『束の間の休息』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ママ、まだ寝ないの?そうねもう少しやることか有るの。なんて答えて子供を寝かす。みんな寝静まった後、ソファで好きな本に目を落とす。これからが私の時間の始まり!
君の髪型も君の服装も
男だからさ、彼氏だからさ
触れたいって思ってる
下心ないって言うと嘘
でもこれも恋心
いつも意地悪でごめん
要するに大好きってこと
「束の間の休息」
昼寝が私にとっての束の間の休息だな。
昼休みに10分から15分の昼寝が、
身体が休まるし、脳がリセットされる感じだ。
さぁ、午後も頑張るぞ、となる。
たまに寝起きが悪くて、寝惚けてしまうけど。
束の間の休息
とは、忙しい毎日の中ほんの一瞬といえるくらい短い休息。
大きな仕事、大変な日々を乗り越えた後の休息。過ぎ去った日々とこれからの未来を繋ぐ時間。
匂いも温度も 全部夢の中
もう そこでしか 思い出せないこと
ここまで休まず歩みを進めてきた
その反動か、視界が不安定になり体も重い
私は馬から荷を下ろし
束の間の休息を取ることにした
こんなことをしている暇はないのに
早く貴方を迎えに行かなければならないのに
考えれば考えるほど意識が朦朧として
気づけば東の空から光が射し込んでいた
眠ってしまっていたのか
休んでいる暇ない
闇に攫われた貴方を
救いに行かなければならないのだから
貴方がいつも私を守ってくれたように
今度は私も貴方を助けたい
私は薄れゆく記憶を手繰り寄せ
彼方に向かって再び歩き始めた
時計の針がてっぺんを過ぎ、さらに時間が進む。夕飯も、お風呂も、寝る支度も完全に済ませてしまったけれど、大好きな彼が帰ってこない。
スマホを覗くと、『ごめん、遅くなる』の一言だけ。スイッとスワイプしてその前に来たメッセージを見ると、昨日の日付で同じメッセージが来ていた。
お仕事……忙しいんだな……。
彼の仕事は人を助ける仕事だ。大きな救助だってあるから、遅くなることはあるにはあるけれど二日連続は珍しい。
玄関の方から鍵が開く音が耳に入った。その瞬間にソファから勢いよく立ち上がり、玄関まで走った。
「ああ、待ってたの? 寝ててよかったのに……」
「会いたいから待ってました。おかえりなさい」
「あ、ごめんね。ただいま」
力無く吐き出される言葉。目はいつもの半分くらいしか開いてないし、目の下にクマも見える。
いつものように抱き締めてくれる、この日課。彼の腕に入る力がない代わりに、体重がいつもよりのしかかった。
「夕飯食べました?」
「軽く……」
「お風呂入ります?」
「さすがに無理。気を抜いたら寝そ……」
頭がガクりと私の肩にぶつかる。結構痛そうな勢いだったけれど、痛いとか、そういう状況じゃないみたい。
……と言うか、おかえりのぎゅーから解放されない……。
「眠いです?」
「眠いと言うか、このままがいい……」
どこまでも気の抜けた声で発せられるのは、離したくないという意思表示だった。
「このままでもいいからベッド行きましょ。私、ずっとそばにいますから!!」
「うん……」
ああ、もう目を開けるのも面倒になってる!!
彼はぐらりとしながら私に体重を預け、ゆっくりと寝室に行き、ベッドに倒れ込んだ。
「あ、服……靴下……!」
「いいよぉ……それよりぎゅーしてぇ……」
「よくないです!!」
急いで靴下を脱がせて、簡単に着替えさせながら、枕に頭を乗せさせる。
「ん、ありがと」
「いえ、むしろお仕事お疲れ様です」
「ちかれた……」
彼に寄り添うように横になると、逃がさないと言わんばかりに、再び強く抱き締められた。
「明日のお仕事は?」
「普通にあるぅ……」
もう目を開けることはなく、小さく唇が動くだけ。抱き締められる腕を脱ぐって、彼の頭をゆっくり撫でると意識が手放された瞬間が伝わった。
明日、私が休みだから、朝ごはんもそうだけれど、送り迎えもしてあげたい。
いつも支えてくれる彼を、私が支えたい。
「本当にお疲れ様です。束の間の休息ですけれど、休んでくださいね」
おわり
一四五、束の間の休息
アラームがなった
勉強の休憩時間
大きく背伸びをする
深呼吸をして、お菓子を食べる
友達も今頑張って勉強しているのかなと思いながら
脳を休ませる
アラームがなった
勉強開始の時間友達に負けないように
もうひと踏ん張り頑張ろう
「束の間の休息」
家事とか勉強とかして、ちょっと休憩と思ってテレビやスマホやらを見るけど必ず、いつの間にか30分は経ってる。え、まだ5分しか休憩してないよ…なんて思うのはもう当たり前になってきた。そういや、このアプリを開く前も5分くらいいじってたけどもしかしてもう20分ぐらい経ってる…?
毎回思うけど、どれだけ時間が経っても休憩した気にはならないよね。働いている時間が酷すぎて、休憩がものすごく無いように感じる。
《息抜きは甘味と共に》
(刀剣乱舞/陸奥守吉行)
「疲れちゅう時には、この甘さがたまらんのぉ~」
ここ最近、大阪城地下への出陣が続いたせいで
陸奥守は久しぶりの休息が取れた。
一口団子を貰って、一息つくと、ドッと疲れが襲う。
小判集めと練度上げを兼ねてるとはいえ、お天道様が見えない地下で延々と戦うのは少々堪える。
とはいえ弱音も言えないので、もう少し休んでから
またあの地下で刃を振るう事となることは
陸奥守も分かっているのだ。
まさに今 私は「束の間の休息」です
数日前からの熱が下がらずフラフラし
ながら病院へ…
検査の結果今流行っているウイルスが
陽性だった。
解熱剤 抗生物質を貰い帰宅…
2回服用し、解熱剤を飲み暫く眠った
ら朝の高熱が嘘の様に楽になった。
ありがとう先生🥺
ただ「コレステロール高いから食生活
見直してね〜」のおまけ付きだった…
風邪が治ったら取り組みます!
キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴り試験監督の先生が最後の教科の終了の合図をする。
長い長い勉強期間を経て、今ようやく1次試験が終了した。これまで毎日のように寝ても覚めても勉強勉強で精神をすり減らしてきた私にとってやっと訪れた解放の時だ。ここ半年は読みたい本ややりたいゲームも積んできた。どれから手をつけようかを考えるとワクワクが止まらない。
しかし、完全に試験が終わった訳では無い。この後今日の採点結果を元に通過者が発表され、その中で再び試験が行われるからだ。唯一の救いとしては2次試験は1次試験のようなその人の持っている知識を問う記述試験ではなく、その人の人柄を問うような口述試験であるところだ。つまり、ある程度話したい内容さえ固めてしまえばそれさえ忘れずにいることで対策が完璧になるところだろう。これまでのように朝から晩まで勉強漬けの日々を過ごす必要もない。
とはいえしばらくはつかの間の休息としてこの解放感に浸っていたい。ようやく1つの山を越えられたのだから。
うまくいかないことばかり。
怖くて踏み出せなくなることばかり。
あなたの完璧な笑顔の内側に
苦痛と恐怖が渦巻いているのがみえた
遠くから眺めてみたら
どんなに追い求めても正確な丸は描けないように
完璧なことなんてないとわかるのだ
影はずっとわたしのそばにいるけれど
影がわたしを覆っているのではなく
わたしが影の上に立っている
だから どうしても消えてしまいたくなった時は
少しだけ立ち止まってわたしを見つめてみる
そうするとしあわせそうに笑うから
わたしは振り返ってそっと抱きしめる
わたしが許せなかったわたしを
うまくいかないことばかりだけれど、
不安がないと幸せにだって気付けない。
眠ること、食べること、話すこと、座り込むこと、寄り添うこと、抱きしめること、だれかを愛してみること。ながいながい人生の、少しくらいはそれらに費やしてみたって良いじゃないか。
あなたが望んだらそれは休息。
束の間の休息
束の間の休息、仕事が一段落して、
ゆっくりカフェタイムを過ごしていたら
メールが来てしまったようだ。
ボスからだった。
「こんばんは。仕事お疲れ様だね。
ゆっくり休んでと言いたかったのだけども、
緊急で行って欲しい所があってね。
頼めるかしら?今回依頼するのは
危険が多すぎるから、
私も同行することを決定しました。
あと、時間外給料は渡すからね、
お願いできないかな…?」
ボスは優しいが今回の依頼は、
不味いくらい難しいらしいな。
だかそこには相棒が居るので行かざる終えないな
ボスも分かって言ってくれたのだろう。
さて、カフェタイムを終わりにして、
仕事の準備をしつつ、救出もして、
楽しみを共有して、ゆったりしてたいな。
待っててね、今行くから。
"私らを敵にしたことを恨むがいい。
自分の愚かさに、後悔をしてな。"
夜のマフィアがキレたら怖いことを承知の上で
戦いは挑んでくださいね。(真似しないでね)
「……ん、俺、寝てた?」
目が覚めると、彼女の顔があった。
優しい目をして俺を見下ろしている。膝枕で寝ていたみたいだ。いつのまに。
俺は身を起こした。衣服の乱れを整えてベッドから腰を上げる。
「疲れてるわ、忙しいの?」
「うん、選挙がもう少しであるから、準備に追われてる。ーーしまった、会議があったんだ」
忘れてた。他の連中が探しているに違いない。
「無理しないでね、倒れたら元も子もないわ」
「倒れたらここに運ばれるだろ?そうすれば君に会える」
「ま」
嬉しそうに頬を染める彼女の頬に手を添えて、俺はキスを刻んだ。長めのキスになる。
清潔な白いカーテンに視界は遮られている。
「しばらく会えないわね、つまらないわ」
少し拗ねた風に彼女は呟く。
「ここに来ればいつでも会える、またベッドで横になりたい時に借りに来るよ」
束の間の休息が得られるのは、校内でここだけ。
「ん、」
もう一度キスを交わしてから。俺はカーテンを開けて部屋を出ていく。
彼女が心配そうに「無理しないでね」と囁いた。
「ーーあー! どこ行ってたんですか会長!探しましたよ、会議始まります、早く早く!」
保健室を出たところですぐ、執行部の後輩に捕まる。
「って、会長どこか身体の具合、悪いんですか」
保健室と書かれたプレートを見上げながら尋ねる。
「ああ、いや、ちょっと絆創膏貰いに来ただけ
だよ、悪かった、すぐ行くよ」
「あ、服部くんこれ忘れてるわよ」
行きかけたところを呼び止められる。見ると中居先生が戸口で絆創膏をひらひら振っていた。
「ありがとうございます」
何食わぬ顔でそれを受け取り、俺は生徒会室に向かう。
後輩は、チラチラ背後に目をやりながらついてきた。
「養教の中居先生、きっれーだなア相変わらず。30前でしたっけ?彼氏とかいるんすかね」
「さぁな」
俺はそらとぼける。
「珍しく白衣の前、はだけてましたねえ。白衣の下、ワンピでしたね、エロいっすね、ワンピに白衣って」
思春期爆発で後輩はぐふふと嗤う。
「何言ってんだバカ」
彼氏はいるよと内心言ってやる。
中居先生の膝枕を独占できるのは生徒会長の俺だけだ。
#束の間の休息
一仕事終わった後束の間に。
買ってきたコーヒーを飲みながら都会の風景を眺める。
ああ。至福。
今思えば。
学生の時は楽だったなあって思って。
学生も小学校の時は楽だったなあって思ってて。
小学生も保育園の時は楽だったなあって思ってて。
結局皆必死にその時を生きてるんだな。
【束の間の休息】
ホッと息をつく
そんなタイミングを長い事忘れてた
いつもピリピリとした空気を吸ってた訳でもないけど
全身の力を抜いてホッ
そんな事から遠ざかっていた
最初は息が詰まる思いだった事も
次第に慣れて
生命活動の為に自然発生する
か細い呼吸
それで充分だと
疑問に思う事も無くなってた
ところがどっこい
ある時
息を吹き返す
深呼吸
身体中に酸素が行き渡る
いつ以来かの感覚
それからはタイミングを探してでも
ホッとやるようになった
いつの間にかはぐれてた自分とも無事再会
すっかり忘れてたけど
大事な事だったみたい
それ以降は
お久しぶりの自分と
わりと活動的にやってる
当然良い事ばかりじゃないし
浮き沈みもあるけれど
活動的な自分が色々と拾って来てくれる
お宝だって手に入れた
移り変わる日々に一喜一憂しながら
ホッのやり方もだいぶ上手くなったと思う
今までの時間を考えれば
まだまだ束の間のホッ
溜め込んだ息は充分なはずだ
この束の間
なるべく長く続いてくれるといいな
一生懸命走ってきた
束の間の休息
またすぐに走り出さないといけない
止まってしまったら
自分がいる意味を考えてしまうから
考えないですむように
一生懸命走ってきた
自分って何だろう?
どうしてここにいるんだろう?
何のために?
そう思ってしまったら
深い沼に沈んでいく気がする
だから一生懸命走る
束の間の休息
本当に束の間すぎるし、
休むタイミングも分からない。
『ワイヤレス』
この部屋と外、てゆうか世界つながりはなんだか未知数 独りは最高と喚いては スルーするなとネットに嘆く 玄関に待機スニーカー 丸二日は休んだよ
午後四時に吹く風は 深呼吸に似ているな
生きてるって感じ そう 生きてるって感じ