柔らかい雨』の作文集

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柔らかい雨』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

11/6/2024, 10:36:20 AM

雨が降ったらいつも

傘をさすけれど

それが柔らかい雨だったら

濡れながらスキップで

帰るほうがきっと楽しい

11/6/2024, 10:35:14 AM

しとしと

ついさっきから降り始めた雨
秋雨前線の影響だとかなんとか
ニュースキャスターが言っていたなぁ



傘をさして、
いつもの通りを歩く

雨が降ると、
同じ景色なのに
違うように感じる

声は無く
雨の音だけが聞こえる



目当ての店に入れば
しっとりとしたジャズが聞こえた

…喫茶店に入るのは
決まって雨の降った日だ

雨とコーヒーとジャズ

と、ふと聞こえた声

懐かしい思い出を
見つけた気がした

喫茶店で友達と話す
少女とも女性とも言い難い子

昔の私の様な子

彼女の様子は
昔の私と違って
満ち足りている様で…



雨だけが、柔らかく
私を許してくれる

帰りに傘はさせなそうだ

…雨に打たれて帰りたい

11/6/2024, 10:34:16 AM

【柔らかい雨】

見上げれば空は灰色に染まりつつある。暗い雲に覆われた青空は、今の私の心模様と似ていた。どうしようもない出来事。感情。それらが心に雨を降らせる。それはもうどしゃ降りだ。ベンチに座り、あなたが通らないかと期待したけど、きっとあなたは会いたくないんだね。涙が零れそうになる顔を上げた。もうすぐ雨が降ってくる。思い出すのはあなたの優しい声。好きだと思った。真剣な眼差しにどきどきした。目が合うと嬉しくて思わず笑顔がこぼれた。会いたいです。そんな願いは降ってきた雨に欠き消された。

11/6/2024, 10:33:08 AM

【柔らかい雨】
柔らかい…おだやかである。柔和である。

おだやかな雨とはなんだろう
霧雨(きりさめ)だろうか
慈雨(じう)だろうか
甘雨(かんう)だろうか

しかし、雨に対して柔らかいとは
どういうことなのだろう

雨はその人、その時の心情によっても
変わってしまうだろう

雨を見て
ただ雨が降っていると思う人もいるだろう
その雨に己の心情を表す人もいるだろう

その雨がその人にとってどう映るかなんて
その人にも分からない

ただ、その空がこぼしたその水に
君は何を思う

11/6/2024, 10:32:21 AM

柔らかい雨がすぐ乾き、叩きつけるような雨はなかなか乾かず身体を冷やす。
優しい言葉より厳しい言葉が、人を刺し記憶に残るように。

【柔らかい雨】

11/6/2024, 10:31:57 AM

「柔らかい雨」

どっちを選べば、明るい未来が待ってる?
そんなことを迷っている暇なんて無い。
全て諦めて自分の首をはねろ。
どっちにも明るい未来なんてないさ。
地獄も良いところだといいね。

【#110】

11/6/2024, 10:26:35 AM

「柔らかい雨」

みぞおちに落ちた塊の
行方も知らないうろこ雲
葉越しの空に探しては
代わる代わるの雨雫

11/6/2024, 10:26:15 AM

柔らかい雨

あの日
暗くて何も見えなかった
夕方、迎えを待ち、
君の部活帰りを期待していた
願いがかなったのか
柔らかい雨に濡れながら
君が歩いてきた
雨に濡れている君の前髪が
輝いていた
車に乗る前に
半分こっちを振り返ってるのが
ドキッときた
雨がさらにやわらかく、
甘く感じた

11/6/2024, 10:24:40 AM

振られることが初めてだったあの夜
天気は雨だった
すべてがどん底だったから
心底どうでもよくて
公園の真ん中で
傘もささずに雨を浴びた
記憶さえ流してしまえばいいのに
優しい雨に祈りながら
風邪を引きたかったんだよ

11/6/2024, 10:23:34 AM

肌に何かが当たる
最初は雨なのだと思った
天気雨だろうかと
だけど空を見上げても雨雲も降り注ぐものもない
顔を上げた
大切な君が泣いていた
瞳と声を濡らして
私の頬まで濡らしていた
何でかはわからないけれど
余りにも優しいその雫を
私は柔らかい雨みたいだと思ったのだ

11/6/2024, 10:22:31 AM

柔らかい雨

雨が降ってきた。
傘は持っていない。
霧雨のような雨だ。
全身濡れるが、どことなく心地良い。
傷心中の私には、雨が慰めてくれているように感じた。

11/6/2024, 10:21:49 AM

ぽいと丸めた原稿用紙を放る
「あと少しで完成なんだがなぁ……」
決め手となるセリフがなかなか浮かんでこない

畳のうえ大の字になってみる
近所のベランダの屋根を
しとしと打つ、やさしい音
そっと瞼を閉じ、泳いでみる

「しばし、このまま」
間抜けに響いたように感じ
フッと吐息が洩れた

11/6/2024, 10:21:28 AM

柔らかい雨は
今日の天気は雨だが、かなめは何処か楽し気な足取りで道を歩いていた。
今日の雨は何処か柔らかくて……心地よいと思ったから。

強い雨は嫌いだが、この柔らかい雨がかなめは好きだ。
それは天の神が舞っているような気がしているから。

天の神が雲の上で舞い、植物や花々などに元気を与えているように感じるからだ。

その舞いの力で蕾が綺麗な花を咲かせ、植物が元気に育つ……だからかなめは柔らかい雨が好きだ。

11/6/2024, 10:20:50 AM

#柔らかい雨

傘の花の中

たたずむ私

身動きさえできず

ただ空を見上げて

聞こえるはずのない声を探す

哀しみなんて流れてしまえ

寂しさなんて溶けてしまえ

少しだけ微笑んで

目を閉じれば…

雨も優しい

やがて柔らかに私を包み

垂れこめた雲の隙間から

光を連れてくる

雨もいい

今のうちに泣いてしまおう

11/6/2024, 10:19:48 AM

柔らかい雨が降ってきた


隣にいる夫がスッと上着を脱いで

私の頭の上にかぶせてきた


え?夫よ!

風邪引くよ?


そう言うと



お前が風邪引いたら大変だから着てろ



そう言って私の手首を掴み歩きだしてくれた

まったく

してくれることがイチイチカッコいいんだよ


私は嬉しくて照れ笑いながらうつむいて

コクりと頷くことしかできなかった



夫、かっこ良すぎ!!!

11/6/2024, 10:16:48 AM

あゝ朝露が我を濡らしている 
素晴らしき祝福が収斂し結晶化した愛は
天へと舞い上がり朝露と成った

何時迄もこの愉楽を存分に味わせ賜う
魂が消え、肉体が消えようとも
海原を創った朝露は欣快(きんかい)を広げる

どれだけ醜怪な世界だろうと
無言で可憐に包むに違いない

おゝ朝露が霧散し消えて逝く……。
『朝露』

11/6/2024, 10:14:34 AM

柔らかい雨

音もなく
僅かに触れる
これから雨が降りそうな雨粒
優しくはない
冷たさもない
雨が強くならずに去っていく

降らなかったなって
ちゃんと降っていた雨

11/6/2024, 10:13:55 AM

嫌なことが続いたあと、
外に出たら雨が降っていた
今日は傘を持ってきていない
こんなところでまで嫌なことが起こるのか

スマホで天気予報を見るに、
どうやらこの雨はまだまだ止まないようだ
しかたがないので濡れて帰ることにした

思いの外優しく柔らかい雨だった
打たれて冷たいはずなのだが、
どこか温かみを感じるような雨だった

そのうち雨に慰められているような、
そんな感覚になり、
まあこんな嫌な日くらいたまにはあるさと
心を切り替えて、
私は帰路につくのだった

11/6/2024, 10:13:26 AM

柔らかい雨

孤独でいる時には心と頬に冷たく激しい雨がざあざあ降る。
でも、貴方といる時は、心と頬に柔らかい雨がしとしと降る。

11/6/2024, 10:13:02 AM

『弱い』でも『小雨』でもいいのに、『柔らかい』と表現するのは、雨が日本人に愛されてきた証拠だよなあ…と、分かったような、分かってないような(多分こっちの要素が8割)ことを考えた。

じゃあ、『硬い』雨とは何か?

ーそりゃ霰(あられ)か、雹(ひょう)だろ。

そう真っ先に思いついた自分は、やっぱり分かってない方の人間でした。

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