『目が覚めるまでに』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
寝息は幸せなひととき
目元にある小さなほくろ やわらかそうな唇
ふわりとした髪をさわりたいけど我慢です
○○ちゃんの大好きなチーズたっぷりの
ピザトースト作って笑顔で起こそう
《目が覚めるまでに》
生活できることに感謝
でもね…
今の生活から
パートナーのいない世界に
なってほしい
わかば
━━━
《目が覚めるまでに》
あなたが隣りにいる世界
毎日幸せと思える世界
目が覚めるまでに
理想の世界になりますように
あおば
私は小学生の頃に見た夢を覚えている。
当時、木の板で仕切りを作った部屋を自分の部屋として使っていて、狭い部屋だったので机の脇に布団を敷いて寝ていた。
机の上に手紙と小さな剣のキーホルダーが置いてあった。手紙の内容は忘れたが、そのキーホルダーに心当たりがなかったので、夢だと思った。
だが、起床したときにそのキーホルダーがあったのだ。これは一体なんだと、困惑した。
その後、学校に行き家に戻るとどこを探してもそのキーホルダーがなかったのだ。
今考えると、夢の中で目が覚め、現実がわからなくなっていたのだと思う。
幼少期の感性豊かな時期だから観れたのだろう。
今は、夢を見ても覚えていないことが多い。
夢はエピソードどして面白いので、目が覚めたら直ぐに記憶に残しておこう。
「出来るだけ気にしないように。」
その言葉がゴチャゴチャになってしまった私を護衛する言葉となっていた。
それからと言うもの、隣人さんとは上手く関係を築く事が出来ていった。
「おはようございます。」
「…おはようございます。鳥井さん。そう言えば、掃除の回覧板が田中さんで止まっているって聞いたんですけど…」
「あぁ、それはちゃんと俺のところに回ってきて、今は山田さんのところまで行ってるので大丈夫ですよ。」
今では挨拶だけでなく、軽い雑談や世間話までする。
帰りとかは会う機会は全く無いけど、朝とか休日とかはよく会うようになった。
そして、今日は彼氏を家に呼ぶことになった。
遠距離中の彼氏だったから、私はウキウキ気分でいた。
「…ん、榊さん何だか嬉しそうですね。何かあるんですか?」
ごみ収集の日だったから、私がゴミ捨て場に居ると、後から隣人さんが来た。
その時に私の表情を見た隣人さんに察されてしまった。
「よく気が付きましたね…!そうなんです、今日は遠距離中だった彼氏が家に来るんです。つい、楽しみになってしまって…」
私が隣人さんにそう言うと、隣人さんは優しく微笑んでくれた。
「そうなんですか、それは羨ましいです。楽しんできてくださいね。」
「ありがとうございます…!」
私は彼氏と会う前にそう言われたことで、より一層、気分が良くなった。
目が覚めるまでに
誰の目が覚めるかによるね
自分の夢なら
自分は夢でも自由でないから
夢が流れていく方向へ
家庭的に想像すると
朝ごはんの準備とか
子供が寝てる間に休んだりなど
街なら機能するまでの間で
静かなんじゃないかな
悪事なら
取り返しはつかないし
善意なら
他人からおそらくの説明がされる
自分で気がついても
多分、確認が取れない
後とその時では違ったりもするし
やんわりとした予感で
後に理由がわかったりする
そんな事柄が時々ある
目が覚めたら
これまでとこれからがあって
これからが変わり
これまでが発見される
この世界が夢で
その世界が目覚めるなら
忘れてしまっても
その世界に残っていて
たまに発見されたりするのかもね
目が覚めるまでに
夢の中で今日も最適化が行われる。
必要な情報、要らない情報、バラバラのそれらをパズルでも組み合わせるように整えていく。
すぐに最適化が止まる。
阻むものは大きな情報じゃない。たった一言「好きです」と言って走り去られた昨日の出来事。
どうする?と疑問符が浮かぶ。応えるのか、断るのか。
昨夜はそれで頭がいっぱいで、どうやって帰ったのかさえ覚えていない。無理矢理布団に潜り込んでなんとか寝入ることができたのが先程である。
小さな情報は言い逃げした相手との思い出を纏い、雪だるまのように膨れ上がった。
どうしたらいいのだろう?
膨大なそれは最適化できぬまま。
目が覚めるまでに答えは出るのだろうか。
『目が覚めるまでに』
今日もいつも通り 眠りにつく
深いふかい 夢の中
僕は今日こそ君を救えるだろうか
この目が 覚めるまでに。
目が覚めるまでに
寝てる間に何をしてるのだろうか
たまに夢を見て起きたそばから忘れていく
その他は自分の脳の中で何が行われているのだろうか
1度でいいくらい寝てる間の自分を俯瞰で見てみたい
目が覚めるまでに何が行われているか気になる
目が覚めるまでに、今日を乗り切る自分を作っておこう。
目が覚めるまでにこの世が
消えてたり良いな。
もしくは消えたい、
今日は終わらなければ、
明日が来なければまだ君といれるのに
(本当)
2024年8月3日19:56
目が覚めるまでに
ピピピッピピピッ、ポチッ。
朝、目が覚めて起き上がるまでの間
見た夢について考える。
確か、真っ暗で時間は夜だった。
私は不気味な雰囲気を感じ、道を走った。
気づけば寂れた神社の境内にいて、
そこで見たのは、不気味で、けれども綺麗にも見える人魂のような光。
私は恐怖心もあったが、好奇心が勝ち、
そっと、近づいた。
そしたら、フッと光が消え
目の前が真っ黒の壁で覆われたかと思えば、
…………その壁は無数の黒い手だった。
恐怖で私は固まって……目が覚めた。
でも、目が覚めるまでに聞こえたあの声は誰のものなのだろう?
「ねえ、」
これだけしか聞こえなかった。
私を恨む声?それとも心配する声?
気になるけど、どうせすぐに忘れる。
私は起き上がった。
もう、このことについて考えるのはやめた。
聞いたことがある気がするなんて、気の所為だ。
……そうだよね?
【目が覚めるまでに】
目が覚めるまでに
この微睡の中で
きみとの逢瀬を続けていたい
目が覚めてしまえば
消えてしまうきみと
目が覚めるまでにあなたのこと覚えておきたい
いつまでも忘れないように
記憶に残して
人生を変えてくれたあなたのことを
目が覚めるまでに
夢の中
あなたが
笑ってた
目が覚めるまでに
あたしも
あなたに
笑ってた
なな🐶
2024年8月3日1883
「目が覚めるまでに」
世界は終わっていたら
どんなに幸せだろうね?
目が覚めるまでに。
思ひつつ 寝ればや人の 見えつらむ
夢と知りせば 覚めざらましを
想いながら眠りについたから
あのひとが夢に出てきたのだろうか。
夢と知っていたならば目覚めなかったのに。
私の好きな和歌。
聞いた時に痺れたなぁ。
小野小町が詠んだ和歌。
好きなひとが夢に出てきてくれた時って
起きたくないよね。
夢だと知ってたら起きなかったのにって、
目が覚めるまでに、夢だと知りたかったなって。
テーマ 目が覚めるまでに
「おぉぉ!」
夏祭りで綺麗な花火を見ていた。きれいな花火は夜空に咲く花そのものだった。
「速報です。このあたりでまた殺人が起きました。凶器は細長い刃物だそうです。容疑者は逃走中で...」
あたりがざわつき始めた。
「....ん?」
帰る途中、暗い夜の中でフードを被ってる人を見た。
「手に持っているのは..ぁ」
手に持っているのは血で汚れている細長い刃物だった。
でも違うかも知れない。まぁ、カエルだけだし大丈夫か。
「ドッッ」
「カハッッ」
ふと下を見た。細長い刃物が僕の腹を貫通していた。
「なんd」
お腹が裂けていて痛い。だんだんと視界が暗くなっていった。手遅れ...手遅れだなぁ。
僕はもう、報われないな。
「また一人。」
僕の存在を見せるために人を殺した。殺した。コロした。コロシタ。
「「なんで」」
「「おかしいだろ」」
「「化け物」」
コロシタヒトカラノコエガキコエル。ドコノダレカモシラナイヒトヲコロシタ。
アア、ナンデナンデナンデナンデナンデ
「こんなことしてたんだろ(笑)」
思い返したら馬鹿馬鹿しいことをしていた。許されないことをしていたのは分かっている。
もう、モう、モウ
遅い。
おわり
『目が覚めるまでに』
目が覚めるまでに
君に伝えたいこと全部伝えたい
全部うまくいって結ばれたい
それでそのまま幸せになって...
正夢になればいいのに。
きみが見る世界は
綺麗で美しくて素敵なものだけでいい。
だから。
そうじゃないものは全部ぼくが排除しよう。
醜くて汚くてゴミクズのようなものたちは
全部ぼくがきれいにしておくから。
だから。
きみはぐっすりとおやすみ。
20240803.NO.11「目が覚めるまでに」
目が覚めるまで私は、静かな空間の中で眠り続けるんだ‼️