この話にはnmmn、RPS要素が含まれます。ご本人様とは一切関係ございません。苦手な方は閲覧を御遠慮ください。













月に願いを


俺には好きな人がいる。



「ひょーん」



こいつだ。兎みたいに可愛い。
可愛いって言うとなんか怒って、言わなかったら言ってよ…ってしゅんとする。可愛すぎるだろ。



「ひょん、、？」



『ん？どうした？』


「なんか、にまにましてますよ？」


『そんなつもりは無かったけどな、ㅋㅋ』



俺の彼女。でも、こいつは、、病気をもっているんだ。しかも、不治の病。



余命は伝えられている。3年だ。普段の何気ない日常がどれだけ幸せなことか、思い知らされた。




「ひょん、暗いですよ」



『あぁ、ごめん』



「笑ってるひょんの方が好きです。」



『お前はすごいな、』



「なんでですか？」



『いつも前向きに、元気に過ごしてる』



「ひょんがいるからですよ~」




嘘だ、そんなの嘘だ、、



いつも夜泣いてるのを俺は知っている。



怖くて仕方なくて、俺に抱きつきながら寝ていることも



さっき、余命は3年と言ったけど、それを伝えられてから実に2年半が過ぎている。要は、あと3年しか時間が無いという訳だ。



月を見ながら、恋愛系のしっとりしたバラードを聞く。それだけで涙が出てきて、



意味ないとわかっていながら




いつまでも、幸せでいられますように



と願った。










1年後

「ひょんー」



『どうした？』



「、、、、したいっ、//」



『え？なんだって？』



「だから、ぽっぽしたい、//」



『あぁ、そんなの、何回でもしてあげるよ』



「んっ、、///」



『今日覚悟しとけよ((ﾎﾞｿｯ』



「なっ、~~////」





空にはかすかに朧月が輝いている。





俺たちに力を貸してくれてありがとう。

「どうか、彼との恋が叶いますように。
…なんてお願いしますを一度でもしてみたい。」

「無理だな」

「酷い」

でも、無理な気がする。恋っていう気持ちがどんなものかわからないから。

「君は、これから俺に恋して俺と付き合うんだよ。だから、叶いますようになんてお願いしても意味ないよ？」

「は、？」

#月に願いを

最近、「だいすき」って単語聞いてないよ…

紺色の髪に金色の瞳

暗闇を照らしてくれるあなたに

会いたいな

月のようなあなたに会うためには

月に願うしかないのかなぁ

『　月に願いを　』

夢じゃなくても会えてるでしょ？…って
言ってくれたあの人にまた逢いたい。

月に願いをするのなら、
今すぐにでも自分を変えたい

満ち欠けするような
運に縋るような
タイミングに任せるような
そんな決め事クソ喰らえ

月に願いを

月が綺麗な日
イルミネーションも綺麗で
観覧車には流れ星のイルミネーション

流れ星がなくならないうちに
一生懸命唱えたよ
願い事

月に願いを

月に願い事………
たくさんお願いしたことはあるけど、
一つだけ、
大好きな人が一番に笑顔でありますように
私は、月にそう願おうかな

月に願いを

するとしたら？

突然のラブストーリーとか？（笑）

恋…したいなー（笑）

真面目に言うなら、

人脈作りを捗（はかど）らせたい。

誰かと何かしたいわ。

（ぼっち力上がりすぎてこんな文章なのだがwww）

死亡フラグ潰しを今日も頑張ります。

どうか私のお願いごと叶えてください


　　　　　　　　　　　月に願いを