がりになる
何十年もの付き合い
なんだかんだ嫌な所も
好きな所も
全部受け入れて今までこれた
この絆がもし解けたとしても
君との想い出は私にとって
一生分の宝物
出会えてよかった
ありがとう
これからもよろしくね
【絆】 #28
9年間の友情
それがあと1週間で終わろうとしている
変わることのない事実
どう足掻いても無駄な努力
でも…
たとえ互いの存在を忘れても
私達がここで出逢ったという証が
残っているから
私はまだ大丈夫
絆は永遠に切れない