『目が覚めるまでに』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
1人は嫌いだ。いつだって貴方と過ごしたい。片時も離れたくない。貴方は私が眠りにつくといなくなってしまう。
私の目が覚める前に帰ってきて。
目が覚めるまでに
週末になると君はここへやってくる
たわいのない話をし
借りてきた映画を観て
酒を飲み
そして二人で眠る
幾度となく繰り返してきたこと
それも今日で終わり
君にも僕にも夢がある
違う場所でしか叶えられない
夢が…
これで最後だとわかっているから
わずかな時間
酒を飲み、酔って
子供のようにはしゃいで
たくさん笑いあったけど
今日はどこか落ち着かない
そして、いつものように
二人で眠る
でも、いつもと違うのは
僕の目が覚めるまでに
君は荷物をまとめるはずだ
僕の頬を撫で
小さな声で
「さよなら」とつぶやき
僕の目が覚めるのを待たずに
出ていくのだろう
おしまい
リトルボーイ
うだるような夏の朝
司令部に伝令が入った
『作戦は完了した』と
重要な任務を遂げ、家へと帰還する
家族の笑顔を見るために
暗黒の空の下で何が起きたかなんて知らない
日曜日のミサは忘れずに参加する
そして寝る前に神様に祈りを捧げる
8時15分にテレビを見ていた
ようやく全てが終わったと思った
僕には関係のないことだ
ガールフレンドさえいればそれでいい
僕は無邪気な少年だった
70年前からずっとそうさ
それが今でも僕を苦しめている
いつも思う
どうしてこうも歴史は残酷なのかと。
そして再び惨劇を繰り返す人類の愚かさを。
#目が覚めるまでに
真っ黒な天蓋の中でひそひそと話す声がする。
それは今日見たものだったり、何年も前の昔ばなしだったり、まだ見ぬ未来の話だったり。
ひそひそと、しかしとても楽しそうな、密やかな会話があちこちから聞こえていた。
そんな会話を優しい眼差しで見守るのは、夜にあって天蓋唯一の母。
キラキラと瞬きながら話をする星々は、そんな穏やかな母のごとき月に見守られて、人々の目が覚めるまでにたくさんの会話をするのだろう。
「目が覚めるまでに」
夢の中ならなんだってできる。
好きな人と一緒にいることや、行きたい場所に行くこと、好きな自分でいられる。
でも、夢の世界は楽しいばかりじゃない。
大切な人が死んでしまったり、トラウマを思い出したり、嫌なこともある。
だから、目を覚ます前に楽しい夢を見たい、そう無意識のうちに思ってしまうのだ。
この世に狂っていない人はいないという
ある人が言うには、唯一、人に許された狂気は正気だそうな
毎日働いて寝るだけの生活をしていると、納得できる説だ
この世は狂ってる
そう思えばなんとなく心が楽になった
ならば、この狂気の世界から目が覚める前に、狂えるだけ狂ってしまおう
踊る阿呆に見る阿呆
同じ阿呆なら踊らにゃ損損
首にひっかけるつもりだった天井に繋がる輪っかを離した
目が覚めるまでに。目が覚めてすっと起きれる人ってどれくらいいるんだろ。大半はギリギリまで寝てたりスマホいじったりするんじゃないかな。
それで時間になって起きてもまだ頭がぼーっとしてて完全に目が覚めるまで一時間はかかる。質の悪い睡眠を取っている証拠でしょうな。
寝る時にスマホで時間を消費するから単純に睡眠時間が足りてないんだろうな。布団に入ったのは9時でもスマホいじってたから寝たのは12時みたいな。
そりゃ寝不足にもなるというものだ。うろ覚えだが睡眠は質がどうこうよりとにかく時間だとか。つまり早く寝ろということだな。
俺は夜勤で働いているから起きる時間が深夜だからどうしても眠い。なので最近は起きたら濃いめに入れたコーヒーを少量飲むことにしている。
それに加えてカカオ多めのチョコを少し食べることにしてる。これで夜勤で悩んでいた眠気と空腹が解決した。
夜勤で働いていると眠いし小腹が減るんだよな。今までは我慢してたけど年を取ってどうにもきつくなってきたから色々と試して今の方法にたどり着いた。
でもこれ絶対体に悪いなって感じする。夜勤の時点で健康度外視ではあるんだけども。
そういやアイスベストが届いた。これを試して夏でも快適に働けたら今後の夏も苦ではなくなる。どれくらい効果があるか楽しみだ。
ゆっくり ゆっくりと足を動かす
今は深夜の3時
父さんと母さんの目が覚めるまでに
戸棚に隠してる とっておきのお菓子を食べるんだ!
リビングのドアをそろりと開ける
ビール缶を手に持った父さんと目が合った
【目が覚めるまでに】
その瞬間、全てを思い出した。小さなテーブルのみが置かれた空間。自分がそれを認識したのは十数年も前だった。最初こそ、空間の存在すらあやふやだったが、今や丸テーブルを叩くと音が出る。感触が戻ってくる。
「お前の瞳が青だって、最近気づいたんだ。僕の好きな色だよ」
「そうかい。一体キミは今まで私のどこを見ていたんだ?私の瞳は出会ったときから澄んだ海の色をしていただろう」
「僕、女の人はもっとお淑やかな方が好みだよ」
彼女の存在自体は、空間より先にあった。一番最初に見た映像は、意識の中で黒いモヤがただ揺れ、何かを訴えているだけだった。話し掛けても反応を返すだけで言葉は話さない。そこから日に日に声を出すようになり、人型をとるようになり、つい最近には黒髪と青い瞳の少女なのだとわかった。
彼女は実の姉と似て、高飛車な態度ばかり取る。
「この部屋の色も分かればいいのに。僕、未だにこの部屋が黒いのか白いのかわからないんだよ」
「そんな下らないことよりも、気にすべきことがある。キミが目覚めるまでの時間は有限なんだ。しかも最近は夜ふかしばかりして、ろくにスイミンジカンを取れていないだろう」
「ああもう!それはお母さんに散々言われたから聞きたくない!……それで、気にすべきことって何」
「キミが生きた中で必要だったのはテーブルだけか?もっと娯楽を増やしたらどうだ。ゲームとか、海とか、学校とか」
彼女は指折り数える。
「そんなコト出来るの?」
「出来るさ」
彼女の行動は良くも悪くも自分の想像の範疇を越えない。出来ると言っておきながら、やり方は示さないのがまさにそうだ。さっき上げた娯楽の例だって、自分が最近体験したものばかりだった。
「そもそも、学校は娯楽じゃ、」
「ねぇぇええ!!今、何時だと思っているのよ!?」
母親の怒声に飛び起きて壁にかかった時計を見る。家を出る予定時刻5分前だった。なんだ、まだ余裕じゃないか。
何か夢を見ていた気がするが、それが何だったか思い出せず、モヤモヤとした喪失感を覚えながら制服に着替えた。
[目が覚めるまでに]
お酒で酔って
あんまり、頭まわってなくて
[復縁しよう?]ん?え?
何言ってんの?
酒で酔ってるから迷いが出てきて
覚めるまでに選択したら幸せなのかな。
どうだろ‥?
『目が覚めるまでに』
ふわふわと漂っているような感覚。
ああ、これは夢だ。
そう感じながらゆっくりと目を開けば、そこは靄のかかった自室だった。
ああ、これは夢だ。
確信を持ってベッドから身を起こす。サイドテーブルには何故か湯気の立ち昇るコーヒーが置かれていて、紙とペンもある。
何か、何か書かなければいけなかった気がする。
でも何だっただろうか。
コーヒーを飲めば思い出せるだろうか。
君の目が覚めるまでにしておきたいことがある
まず窓を開けて
君の服を取り替えてあげる
それから
歯を磨かせて、
ご飯を食べさせる。
…何でか分からないけど、君、食べてくれないよね。
ごはん。
それから君をおぶって
お出かけする。
君はマイペースだから
歩いてくれないし何もしてくれないし…
世話が焼けるなあ。
全然目を覚まさないよね。
当たり前か。
本当はわかってるんだ。
君が起きない理由。
だって君のことは僕が……………
#目が覚めるまでに
クライ、フカイ。そんなココはどこだろう。なにも見えない。ただ、『雫の音』のみが木霊し静寂を飲み込む。これが夢であればどんなに良かっただろう。でも、何も知らない。何もわからない。何もいらない。そんなループしそうな思考の中雫は一定の速度で落ちてくる。私はなんだろう?
いくらかたった時間は変化をもたらす。今度は視界。雫が自分をすり抜けて見えることのない底に落ちていく。ただし、音がするのは一定のままだった。ここで自分は目を開けていたことに気づく。ただ、もう疲れた。私は思考を続ける。自分は何をしていた?
次はもうどれぐらい経ったかもわからない時。次は触覚。手足は付いている。僕は少し歩く。すると、景色が変わった。そこには大量の黒い何かがあった。触ってみると冷たく、異臭を放っている。そして、もう一つ。それを見た瞬間一瞬自分はよろけた。そこには【不適切な内容】があった。僕は一体何を【不適切な発言】?
-------- あなたは一体何をしたんだ----------
自分はそこにいて全てを見ていた。私は隠れるので精一杯だった。僕は絶望していた。定まらない。概念が。存在が。そうさせたのはあいつだ。白衣を着ているヒョロイが不敵な笑みで笑いながら体を刺していた男。そして刺されていた人物が紛れもない男で自分自身であること。わからない。そこで理解する。記憶がない。どうして。自分は何も知らない。どうなっている。女性の体つきの自分と顔がぐちゃぐちゃにされた自分がソコにたって笑っている。白衣の男と同じように。そして、三人は自分に近づいてくる。やめて。何も知らないのに。何もわからないのに。何も【モッテナイノニ】。もし、終わりを告げているのなら自分は目覚めるまでに……。自分の意識はそこで暗転する。
無機質な機械音が木霊する。そこには白い天井が入ってきた。扉の開く音がする。看護師が自分が起きたことに気づいたのか。慌てて先生を呼んでいる。嗚呼、どうして目覚めてしまったのだろう。自分は目覚めるまでに記憶を知りたかったのに。何も持っていないから。自分の人生は途中からだったから。そんな中、靴の音が近づいていることに気がつく。扉の方を見る。頭に激痛が走る。自分は親に殺されかけた。紛れもない白衣を着た悪魔に。そいつはそこに立っていた。こちらを見るなり広角を高くに上げる。そして、今までの自分の記憶をそいつは一言で言い表した。あれは夢ではなかった。男は言った。
「はじめまして、【哀れな悪魔さん】」
そいつの顔は酷く歪んでいた。
目が覚めるまでに
君と遊園地に行きたいな。
行ったことないって行ってたよね。
メリーゴーランドとか観覧車とか楽しい乗り物が沢山あるから、一緒に乗りたいな。
君はおばけとか怖いのが苦手だから、あえてお化け屋敷にも連れて行って怖がる姿が見たいなぁ。
あとは、お泊り会もしたいな。
僕友達を家に呼んだことないからさ、僕の家にお泊まりに来て欲しいかな。
他愛もない方を喋って、僕のおすすめの映画を見よう。
ファンタジー系の映画なんだけどね、魔法で無双しながら世界を救う物語で、王道だけどとっても面白いんだよ。
それで、ポカポカの温かい布団に入って、一緒に寝るんだ。
それで、あとは、あとはーー
「…ねぇ…僕まだ、君とやりたいこと、沢山あるんだよ?…だから、だからさッ!早く…目を覚ましてよ…」
君の目が覚めるまでに、君とやりたいこと、全部言い終わっちゃうからさ。
いつも料理を作ってくれる彼女に休んで欲しくて
彼女の目が覚めるまでに
朝食とお弁当を作る
彼女の寝顔を少し眺めてから
僕は動き出した。
この日のために
少しはおかずを作れるように練習したし、
料理と片付け並行してできるように
少しは頑張った。
まぁ初めてにしては上出来だと思う。
彼女がどう反応してくれるのか
ドキドキしながら僕は彼女の目覚めを待つ。
─────『目が覚めるまでに』
お前の目が覚めるまでにさ、俺たくさん準備しとくよ!
お前の好きなゲームだろ、お菓子だろ、あとアニメ!お前は絵も好きだよな!俺は絵が下手だけど一緒に描こうぜ!
俺の部屋は少し汚いからちゃんと少しずつ片付けてるんだぜ!!まぁまだ汚いけどな!
いつ目が覚めてもいいようにずっと準備しておくぜ!
前の約束を守るためにな!
(2つ前に書いた小説の続きです!)
目が覚めるまでに
ベッドの上に置いてある目覚まし時計がうるさいくらいに鳴る。
だが、鳴っても起きない。
目が覚めるまでに時間がかかるのだ。
私「うぅん…、まだネムィ…」
次の日がバイトがなかったときはすぐ目覚めないことがよくある。
私「ふふ、まだ起きないよぉ、グゥー。」
こんな調子だ。朝は弱い。
目が覚めるまでに時間かかるのだ。
終わり
「目が覚めるまでに」#15
毎日仕事や家事に忙殺される日々
今日も嫌なことがあったなぁ
と眠りについた、、、
夕暮れに初恋の人と複数名で話していた
見たことない人だけど、一瞬で気づいた、、、
中学の時に好きだった人、、
告白もできずにすぎてしまった酸っぱい思い出
初恋の人と話す絶好のチャンスなのに、
お互い違う人と会話している
なんだかもどかしいな、、、
その時、
ふと、私は夢を見ていると自覚し始めていた、、、
そろそろ夢が幻と消えていく、、、
夢が覚めるまでに
もう一度あの人とお話したい、、、
「目が覚めるまでに」
幼少期の記憶というものは酷く曖昧で、それが実際に起こった出来事なのか、それとも夢で視たものか、或いはそんなものは自分の中で作った幻想にすぎないのかもしれない。
個体差はあるのかもしれない。いや、そう簡単にできてしまっては困ることであるが、私は自慢ではないが、自分自身の記憶の改竄を簡単にできる。
改竄というと語弊があるが、例えばここに、事実Aがあったとして、その内容が気に入らなかったとする。そこで「こうであったらいいのに」と思う。
そりゃあそうだろう。気に入らない内容なのだから。
その思いを強くするうちに、事実Aは虚偽Bに侵食され、亡き者になる。
こうやって上書きした記憶は多分、多くあるのだと思う。
だが、「上書きした」という記憶があるだけで、それがどの記憶なのか、どういう幻想にすり替わったのか、記憶がないのだ。
果たして、それは記憶を上書きしたと言えるのだろうか。
コンピュータに置いて、メモリーを上書きしたところで、そのログは残るわけで、復元も容易だ(容易ではないものももちろんあるが)。
しかし、私の体にログが残っているわけでもなく、上書きしたという記憶だけある。復元もできやしない。
こうやって改竄した記憶だらけの私が、制御能力を失い、改竄したものが元通りになったら、自分をどこまで信じられるのだろうか。
目が覚めるまでに、私はどこまで記憶を上書きするのだろうか。
貴方が帰ってくるといいな....w
喧嘩が仲直り出来てたらいいな
全ていい方向に進んでたらいいのに.....
【目が覚めるまでに】