『欲望』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
人というのは欲望の塊である。
それは時に身を滅ぼし、挙句の果てにはどん底の淵に落とされるかのように全てを失う。
けして欲がいけない訳では無い。
それに溺れるか自制できるかであると私はそう思う。
【欲望】
僕はどんなものも手に入れないと気が済まない
お金、人気、流行りの服や電化製品、好きになった女の子…
自分が欲しいと思ったものや気に入ったものは必ず手に入れる
どうやって手に入れてるかって?
僕の父さんはお金を腐るほど持ってるし
僕を溺愛しているから
欲しいと言えばすぐに叶えてくれるんだ
だけどね
僕が一番欲しいものは手に入らない
父さんはお金をくれるだけだから
父さんとのんびり話したり悩みを相談したり
それが一番欲しいのに
いつも父さんは仕事で忙しくしている
だからこそお金を持っているわけだけど
僕はきっと
父さんが居なくて寂しい気持ちを
他のもので埋めているんだろうな
父さんから貰った札束を握りしめて
満たされない欲望を思いながら唇を噛んだ
欲望
いつまでもぬくぬくのお布団の中でまどろんで
何時間だって眠っていたい
と口では望んでみたものの
いざ21時消灯を課せられると
これが全然眠れない
仮にうまいこと眠りの世界に旅立てたとしても
シンデレラかって時刻に現実に戻る
そして長い夜が続くのだ
人の気配が消えない病院は
浅い眠りを繰り返す
自分の体温で温まった寝具は寝苦しく
朝が来るのを息をひそめて待つばかり
わたしにやすらぎとしあわせをくれるお布団
お家の布団に帰りたい
食べたい寝たい飲みたい読みたい。
やめたい逃げたい拒否したい。
買いたい並べたい揃えたい。
捨てたい消したい直したい。
旅行に行きたい買い物したい。
推しがもっと評価されるようになって欲しい。
本がもっと安くなればいい。
全ての兵器が無力化すればいい。
人を傷付けた者には等しく報いがあればいい。
お金が欲しい。本が欲しい。
ぱっと思いつくだけでもこんなに。
日々の小さな欲望から、世界に対して願う事まで。
どれも欲望である事に間違いは無い。
人は欲望で出来ている。
世界は欲望で回ってる。
願い、ではなく欲、の方が、動く為のモチベーションは上がる気がする。
END
「欲望」
「欲望」とは…?
私の知っている欲望とは好きなことをやるという
ことが欲望だと思っている。
だが、好きなことばかりしていたら世の中どう
なるのか、人間は不思議でしかない。
この世は欲望にまみれている。
欲望が人間を楽しませたり迷惑にさせたり
するときもある。正直、欲望とは私にとっては
邪魔者だ。だが、欲望というものがなければ人生、
辛いことばかりでいて好きなことをできない。
結局、欲望というものはどんなものかは
よくわからないが、欲望というものにもたくさんの
思いが詰まっていると思わないか?だからこそ、人は
欲望ばかりを求めようとする。
「欲望」とは…
欲望。
人は欲望でできてる。
もっと楽しみたい、楽に生きたいって欲望。
いい人になりたいとかもそう。
わたしだって欲望を背負って過ごしてる。
認められたい、愛されたいって叫び続けてる。
それが誰かの耳に届くまで。
誰かの欲望を少しでも受け入れたいなんてのも自己肯定感上げるための言い訳で、欲望の一種。
だけど、お互いの欲望を誰も傷付けずに晴らせるなら、そんなにいいことないと思う。
だからわたしはまた、欲望を見つけ、
小さな声で、誰かに届くことを祈って。
つぶやくのだ。
君と出会い
君の事を知った
君と目が合い
君と話した
君と同じ趣味で
君と共に出掛けて
君と食事をして
君と温もりを分けあった
君と、君と沢山の時間を過ごした
それでも、もっともっとずっと一緒に居たかった
<欲望>
銀の薄野を歩き
美しい竜胆を愛で
金剛石の河を渡り
火を灯す水晶を拾う
薔薇の香りに包まれて
甘い林檎を口にする
天蚕絨の二人席で肩を預けて
沢山の鳥や魚の音を聞きながら
広く暗くあまりに眩い世界を
「君と、綺麗なものが見たかっただけなんだよ」
薄墨で書かれた招待状
黒と白、煙たい花ばかりが美しく
君の最後の式のため
騒がしく人の多い駅を降りた
<列車に乗って>
欲望
今は 小さく 産声を 上げた 星たちが
やがて 君の 前に 蒼空の 渦を巻く
例えば 凍える 真冬の 空でさえ
希望を 託して 願いを かける 星がある
幾千の 思いが 駆け抜けて 散っていく ときも
儚い 欲望の 輪廻を 断ち切り ながら
now little pray for shooting stars
この世界が 非情だと 知っても
夢が 崩れて また そこから 生まれた 願いが
誰かの 祈りを 捧げる 星と なるから
たとえ 今は 朝の 光が
忘れて しまい そうな 毎日を 照らしても
その体に 流れる 体温で 奏でる 音色が
心臓を 駆け上がる あのときの ビートで
bad day laid this world
but now little pray shooting stars
もう一度 空が 開ける
喪失から 目覚める 朝の 光に
眠れる 頃に 感じた
幻の ような 日差しを 浴びるまで
やがて 訪れる 君の 願いを 頼りに
流れる 星は あなたを 目指して
黄金の 十字を 切るから
たとえ 今は 小さく
か細い 声の 中で つぶやく
儚い 祈りだと 知っていても
何度も 君の 闇に 音を 立てて 切り裂いた
あの祈りを 忘れないで
bad memory still this song sing for shooting stars
this time nessessary understand
someone pray next stars once and once again
for blue sky eyes aweak in the dark
鮮明に 蘇る 祈りが
眠る 本能の 中で 鼓動を
再び 鳴らすから
パーティ開けしたポテトチップス
最後の1枚に
集まった5人の
多種多様な欲望が
(おい、どうするよ…!)
(食べていいのか?)
(あいつ、食べたそうだなぁ)
(譲るか?)
(ウゼェ。いいから誰か手を出せよ)
渦巻く…
#欲望
欲望
欲望というと良いイメージと悪いイメージが両方あり、それは結構世間にも流通しているところがあると思う。
良いイメージに転がる時は、多分何か物事をしている時に「こうしていきたい」とか「あれをしたらもっとよくなる」とか向上に繋がるようなことが良いイメージに転がると考えてて思った。
一方、悪いイメージは社会で生きていく際、「こいつが憎くてしょうがないから法律とか関係なく殺す」とか集団の中で決めたルールを無視して、自分がしたいことを欲望のままに好き勝手することが悪いイメージに繋がると思った。
何事もそうだが、「言葉や物事など良い悪い表裏一体なんだな」と感じた。
欲望はあまり考えてなかった…
多分、恋人かなぁ〜
恋人は絶対必要だよ!掴みに行かないと!
恋人がいない人掴みに行って!!
どうやって?それはあなた次第!
頑張ってねー
自分も頑張ろうと思ってる
ファドは大抵の物を手に入れた。
だが物質的な欲求は際限がなくファドの心の奥の欲望を満たすことはいつまでもない。
水を渇望して永遠の砂漠を彷徨うように。
題「欲望」
『あの人を自分のものにしたい』という醜い欲望。
「私、あの人のこと好きなんだよね〜」なんて軽い一言で、私の心の内は黒く歪んでいく。
私の方が早く恋をしていた、あの人のいいところなら私の方が沢山知っている。
誰かに目移りなんてしないで、私だけを見てほしい。
だから、あなたはあの人を好きにならないで。
――なんて、臆病な自分は言える訳もなく。
今日もただただ仲良くやっている姿を眺めているだけ。
楽しそうに笑っている顔を見つめているだけ。
それも全部、『平和に過ごしたい』という欲望が邪魔をするからいけないんだ。
〜欲望〜
欲望(3月1日)
人々はいろんな欲望を持って過ごしている
美味しい物を食べたい欲望だったり
休みたい欲望
好きなことをしたい欲望だったり
何もしたくない欲望
他にもたくさんの欲望を一人一人持っていて
世界には叶えられない欲望もたくさんある
僕は一人でも多くの人の欲望が
叶えばいいなと思ってます
欲望
「貴女は色々欲しがる子だったよ」
母親が愚痴とも思い出話とも取れる言葉をポツリと漏らしたのをやけに覚えていた。そして、その自覚は私にはあった。
小学校では友達のキラキラしたペンケースが欲しくてその子と喧嘩をし、中学校では最新のスマホが欲しくて親に駄々をこね、そして現在、高校生の私はスマホの中に広がる綺麗な人達が羨ましくてたまらなくなった。
綺麗に踊る同じ年頃の女の子。
彼女との自撮りをあげる男の子。
高得点を幸せそうに報告する知らない子。
欲しかったものを手に入れた他人。
美味しそうな料理を食べる大人。
楽しそうに旅行している子供。
笑顔で笑っている親子。
可愛いペットと笑っている年寄り。
みんな、みんな、私が持っていないものを持っている。
なんで?なんで?私にはペットも彼氏も綺麗な洋服も可愛い顔もよく出来た頭も何もない。
羨ましい。とSNSに呟くが共感のハートは集まらない。
いいな。いいな。と、見かけた羨ましいものにハートを押す。
画像や動画にハートがつく。だんだんと押しているうちに羨ましいといつもの感情が浮かんできた。
私も、欲しい。
それが承認欲求と言われるものだというのは、SNSの情報の中で自然と聞こえてきた。
だからなんだというのだ。私は欲しい。
キラキラしたカフェのメニューや、少し加工した可愛い自撮りをどんどんとSNSにあげていった。最初は見向きもされなかったが、少しずつ、ハートとフォロワーが増えてきた。
上目使いが上手くなった。小顔に見える撮り方が上手くなった。流行りの服装とポーズが上手くなった。
どんどん、ハートが増えていく。
写真を上げた瞬間は通知が止まらない。だが数時間ですぐ通知は止まってしまう。それがたまらなく嫌だった。
なんで?もっと。もっと。ハートを頂戴。いいね。って褒めて。
あなたには出来ないでしょう?羨ましいでしょ?ねえ。
欲求は止まらない。注目されたい欲望は止まらない。
そして今日も私はカメラに笑顔を向ける。
欲望はスマホ一つで簡単に叶えられる。
私の名前は、白抓優斗。高校3年生の女子高生
どこにでも入るような女の子のはずが...ある事件によって普通ではなくなってしまう。
「コンコン、失礼します。3-A組の白石春菜です。優斗さん、かいとさん、かなとさんいますか?」
何でしょう?(優斗、かなと、かいと)
[今度の文化祭のことですが...人手が足りなくて…手伝ってくれませんか?]
ちなみになにをやるのですか?
えーと...メイドカフェです....
!
分かりました。その件引き受けましょう。
で、誰が何をすればいいのでしょう?
優斗さんが、メイド
かいとさんが、執事
かなとさんも同じく執事
です。
優斗の心声『まって、うちがメイド...終わった...』
メイドって何人いるのですか?
えっと、一人ですね~。
優斗の心声
(!、終わった。)
頑張ります。
あと1週間なのでがんばって下さいね。
そして1週間後
文化祭開催しますーー
わーい
なんであんたが喜んでんのよ。
だって、優斗のメイド姿楽しみなんだモン!
千斗ね。あんたってこは(怒)
許してねいちゃんー
この色でだいちょうぶですか?
はい
そして本番
いらしゃいませ
お帰りなさいませ、ご主人様!
きゅん
こちらの席でございます!ご主人様!
ありがとうございます\\\。
時間が過ぎ
いってらしゃいませご主人様!
ありがとうございました。
何も欲しい物もなくて
誰とも関わりたくもなくて
無欲だった時があった
そんな時を経験したからなんだろう
欲を持たない人生は楽しくないぞ
今はそう思えている
欲にまみれろとまでは言わない
でも欲をブロックしようとしてる人がいるなら
少しくらい欲張りになっても良いと思うよ(◡ ω ◡)
Mii
君の頬に手を添えて
僕の唇を近付ける
君は…僕の唇を見つめて
小さな吐息を漏らした
どうしょうもなく
君が欲しいのに…
君の吐息を感じて
僕は…君に触れぬまま
唇を離してしまった
わからないんだ…
これが僕だけの欲望なのか
君と僕の欲望なのか
時々…目の前の君が
見えなくなるのは
なぜなのだろうか
思っていることを全部伝えてしまいたい。
だけど不快にさせることが怖くて、なにも言えない。
匿名ですら言いたいことを吐き出せない私は、一体このたくさんの想いを、どこに吐き出せばいいのだろう。
私はいつも誰にでもやさしくする
そうすれば、きっと誰かが私にやさしくしてくれるから