『目が覚めるまでに』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
早い朝の光をうっすら感じる
世界はまだしずか
手足は重く 身体は深い眠りのなか
アラームよ鳴らないで
このまま、、あと、3日くらい、、
「目が覚めるまでに」
#477
No.79『目が覚めるまでに』
君の目が覚めるまでにかっこいい男になってないと。
君の目が覚めるまでにいろいろできる人にならないと。
君の目が覚めるまでにたくさん稼いでおかないと。
…僕はずっとここで待ってるから。
だから、早く目覚めて。
・2『目が覚めるまでに』
さあ、やりかけの仕事を終えなくちゃ
病室まで付き添ってくれた彼女に資料を頼んでいた。
比較、耐久、価格、重量、メンテナンスのしやすさ、内部の写真、必要人数……
「ええ、ええ、そちらはもう大丈夫ですよ。もう終わってますよ」
終わってたかしら
「ええ、ええ。滞りありません」
もしかして私、忘れてるの
「今日はぐっすりお休みになってください」
目が覚めたら、明日になれば思い出せるかしら
【続く】
彼女を起こさぬよう、そっとベッドを抜け出す。
軽く身支度を整え、キッチンに向かう。
なるべく音を立てないように、慎重に調理開始だ。
サラダやスープをこしらえたら、いよいよメインの玉子焼きにとりかかる。彼女の好きなふっくらふわふわの甘い玉子焼きだ。
砂糖と少しのみりんをよく溶く。焦げやすいから手早さと集中力が必要だ。火加減にも気をくばり、少しずつ焼いては寄せて卵液を足す。
菜箸に伝わるふわっとした手応えに、昨夜の彼女のふくよかで柔らかい体を思い出す。
「んー、いい匂い。おはよう。」
甘い香りに気づいた彼女が起きてきて、僕の背中に抱きついてきた。
あぁ、今日も彼女の目が覚める前までに作り終えることができなかった。
僕としては「朝ご飯できたよ。起きて?」って、眠る彼女の頬にキスをして起こすのが夢なんだけど。いつも玉子焼きの香りがそれを阻止するんだ。
ま、いっか。
起き抜けの彼女も、可愛いことに変わりないし。僕は体の向きを変え、彼女におはようのキスをする。
あ、しまった!
玉子焼き、ちょっと焦げちゃった。
お題「目が覚めるまでに」
目が覚める前に
昨夜は何も思いつかなくて、少し横になろう、起きたら何か書けるだろうって思って今に至ります。
目が覚める前に、なにやら私らしい捻くれた夢を見たような気がするのだけど、覚えておらず。
結局、昨夜と変わらない状況。これなら巷で話題のオリンピックの実況でもしてたらよかったな。
にわか解説者として。
いや、出来ませんけどね。
バスケは“スラムダンク”、バレーは“ハイキュー”に影響されて見始めた程度の私。そもそも各種目の細かいルールがわからない。
今日も暑くなりそう。
書けないのは暑さのせい。
涼しくなったら、超大作書きますからね。
嘘も平気でつける夏end
目が覚めるまでに僕は何も知らなかった。実験されていることに、目が覚めてここがどこか分かったとき僕は暴れたでも意味はなかった
長いまつ毛に少し開いた厚い唇。横でスヤスヤと眠る君の横顔を見つめる。君が朝寝坊した日しか見られない、貴重な瞬間だ。
君の自慢の長い黒髪がひと束、顔にかかる。君を起こさないように、そっと後ろへ撫でつけた。そのまま髪の毛を梳かすように頭を撫でると、君は身じろぎながら擦り寄ってきた。
あまりにも愛おしく、愛らしい行動にたまらない気持ちになった。
抱きしめたい衝動を堪えて、君から手を離した。音を立てないようにベッドから抜け出して、部屋を出た。
料理上手な君にいつも任せきりだから、今日は朝食だけでも用意しよう。
ケトルのスイッチを入れて、君が目覚めるまでに用意するのが目標だと心に決めた。
『目が覚めるまでに』
今回の冒険は
自由と創造性がパートナーだ
冒険の目的は自己探求と成長
冒険の果て目がさめた時
僕は何を獲得してるだろうか
君にはたくさんの迷惑をかけた
僕のそばで眠っている猫の君
僕が幼い頃君のひげを切ったことがあったよね
あの時は本当にごめん
僕はそこから決めたんだ
もし君が還らぬ人となった時
後悔しないようにこれから世話をちゃんとすると
でもやらない時が多かった
そんな君は就寝するときに毎夜来て隣に座ってくれる
こんな世話をしていない僕の隣でも
来てくれるんだ、と思いもう一度思い直した
僕はこれから悔いのないように世話をする
次、君の目が覚めたときには
この僕の姿はどのように君の目に映っているのだろう
目覚めるまでに、朝を待つ。
朝を待って、朝に舞う。
そしたら空でも飛べる気がして、空に舞う。
でも、足は地に着いていて、草についた露が冷たい。
でもそれなんかも気持ちよくて、朝に舞う。
目覚めるまでに、夜を待つ。
夜を待って、夜に立つ。
そしたら空には星が舞っていて、空に立つ。
でも、足は地に着いていて、星にさえ手が届かない。
でもそれなんかもどうでも良くて、夜に立つ。
目覚めるまでに、私を待つ。
私を待って、私を刺す。
傷んだ心が治る気がして、私は待つ。
でも、足は地に着いていて、地はすぐに崩れる。
でもそれなんかも気持ち悪くて、私を刺す。
気持ちが覚めるとき
ミリ覚める → 家で読書に没頭している
キロ覚める → 1ヶ月前と比べて2キロ太る
メガ覚める → ソファで寝落ちが増える
ギガ覚める → すぐ怒るようになる
テラ覚める → 浮気する
少なくとも、メガ覚めるまでには留めよう
恋愛は人のIQをがくっと下げてしまうそうだ。
確かに結婚も勢いと言うし、あながち間違ってはいないのだろう。
だからこそ私はペンを執る。
原稿上で恋に心踊らせる二人をもっと描いてみたいから。
まだ覚めないで
この夢の続きがどうなるか見たい
まだ覚めないで
現実と向き合いたくない
まだ覚めないで
幸せな時間はとっておいておきたい
まだ覚めないで
未来に向かう準備ができていない
まだ覚めないで
覚悟はときに夢の中の自分が作ってくれる
目が覚める前に、なんとか解決策を考えなければ。
これは夢だ、ということにはさっき気がついた。
僕はたまに予知夢を見る。西日が照らす大通り、僕は彼女と並んで歩いていた。行き先はカラオケ店。僕と彼女は合唱部で出会ったので、二人とも歌うのが好きだ。だから放課後の小さなデートではよくカラオケ店に行く。現実ではよくクラスの男子から羨ましがられるが、そんな平和な時間はこのままではもうすぐ終わってしまうかもしれないということが今回の夢でわかった。カラオケ店の目の前の横断歩道。今日は何を歌う?なんて話しながら渡っていると、どこからか現れた黒いフードを被る男が現れ、彼女が刃物で刺されたのだ。男はその後逃走した。残されたのは、僕と、苦しげに横たわる彼女。そういえば現実で数日前に、帰りのホームルームで担任からストーカーに関する情報が伝えられていた。もうとっくに捕まっているものだと思っていたが、どうやら此奴は他の生徒をストーカーした後、今度は僕の彼女を標的に選んだようだ。相手がストーカーとなれば、仮にカラオケ店に行くのを取りやめたところで別の場所で刺されるかもしれない。だから決めた。夢と同じ横断歩道で、僕が彼女を庇って刺されればいい。
そしてその作戦は現実で上手くいった。
現実。病院のベッドに横たわるのは、私の彼氏。カラオケ店に行く途中の横断歩道で黒いフードの男に襲われそうになった私を庇って刺された。すぐに救急車を呼んで、幸い命は助かったが、まだ彼は目を覚まさない。私には彼に聞きたいことが山程あった。彼氏は横断歩道に差し掛かる直前から辺りを見回していたし、横断歩道に刃物を持った男が現れた時もそこまで慌てず、むしろかなり落ち着いていた。さっと私と男の間に入り込んだ彼は、私を庇って刺された時も、苦しみながらも安心したかのように薄っすら微笑んでいた。まるでこうなることを知っていたかのように。最近学校で噂になっている未来予知ができる学生の正体はおそらく私の彼氏なのだろう。でも、こんなにボロボロになるまで一人で未来を背負ってほしくない。私も彼の力になってあげたい。いつも一人で抱え込んでしまう彼を説得する方法を考えなければ。彼が目を覚ます前に。
目が覚めるまでにやること
①真横にあるカーテンを開ける
ただし、寝転がったまま開けるので目が覚めない
②足の指をグーパーグーパーする
ここでつったら一瞬で目が覚めるけどつりたくはない。
③バッ!と勢いよく起き上がる
これで目が覚めなかったら逆に
もう少し寝ていたほうが良いです。お疲れさまでした。
世界がうっすらと白みを帯びてきた
ひとつひとつ
あなたへの気持ちを並べていた私の手に
焦りが滲みはじめる
取りこぼしてしまわないように
転がり落ちてしまわないように
大切に大切に並べなければいけないのに
どんどん光を受け入れ始めた世界は
私のことを待ってはくれないようだった
どうしよう。このままじゃあなたに伝えられない。伝わらない。
どんどんぼやけて行く視界に
悲しさで崩れ落ちそうな心
それでも少しでも
ひとつでも多く
眩しすぎる光で世界から追い出される寸前まで
私はあなたを思い続けた
【目が覚めるまでに】8月4日
彼女の目が覚めるまでにできる事はまだある。それならばと、みっともなく足掻く事にした。
「みっともなく」。その形容詞だけで、僕がどれだけ追い詰められているかなんて、どうせこの独白を盗み聞いている諸兄らには察せられているのだろう。まあ、それで良いのだ。彼女だって、いずれのどこかで知ったって笑ってくれたら良い。
ビロードのドレスを洗おう。純白を取り戻したそれは、彼女の痩躯にこそ相応しい。
青い薔薇を1本添えよう。幸せを願うそれは、彼女の門出にこそ相応しい。
山ほどの苺を用意しよう。ケーキを彩るそれは、彼女の笑顔にこそ相応しい。
望んでた指輪を持ってこよう。サイズを直したそれは、彼女の薬指にも相応しい。
そうしてできるだけ整えた世界の中で、屈託なく笑う彼女を思い描く。幸せそうな彼女に思いを馳せる。たったそれだけで喜びが全身を包み込んで、まだ上を向いて歩んで行こうと思える。良きパートナーに巡り会えた彼女の明るい未来を、僕は僕の全てで祝福したいのだ。
「バージンロードは、一緒に歩けないけれど」
娘の目が覚めてまた歩き出せるのなら、僕は喜んで「足」を差し出そう。
子供達がすやすやと眠っている
あの子達の目が覚める前に
ラムレーズンアイスを
食べてしまわないと…
ラム酒入りなので子供達には
まだ早い
大人のアイスを
こそこそと準備する
さあ 食べるかな
ひとくち
美味しい〜!
もうひとくち
夢中になってしまう!
と…
背後に気配を感じる
お母さん…僕も…それ食べる…
子供が一人起きてしまった
目を擦りながら
私の服を引っ張る
食べる〜!
あちゃあ
仕方ない作戦Bだ
はいはい…仕方ないなあ
用意したのはバニラのカップアイス
私は黙々とバニラアイスを食べる
子供の様子を見て
自分のラムレーズンアイスを頬張った
こうして
私はラムレーズンアイスを
食べ切る事に成功した
ご馳走様でした!
「ねぇ、君は僕の目が覚めるまでに何をしているんだい?」
彼女はほとんど睡眠を取らない。
僕が寝ている間、暇しているかもしれない。
「本を読んだり、絵を描いたり。大したことはしていない。」
存外普通の答えが返ってきて拍子抜けした。
目が覚めるまでに心にあらわれる爪の鋭い毛むくじゃらの生き物
激しい怒りを切りつけろ奴を傷だらけにするんだ
いまわたしは殺されようとも立ち向かっていく戦士になる
その素早い身のこなしで奴の剣を交わしながら追い詰めろ
その素早い身のこなしで奴の剣を交わしながら追い詰めろ