『理想郷』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
鳥が鳴いて、葉が揺れる音がして、
水音がして、子どもの笑い声がして、
彩りが豊かで、光が溢れていて、
柔らかな空気に包まれている、
それがわたしの理想郷
平安時代前期の高官である藤原時平は右大臣だった菅原道真を失脚させて藤原氏の政権を確立しました。
菅原道真と藤原時平は互いの父の代から顔見知りで仲が良く宇多天皇も2人が朝延の中心となり敦仁親王(醍醐天皇)を助けてほしいと期待していました。しかし藤原時平は「摂関家」出身であるのに対し菅原道真は家柄が低いことを理由に何度も辞退しています。藤原時平は菅原道真が自分の娘婿である斉世親王を天皇にしようと画策しているとして醍醐天皇に讒言しました。その結果醍醐天皇は菅原道真を太宰府(現在の福岡県太宰府市筑紫野市)に左遷し菅原道真は失脚しました。菅原道真の死後藤原時平や菅原道真の失脚に関与した官僚が立て続けに亡くなったことから菅原道真の祟りだと恐れる声も上がりました。朝廷は菅原道真の霊を京の北野の地に祀り神格化し天満大自在天神としました .......... 。
.......... なんか象徴的だなと感じたりする。
菅原道真と藤原時平 ... 三浦春馬と城田優みたいだったり、五代友厚とその兄五代徳夫みたいだったり ..,
世の中に在る確執のパターンの象徴的な関係 ... 。
俺の兄貴もね、藤原時平みたいな奴なんだよ。
いまだにむかつくわ。
<理想郷>
ここは[理想郷]
貴方はこれからここで暮らす
ここは『全て』を受け入れる
『全て』を受け入れる
けどそれって残酷だね
ここに来たら悪い人も良い人も関係ないんだから
なぜって?
だってここは[理想郷]だから
―全てを受け入れる それって残酷なことね―
父と母と旅行へ行った。
たわいない話で笑いあって、夜には美しい夜景に言葉を奪われる。
父も母も仲が良くて、2人とも僕を愛してくれる世界。
朝、起きたら泣いていた。
10.31 理想郷
がんばらくてもよい
はたらかなくてよい
のんびりしててよい
ゆっくりしててよい
そんな場所はいったい何処にあるか
考える
布団の中で
【理想郷】
空にノイズが走って見える。半分は赤くて何も見えない。焦燥に駆られた足音と銃声だけ、やけに鮮明に聴こえる。
ああ、良い気分だ。痛くもない。ということは、俺は死ぬのか。
結局、俺たちは何を求めて引金を引き続けたのか。トップの指揮する先に、俺たちの未来図はあったのだろうか。
美味い飯を囲んで、あいつとあの子が、将来の夢について話してる。俺が「全部叶えられる理想郷を見つける!」と高らかに宣言すると、ふたりは俺を見て笑った。
なぁんだ。理想郷なんてのは、既にあったんじゃないか。戻りたいなあ。でももう、寒いなあ。
ふたりが屈んで、俺に微笑んだ。俺の視界は晴れて、立ち上がる。手を繋いで、帰ることにした。
あなたと私のユートピア
誰かに侵されることは無い
1ヶ月と25日
私はここから出ていない
あなたが言うから出ていない
2LDKドアを開ける音
No.164『理想郷』
理想郷、なんて想像したって無駄だろう。
それはどうせ理想でしかないんだから。
今までの人生で理想が現実になったことがあった?
……私はなかったよ。
【No.2】(理想郷)
私にとっての理想郷は、異変発生はするし、人里にも吸血鬼や魔法使いが降りてくるけど、大好きな大好きな幻想郷です
理想郷
最終的にはこういう風に生きたい、という理想がある
その理想は時間の経過とともに少しずつ変わっている部分もあるけど
大枠は変わらない
それは社会からみたら
完璧でも完全でもないかもしれない
でも私にとっては最高なのだ
私の好きや心地いいを詰め込んだ場所
理想郷なんてみんな違っていい
私の理想郷は
私にしか作れない
だから私が
何年かかっても自分で作るんだ
『理想郷』
なんだろう、簡単なことだけど、とても難しい事
なのに何故争わなくてはならないのか
生きるため?私利私欲のため?それこそ理想郷を求めるから
それなら理想郷なんてものはいらないのでは?
綺麗事並べてるけど、本音は?
でも、そんな事をゆっくり考えてしまう事が平和ボケした頭の中だからか…
わからん、わからない、とても難しい
・理想郷
例えば、君と並んで歩くこと。
綺麗な声で名前を呼ばれること。
その可愛らしい手を握って見つめ合うこと。
皆からしたらこれらは子供じみたささやかな願いに聞こえるかもしれない。
でも俺にとってこの願いが何よりも叶えたい大事な夢なんだ。
たとえ一生叶わなかったとしても、こんな願いを持つことが許されなかったとしても、叶ってほしいと祈ることはどうか許してほしい。
ああ、でも。
もしこんな幼稚な願いが君にバレて、いつものように笑われてしまったら、それはそれで心が満たされてしまうんだろうなぁ。
#理想郷
理想郷。
この言葉、あまりピンとこないんです。スケールが大きすぎるのかも知れません。
強いて言うなら、すべての人が、あるいは生き物が、生まれた環境のせいで不幸になることがない世の中なら理想だなと思います。でもそれこそきっと理想郷、理想は理想であって、叶えるのは困難なのでしょう。なにより、その為に自分ができることが思い浮かびません。
せめて、子供たちが過ごしやすく楽しいと感じる環境を作るのが私の役目というもの。
家の中を家族の理想郷にするべく、今日も頑張ります。
人はそれぞれ理想郷を持っている。
だが、そんなものは現実には無い。
それが理想郷だ。
私が今まで必死に守ってきたものは家族だ。
何よりも変え難い家族だ。
だが、24歳にしてそんな大事にしてきた家族は元々無いことを知った。
今まで繋ぎとめようとしてきたものは手から砂がこぼれ落ちるように一瞬にして消え去った。
私は一体今まで何をしてきたのだろうか。
なんて。
自問自答をし助言を求め疲れ果て今立ち止まってしまっている。
今、私は、空っぽなのだ。
頑張ってきた仕事も行けなくなり。
寝ようとしても寝れず。
頭の中は色んな事でぐるぐる思考が回り続け。
私という存在すら疑っている。
答えは出ている。
シンプルに。
私は仕事を変えて環境を変えて自立をして家を出て自分の人生を生きるのだと。
だが、私は、今、落ちている。
沈んでいる。
泥沼の中にいるように。
休みたいのだ。
心の底から悲鳴をあげている。
奥歯をかみ締め耐えようとしている。
現実はそんなに甘くない。
分かっている。
人に迷惑をかけている。
分かっている。
頭ではなく行動しなければいけない。
分かっている。
いつもの私に戻らなければいけない。
分かっている。
周りに心配かけてはいけない。
分かっている。
笑顔でいなければいけない。
分かっている。
分かっているのだ。
私の生き方はそう簡単には変えられない。
それが性格だからなのかそう生きてきたからなのか。
それは私にも分からない。
いっそ私の全てを否定して背を向けて見捨てて欲しい。
そうすれば少しは楽だから。
人は1人では生きていくことなど出来ないと言うが
私は今1人になりたいのだ。
誰にも干渉されず家族の尻拭いをしなくていいように。
それが私の理想郷。
かつては違った理想郷。
だが、今は枯れ果てた理想郷。
私は今ほかっといて欲しいのだ。
こんな自分を見せたくない。
だが、どこかに吐き出さなければいけない。
その吐き口がここなのだ。
支離滅裂な文章を書いてれば頭の中はスッキリする。
私の中の理想郷を変えたいのだ。
理想郷
【理想郷】
ひとりひとりの考え方も正義も違うから。
みんな幸せになれる理想郷なんてなくて。
できるのは『全員がちょっとずつ不幸な世界』だけだ、なんて。
そんな話をどこかで聞いた。
ものすごく不幸な人を出さないように、少しずつ不幸を分かち合う世界。
優しくても誰も満たされない世界。
一体、いつどこで聞いた話だったかなぁ。
自分にとってのユートピアは他者から見ればディストピアだ。
自分の【好き】に囲まれた世界は、酷く狭く限定的で【嫌い】を排斥していくのだろう。
理想は理想だから許される。
現実は歪だが、理想という名の切り捨てよりかは遥かに良い。
理想郷は自室の狭さくらいがちょうど良いのかもしれない。
理想郷
君は、ただそこに佇んでいた。
幾ら話しかけても、
微かに揺らめく事は無く。
硝子玉のような瞳は、
何一つ映し出すことなく、
ただ、虚空を見つめていた。
この世に理想郷など、
存在する筈もないから。
醜く汚れた現世で、
血反吐に塗れて、
生きるしかない。
それが、人の定めだと、
私たちは知っている。
だが。それは、
余りに純粋な君には、
耐え難い苦しみだった。
君は、心を閉ざしてしまった。
心臓は動き、体温は感じられるのに、
その身体からは、
生命の息吹が失われている。
まるで精巧な人形のように、
君の心は、現し世から
遠く離れてしまった。
私も君の元へ行くとしよう。
常世の国には、
理想郷があると聞く。
君と私で、探しに行こう。
此岸では、
守り切れなかった君を、
彼岸では、
必ず守ると誓おう。
この世で最後の我儘を、
どうか、赦して欲しい。
理想郷
・✴︎⭐︎深夜テンションの意味不明な思考回路です⭐︎✴︎・
※もはや宇宙です。
この私たちが存在する世界は、果たして人間が築き上げてきたものなのだろうか。
いや、築き上げてきたという事実に間違いはないだろう。
しかし、なぜ人々は理想を追い求め、進化を続けるのだろうか。なぜ、その進化こそが皆が求めるものだと信じて疑わないのだろうか。
例えば、スマートフォン。年々進化を続けるこの道具は、最新版が出るたびに多くの人が「新しい機能が増えて便利になった」と言う。そして何千何万という人々がその機能を「便利だ」と感じて使用している。
一部の人が「これがあったら便利だろう!」と思い追加されたコンテンツを、ほぼ皆が「これは便利だ」と感じる。
確かに同じ地球上で生活する者たちであるから、不便に感じる部分は同じなのかもしれない。
だが、思考を少し変え、この世界が誰かに造られたもの、だとしよう。
ゲームの設定のように、一律に人間とは常に利便性を求め進化を続ける生き物、と設定されているとしたら?
皆が不便に思う事、また便利に思う事、は共通するのではないだろうか。
人間の行動が全て「そういう設定」だとしたら、世界の歴史が繰り返されている事にも、私は納得がいくと思う。
何年かに一度、歴史を動かす設定を持った人物を誕生させ、同じように歴史を繰り返させる。
まだ都市伝説の範疇を出ないが、今の文明よりもはるか昔に一度高度な文明が存在し、消滅して今の文明がまた出来たのではないか。人類はそれを繰り返している。という説もある。
これは、人類が設定されたものなのであれば、十分考えられる事である。
この世界は誰かが作り出した、誰かの理想郷。その中で生きる我々は、誰かの理想の生き物。
しかし、あくまでも設定。ゲームにバグは付き物だ。あまりにも高度になりすぎた文明は、バグを起こし、自分たちの意思で動き始めようとする。誰かの理想は途端にそうじゃなくなる。
だから、その度にリセットされる。
ではその誰かとは誰なのか。
これは神のみぞ知る…もはやこの世界を創り上げているのだから、それは神なのだろう。
面白い、美味しい、楽しい、悲しい、つらい、幸せ、そんな感情さえも誰かの思うまま、私が今こうして話を作り上げているのも、誰かの思うまま。
だとしたら、理想郷とは、幻想的で猟奇的でそして案外つまらないものなのかもしれない。
11月1日 小さい女の子、りくと?みーよさんの子供?そうげんじあたり、夜大雨カッパつけた女の子が急に道路に飛び出しトラックにはねらてたけど大丈夫だった。りーか家、
おかーがベランダから落ちる夢
落ちる前にありがとう、大好き、階段から降りる赤い門があり降りる旅に狭くなってるのを、またごうとしたら、幼稚園の先生にくぐりなさいと言われた。なぜか、おかーも一緒にいて、もう一人の先生が視える人で声かけてきた。落ちた場所を見に行くと顔は笑顔だった。水の中に浸けられてた。シャーマンみたいな人がその力はどーさしたの?と言われ、タロットを見た、乾燥してるお香。りくとが赤ちゃん、亡くなってから何日は肝臓が黒くなる?
気付いたことが、自分も死ぬ時は笑顔で死のうと心に決めた。まことに抱きついて泣いた、みーよさん、だいすけ、みーよさん赤ちゃん?
【理想郷】
まだ出逢えぬ理想を求め私は旅をしていた。そこは誰も知らない秘境の地、文明が栄え、争いもなく、誰もが仲睦まじく平和に暮らしているそうだ。本当にそんな場所が存在するのか?半信半疑のまま私は粗末な荷物だけを持って、何十年以上もその地を探しているが未だに見つけられないまま歳ばかりが過ぎていた。身体はもう旅に出たばかりの頃のようにはいかなくなってきていた。私に残された時間はあまり残されてはいない。だが、ここで止めるわけにもいかない。私は何としてもその地を見つけださなければならない。その地の住人は皆、怪我も病気になったとしても瞬間、何事もなかったかのように治癒されるという。それはそこにしか生殖していない花。その花は枯れることなく永遠に咲き続ける。私はどうしてもその花を手に入れなければならない。私の妻は病に伏せ、どの医(くすし)に診せど、治療法を見いだすことができなかった。それでも諦めきれなかった私は数えきれない程の医学書を読み漁ったが、妻を救う手立ては得られなかった。しかし、私はある古文書を見つけだした。私は縋る思いでその書を読んだ。そして、私の旅は始まった。だが、もうダメかもしれない。私が何十年以上も病床の妻を医に預けている間、病状が悪化してしまっているかもしれない。あぁ、こんなことなら信憑性もない絵空事など頼らず妻の傍に居てやれば良かったのだ。私は愚か者だ。すまない、こんな甲斐性のない私を許してくれ。…もう、体力の限界が来ているようだ。視界が歪み、意識遠退いてきた。私は先に逝くよ。こんな私の妻になってくれたこと感謝する。
「…、た」
…途切れた意識の向こう側、懐かしい声がした。
誰かが私を呼ぶ。私は目を醒まさなくてはならない。そう思わせてくれる声だった。
「…、ん」
そして私は意識を取り戻した。
「あなた」
まだぼやける頭の中、私は声の主を探した。それは優しい笑顔をした妻だった。
「…、お前。どうして…」
私は訳がわからなかった。なぜ、病床の妻が私の目の前にいるのか。
「そうよね、訳がわからないわよね。実は―」
混乱している私をよそに妻は話し出した。
「…なの。」
「…そうか。」
妻が言うには、私が旅に出てすぐ妻の病状が悪化し、手を尽くすまもなく命尽きたのだという。そして、私も旅の果て、理想郷を見つけることなく命尽きた。
「…結局、私のしたことは無意味なことだった。こんなことならお前の傍にいてやれれば良かった。どうか馬鹿な私を許してくれ」
瞬間、後悔の果て私の眼からは止めどなく涙が溢れ出ていた。そんな私を妻は責めることなく微笑み抱きしめた。
「そんなことないわ。あなたは私を救おうとしてくれた。その気持ちだけで充分だわ。」
「…っ」
「それに、あなたが見つけた古文書だけど」
「?」
「あれは昔。私のお祖父様が幼かった私のために書いてくださった、御伽噺なの。」
「…え?」
「だけど、見て?」
妻が指差した先、そこには―