『目が覚めるまでに』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「目が覚める前に」
目が覚めてしまったら、この夢が終わってしまう。
目が覚めてしまったら、幸せな時間が終わってしまう。
目が覚めてしまったら、もうあの人に会えなくなる。
目が覚める前に、そうなる前にもう少しだけ我儘を言ってもいいかな。
「目が覚めるまでに」
目が覚めるまでに色んな幻想を見るでしょう
目が覚めるまでに色んな事を考えるでしょう
目が覚めるまでに色んな事があるでしょう
中二女子
寝てても
起きてても
夢見てる
好きなあの人に
夢見てる
何がキッカケで目が覚めるかなんて
今は分からない
けど
寝てても
起きてても
いつかは夢から覚めるんだ
それなら私は
夢を見ているうちに
やりたいことをしよう
人様に迷惑かけない
最大限を
いつ目が覚めても
後悔のないように──
(2023.08.03目が覚めるまでに)
君の目が覚めるまでに、終えないといけないことがある。
このミッションをクリアする為に絶対に必要なこと――。
散らかった部屋を慌てて片付ける。真っ赤に染まってしまったテーブルクロスも急いで洗濯機へ。何事もなかったかのように、極めて冷静に。落ち着け。まだ間に合う。
納得がいくまで部屋をぴかぴかにし、新しく出したテーブルクロスを敷いて、この時の為に準備したものを台所から運ぶ。見渡す範囲、ちゃんと綺麗に飾り付けた。今度は失敗せず、必要なものは全て用意した。
あと必要なものは――
カチャリと音を立てて扉が開く。
――そう、あと必要なものは、君だけ。
寝ぼけ眼をこする君と、対して完全に目が冴えてしまっている僕。
高鳴る鼓動を抑え、背中に隠した花束と小さな箱をぎゅっと握った。
『目が覚めるまでに』
お題 「目が覚めるまでに」
目が覚めるまでに死ぬかもしれない。
目が覚めるまで夢を見る
いい夢か、悪い夢かはわからない
目が覚めれば夢の記憶が無いことが多い。
ずっと同じ夢を目が覚めるまでに何度も
見ていたい
【目が覚めるまで】
目が覚めるまで寝たい。爆睡をかましたい
明日目が覚めるまでに、全てが変わって新しい一日にしたい。明日目が覚める頃には、新しい一日がいい。
#SnowManえぐいえぐい
目が覚めるまで
目が覚めるまで…
色んな事件・事故が起きていると思うと怖い
LINEって使いやすいけれど、
寝てる間に話が決まって、
朝起きたら、もう決まってるみたいなの
めっちゃ嫌だ…
なったことないけれど、
本当に、本当に、危なくて、怖いと思う
最近情報化が進んでるから、
本当に怖い
目が覚めるまでにぼくは、君をここから連れ出したい
君との場所に行きたい
二人きりの場所に、
だけど、あと一歩のところで、周りは明るくなってしまった。
あなたの白く細い首筋に、掌を重ねる。
規則正しく上下する喉。じんわりとした熱。柔らかな肌。掌ごしに伝わるあなた。生きているあなた。その全てを、あなたが支配している。鼓動を刻む心臓も、繰り返される呼吸も、あなたの全てはあなたのもの。だから、ね?
あなたの首筋に重ねた掌。その指先に、少しだけ力を込める。このまま力をゆるめずに、あなたの目が覚めるまでに、あなたの時間を止めてしまったら。
あなたの命は、私のものになるかしら。
目が覚めるまでに
あなたの目が覚めるまでに部屋を片付けておこう。庭に花を植えておこう。食事を用意しておこう。あなたが気になっていた小説も買っておこう。
いつ目覚めてもいいように、全てを整えておくから。
早く、目を覚まして。
目が覚める前に、私が死んでしまわぬように。
目が覚めるまでに、君のことを忘れていたらどうしよう。
目が覚めるまでに、君が私のことを忘れていたらどうしよう。
目が覚めるまでに
キスをして
一瞬でもお姫様になりたいの
舞華
君に出会ってからというもの、全てとにかく
おかしくなった。
占いとか全く信じてなかったし、寧ろ馬鹿に
してたのに……気付けば毎朝テレビを付けて
は、朝の占い番組を見ている。
ロックなんか聴かなかったのに、君がただ
好きってだけで…… 私に聴かせて、私は
見事にハマって、今ではもう君以上に詳しいよ。
変な漫画押し付けないでよ……こういう
ジャンル苦手なのに、だけど、君は目を
輝かせながら語るモンだから私もそれを
夢中で聞いてた。
てか、私にこれだけ、楽しい事も、何もかも
教えてくれて、勝手に居なくなるのかよ。
ふざけんなよ、覚えてろよ、この野郎。
君と出会ってから私おかしくなったよ
もう、このおかしさは絶対に治らない
不治の病だ。
君が結婚してくれなきゃ、絶対に治らない。
治す気も……もう無いけどさ。
君がもし私を置いて行くなら、ふざけんなって
言いながら、走って、その首根っこ掴んで
絶対に離さない。
だから……だから…… 。
ねぇ、じゃあさ、次は私の好きな物も
教えるから。そしたら、君もおかしくなるよね。
きっと…… もう取り返しがつかないくらいに。
by恋愛の迷い子
目が覚めるまでに
貴方が目を覚ますまでに
私は遠くに行こうと思う。
好きだから離れたくないけど
この恋は叶わないみたい、報われないみたい。
だから、貴方に見つからないような
遠いとこに行くよ。
幸せになってね。
さようなら。
「砂どけい」
私よ、永遠なれ、
ときよ、永遠なりて、
砂よ、また流れたり
俗に言う一目惚れに酔いどれた私はとんだ自惚れ野郎さ
ちくりと首筋あたりに、あてがって君に捧げる愛の裏返し
身体中アルコールに喰われて、気持ちよさが身体を容赦なく突き刺す
やけに浮わついた気持ちも胃に溶けこんだシロップのせいにして
ベッドで身を捩らせた君が目を覚ますまえに腹の皮膚の下をなぞるように指を這わせて
とびっきりの愛情と猛毒をない交ぜにしたちゅうでもしてやろうか
目が覚めるまでにあなたに夢で逢えていたらいい
夢の中では
私も貴方も当たり前のように会話出来ていて
当たり前のように同じ目線に立っていて
夢が冷めたら
そんな夢を見たことを後悔してしまう
だって
会えないんだって実感するから
夢の中ではあんなに近かったのに
現実はこんなに遠くて
だけど、それでも
夢の中に出てきてくれてありがとうと
夢の中で会えてよかったと
私は伝えたい
どこにいるのか分からない。
屋上みたいだけどここに行った覚えはない。
わからない場所で私は緑の襟とラインがついた派手な黄色い服を着た人をぼんやり見つめていた。
最近よくテレビに出ている芸人がいつも通りテレビでおなじみの芸風で何かをまくし立てている。動きも派手だ。
そこに黒い服を着たおかっぱ頭の相方はなぜかいない。
なんとこの空間には私と彼しかいないのだ。
え?
これどういう状況?
とまどっていると不思議な声が聞こえてきた。
彼の奇声は聞き慣れているけれど今日は一段と変だ。
そこで記憶は終わっている。
夢だったようだ。
まだ不思議な声は聞こえている。
「おはよう。かわいい鳥の鳴き声がするね」
母の声で現実に引き戻される。
これだけは夢ではなかった。
聞き覚えはないけれど鳥の声のようだ。
季節の移り変わりで聞ける鳥の声も変わるらしい。
夢と現実の区別が一瞬できなくなったけれど、
良い朝だ。
今日も一日がんばるか~
私は大きく伸びをした。
彼のダイナミックな動きを思い出してニヤニヤしながら。