桜散る』の作文集

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桜散る』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

4/17/2023, 11:53:11 AM

去年
ベランダの片隅に舞い落ちて
残しておいた春の証明は

いつの間にか消えていた。

今年も春は来たはずなのに。

#20「桜散る」

4/17/2023, 11:50:50 AM

桜散る。

桜散る頃も
2人に逢いたい。

桜散るのは
あっと言う間だけど
次の季節も
楽しみ。

私には
桜散る頃までは
花粉症だから
終わったのも快適。

4/17/2023, 11:48:19 AM


卒業だ。この学校から。僕には好きな人がいた。だけど、結局伝えられなかった。あの人はここから落っこちてしまった。あの人は3年生。僕は1年生。あの人は僕と同じ部活で先輩後輩の関係。いつも、部活の仲間や僕にわからないことがあったら教えていた。だからか、みんなあの人のことを「大人びた人」と言っていた。あの人が最期にいた屋上には遺書があって、書かれていた言葉は「大人になりたくない」だった。そうして、あの人は散ってしまった。
部活のみんなはそれを知らない。先生しか知らない。僕はあの人はいつも屋上で過ごすから、いつも隠れて見ていた。だから、一番最初に遺書をみた。
そして僕は、あの人のなりたくなかった大人になってしまう。

『桜散る』より

4/17/2023, 11:48:04 AM

残り1枚、
はらりはらりと散っていった桜の花びらに紛れて、
お前が最後の涙を1粒流した事を、
俺は分かっている。

ここで眠る俺のために
毎日舞う花びらに隠れては涙を落とし、
今日、これで最後だと前を向いたお前へ、
キスのひとつも落とせねぇ自分が恨めしいが、
そんなことしちゃ前を向けねぇかと
1つ諦め、
落ちない涙を残り1枚の花びらに紛れて落とした。


「桜散る」

4/17/2023, 11:47:48 AM

真夜中。
目が覚めた私は、窓から見える桜を見ていた。
雲で少し隠れた空の満月の光が、花が少なくなった桜を照らす。
私はずっと、動き行く空を横目に桜を見ていた。
その桜の木の花は、少し青っぽい、暗い色の空にだんだんと奪われるように散っていく。
散った花びらが、眩しい、早朝の出たばかりの太陽の前を何度も横切っていく。
遂に、花が無くなってしまった。
それと同時に、私は『残念だけど、しょうがない。』と思った。

私は、昔、こんな癖があった。
物に『~さん』や『~ちゃん』とつけていた。
今となっては馬鹿のようだが、あの何も知らない純粋な時だからこそできたことだろう。

じゃあね、桜ちゃん。また来年。

同時に、昔の友達のことを思い出した。
もう、会えないだろうけど。
人生も、桜のようだ。

『桜散る』

4/17/2023, 11:45:55 AM

春先の2週間ほどは落ち着かない
遠回りしては桜の木を訪ね歩く
気持ちだけ先走って春めいて
まだ冷たい風に身を縮める

桜が咲いて写真を撮って
いつもの雨が降り 風が吹き
はらはら散るのを眺め

瑞々しいみどりが
あっという間に溢れたら
もう初夏を思わせる
土や草のにおい

散る桜はみごとに
季節の幕を引いて行ったんだなぁ




「桜散る」

#79

4/17/2023, 11:43:50 AM

桜散る
どんなに華やかでも
散ったら動かない塵芥
地面に散らばる残骸が
つい今しがたまで動いて
呼吸していたことさえ疑わせるほど
呆気なく虚しい
生命が尊いと言われるのは
末路が可哀想なのが決まってるから

4/17/2023, 11:43:02 AM

4月〇○日

親友の誕生日が過ぎた何日か後に
桜はどんどん散っていった


何だか寂しそうに
悲しそうに

散っていった

でも大丈夫


私達は何時でも繋がってるから
安心して!


また逢えるから

泣かないで

大丈夫

大丈夫


また桜が咲いたら私達はまた逢える




でも散ればさよなら。
なんかね私も泣いちゃいそうだよ笑


『大丈夫!私達はずっと親友だよ!』
って親友に言われたから
       頑張るしかないか笑

また桜が

咲いて

散って

また蘇って



私達も桜の様に

逢えて

さよなら

逢えて

さよならの繰り返し







またね大親友よ

4/17/2023, 11:41:19 AM

桜が咲いた

満開

気を取られている間に散る

私の気持ちのように

雨に打たれ

人に踏まれ

次、桜が咲くときは

ずっと咲いてたらいいな

それと私のココロも満開になるといいな

こうして、毎年私の長い春は過ぎる



〈桜散る〉

4/17/2023, 11:40:35 AM

今年も美しく花開き
そして束の間の華の宴
直ぐに散ってしまうこの潔さ
短いからこそ来年がまた楽しみというもの
決して儚いとは思わない
自分の魅せ時を承知している

そしてわたしもこうありたい

4/17/2023, 11:38:09 AM

「桜散る」

さぁーーと
あっと言う間だった

ピンクのヴェールは
優しさの余韻一つ
残さずに
私の目の前から消えて

あとに残るのは葉のみ
これから実が実るのかしら
この桜の木に

途端に
興味が失せてしまった

やはり咲いてたほうが
美しいのだ

桜も
女も

桜の木に背を向けて
歩きだす

散って
果実を実らせなかった
女は去らなければ

次の春に向けて
歩きださなければ

桜散って
余韻などに浸る間もなく

4/17/2023, 11:34:51 AM

桜散る


桜は咲き乱れ、そして散っていく。
まるで人間の若さのようだ。
一生懸命に咲いて、あっという間に
青春は過ぎていく。

青春、それは人生の春。
人生の春というからには、
満開になるまで頑張りたい。

でも、思ったように花開かなくても
無駄なんてことはない。
花びらが散ってしまっても、
また次の春を待とうじゃないか。

4/17/2023, 11:34:01 AM

桜散る

桜が散るのは、一瞬。

いざこざな人間関係も一瞬で終わればいいのに、

そうしたら、自分もみんなも幸せになるに違いない。

4/17/2023, 11:32:07 AM

#22 桜散る

季節の移ろいに境目はなくて
新しい季節はだんだんと
ひとつずつ明らかになっていく
だけど、桜の季節だけは
そんなふうにはできていない

まだサイズの合わない制服姿で
降りしきる桜の雨に打たれるがままのぼくは
初めて、別れというものを知る

遠くに行ったきみへ
何を言えばよかったのだろう
黒塗りの誘拐犯の後ろ姿を
眼鏡の奥、ただ青に光る瞳に焼き付けて
無力なままに立ちすくんだ

桜の終わりは、季節の終わり
桜の終わりは、きみとの終わり

4/17/2023, 11:31:20 AM

満開の桜を見に行こうと
毎年思っているのに。
気づいたら散ってる。

まだ、桜で感動するのは先って事?
見るまで死ねないじゃん。

4/17/2023, 11:29:41 AM

#桜散る


誰もが花の種を持っていると、中学の先生は言っていた。
誰もが可能性の塊であり、桜のつぼみであり。
「君たちだけの花を咲かせることが、これからの人生の課題です」と。
桜の花が咲きかけた卒業式の日、涙ぐみながら私は先生の話を聞いていた。

あれから数年後。
私は、私だけの花を咲かそうと努力した。
美術大学に入るため、何枚絵を描いたかわからない。
私は必ず自分の桜を咲かせるのだと、手を止めることなく描き続けた。

桜が咲きかけた合格発表の日。
私の桜は、散ってしまった。

4/17/2023, 11:28:37 AM

桜散る

ずっと一緒にいた。
楽しい時も悲しい時も。
当たり前のように続いてた。
しかし、幸せは終わる。
それは、分かってはいた。
桜散る頃、やってきた。

4/17/2023, 11:27:21 AM

桜は苦手だ

青空に映える桜も
夜空に映える桜も
雪に添う桜も
雨に耐える桜も

散って舞う桜も
水面に浮かぶ桜も
地面に着いた桜も
踏みつけられた桜も

儚いくせに
ずっと綺麗だから

寿命が尽きても
ずっと綺麗だから

その鮮やかな桜色が
私の目には眩しいから

あなたの美しさには
敵わないんだ
見蕩れてしまって
切ないんだよ

桜が散る季節
それは私が
上を向いて歩ける季節。

_ ₂₈

4/17/2023, 11:25:27 AM

『桜散る』

ひらりひらりと舞う花びらは美しい。
儚いからこその、美しさだと思う。
夜桜になると、その美しさは妖艶になる。

桜散るように、儚く美しい人生にしたいものだ。



(儚さとは無縁に生きてますけど)

4/17/2023, 11:22:04 AM

桜が咲く時季にだけ現れるあの人に会うために、南から北へ旅をする。「君も難儀な人だね。よりにもよって私だなんて」と笑うだけで決して突き放しはしない、優しくて残酷な人。
「そう思うのなら、連れていってちょうだいよ」
「それは困ったなあ」
 彼の通った直後に桜が咲き、彼がその土地から離れると散っていく。

 桜の季節しか会えないあなたとの一年に一度の逢瀬。この旅が昨年より一日でも長く続くようにと祈りながら、終わりを知らないふりをして歩いていく。

【桜散る】

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