『泣かないよ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
泣いたら
怒られちゃう
だから人前では
泣けないよ。
貴方が死んでも
私は泣かないよ
私が死んでも
貴方は泣かないよ。
赤の他人だから。
赤い糸で結ばれていた
赤の他人だから。
貴方が死んでも
私は泣かないよ。
泣かないけど。
泣かないから
逝かないで。
「泣かないよ」
泣かないよ
そう約束したけど
やっぱり弱虫な私は君にバレないように泣いてしまう
泣かないよ
って言いたいけど先が怖いよ。
泣かないよ
君はずっと泣かなかったけどさ
それは泣かなかったじゃなくて
泣けなかったの?
……なんて聞いてもきっと君は答えてくれないだろうけどさ
私は君に何をしてあげられたのだろうか
君から貰ったものはこの両手から溢れるほどあるのに、
私は君に何かあげられたのか分からないんだ
……ごめんなさい。
心配かけてごめんね。もう大丈夫。もう泣かないよ。
この恋は、
私が夢見てたものじゃない。
ありがちな恋愛ソングみたいに
泣けるほどの恋でもない。
そんな現実大嫌い。
私が泣いたら、君も泣くのでしょう?
だから、泣かないよ。
泣かないよ
泣いたりしたら
くずれちゃうから
こわれちゃうから
いいよって言われたって
泣かないよ
「泣かないよ」
怖がり
キミは怖がり
だからハリネズミみたいに丸まって
誰にも触られないように
やわらかい心を守ってる
ボクも怖がり
とてもじゃないけど
キミを傷つけるなんてこと、できっこない
だから
ここでキミを
ずっと、待っているね
「怖がり」
僕が悪い
だから泣かないよ
泣いたらいけない
また怒られちゃうから
昔の話
中学校を受験する仲の良かった友達がいた
彼の受験を応援していたあの時の私は
6年生に上がる前に、ひとつの約束をした
君が受験に合格するまで
泣かないよ
次泣く時は、合格の嬉し涙だ
「泣かないよ」
あんたにお前の全部が嫌いって言われても
どんだけ死ねって言われても嫌われても
ぼっちになっても行きたくない遊びに誘われても
私まだ泣かないよ
もう泣かないよ
そう君と約束したから
君を悲しませたくないから
もう泣き虫は私はおさらばだ
泣かないよ、
ただ君だけが好きなだけ
胸がくるしくなるくらいに、だけど絶対泣かない
両想いになるまでは、その涙は君だけにみて欲しいから、
泣かないよって強がってみても泣くよね
泣かないよ
だってまだ泣けないから