『泣かないよ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
泣かないよ、何があったって。
私は強いから、涙なんて流さないんだ。
だから、安心して。私に背中を預けてほしい。
……え?泣きたい時は、泣いていいんだって?
うん、わかったよ。大事なキミの答えなら断れないな。でも、その時がきたら、ちゃんと寄り添ってね。
渡り鳥たちが、鐘の音に目を覚ますとき。
鯨の親子は寄り添い、ふるさとを夢見ている。
ぬれた頬が乾くまで、ぼくらは手を離さないでいよう。
泣かないよ
(本稿を下書きとして保管)
2024.3.17 藍
泣かないよ。好きな作品が打ち切りになっても泣かないよ。
今日はジャンプの発売日なので感想でも書こうかな。ままゆうは打ち切り確定演出って感じだけどきれいにまとめてくれそうなのが救いか。
まぁままゆうは置いといて最初に読んだのはワンピース。ワンピは最近ちょっと面白い。ベガバンクの話が気になるし巨人の二人と再開したしで盛り上がってきたな。
後は五老星か。俺も読んだ時に思ったけどサンドワームだけ明らかに異質で話題になってるな。なんだかんだワンピは面白いわ。
次はいくつか飛ばしてままゆうだったな。色々飛ばしてのラストバトル。連載期間が短くてエピソードが足りないからちょい感情が乗らない面はあるけどよかった。
最初の作品が打ち切りでもその後ヒット作を生み出す漫画家なんていくらでもいるから次の作品に期待だな。この作者ならそのうちいけるだろ。
で鵺か。今までスローペースで話が進んでたけど今週はすごいいい感じのテンポで話が進んだな。正直今までストレスたまる感じだったけど今週はよかった。
そしてカグラバチ。ままゆう鵺より期待値下だったけど今ではすべての面において上回っていると言っても過言ではないくらい面白くて興奮する漫画。お前が次の看板だったか。
復讐というテーマでありながら重さを感じない。それでありながら軽い作品ではないという絶妙なバランスを取れている。作者のバランス感覚が優れてるんだろうな。期待作だ。
後は超巡キルアオが安定して面白くて読み切りは個人的に微妙かな。絵はよかったけど。しかしやっぱジャンプはいいね。メンタルに効く。
泣かないよ
大人でも子どもでも男でも女でも
泣きたい時は泣けばいい
それで相手から面倒臭がられたり
みっともないと思われても構わない
ドラマや漫画に出てくるような
綺麗な泣き方じゃなくてもいい
排泄と同じで
我慢は体に悪いからね
泣かないよ
「泣かないよ」そう言っていた君が今僕の
目の前で泣いて居る。
今まで堪えて来た分涙が後から後から
止めどなく雫となって君の頬を流れて行った。
僕は君の隣でそっと君の手を握る事しか
出来なかった。
煙突から煙がモクモクと空に上って行った。それを見て僕は君の手を握る手に
力を込めた。
泣かないよ 貴方がそばにいてくれるから
どんなときでも私の味方でいてくれるから
その時私はどんなに救われているのか
私だけが知っている
泣かないよ 貴方が私を強くしてくれたから
でも貴方がいない世界は苦痛だ
寒くて 苦しくて 悲しいことばかりだ
でも君は知らない
泣かないよ 貴方を必要としてる私は
君には届いていない 君は笑う
君はいつか私の前から消えていく
我に返ると私は泣いていた
泣かないよ。
この辛い恋はもう終わりを告げたのだから。
泣かないよ。
貴方はもう他の人と幸せを分かち合っているのだから。
泣かないよ。
もう、泣かないよ。
貴方の良心を傷つけることも、
貴方の寛容さに漬け込むことも、もうしないのだから。
泣かないよ。
子供の頃は、滅多に泣かなかった気がする。
父に殴られた時も(50年くらい前の親は普通に子を殴ったのだ)、
母に叱られた時も、
野良犬に噛まれた時も(昔は、うろうろしていたのだ)、自転車で転んだ時も、迷子になったのは2度あるが泣いてない。
でも、大人になってからは泣くようになった。
失恋した時、泣いた経験が2回あるし、
最近、鳥山明が亡くなったが、手塚治虫の時は大泣きした。
藤山寛美の時も泣いた。
古今亭志ん朝の時も泣けた。
いやいや、
人の死ではなく、映画や、芝居や、読書で泣いたのは数が知れぬ。
特に映画館は泣きやすくなる傾向が感じられる。映画館は泣くための装置みたいなもんだ。
40過ぎてからは涙腺が緩んだものか、いよいよ泣ける、安いドラマでも泣ける、
スポーツ観戦でも泣ける、
マンガ、アニメでももちろん泣けるのである。
あと一息で60代だ、涙が枯れるのはまだ早い。
「泣かないよ」は子供か、若者のセリフなのかも知れない?
泣くことは、たくさんあるさ。
懐かしい小さい頃の話。
兄が家に帰ってきたので遊んでもらおうと
待っていたが、なかなか部屋から出てこない。
そっと部屋を覗きに行ったら部屋にいない。
…?そのときは不思議に思っていたが
なんか別なことに興味がいったのか、すっかり忘れていた。
何年か経って、兄から
「どうしても泣きたくなったら押し入れ貸してやるからな」
と言われた。
そうか、あの時泣いてたのか。
確かに兄の泣いてるとこは見たことなかったな。
いまや私は荷物を詰め込んだあの押し入れに
入り込めるガタイでは無く、兄もこの家を出て久しい。
なので泣きたくなっても…まあ、我慢するか。
(泣かないよ)
あんたらのために
涙なんか流さないよ
私は私のために
涙で流して強くなる
そう決めてる
だから
そうそう簡単に泣かないからね
弱みを見せたら
負けだから。
_ ₁₆₇
泣かないよ
あなたは遠くに行ってしまった時、とても落ち込んで、寂しい気持ちになったけれど…
あなたには笑っていてほしいから絶対に泣かないよ
「うん、僕は絶対に泣かないよ。だって、僕の大切な人と約束したことだから」
高校に入学したての四月。そう言って、キミは笑う。痛切に感じるほどに。殴り合いの喧嘩をしていたオレを救ってくれた救世主。それと引き換えに全身はアザだらけ。オレと一緒だ。それなのにどうして微笑むことができるんだ。本当に不思議だった。真っ白な天井を見つめたあと、またキミを捉えて口を開いた。
「そっか、ありが、と。こんなオレを、助けてくれて。病院まで運んでくれて。あと花も」
「当たり前のことだよ。だって中学生の時――いや、なんでもない。じゃあ僕は、そろそろ行くね。また明日来るよ」
「あぁ、気をつけて」
個室から出て一呼吸。彼の前では耐えることができた。彼の前では。とめどなく溢れてくる涙とともに、何とか歩を進めた。最悪の高校デビューだった。まだ続いていた。あいつらの悪さは。
中学上がりたての頃に、あいつらは話していた。ちょっと憂さ晴らしさせろ、って。それが全ての始まり。なんの関わりもない僕が標的にされて、散々嫌なことをさせられた。そんな時に助けてくれたのは君だったのに。転校してきた君だったのに。言ってくれたじゃんか、『こういうこと、見て見ぬふりできない。オマエは笑っている方が一番似合ってる。これからも太陽みたいな明るい笑顔で、他の人のこと照らしていけよ。オレのこともな。これ、約束な』って。そんな勇気ある行動に、温かい優しさに強く心を惹かれた。
(それから、移り変わって彼に……)
僕と同じようなことをされていた。「やめて」って言いたかった。あの時、臆病になって見ているだけだった自分が憎い。高校生になってからは大丈夫だと思っていた。でも、そんなことは無かった。再び同じ光景が目に入った時、僕の身体は勝手に動いていたんだ。
(でも、前のような彼は、いない)
思わず足を止めて、近くの壁にもたれ掛かる。爪が食い込むほど強く拳を握った。覇気がなくなり、弱々しくなってしまった君。僕のことも記憶から抜け落ちているのだろう。あの出来事のせいで。さっきの姿、言動を思い出す度心臓が締め付けられて、苦しくなる。
早く、早く思い出してほしい。それまでずっと僕がそばにいるから。支えていくから。
そう切に願いながら、また僕は歩き出した。君が戻ってきた時、この胸に秘めている想いも、伝えたいから……
~泣かないよ~
『泣かないよ』
君と永遠にお別れしなくてはならないと分かった時、僕はとてつもなく絶望したんだ。
だけど肝心な君の方は、僕を気遣って笑っていたね。
会えなくなってもあなたの心の中で生き続ける、生かしてちょうだいと笑って言ったね。
いなくなってしまった人の意思を想像して心の拠り所にするのは、残された人のエゴだと思う。
それでも君が願ってくれたことはほんとうだと信じたくて。
君が伝えてくれたことを食べて、生きていくと決めた。
だから、泣かないよ。
卒業式。
「泣かないよ?」
由美はそういった。
「泣くわけないじゃん。」
卒業式終了後
「今までありがとう。この一年間すごく楽しかったよ。」
先生が言う。
みんな泣いてる。
由美だけ泣かない。
でも、やっぱり。
「最後くらい泣かせてよね。」
恋星ゆい🥺
泣かないよ
なんて
強がらなくていい
泣きたいときは
泣けばいい
#泣かないよ
#93
「泣かないよ。」
もう、お姉さんだから。
転んでも、痛くないよ。
赤ちゃんじゃないから、泣かないよ。
泣かないで、なんて
どの口が言うの?
泣かせたのは貴方でしょ
ごめんね、なんて
どの面下げて言ってるの?
悪いなんて思ってないくせに
もう泣かないよ、なんて
何で私は答えるの?
可愛げのない私だから
彼は去っていくのに
泣かないよ#41
「私、泣かないよ」
誰もいなくなった校庭で一人で叫んだ。
夕暮れ空に宣言してやった!
君が誰を好きでも、私は絶対に応援するよ。
この言葉は喉のなかで蒸発したけれど、必死に涙を噛み殺して笑顔を作った。
早咲きの桜の桃色が輝いて見える。
あぁ、恋しなきゃよかったかもな。
そんな風に思ったけどやっぱり撤回!
毎日楽しかったからよし!
恋は叶わなかったけど、これからも最高の友人として君の隣とはいかずとも関係が続くんだもんね。
高望みはしないって決めたんだもん。
これで満足だよ。
【泣かないよ】
(※性的表現有🔞)
「さあ愛斗、脱いで 」
「…はい」
どいつもこいつも
オレを性的に見てやがる。
あの人も、あの先生も、あの先輩も、あの上司も…
オレ、思い出したんだ。
幼い頃、 母さんからにも性的虐待されていたことを。
オレは母さんの性処理の相手をさせられていた。
その時はまだ物心もついておらず
何も知らなかった。
「ねえ愛斗
もっと触って?」
何も知らない幼い子に
こんなことさせるなんて…。
「上手よ…さすがあたしの息子だわ」
何もわからず ただ真顔でひたすら母体に触れていた。
やがて母さんが果てて眠った時、
オレはこれを「これは教育なんだ」と思い込んでいた。
いつになってもオレは
誰かの性処理の相手をさせられている。
気づいた時にはもう既に汚れていたのだ。
「愛斗」
「…はい」
たとえ望んでいない行為でも
オレは泣かないよ。
私はあなたのために脱ぎましょう。
さあ、お好きにどうぞ…