『終わらせないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
お題「終わらせないで」
俺は知っている。
教室の隅でずっと俺の事を見つめる彼女が、俺の事を好きなことを。
気付いたら俺も意識していて、彼女が気になるようになっていた。
「なぁ、またあの子見てるよ。」
俺の友達が小声で耳に囁いてきた。
ちらり、と視線を変えれば、バレたとでも言うように目を逸らされる。
行動がいちいち小動物のようで、からかいたくなってしまうのだ。
(どんだけ俺の事好きなんだよ。)
思わず、くすりと笑いが零れてしまう。
友達と喋り、何も無かったかのような態度を取る彼女。
しかし、ちらちらとこちらの様子を伺っている。
「いいよ、別に。」
きっと、俺が彼女に一歩でも近づいたら、この関係は終わってしまうかもしれない。
だから、俺は彼女と視線を合わせるだけで終わらせる。
誰もこの関係を邪魔しないでくれ、終わらせないで。と思うのだった…。
終わらないで、
この葬式が終わる時、どんな顔して家に帰ればいいか分からないよ。
脳裏に生きるのは、温かい、優しい、おじいちゃん。
レプリカみたいだね。
顔の近くに、最後、花を添えた時、冷気を感じて
もう、戻らないんだなと、実感が湧いたよ。
部屋が広くなるって言った寂しさ隠したおばあちゃんと、
貴方が残したここにいる沢山の孫より、
ありがとうございました。
あなたへの恋を
終わらせないで
永遠の恋なんて
ないね
私との関係を終わらせないで。
どうかこの楽しく幸せな日々を
あなた自ら終わらせないで欲しい。
この日々が続いて欲しいのは私だけじゃないって教えて。
…終わらせないで…
ようやく君に会えたんだ
お願い
もう少しこのままで居させて
この時間を終わらせないで
_end_
『終わらせないで』
『この関係、終わらせよう』
彼に、好きな人ができたらしい。
私は彼のことが好きだった。
でも、ただの体の関係だし、彼も私を見てくれないのは分かってる。
それでも、
「終わらせないで」
終わらせないで
ねぇ君との楽しい日々を終わらせないで
ねぇ君へのこの想いを終わらせないで
ねぇ君のことがどうしても好きな私を終わらせないで
ねぇ早く私の想いに気づいてよ
いとも簡単に
終わらせないで
あなたの生命を
あなたの優しさを
あなたの生きた日々を
今は辛くても
(犯罪に値するモノ以外ね…
でも、やらかしているヤツは犯罪を
犯罪と思わないから厄介だよね)
いつか懐かしく感じるときが
必ずくる
そう信じて
今日を生き抜いて
いつからかわからないけど
生存競争が
激しさをました
この現代社会で
#終わらせないで
『終わらせないで』
終わらせたくない。
終わらせたい。
どっちつかずの、宙ぶらりん。
人間関係も、人生も、
手放したい。手放せない。
このままいっても、ドン底だろう。
今終わらせるのが、きっといいよ。
そう思うけど、
そうだけど、
その選択肢からも『逃げ』てしまう。
まだ、ずるずるといきたい。
終わらせないで
あなたは違う道を選択した 、、、
「 今日で最後だね 」
こらからも一緒にできると信じていたのに …
願っていたのに …
今までのしあわせな時間を
『終わらせないで』
怠惰とか
倦怠とか
刺激が無くて
無味乾燥
これが続く事に 意味はあるのか
いっそ切ってしまったほうが
新しく 始められる?
迷っているけれど
(迷っているのなら)
始めた頃を 思い出して
何が楽しかったか
何を得てきたか
せめて、過ごしてきた時間に
愛を持ちたい
粗雑に「終わらせないで」
今日を終わらせないで。
時間はあともう少し、あともう少しだけど…
もう一回なの。
弄んどいて、
勝手に終わらして、
勝手に他の男作って、
俺が悪いだなんて、
馬鹿げた話だよな。
不器用なのはわかるけど
喋り下手なのはわかるけど
あなたとの会話
終わらせたくないの
この幸せな時間が終わらなければ良いのにね
見逃さないで 私の生きる意味を
終わらせないで 私の人生を
いつかは終わるのだから
自分の手で苦しめないで
誰かの手を信じて
明日の光を夢見て
また一歩踏み出してみよう
ドキドキ、ふわふわ、色づき始める
ねぇ、終わらせないで。この気持ち
『終わらせないで』
まだ終わらせないで。
もう少しだけ待っていて。
すぐそっちに行くから。
だから置いていかないで。
ひとりにしないで、、
もう今年1年間が終わってしまう…
高校1年生になって、
初めて部活に入って、
わけのわからない教科をやらされて、
(物理とか数学のことですよ?苦笑)
まあとにかくいろいろありすぎた!!
1年早すぎた!!!
今年は先生ともぐっと距離が近づいたんじゃないかなって思う反面、
こうやって真面目に勉強を放課後教えてもらって、
他愛のない話で盛り上がることができる時間も、
もうそんなにたくさんはないんだなって感じる。
だから
終わらせないでほしい。
私はずっと高校生のままで、
先生がずっと隣で先生をやっていてくれればいいのに!!!!!!
貴方が私の人生に
光を灯してくれた
貴方と一緒にいる時間が
凄く楽しくて、終わってほしくなくて、
どうか、終わらないで
終わらせないで――