『桜散る』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【雨雨雨】
雨が降った、
雨が降った。
それ以上、
何を求める?
家族で見た桜は、雪のようだったそして、綺麗だった
好きな人と一緒に過ごしたあとの夜桜とっても綺麗だった風で舞う桜の花びらすごく綺麗だったそれを好きな人と一緒に見られたらもっと幸せだった
桜散る
つい先日まで満開であった花弁は、
風に揺られて散ってゆく。
儚く思いつつも、短い間の桜景色を
彼と見た思い出は決して散らない。
彼との日々の方が、儚いのだから。
『桜散る』
また来年もその先も
桜は咲いて散っていく
ひとつひとつ歳を取りながら
桜散る
あの人と同じ思いが
今、桜の花びらのように
散った。
「ごめん」って言われて、
もう会えなくなった。
桜散る
その花吹雪のなかで
君は静かに佇んでゐた
まるで
一足早く来た春を惜しむように
まるで
さくらいろにそまった世界を
いとおしむように
いま、まさに
さくらいろにそまった空を
見上げながら
#桜散る
桜散る(2022/4/18)
まだ咲いてないけどね
咲いたら貴女に見せたいよ
私の見てる桜の景色
桜が咲いてる姿も、散ってる姿も、
まともに見ていないことに気がついた。
今年は体調が悪くて、あまり外に出なかったから。
とあるカウンセラーが、
「物事を知り過ぎると不幸になる」と言ったそうだ。
もし、私が桜の美しさを知らないままであったら、桜を見ていないからといって寂しい気持ちにはならないだろう。
けれど、桜を見られなくて寂しいと感じる感性は、桜の美しさを知ることで得られるものだ。
その感性が無いことは果たして幸せだろうか?
こんなことを考えている間にも、桜は散っていく。
#桜散る
沢山の
後悔残して
桜散る
貴方への言葉も
桜吹雪にかき消されてしまった
桜散る
視界をピンクが占拠した
春真っ盛りの戦場は
カラフルに前線が塗られてく
桜並木の弾丸に
私の視界は釘付けで
ふと目が合った
桜色に染まった君に
私は今、恋をした
弾丸の如く駆け抜けた
君への私の恋心
白旗さえも染まってく
対抗手段は恋刀
さあ狼煙を上げろ
君と僕の恋の戦争
春に彩られた僕の想いは
桜吹雪と交わって
君の視界を覆ってく
散ることさえも許されぬ
見た瞬間に高鳴った
満開で浮かぶ桜前線
始まったばかりの恋の戦争
散るにはまだ早すぎる
葉桜さえも奪い取り
君への想いを咲かせよう
桜散る
ずるい
散り際まで綺麗だなんて
私は今も、きっと死に際だって醜い
桜散る
桜が最後に
桜散るのは
来年も綺麗な
桜を咲かせる為に。
1年経つと
どうなってるんだろ?
昨日グループ通話したけど、彼氏の声少ししか聞けなくて悲しかった…
今年も桜が散る。別に見たところでどうという訳でもない。散っている、それだけだ。それだけで十分だろう。私達もだ。生きる、それだけだ。それだけで十分だ。ひらひら生きていこうではないか。道中に桜並木でも見ながら。
桜散る
満開な桜の気配も通り過ぎて
慣れない明日の連鎖
あの3月の頃
『今』に憧れていた私も
桜と共に散ってしまって
今では『あの』に恋焦がれてるから
明日ってよく分からない
それでも絶対
笑って過ごせるように。
題
桜散る
今日は食材の買い出しに出かけた。そしてふと景色を見ると、記憶では確かにそこに見事な桜が並んでいたはずなのに、今ではぎっしりと葉を茂らせた木が並んできた。最近私の曜日感覚や日付感覚がないせいもあるが、ずいぶんと早く桜が散ってしまった様に感じる。人から聞いた話だが、桜がやっと咲いたと思うと毎年連日雨が続き、すぐに桜を散らしてしまうらしい。私は気にしたことなどなかったが、それを聞いていた他の方々も同意していたので本当なのだろう。見事な桜の記憶がある筈なのだが、もう私の中にはない。忘れてしまったのだろう。とても綺麗だったと言う事実だけをいつまでも覚えている。来年の私は桜を綺麗と思っているだろうか、見る機会はあるだろうか。まだ今年も終わっていないというのに。
桜といえば出会いの場でも別れの場でも、いつでも周りの背景として溶け込み、どっしりと構えているような気がする。桜が散ったということは、もう出会いも別れも落ち着いたのだろうか。出会った人は何も考えず、今はとりあえず大切にしておくといい。人生経験の少ない私がいえたことではないが、どうせこの後付き合っていくにつれ性格がわかっていくのだ。何も知らない今だけは、その人の事よりも人脈という点でとりあえず大切にしておくと良いだろう。縁を切るのは後からでも出来る事だ。別れた人は、もしかしたら、また会えるかも知れないな。時が経ちいづれどこかでばったり、なんてこを私はよく経験した記憶がある。世界は確かに広いが、自分が人生の中で見る世界はとても狭いだろう。いい別れにしろ辛い別れにしろ、引きずるのは今だけである。どうせそのうち広い広い世界に翻弄されていくのだ。いつまでもとまってはいられない。数年後またばったり会った時に、自分だけ忘れていて苦労するがいい。なんて意地悪は置いておいて、別れはその人との最後の思い出となる。良いも悪いもどちらであっても結局記憶には残るのだ。あまり気にすることはない。いい加減な!と思うかも知らんが、そうでも思っておかないと、膨大な人を相手にしてられない。それは心の弱い私に限ったことの話かもひしれないがな。人それぞれとはよく言ったもので、相手の気持ちなど真実はわからないのだから、自分の都合のいいように思っておけばいいのだ、別れたのだからもうどうせ合わないのだし。広い世界を見るといい。
今回の話は、一段落目は私の最近の生活の話、二段落目は出会いと別れに対する思いを書きました。ずいぶん長くなってしまいましたので、ざっくり目を通して読み手の方の読みたいところだけ読むのが良いでしょう。
桜、散る。散る。まだ、褪せないままで、
あの日から大嫌いなもの
桜散る
桜散る
そして私達も 散っていく