『終わらせないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あなたがどうしたいか分かっている。
あなたの気持ちが離れていってるって分かっている。
だから、私も離れようと思います。
一緒にいても、苦しくなるだけだから。
…でも、本当は、私達を、
「終わらせないで」
雨音に耳を澄ませると、流れるような粒の音に心が静かになる。騒音のような心の世界に雨音が檻となって守ってくれる、そんな世界だったら素敵だ。
*終わりの世界
恋を諦めようと思っても、なかなか諦められない時ってあるよね。それは、諦めたい気持ちと諦めたくない気持ちがぶつかっているんだと思う。だから、終わらせないでいいんだよ。諦めないで、好きでいていいんだよ。その恋は叶わないかもしれない。だけど、ここからどんでん返しが待っているかもしれないし、新しい恋も見つけれるかもしれない。この先は二度とできない、期間限定の素敵な恋だから、どうか終わらせないで。
終わらせないで
努力が実るまで
諦めないで続けよう
【終わらせないで】
多趣味のおれたち。
若い時はびっくりするくらい趣味が合わなくって、アウトドア派のおれとインドア派の君は、休日でも別々に過ごすことが多かった。
仕事でも一緒で、この上休みの日まで一緒にいるなんて有り得ない、互いの領分を尊重するんだ──なんてカッコつけてたんだよね。
でも最近はお互いの趣味を一緒に楽しんでる。
ただ“一緒にいる”ことがどんなに貴重で大事なことなのか、この歳になると身に沁みてわかって来たんだ。
君がキャンプにやって来たり、おれが君のおススメのアニメを観たり。
自分だけの世界も大切だけど、今のおれたちは2人の世界をゆっくり楽しんでる。
こんな時間を終わらせないで欲しい。
そんなふうに言ったら、君は「終わんないよ。ハッピーエンドまで時間はかかるから」って平気な顔で答えた。
あと一問
解けたら君との時間に終止符が打たれる
どうかその問が
リーマン予想の証明でありますように
“終わらせないで”
「×××××××」
うるさい、うるさい、うるさい。
「×××××××」
これ以上どうしろっていうんだ。
「×××××××」
もうやりたいことはやり尽くしたんだよ。
「×××××××」
私は違う世界が見たいんだ。
「×××××××」
何年付き合ったと思ってるんだ。
「×××××××」
矛盾するだろう、無理があるだろう。
「×××××××」
うるさい、うるさい、うるさい!
そんなに見たいなら自分達で何とかしろ!
◆◆◆
「安易な続編って、つまんないのがほとんどだけどさ」
「うん」
「続編とか、パスティーシュとか、パロディって〝彼等の物語を終わらせないで〟って言う願いみたいなものなのかもね」
「……そんな綺麗なものばっかりとは限らないけどなぁ」
「さすが作家先生、厳しい見方だねえ。……でもさ、」
物語の登場人物は、作者の都合で殺される。
でもその逆も、あるんじゃないかな?
END
「終わらせないで」
終わらせないでこの関係を
今が一番いい形だから
あなたが私を好きなのは知ってるし
私もあなたが好きなの
だけどあの子だってあなたが好きなんだよ
そう私は友達のままが居やすいの
3人で仲良くして居たいだから終わらせないで
告白したら終わっちゃうから
─────『終わらせないで』
終わった命には値段がつく
─いいひとだった
こんなひとだった─
なんの関わりがなくても
死にだけは群がる
点のような黒い虫のように
甘い欠片にだけ群がる
。
#終わらせないで
「もういいかい?」
「まだだよ。」
「「もう1回」」
終わりにしようと言うまで
終わらせないで
終わらないで-
今となれば
記憶の中だけの
恋だけれど
あのひとへの想いは
今でも胸の奥で
ふつふつとたぎっている
この想いが
時に流され
磨かれて
いつの日にか
懐かしさだけになれるまで
このままで
# 終わらせないで (334)
『終わらせないで』
あのね
ずっと見てたよ
あなたの努力
あなたの涙
時々見せる
あなたの笑顔
だけど
気づいてあげられなかった
あなたが
言葉にしなかった
内に隠していた 思い
頑張って良かったね
努力は報われたね
最後に
そう言って
一緒に喜びたいよ
だから
終わらせないで
夢を諦めないで
ここから ここから
命さえあれば
生きてさえいれば
また
新しい夢を
見つけることだって出来る
だから
終わらせないで
あなたの人生は
ここから
再スタートだよ
さぁ
幸せを掴むため
リベンジだ
終わらせないで
今好きな人がいるの。
とっても仲良いから、みんなから両思いって噂されてる。
今日も遊ぶつもりだし、手も繋いだことある、ハグだって。
抱っことか当たり前だよね。もう異性じゃないような接し方。
でもある日、こんなこと言われたの。
「こんな関係終わらせないで。」
お気に入り110ありがとうございます😿😿❤️🔥
これからも頑張ります!!
あぁ。どうこ此の時間が永遠に続けば良いのに…。
なんて、思った経験がある人は少なからず居ると思う
その瞬間が人生の中で何度あるかは分からないが
沢山えると思う。
私の場合はまさに今だ。
今日は付き合ってまぁまぁ経つ恋人と泊りがけでデートだ
私は今日が来るのがとても楽しみだった。
二人で過ごす時間が過ぎるのが早くて
少し寂しさも感じつつ
あっと云う間に夜になってしまった。
ご飯も食べてお風呂にも入った。
後は眠るだけだが、彼からのお誘いがあったのだ。
私は思わず嬉しくて彼に抱きついた
そして夜も深まり……
彼が私のなかに入って来るのが分かる…。
最初は恥ずかしさや緊張していて固まった身体も
今は彼を少しずつだけれども受入れてる
あぁ。幸せだ
心からそう思った。
此の時間が永遠に続けば良いのに…、
あぁ、神様お願いします。
まだ終わらせないで
題名:終わらせないで
【終わらせないで】
幾度も斬り結び、白刃を重ね合う。ほんの少しでも気を緩めれば即座に首が落ちる、ひりつくような緊張感。互いに互いの国と名誉をかけた神前での正式な試合で、コイツのような至高の剣士と刃を合わせることができたのは俺の人生で最大の僥倖だろう。
玉鋼のぶつかり合う高く澄んだ音が、夕空へと鳴り響く。間近に捉えた男の瞳は、爛々と輝いていた。互いに息は上がっていた。こんなに長く誰かと打ち合うのは初めてのことだ。気分が昂揚する。ああ、どうか、どうか。
(この時間が永遠に、続けば良いのに)
御簾の向こう、俺たちの試合を見守っている神様へ。どうかこの至福の瞬間を終わらせないでくれと祈った。
いつの間にか、帰り道を共有するようになった。正門から坂道をのぼって横断歩道を渡るまでの五分に満たない時間。
「フウね、いつか韓国に住みたい」
「韓国好きなの?」
「好き。韓国ってね……」
大抵はこんな感じで、彼女が好きなものや興味のあることについて話し、それに相槌を打つ。たまに相談事を持ちかけられ、誰にでも出来るようなアドバイスを送ったりすることもあった。
「……それでね、韓国語の本買いに行きたいんだけど、一緒に行こ?」
歩行者信号が青に切り替わるのを待っている時だった。いつもはここを渡ってまた明日と手を振るのだけれど、丁度欲しい本もある。
「いいよ。付き合う」
信号が切り替わって渡ろうとすると、袖を掴まれた。
「そっちじゃなくて、ショッピングモールの方に行きたい」
ショッピングモールは帰り道とは真反対にある。ここまで歩いてきたのだから、横断歩道を渡った先にあるレンタルショップの方に行くのかと思っていた。
「沢山あった方が見てて楽しいから」
踵を返してモールへと向かう。道中は彼女に流されるまま寄り道を繰り返して、十五分で着くところを倍近くの時間がかかった。
モール内の書店に着いてからは、新作小説のコーナーをさっと見渡した後に語学書のコーナーへと移った。表紙のイラストが可愛いとかカバーの手触りが良いとか、内容よりはその本自体を好きになれるかどうかを重視する選び方が、とても彼女らしい感じがした。
「帰り道って、なんで短いんだろ」
無事に買い物を終えて、いつもの帰り道まで戻ってきた時だった。
「歩いても歩いても前に進まない道があったらいいのに」
「怖い話だ」
「怪談は無理。でもお化けと仲良くなってみたい。数学のテスト中にこっそり答え教えてもらう」
「悪い話だ」
折悪しく、互いの帰路を分ける横断歩道に捕まってしまう。
「寄り道したらいいんじゃない?」
歩行者信号をじっと見つめる。
「今日みたいに。」
続きはあった。けれど言葉は上手く出てきてくれなかった。歯科医院の看板のキャラクターが自分を見ている気がした。
信号が青に変わる。二人は止まったままで、左折を試みるドライバーが訝しげな視線を投げかける。
「する。寄り道、たくさんする」
唸りを上げて車が左折していき、歩行者信号が赤に切り替わる。
近くにいるのに遠回りして。帰り道は、まだ終わりそうになかった。
『終わらせないで』
あなたの物語を どうか終わらせないでください
あなたの想いを どうか終わらせないでください
あなたの感じるままの その想いを
どうか 守り 祈り続けてください
時に休むことがあっても
終わらせてはいけません
時に敗北の姿のように感じても
物語はまだ、終わってはいないのです
物語は最後まで わからない
途中では 何も決まってはいない
自問自答しながら
最後まで どうか 歩み抜いてください
あなたの想いは
あなたの心は
あなたの決意は
あなたの悲しみは
あなたの憂いも喜びも、
絶望も希望も
あなただけしか感じられないものであるのと同時に
この世の財産を 全てかき集めたとしても
叶わないほどに 尊くて偉大な存在なのです
だから、あなたは今、ここにいるのです
続けてください
自分自身の生命が
心の底から安らぎを感じ、
何の憂いもなく
納得し、次なる生へと 旅立てる最期を
迎える日まで
『終わらせないで』 185
フランツ・カフカの名言に、こんな言葉があります。
『人生の意味とは、それが終わるということです』
今回はこの言葉について考察していきまぁぁ……しょうっ! (深夜テンション)
普通に考えれば"人生の意味とは死ぬことです"と、そんな寂しいことをただ言っているように聞こえますが……本当にそうでしょうか?
もしそれが本当ならば、どうして彼は『それが終わるということです』だなんて迂遠な言い回しをわざわざしたのでしょう?
別に『死ぬということです』と言えば分かりやすく済むはずなのに。
ですから自分は、ここに何かしらの意図があるように思うのです。
というわけで、一度それを前提にして考えてみましょう。
『終わる』という言葉を聞いて連想する言葉があります。それは『始まり』です。
終わりがあるのであれば、その因果として必ず始まりがあるものですから。
彼がそのことを含蓄していたのだとしたら、『それが終わるということ』というのは、『それが始まって終わるということ』と解釈しても許容出来ると自分は考えます。
そうしてみると、彼はとても普遍的なことに人生の意味を見出していたことになります。
先にも述べましたが、始まりがあれば終わりがあることなんて、人生に限らず当たり前の話ですから。
まとめると彼は、"人生にだけ付随するような時別な意味など無い"と言いたかったのではないだろうかと思うのです。
それと同時に、森羅万象全てのものが持っている因果関係、それこそに意味があるのだと。
過去が無ければ現在が、現在が無ければ未来が無くなるわけですからね。
以上がこの名言に対する自分の考えとなります。
もちろん異論は認めます!
どうでしたでしょうか……? 少しでも皆さんの暇つぶしになれたなら幸いです!
駄文によって構成される、恐ろしき長文を失礼しましたぁ。(震え声)
この恋心を殺してしまおうかと、何度思ったことか。
恋なんて怖くて怖くて、ただ弱みにしかならない。
この恋心を、殺してしまえば。
そうやって手に掛けようと頸を圧えれば、それは泡を吹く。苦しげに呻きながら。されど抵抗などせず。
もう少しで死のうかというとき。とん、と肩を叩かれる。
振り返れば悲しげな顔をした幼い自分が立っていた。
彼は一言、言う。
「終わらせないで」
それは絶望と、悲しみを含んだ、縋る様な声だった。
そんな声を聞いてようやく気づく。
自分はこの恋心に間違いなく救われていたのだ、と。
『終わらせないで』とか言われたい。そう、終わらせないで。
やっぱ言われたくないかも。