突然の君の訪問。』の作文集

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突然の君の訪問。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

8/29/2023, 9:41:48 AM

台風が近付いて来ているせいで、風が強い。外を見ると、街路樹が風に煽られて枝葉を大きく揺らしている。坂の上にあるこのオンボロアパートに住み始めて半年。台風の直撃は初めてだ。
強風で今にも吹き飛びそうなアパートの様子に、不安が募る。そうは言っても出来る対策はしたし、このまま起きていても仕方ない。そう思い布団に入り眠ろうとした時、外から微かにネコの鳴き声が聞こえた気がした。耳を澄ませて次を待ったが、聞こえてくるのは吹き荒れる風の音ばかり。気のせいかと寝返りを打つと、またひと鳴き聞こえた。聞き間違いではなさそうだ。
窓を開け、暗がりへ向けて「おーい」と声をかけてみる。するとニャア、と聞こえる。もう一度「おーい」と呼びかけると、生い茂った草の中から白い塊が飛び出してきた。
その白い塊はまっすぐこちらに駆けて来た。そして窓際にいる人間を物ともせず、室内に文字通り転がり込んで来た。あまりの急展開に驚きながら、そっと窓を閉め、部屋の明かりを点ける。白い塊に見えたそれは、曲がったしっぽに白いビニール袋を引っ掛かけた黒い仔猫だった。
こちらの驚きとは裏腹に、何事もなかったかのように毛繕いを始めた黒猫は、かぎしっぽをひと振りしてビニール袋を払い除けた。そしてこちらをチラリと見てニャン、とひと鳴きしたのだ。

これが、俺とこいつとの出会い。
この続きはまたいつか。


―――よるのゆめこそ [出会い]


               #56【突然の君の訪問。】

8/29/2023, 9:40:34 AM

突然いなくなったくせに。

また突然きて。

「あのとき好きって言ってくれてたら付き合ってた」
だなんて。



#突然の君の訪問。

8/29/2023, 9:34:45 AM

突然の君の訪問であった。
律儀にドアを開けてやってきた。

「ちょっと早くない?」

苦笑いで呟く。君は笑いながら一歩一歩、こちらに向かって進んでくる。

「まあ、良いんだけど。」

視界が暗くなってきた。時間だ。

「よろしく、僕の天使さん。」

純白に身を包んだ、羽のついた天使は優しく僕の手を握った。どうか、天国まで連れて行ってくれ。


お題:突然の君の訪問。

8/29/2023, 9:27:37 AM

当然の君の家への訪問

ピンポンって君が顔出して
お邪魔しまーすってちょっと強引に家の中に入る

3年前までは違ったんだけど、3年間ずっと好きなんだよね、私。
中2の時にできた2人目のカレシにひっどい振られ方して。

友達や親友やお姉さんの雪ちゃんに慰めてもらったりしたけど

2週間たってもまだちょっとしか立ち直れなくて

君が言った。

俺なら絶対、奈央を悲しませるようなことはしないけどね

じゃがりことポテチとみかんと梅のお菓子とカントリーマーム、どれ最初に食べる?


…わかってるくせに

え〜、どっちぃ〜?

わざとらしっ笑 もちろんじゃがりこ
あっ、コーラとスプライトとオレンジジュースもよろ〜

言っとくけど、一応これ勉強会だからな、
俺は理数得意だけど文系無理だから奈央に教えてもらうし、
奈央は理数と英語むりだから俺が教えるんだからね、

わかってるって〜
青木とかみゆきとか、心海とかって変な感じに気使うからね、
ダイエットがなんとかとか言うし。
たまにはお菓子パーティーしたくなる

母ちゃん、ジュースの3点セットをでっかいの買ってるあるから、いつでもきてねって言ってるよ笑

ーーーーーーーーー

突然の君の訪問

昨日と同じように青木とかみゆきとか心海さんとかと勉強会してるんかと思ってたからちょっと驚いた。

母親がスプライトとコーラとオレンジジュース買ってるから木曜とか来いよって明日誘うつもりだったんだけど、もう来ちゃったみたいです(笑)

幼馴染の君のことは6年前から好きだよ。

下手したら10年近くいる君のことは、結構ずっと好きだったと思う。
だけど、六年前に君が告られて、初彼できた時に気がついた。あぁ、僕って奈央のことが好きなんだなって。

四年前、2人目の彼氏ができたと一ヶ月後に聞いた。
すぐ教えてくれればよかったのに。とか思った。
みゆきは俺の気持ち知ってるからこいつが内通者

三年前、青木と心海さんが付き合ってちょうど2週間経った日に奈央がカレシに振られたって悲しんでた

三日後くらいに勉強会して、口すべりかけた。若干すべった。

俺だったら奈央のこと悲しませたりしないのにって。
たぶん失恋したてで気がついていなかったっぽいけど、やばかった。

今俺たちはまだ幼馴染だ。
高2の今年は、夏祭りの二日とも誘おうと思ってる。

毎年、市内で二つのとこで夏祭りやるから、

1つはクラスの男女で楽しもう!ってのと、2つ目はカップル、もしくは友達と行くやつだ。
青木と心海さんは毎年2個目に行ってる気がする

三年前はみゆきと、2つ目に行ってた。二年前は前日に青木が風邪ひいたとかで心海さんとみゆきと俺でみんなで行った。
去年は奈央が風邪だった。

今年は、青木と心海さんは決まってるらしいし、たける(親友)とみゆきはやっと(高1からの両片想い)付き合えたからOK。

なおは相手がいないから、俺が誘って告る。

#今年の目標

そう思って今日は、
突然の奈央の家に訪問

8/29/2023, 9:19:34 AM

突然君の訪問
   
   ピンポンって玄関のインターホンが
   なった。
   男は玄関をあけた
   数十年振りの君に
   ドキドキしていた。
   [久しぶり ]
   [ ああ。久しぶりだね ]
   二人は
   数十年振りに
   話した
   色んな話をして
   君から頬に
   Kissしてきた
   この後二人は
   愛し合ってしまった

8/29/2023, 9:09:56 AM

白くて美しいその子のことを、わたしはいつも遠目に見ているだけだった。奔放なのに凛とした姿勢が近寄りがたくて、どうにも馴れ合う気質には見えなかったからだ。それでも生き延びる知恵を備えているらしいことは明らかで、わたしは特に甲斐甲斐しい世話なども焼かなかった。
 なのにどうして、こうなったのか。──礼儀を弁えているお客様は、ご丁寧に窓をノックした。繰り返される音に外を見遣れば、映る白くてスラリとした姿に、思わず間抜けな声が出るというものだ。一拍遅れて窓を開けると、その子は落ち着き払った様子で佇んでいた。室内に入ってくる気配はないが、立ち去る風でもない。

「ええと、」
「何も、あげられるものとかなくて」
「今日はこのあと、用事もあって」
「だから……」

 戸惑いを隠せずにいるわたしのことなどお見通しとばかりに、その子は綺麗な青い瞳でわたしを見上げている。「……明日までに、用意しとくね?」たくさん考えてから出したその返答を聞いて、にゃあ。ようやっと楽しそうな声を挨拶に、その子はくるりと踵を返して行った。
 約束を違えるタイプには思えないから、明日までに何かを用意しておこう。なるほど、こういった処世術で生きてきたのだな。そんな些か的外れな感心を抱くわたしは、その後その子が自宅に居着くようになることなど、知る由もなかった。


――――――――――――――――
突然の君の訪問。

8/29/2023, 8:59:50 AM

-雪だるま。
  玄関の前にはソレが立っていた。
  すぐに状況理解ができたのは
  目の高さが合っていたからである。
  今思えば異様な光景だが
  何処か親近感が湧き、
  共に生活をすることにした。
  その過程について
  今、綴ろうとする気分になれない。
  結果的に言うとアイツは溶けたんだ。
  半年間、毎朝のように小さくなってゆく
  アイツと笑い合った。
  ありんこと同じ大きさの日も。
  本当に楽しかった。
  今年の冬も待ってるぜ、相棒。
  
   



        【突然の君の訪問。】#30

8/29/2023, 8:58:18 AM

突然の君の訪問


家には私1人だった。両親は仕事だ。
私は病気で高校にも入学式以来行けていなかった。

なぜ、こんなに私の体は弱いのだろう。
なぜこんなに私だけ苦しい思いをしなければならないのだろう。

1人静まり返っている部屋で考える私にはマイナスで暗いことしか考えられない。


もういっそ死んだ方が楽なのではないか。



そんなバカなことを考えた時

ピーポーンポーンパーンポーン


チャイムがなった。

誰だろうかと腰を上げる。
玄関の扉を開けて待っていたのは1人の高校生ぐらいの男子だった。

「あの・・・・・・・どちらさまでしょうか?」



「あぁ、覚えてない?入学式の時に少し話した夏夜。
お見舞いにきた!外暑すぎるからさ、家に入れてくれ
ない?」


なんてずうずうしい人なんだろうか。

そう思いながらも彼の屈託のない笑顔に何も言えずに中に入れてしまった。
2人分のお茶を入れてイスに座ると
「ねぇ、ねぇ!君はさ、毎日何してるの?
毎日、暇?」
いきなりしすぎる彼の質問に気押されながらも


「うん。暇。」

短く答えると

「そうだよな!じゃあ、俺毎日くるな?」

毎日・・・・・・・
本当に遠慮を知らない子だと思った。
でも、キツくて会えない日もあると思う。と伝えるとそれでも来て帰ると言った。


それから言われた通り毎日毎日彼は家に訪れた。
来て、ほとんど一方的に喋って帰っていく。

その繰り返しだ。


私的にはそれがすごく楽だった。
気を遣わないでいいし、黙っておいても彼が喋ってくれるから喋らなくても相槌を打つだけで時間があっという間に過ぎていく。



ある日
ピタリといつも来ていたはずの彼が来なくなった。
今日だけかと思いそんなに気にしなかったけれど来ない日が何日も続いた。


おかしいと思いたまに様子を見に来てくれる高校の先生に聞いた。




「あの・・・・・・・・・・・
夏夜という子なんですけど元気ですか?」


それを聞くと先生は悲しい顔をして言った。





「夏夜は数日前に亡くなってしまった。
実は夏夜は重い病気で、医師からはずっと前から余命宣告をされていた。」





頭が真っ白になる。
亡くなった?夏夜が?
信じられない。
私が固まっていると先生は悲しい顔のままある物を渡してきた。

「夏夜は自分が死んだ後、お前が夏夜のことを口にだしたら渡して欲しいって手紙を預かっていた。」


そう言って先生は去って言った。


手紙を開くとそこには一枚

の真っ白な紙に




"笑って生きろ''



そう書かれていた。


自分の目から温かいモノがでるのを感じた。




彼がどんな思いでこう書いたのかは分からない。
どんな思いで毎日私と会っていたのかは分からない。

けれど彼は私と同じように戦っていた。
彼は笑っていた。
彼は楽しそうに毎日を話していた。
辛いことは話さずに楽しいことしか話さなかった。


残された私のできることは
彼の心からのメッセージに答えることだ。
彼の分まで楽しく笑って生きることだ。




あの時の、君の突然の訪問のおかげで私は前を向いて生きられそうだ。




ありがとう。



空を見て心の中でつぶやいたら



見張ってるからな!
頑張れよ!





そう声が聞こえた。



                      完



読んでくれてありがとうございました。

8/29/2023, 8:45:49 AM

驚いた。
まさか君が訪ねてくるなんて思ってもいなかったから。
驚いた。
あの時と何も変わらない柔らかい笑顔で微笑んでくれたから。
驚いた。
とても綺麗だったから、この世にいないなんてまるで嘘かのように。


〝突然の君の訪問〟

8/29/2023, 8:39:39 AM

私のような陰鬱な者にも友人のひとりくらいはいます。
胸が飛びあがるほど驚きましたよ、君が突然私の元へやってくるのですから。

慌ててやってきたのでしょう、身なりも整えずにやってきて。

何か言いたげな顔をしていましたので君が話してくれるまで私は髪を整え、化粧を施してあげました。
それでも君は何も話してくれません。

困ったので私から質問をすることにしました。
「どうして私を置いて死んでしまったんだい?」

#突然の君の訪問。

8/29/2023, 8:31:13 AM

「⸺急になんだよ、なんでそんな焦ってるんだ。嫌なものを見た?悪夢かなんかでも見たのか。

 ⸺違う?詳細教えてくれねぇと分かんねぇよ。何を見たんだって。…包丁を持った女?!通報はしたのか?!できなかったってやべーだろ!今すぐしないと!

 ⸺え、俺ん家の方向に向かってた…って偶然だろそれ、怖いこと言うなよ。とりあえず通報しないと、お前は無事ならそれでいいけど…

 (ピンポーン)

 はい…はい。

 ⸺宅配だって、なんか頼んでたっけ…?ちょっと出てくるよ。またかけ直す」

 
 これが、彼の最後の会話なんだけど何か思うことあるかい?

 はい、本当に悲しいです。まさか死んじゃうなんて。

 ……君が包丁を持って、宅配員に扮装して訪問しなければ、喜びのあまり刺すなんてこと、しなかったんじゃないかな。

 だってやっと真正面から顔を見れたんですもの!この瞬間を私だけの宝物にしたかったんです!ネットで知り合ってから相思相愛で、私がいながら他の女に現を抜かすなんて許せなくて、それで!

 そもそも付き合ってすらない、君が彼のストーカーだってことは気づいているかい?

 ストーカー?何言ってるんですか。違いますよ、私達は恋人同士ですから。

 ……はぁ…。埒が明かない。


42.『突然の君の訪問。』

8/29/2023, 8:26:57 AM

「今夜泊まらせて?」

 突然やってきたそいつは、何とも清々しい笑顔でそう宣った。

「帰れ」

 玄関の扉を半分ほど開いていた俺は、そのまま部屋に戻ろうとする。

「いや、ちょっと待って! なぁ、頼む、この通り! お前だけしか友達いないんだよぉ」

 何とも虚しい事実を暴露しながら友人が食い下がってくるが、よくよく考えると俺自身にも友達と呼べるのはこいつくらいだったことを思い出す。

「・・・・・・お前なぁ、いくら友達だからってちょっとは配慮しろ」
「大丈夫、着替え諸々は持参してきた! 食費だってちゃんと払う用意はできてる!」
「そういうことじゃねぇ・・・・・・。まぁ、いいや。あまり散らかすなよ」
「サンキュー、心の友よ!」

 そいつは意気揚々と上がり込む。ちょうど午前中に掃除をしたばっかだったのが幸いだった。

「あ」

 そこで俺はあることを思い出す。

「おい、やっぱ、ちょっと待て・・・・・・」
「なあ、お前の洗濯物たたんでやろうか?」
「絶対に、触るなよ!」

 俺は途中になってた、取り込んだばかりの洗濯物の存在を思い出す。

「あ、お前って、パンツはトランクス派なんだなぁ」

 そう言ったそいつの手には、俺のパンツが躊躇いなく掲げられていた。

「おい、コラッ! ふざけんな!」

 やっぱこいつはタチが悪い。女らしいとこはひとつもねぇのに、顔はまあまあ美少女なのがさらに憎らしかった。

「やっぱりお前、帰れ!」

 俺はもう足掻いても仕方ないとは分かっていながらも、思いっきり叫んでやった。



【突然の君の訪問。】

8/29/2023, 8:20:13 AM

この前はさ、突然あなたが訪問して来たものだから驚いたよ、あのときは私も慌てていたんだ、早く三人の死体を片付けなきゃって、家中ひどい有様だったからね、まったくあなたには見せられなかったなあ、柄にもなく殴ったりなんかしてすまない、大丈夫、もう全部綺麗になったんだよ、そうだ、また今度あなたにケーキを作ってあげよう、楽しみだなあ、ほら、このとおり私はもう平気なんだ、だから、ね、心配しないでくれたまえ。

8/29/2023, 8:05:43 AM

突然の君の訪問
連絡する方法はいくらでもあるし、留守にしているかもしれないのに、何かよほど胸に秘めた思いがあるのだろう(0.5秒)。

8/29/2023, 8:02:10 AM

「鎌倉散策を は行と『と』で」

はと ひと ひと ひと ひと 
 ひと ひとひとひと はと
ひとひとひと


        ひと
ひと   はと    ひと
  ひとひと 
       はと



  ふと    へとへと


徒歩 トホホ


#修学旅行下見
#夏休みはやっぱり短い

8/29/2023, 8:01:24 AM

テーブルにノートを広げると、首輪の鈴をシャリシャリと弾ませながら君がやってくる。

長い毛の生えた尻尾をクネクネ、今日もご機嫌な君。

トテン、とテーブルに飛び乗るとまっさらなノートの上に寝そべった。

だらーん、と身を伸ばしながら黄色い目を細めて僕を見つめる君。

宿題そっちのけで今日も僕は、君を吸う。

……ふぅ。 猫吸い、サイコー。

テーマ「突然の君の訪問。」

8/29/2023, 7:43:10 AM

『突然の君の訪問』
私は高校を卒業してから大阪に移住した。はぁ…みんなに会いたい。高校生の時はそんなこと思わなかったのに。高校生の時は早く卒業したいって思っていたのに、なんで卒業したら"会いたい"って思っていしまうのだろうか。そんなことを思いながら家でダラダラしていた。今日は会社が休みだからだ。はぁ…みんなに会いたいなぁ…とまた考えた時ピンポーンとチャイムがなった。「はい。」「よっ!久しぶり○○!××だけど?覚えてる?」突然の彼の訪問に私は驚いた。「ちょっと待ってね!今、玄関開けるから。」「はーい」嬉しかった。でも、なんで君は私の住所を知っているのかが疑問だった。「久しぶり。」「久しぶり。どうぞ。中に入って。」「ありがとう。」そんな言葉を交わしてから君は中に入った。部屋に入り、お茶を出し、話をした。私はなぜ住所を知っていたのかを聞きたかったが、どこでその話をしたらいいのかがわからなかったからずっとモジモジしていた。あまりにも落ち着きがなかったのだろう。彼の方から話しかけてきた。「○○大丈夫?落ち着きないけど…何か話したいこととかある感じ?」「え?あぁ。あのさ、××。なんで私の住所知ってるの?」「え?なんでって、この前居酒屋で出会った時あったじゃん?それで、どこに住んでいるのかみたいな話になった時に○○言ってたじゃん。覚えてないの?」「ごめん…覚えてない。」「無理もないか。だって○○めっちゃお酒飲んですごい酔っ払ってたしな。しかも、送って〜って言って俺に抱きついてきたし。」「え!私そんなことしてたの!ごめんね…」「別にいいよ。」「ありがとう。」「好きな人に抱きつかれて嫌な奴なんていないし…(ボソッ)」「ん?今なんか言った?」「いや、別に。○○はさ、今彼氏とかいるの?」「いたら奇跡でしょ。逆に××は?彼女いるの?」「いや、いない。」「そっか。××はかっこいいし頼りになるから彼女できてると思ったよ(笑)」「かっこよくねぇよ(笑)」「頼りになるとは思ってるんだ(笑)」「まぁな(笑)」そんな話を昼までしていた。グー。「あ、お腹なっちゃった(笑)」「(笑)もう、お昼か。長いこといてごめんな。んじゃ、俺帰るな。」「まだ居ていいよ?」「え?いいの?」「うん。気が済むまで居てくれていいよ(笑)」「なんの気だよ(笑)でも、ありがとうな(笑)」「(笑)うん。あ、お昼何か作るけど何がいい?」「え!いいの?」「当たり前じゃん(笑)私だけ食べるって酷すぎるでしょ(笑)」「(笑)ありがとう。うーん。なんでもいいけど何があるの?」「うーん。オムライスとかできるけど…あと肉じゃが。」「肉じゃがいいな。あー、でも、オムライスがいいかな。」「OK!じゃぁ、オムライス作るね。」「ありがとう。」「うん!」そんな会話を交わして、私はオムライスを作る。「なぁ。」「ん?」「思ったこと言っていい?」「どうぞー。」「なんか俺らカップルみたいだな。」「え!」「だってさ、男1人に女1人で今一緒にいて、料理をしてもらって食べる。一緒に住んでいるカップルと同じじゃん。」「確かに。」「な。俺さ、実は高校生の頃からお前のことが好きだったんだ。」「知ってた。」「まじ?」「うん。」「なんで?」「だって、××ずっと私の事見てたじゃん。」「バレてたのか…」「あんなにずっと見てたらバレるに決まってるじゃん。しかもクラスの中でも噂になってたし。××は○○の事が好きらしいぜって。」「まじか…」「でもみんな卒業式の時に告白するって思ってたらしいんだけど、しなかったからすごい驚いてたよ(笑)」「まじか(笑)。」「よし。できた。」「お!まじで!」「はい、どうぞ。」「ありが…え?」「ん?」「なんでハートなの?」「え?気持ち?」「気持ち?なんの?」「好きって言う気持ち。」「え?どういうこと?」「私も××の事が好きっていう気持ち。」「え!・・・あ、あのさ!今言うべきだと思うから言うわ!俺!○○!俺と付き合ってください!」「はい!」という会話になり私と彼は付き合った。これは神様がくれた奇跡だ。ありがとう。神様。この奇跡を大切にします!

8/29/2023, 7:25:38 AM

突然夢に出てきた君は
やっぱりカッコよくて
名前を呼んだけど答えてくれなかった。
でも、隣で一緒に歩いて
私を見てにこにこしてた。

ほんの少しだけ
うたた寝してただけなのに
凄く幸せな15分だった。

8/29/2023, 6:53:13 AM

ピンポーン。

インターホンの音がする。

身体を起こして玄関へ向かう。

インターホンで相手を確認して驚いた。

なぜなら、そこにあなたがいたから。


私は朝から体調が悪くて学校を休んでいた。

だから、あなたに会うなんて想像していなかった。

だって、いつもは電話だけだったから。

熱のせいで幻覚でも見えているのかと思ったけど
何回確認してもそこにいるのはあなただった。


パジャマのままだし、髪もボサボサ。

そんな状態であなたには会いたくなかった。

来てくれたのはすごく嬉しいけど、
ちょっと恥ずかしかった。


外に出て少し話した。

「わざわざ家に来てくれてありがとう。」

そう伝えると、

「最近休むことが増えて心配だったから。」

ってあなたは言ってくれた。


そんなふうに優しいこと言わないでよ。

期待させないで。

好きになっちゃうじゃん。


「明日は学校行くつもりだから、また明日。」

そう私が伝えると、

「また明日。無理はしないでね。」

そう言ってあなたは帰っていった。


家の中に入ってもまだあなたの声が
聞こえるような感じがしていた。


ほんとに優しすぎて嫌んなっちゃう。


わざわざ来てくれるなんて…

あなたの家と私の家は車で40分かかるぐらい
離れてるよね。

早く帰りたかっただろうに来てくれて嬉しかった。


明日はあなたに会うために今日は早く寝よう。

今日のことを思い返しながら私は眠りについた。





#突然の君の訪問

8/29/2023, 6:44:24 AM

突然君の訪問。

ドアを開けると君が立っていた

何事か聞きたいけれど

いつも通りに迎えた

漫画を読んだり

お菓子を食べたり

泣きそうな顔で笑う君が

頑張っていることを

僕は知っている

いつか笑い話にできるように

今日も鍵は開けてあるよ

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