『窓から見える景色』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
窓から見える景色
私の部屋にある四角い窓。
気分が憂鬱なときは,よくそこから外を見ている。
ある日は,大きな犬を散歩させてるおばあさんが通りかかったり,スーツ姿のサラリーマンを見かける。
自分の家の窓から通りかかる人を見るのは変かな
人以外にも,雲一つない青空見上げたり,雨が降っている日は外を見ながら音を聞いてぼーっとしている。
時には私の好きな人が通りかかったりする。
好きな人は,私に気づくと少し驚きながらも手を振ってくれる。
私が振り返すと好きな人は,効果音がつきそうなくらいぱっと笑顔になる。
その笑顔で私は元気になる。
空を見ていても。
窓から見える景色をみていると,心が晴れる感じがするな。
_16end_
あなたも気分が晴れない時は是非,窓から外を見ては如何でしょうか?
仕事の途中、何気なく窓の外に目をやった。
澄み渡った青にわたあめを思わせる白い雲
窓越しでもわかる夏空だった。
窓を開けてもいないのに、セミの合唱が聞こえてきそうなほど
青く晴れ晴れとした空
室内は冷房が効き寒いくらいだったが
外はジリジリと肌がやけるほど暑いのだろう
そんな夏空を見ては自分の1番の青春を思い出す
仕事で毎日くたびれた大人ではなくて
何事も楽しくて眩しかったあの日々を
白い部屋
白い壁
腕に刺さった点滴
そして白いベット
お察しの通り、此処は病院だ
白しかなくて、迚も退屈な場所
だが、窓の外を見れば色がある
だから、毎日、窓の外を見る
白より、色んな色の方が好きだ
窓から見る外は迚も輝いていた
# 133
明日は晴れるかな?
雲ひとつないかな?
毎日見上げる空は
同じじゃない
色も雲の形も太陽の輝きも
夜になればお星様が照らしてくれる
きのう、大切な人が空への旅たちました
ちゃんと雲の車でお空に行けた?
今はお星様か月のベッドでくつろいでる?
そんな妄想をしながら
今日も、明日も、明明後日も、ずっと
空を見上げてる
たまごぽーろ
いつしかの窓から見える景色。
空爆の音。
焼けるような、記憶。
私が見たのはモノクロの残酷。
窓の外に広がる景色は、
まるで海の上でうさぎが
ピョンピョン飛び跳ねているようだった
#96【窓から見える景色】
車の助手席は暇だ。
歌うか、お菓子を食べるくらいしかやることがない。
(異論は認める)
気がつくと私は視界に入った看板の文字を
独り言のように読むようになっていた。
運転手からしてみたら
「話しかけた?え、看板読んだだけ?」という
何とも対応がめんどくさいパターンの所業だ。
ただ読むだけでは運転手に迷惑…
ならば面白く言えばいいんだね?!
そしたら目も覚めるし楽しいし一石二鳥だね!
…と言うことで
次は台詞のように抑揚をつけてみたり
メロディーをつけてCM風に唄ってみたりと
バージョンアップしてみようと
こっそり胸に誓った。
少し遠出をしようと高速道路を走ったある日。
代わり映えのしない景色の中に突如現れる
地名の看板やトンネルの名前、川の名前…
…もう、読まざるを得ない。チャンス到来。
いろんなパターンで声に出してみるが
運転手、まったく笑ってくれない。
ぐぬぬ。手強い。
すると目の前に次のターゲットが現れた!
これは声に出して読みたい日本語267位!!
私は迷わず武士になった!
「拙者、豊田勘八でござるっ!」
…
よくわかんないけど、めっちゃウケた。
運転手のツボがわからない。
窓から見える景色はいつも変わってて
そこに少しでも君が映れば浮かれて
君が映らない日は勝手に落ち込んで
君が僕の人生に入ってきてから
毎日が冒険なんだ。
旅館とかで窓から見える景色の良い部屋みたいなのを売りにしてるのたまに見るけどそれの良さがよくわからんのよね美味しいご飯の方がいいよ
花より団子だな…って思いました。
#窓から見える景色
幹線道路しか見えないよ?
窓を空けられない自宅に住んでいます。
津波が怖いから絶対に買わないけれど、海、自宅リビングの外が砂浜、憧れます。
日が昇ったらお散歩に出るの。飼ってないけどわんちゃんと一緒に。
ガラス玉や貝殻いっぱい拾うよ。ビーチコーミング楽しめる生活に憧れている。
想像だけだから、都合よく夕陽も沈んじゃう。
水平線に溶ける太陽をウッドデッキ(リビング外にある想定)に凭れながら眺めていたい。
『あ~、沈んじゃった…。』
って、家の中に入って晩御飯作り始めるよ。今日は早く帰ってきてね!
そんな…景色が見える窓が、欲しいです(>_<)
懐かしいような
ジブリの世界に入ったような
幼い頃の海辺で見たような
そんな顔をしてくれる
窓から見える空。
外に出たいのに出れない
あの思い出と
あの感動
楽しさ
もう味わえないのかな。
満身創痍の心が阻む
私は味わいたい
あの日の空と
今始まる泣けるような空。
窓から見える景色
次に私がこの景色を見るのはいつになるのだろうか
慣れ親しんだこの街
また逢う日まで
窓から帰ります。
それが近道だから。
玄関から帰ります。
それしか知らなかったから。だから遠回りだなんて考えもしなかった。
窓は人が出入りするところではなくて、光と風だけが通ることができるのです。
玄関は人が出入りするところで、しかも、光と風も通ることができるのです。
窓から外が覗けます。窓から中が覗けます。
そして、窓から入れます。出ることもできます。
常識の範囲で窓を使ってくださいね。
もちろん、玄関も。
窓から見える景色
私は学校の席が一番後ろの窓側だった。私は毎日外の景色を見ていた。雨の日も、曇りの日も、晴れの日も、毎日。ある雨の日外を見ると少し明るく太陽が出て来そうな明かりが見えた。しばらくすると、雨がやみ、曇りになった。もうしばらくすると、今度は雲が風に追い出され、少しずつ青空が見えてきた。その青空は今までに見たことのないくらいのきれいな青空だった。海のように濃い青と薄い水色がきれいにわかれていた。それを見た私は、感動し、思わず笑顔になった。そして、私は辛いことや悲しいことがあっても、空を見れば笑顔になると気付いた。雲の向こうはいつも笑顔と優しさ溢れる青空だと。「辛い時こそ窓の外の景色を見よう‼」とそう思えたのは、窓側の席になったおかげ。
窓から見える景色。
窓から見える景色は
遠くに行けば
行くほど
新鮮。
大都会のイルミネーションも
田んぼや
小川も
好き。
日本は
まだ広いから
色んなとこに
行きたい。
窓から見える景色も
すっかり秋めいてきた
入道雲ではなくいわし雲
向日葵ではなく秋桜
蜻蛉も増え
この季節に見る蝶、君の名前は何ていうの?
朝5時なんて太陽おはよう、しかも元気
今はまだ眠い?
夕刻の空は明るかったのに今は車のライトの方が明るくて
暑い暑い夏からようやくようやく秋の入口
そしてもうすぐ中秋名月
こら、誰や満月をさつま芋(の輪切り)やらお饅頭やら団子やら言っているの…綺麗な満月が食べ物にしか見えなくなったじゃないか☆
お題
窓から見える景色
窓から見える景色は
さびしい森の神社。
どうやら狐を祀っているらしい。
誰もいない教室。
誰も知らない神社。
鳥居の奥にある狐が、石から飛び降りた。
そして煙に包まれると、
君が現れた。
君は、狐だったんだね。
見てはいけないものを見てしまった気がしたけど、悪い気はしなかった。
狐の君の方が好きだからだ。
「窓側の席」
富士山の見える、新幹線の席
沖縄の海を見晴らせる、飛行機の席
今はもう別れてしまったけど、
彼が私の好きそうな曲を流してくれるのが嬉しくて、
景色を見るふりをして泣いてしまった、助手席
もしかしたら1番好きな「窓側の席」は、教室にあるかもしれない
もう一度学生に戻れるなら、席替えで窓側の席に当たりたい
カーテンが机にかかって、少し邪魔ではあるけれど。
束縛される授業の中の少しだけ、
窓の外を覗くと、風を感じて無音になって、
自分が主人公の物語が始まっていきそうな気がした
窓から見える景色が何だとしても。
→窓から見える景色
僕はインコのピー太
元インコって言ったほうがいいかな
地上での命を終えて、今は天国にいるから
僕はヒナのときから飼い主さんに育てられたんだ
飼い主さんはとってもやさしくて、歌やおしゃべりを教えてくれたり、ケージから出して一緒に遊んでくれた
飼い主さんの部屋は3階にあったから、見晴らしがよくて、僕はいつも窓の外を眺めていた
家の屋根がいくつも続いていて、そのむこうには森があって、その上に空が広がっていた
飼い主さんはいつも「離れちゃいけないよ」って言っていたけど、僕の命は突然終わってしまった
苦しくはなかったよ
だけど気がついたら、僕は窓の外にいた
部屋の中で飼い主さんが泣いているのが見えた
そばに行こうとしたとき、不意に強い風が吹いて、僕はそのまま吹き上げられてここまで連れてこられた
本当は飼い主さんにちゃんとお別れをしたかった
それだけが心残りなんだ
「窓から見える景色」
僕の見渡せる世界はとても狭かった。
物心着く頃にはいつも病室。
常に天井を見上げていた。
ベットの上から見える景色の全ては白色。
常に僕の周りを仕切りが囲っていた。
僕は願っている。
いつか外に出てみたい。と
窓から見える同い年くらいの子供の楽しそうな姿を見ると胸が苦しかった。
憧れの外へと繋がる窓にカーテンをつけた。
そんなある日同い年くらいの女の子が声をかけた。
「何して遊んでるの?」
何もしてないよ。
「じゃあ一緒に遊ぼうよ」
外で遊べないよ?
「じゃあ折り紙しよ!」
その日から女の子と一緒に窓を通して折り紙をした。
病室の限られた色はいつもより輝いていて。
女の子の後ろから顔を覗かせる自然は
とても美しかった。
窓の景色も悪くないかもしれない。