『暗がりの中で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
押入れの暗がりから発掘されたのは、ハカマダ堂の紙袋だった。フリマアプリで売れば値段がつく。しかしこれは一体いつ誰からもらったものだろう。何をもらったのかも覚えていない。
私の家族にデパートに行くような人はいない。物を定価で買おうなどという文化はデフレとともに捨ててきた世代だ。あ、いや世代のせいにしてはいけない。育ちのせいだ。
いくら私の家族とて、贈り物ならそんなケチなことを考えないだろう。ならば家族の誰か?そもそも私にお祝いの場面など数えるほどしかないはずだ。
違う、私は押入れの整理をしているんだ。手を止めてはいけない。考えながらカゴの中を漁る。
手に取ったのは肩から掛ける小さなポシェットだった。これは新卒で入社した総合スーパーで使っていたものだ。すぐに配属された売場が食品ではなかったからエプロンが支給されなかった。品出しで使うカッターやらペンやらを入れておくのに便利だと先輩のパートさんに勧められて購入したんだ。
確かに便利だったけど、そのスーパーは1年半で辞めてしまった。いま思えば、あの会社にとって売上が伸びるような時期じゃなかったのに、暗がりの中で売上に必死にしがみつこうとしていた。誰が見ても社員は疲弊していた。一年目の私にはできることはなかった。
となればこのカゴは2010年代初頭の出土品が発掘される地層ということになる。つまりは私にとって大学卒業からの数年間だ。ならばあの紙袋は卒業祝いか就職祝い。
…もしかしてそれもこの箱の中に入ってる?さすがに人からもらったお祝いの品をガラクタとともに押入れにしまい込むような恩知らずではないだろう、この部屋の住人は。
倒置法で自分を追い込んだところで、カゴの底の方で小さい箱の感触があった。UFOキャッチャーのごときおぼつかない手つきで引き上げると、それは万年筆の箱だった。
あった。これだ。
すべてを思い出した。これは就職祝いに親戚の伯父さんから贈られた万年筆だ。彼は海外に赴任した経験もある本物のビジネスマンで、帰国の際は私の実家によく立ち寄って土産話をしてくれたものだ。子どもの私は内心では伯父の自慢話に退屈しながらも、その後に出てくるお土産のチョコレイトを期待して興味津々の体で話を聞いていた。
その伯父さんがくれた万年筆は、国内最高級ブランド航海館の品だった。
化粧箱はスライド式だ。引き出すと金色のメッキで縁取られた紺色の軸が見て取れる。この部屋の住人は少なくとも万年筆を裸で投げ入れるような恩知らずではなかったらしい。隣にはコンバーター。ん?いや、そもそも使ってすらいない…!
押入れはタイムカプセルだ。あの日の思い出をあの日のまま保管している。
万年筆って、使い始めるの勇気いるよね。
暗がりの中で
暗がりが怖い時期もあったけど
今はあまり怖くない
暗がりで人とすれ違うのは驚くし少し緊張する
でも
暗がりの中ならお互い大した認知はできないから日中に明るいところで人とすれ違うよりは緊張は弱い
暗がりは私にとって
姿かたちを隠すだけでなく
不安も隠してくれるのかなと思う
隠しているだけ、なんだけどね
暗がりの中で
見えないから安心する
落ち着く…
間違えても
分からない
見えないのだから
感覚だけを頼りに…
迷い迷って…
暗がりは、心の奥深くに潜む影のよう。夜の静けさ、部屋の隅にひっそりと佇む影。そこには、夢の世界への扉が隠れている。私は時折、想像の中で自由に羽ばたく。星々が瞬く夜空の下、雲の上で包まれ、優しい旋律に身を委ねる。現実の厳しさを忘れ、心の中の楽園に浸ることができるなら、それは何と幸せなことだろう。
暗がりは、逃げ場でもあり、安らぎでもある。日常の喧騒から離れ、静寂の中で自分を見つめ直す時間。想像の中で描く美しい景色は、現実には存在しないかもしれないけれど、心の中に確かに息づいている。少しでも隠れて、逃れることができるなら、それは本能が求める幸せの形。暗がりの中で、私たちは自分自身を再発見する。夢の中で、自由に生きることができるのだから。
10月29日(火曜日)
【テーマ:暗がりの中で/画く願い】
暗がりの中で、迷ってしまったら
とりあえず、真っ直ぐに進んでみよう
そうすれば、必ずなにかには近付くんだから
暗がりの中で、迷ってしまったら
恐れず、ただ一歩を踏み出したい
だって人は、光に惹かれてしまうものだから
冷房も暖房もいらない今の季節は とても静かで寝やすい 静かなはずの暗がりの中で「ズゴー…ズズッ…」といつも同じ布団で寝ている白いモフモフした君の息づかいが聞こえている… その愛しい寝息を聞きながら 深い眠りに落ちていく...
ポポヤ
気がつけば暗がりの中で、息を潜めていた。
膝を抱えて一点を見つめていると、暗闇でしかなかったそこにあるものの輪郭がぼんやりと見えてきた。
黒いでこぼこした塊から伸びた棒……あれは、人の足だ。野暮ったい黒いパンプスの裏側がこちらを向いている。慌てて駆け寄り、周囲の闇に同化してしまいそうなスーツ姿の上体を起こした。
その瞬間、そこにだけスポットライトが当たったかのように視界が明るくなった。それと同時に、スーツの女性の顔を正面から見る形になった。
最初は見覚えがあるな、と思っただけだった。だがすぐに私は答えにたどり着いてしまった。
これは私だ。
無個性なリクルートスーツを着ていても、自分の顔ぐらいはわかる。毎朝毎晩、鏡で見るこの顔だ。
次にこれは夢だ、何というたちの悪い夢だろう。それから朝の目覚めは最悪に違いないと考えた。
不意に後ろから気配がした。振り返ろうとしたその瞬間に、背中に衝撃が走る。その後に感じたことのない痛みが押し寄せた。全身の筋肉が固まり、振り返ることもできない。
うめき声が漏れる口から、苦く塩辛い血があふれ出た。そのままぼやける視界の中で、体を冷たい床に横たえる。倒れながら、べっとりと血のついた包丁を携えた人物の顔を確かめる。
私だ。
「ごめんね、私」
包丁をその場に置いて、私は立ち上がった。
スーツ姿の私を抱える若い私。
その向こうには、ひらひらとしたワンピース姿の私。あれは大学生の時だろうか。さらにその向こうにも、見えないくらい向こうにまで私が列になって倒れている。
踵を返して、前に向かって歩き出す。いや、どこが前かなんてわからない。どこを目指しているのかもわからない。
それでも歩くしかないのだ。
遙か先に昏い光が見えるあの場所まで。
「暗がりの中で」
私が通っていた高校は少々やんちゃなイメージの学校であった
「先生、どうしてうちの学校は修学旅行は国内でないと選択肢がないの?」
「それはね、昔々に君達の先輩がCAさんにちょっかいを出して出禁にされたらしいのさ」
「先生、どうしてうちの文化祭は出し物でお化け屋敷をしてはダメなの?」
「それはね、昔々に君達の先輩がお化け屋敷の暗がりにかこつけて女性にイタズラをしたらしいのさ」
うちの高校そんなん多いな…。自分から質問しておいて先生の前でチベットスナギツネみたいな顔になってしまったのは言うまでもない
爆発から生まれた「始まり」は、真っ暗な空間だった。
その暗がりの中で、何も見えず自分がイケているのかいないのか、どんな存在なのか何も分からないまま、長い間踊っていた。
ある時、同じように踊っていた誰かに出会った。
二つの存在がぶつかり合った瞬間、暗闇を破って光が生まれた。
その後自分が見えるようになってからは、カッコよくあろうとする気持ちに駆られるようになった。
しかし時折、暗がりの心地よさの中で、気を張らずにただのダサい自分に戻りたくなる。
きっとそれが暗がりの中に見出す調和なのだろう。
「暗がりの中で」
『暗がりの中で』
誰にも邪魔されない場所が好き
何をしてもいい場所
わたしはそこで目をつぶる
時々枕に雨を降らす
暗がりの中で
双子の妹に呼ばれて、彼女の部屋へ入った。
なに、聞きたいことって。
あ、お姉ぇ、前からずっと気になってたんだけど。
なに。
あのね、日本のドラマとか映画でさ、偉い人が集まるシーンあるじゃん。政治家とか警察とか大っきな会社とかなんとか組織、とかの幹部の集まり。悪巧みの。あの時いつもさ、暗い部屋なんだよね。なんで?リアルだったら、普通に部屋の照明つけてると思うんだけど。
それはね、
わたしはコホン、と喉を整えて、
いろんな理由があるけど、1番は役者の力不足、かな。監督もね、本当はわかってるの。あの演出は古臭いって。でも役者の演技力がなさすぎるから、仕方なく暗がりで補ってるの。だからあんまり、監督のこと悪く思わないでね。
なるほど、そういうことだったんだ。お姉ぇはやっぱりものしりだなあ。
いえいえ。ところで話変わるけどさ。
なに?
なんでこの部屋、暗いの?電気つけなよ。
わたしはスイッチに手を伸ばした。
待って待って。
なに?
ふふふ。じゃーん。
そ、それは。花咲き堂の……。
し、静かに。
妹が人差し指を立てて口に当てた。
そう、特製栗まんじゅうよ。
いったいどうして。
ふふふ。わたしのあくなき探求心が、戸棚の奥の奥へといざなったのだ。はいっ。
妹がひとつ差し出した。
フフッ、妹よ、おぬしも悪よのぅ。
いえいえ、それほどでも。
暗がりで見えづらいはずなのに、ツヤツヤと神々しく輝いているのがわかる。受け取った瞬間、普通の饅頭よりもずっしりと重く感じた。粒の大きい栗のせいだ。甘味が強くホクホクしている丹波栗。手に取った時の柔らかい感触と、香ばしい香りがたまらない。
ふたり、目で合図し、せーので頬張った。
んん~、美味しい。ね、お姉ぇ。
うん。美味しい。
あっという間にふたりとも完食。
こうして陰謀はひっそりと闇に消えた。
翌朝。
ママもね、小学生の時は算数が1番得意だったの。じゃあここで問題ね。夜には3つ、でも朝にはひとつになっていました。消えたのはいくつでしょう。
……ふ、ふたつ。
震えていたのに、2つの声は完璧に重なった。
正解。じゃあ本題ね。
ママの瞳に鬼が宿った。妖気をまとった声が低く響いた。
そのふたつは、いったいどこへ消えたのでしょう。これは算数じゃなくて、道徳の授業かしら。
えっと……。ここです。
お互いを見合ってから、お互いのお腹を指差した。
暗がりの中、深夜ふと目覚めてしまいカーテンを開ける
外はまだ月明かりに照らされている
「あぁ、こんなに月って明るかったんだっけ」
そんな小さなことすらも記憶の奥底に忘れていた
田舎では良くある風景、そして落ち着く風景
この気持ち大切にしていこう、そう思った
暗がりの中
今日の日の出は6時17分。
それよりも前に起床。
暗がりの中起き出して軽く顔を洗い、寝る前にセットしておいたウェアに着替える。肌寒い。
これは使って、と娘に口をすっぱくして言われている反射テープを腕と足とにぐるっと巻いた。事故防止用、今日もご安全に。
そっと玄関から出て、公園までゆっくりと歩いていく。町はまだ眠っている。
ベンチに荷物をいったん置いて軽く準備運動していく。スニーカーの紐を一度ほどいて結び直して、走りだした。
定年後、からのキャリア社員としての出向から数年。
喫緊の課題が浮上した。
無趣味だ。
老後の楽しみというが何も楽しみではない。やる事がない。
妻には、なら一緒に楽器やる?と誘われている。
誘われてはいるがマリンバというのが躊躇させる、何かいい並奏できる楽器など無かろうか。いっそ横でずっと聴いてる方が楽しい。練習中は気が散るからダメ、と笑って止められるが。
読書、囲碁、将棋、盆栽、詩歌、競馬、どれも性に合わない。一体全体どうして静的なものばかりなんだ。老人だって暴れたい。
同僚は畑を借りて野菜を作っているらしい、こぢんまりとしたものだけどと笑いながら貰ったお裾分けのきゅうりは店のものより5倍は大きくて、なんだこれはと思ったが美味しかった。畑はいいかもしれない。
ゲートボールは近所のサークルをすでに調査済みだ。まだ参加には早い。
そして思い切ってこのウェアとシューズを買ってみたのだった。
趣味:ランニング
これはいい。
ちらりと時計を見つつペースを緩やかに落としていく。坂道なので自然とゆっくりになるが。
息が軽く上がっていく。ちょっとした高台の終点に着いた。夜明け前だ。
だんだんとあたりが明るくなっていき、ぼんやりしていた何もかもに朝の影が落ちていく。自分がくっきりとしていく。
開けた高台から見下ろす街はまだ静かに朝霧に包まれていて、美しかった。
朝の澄んだ空気を一度大きく吸って、吐いた。
うまい。
お題『暗がりの中で』
文化祭の出し物で、おばけの役をやることになった。でも、オレ、おばけ苦手なんだよ。
小学校の修学旅行でやった肝試しなんて、女子の後ろに隠れながら叫びまくってたのは黒歴史。以来、テーマパークのお化け屋敷なんて入れないし(それで友達に無理矢理中に引っ張られて泣きを見た)、ホラーゲームなんてプレイできない。配信見てるだけできついからだ。
そんなオレがおばけ役をやることになった。なんでも文化祭実行委員兼リーダーである友達に『オマエがおばけやったら絶対に面白い』って言われてクラス中がそういう雰囲気になったから。
オレは、しぶしぶメイクが得意な女子からの特殊メイクをほどこしてもらって、自分の顔が顔が半分焼けただれて溶けてるゾンビみたいになってて、自分で鏡みて思わずひっと声をあげた。友達がニヤニヤしながら「やっぱ最高じゃん」と言いながらこっちを見てきて、「くそぉ」という気持ちになりながらも配置につく。
暗いカーテンの中からおどかすって役どころなんだけど、そこがもう暗くて暗くてオレのほうが震えてる。
そうこうしているうちに最初の客が入ってきた。別のクラスの女子二人だ。それでも暗がりのなかに人がいるという状況がすでに怖い。
その子達が目の前に来た途端、オレは「ウワァァァ」とゾンビっぽい声を上げながら出てきた。その瞬間、女子達が悲鳴をあげる。その悲鳴が怖くて俺も「イヤァァァァァ!」と悲鳴をあげる。
その後もそういうことが繰り返され、気がつくと一日目があっという間に過ぎていった。
2-Bのお化け屋敷すごく怖いね、おばけも叫ぶんだよって噂が聞こえてきたけど、オレからしたら客も怖い。本当に怖い。だって暗いところから急に人が現れるんだよ?
放心状態になっているオレに友達が肩に手を置く。
「大盛況だった! 明日もよろしく!」
ばしんっと肩を叩かれ、オレは明日も続くという事実に膝から崩れ落ちた。
暗がりの中にひとつのひかりがあった、だが、その光は闇と共に朽ちていった、だがとある時『聖女』という子が生まれ、また光は紡がれた
暗がりの中で
真っ暗な暗がりの夜道 街灯も無く
人の気配も無い真っ暗な道を二人で歩く
君と二人で.... 君の手の温もりを灯り火に
「大丈夫?」君の声を道しるべにして
早くこの暗がりから抜け出したいのに
家の明かりは、一向に見えて来ない
そうして歩いている内に思考がふと
立ち止まる。
私は、いつからこの道を歩いているんだっけ? 前を行く君に引っ張られる形で
進んでいる私 でも.... そもそも前を行く
この人は、誰だっけ?
暗がりで、はっきりとは前を行く人の姿は、見えない....
私の歩みが遅くなったのが分かったのか
私を引っ張っていた誰かが立ち止まり
「どうしたの?」と私に声を掛ける
私は、この人の声に答えられない
だって答えてしまったら今まで忘れていた
何かを思い出しそうだから....
でも足も止められ無い 引っ張られるまま
進むしかない だってこの暗がりから
早く出たいから....
私は、少しの違和感にすぐに蓋をして
君の声に答える「ううん 何でも無い」
私がそう言うと君は、安心したような
気配を残し 「そう もうすぐ着くからね」 君は何処に着くとは、私にははっきりとは言わず柔らかい声で私に話し掛けた。
私は、この暗がりの中で せめて明るい
場所に着くようにと強く願った...。
暗がりの中で怖がる僕を母は守ってくれた。
ここにはご飯がないから2人ともお腹すいていた。
やっとご飯にありつけた時には
母が私に全部くれているから
もう骨の形もわかってしまうようだった。
昼間餌を探しに行ってから母が帰ってこない。
母は死んだ。
僕はまだ暗いのが怖いのに。
側にいてよお母さん
─────『暗がりの中で』
暗がりのなかで
幼い頃
布団を被った小さな暗闇とか
放課後に遊んで
暗くなった公園の景色とか
大学で飲みに行った帰り
家路に点々と灯る街灯とか
しんみりとして
どこか切ない思い出が
今はなぜか懐かしい
あの頃へ、帰りたいのか
そうでないのか
なんでもない、記憶の欠片
昨日はあれだけ蒸していたというのに、今夜は冷えて仕方がない。防寒着はあるが、それでも凌げるものではないのだ。このまま援けが来ないのだと、夜寒が我々に囁き、纏わりつく。
雨がさんざに降って、視界を塞ぐ。暗がりに目を凝らすと、得体の知れない生物と目が合う気がして、末恐ろしくなり、顔を伏せた。
洞の床は冷たく、気付けば尻の感覚を失くしている。身じろぎしても、痛みを思い出すだけで、改善することはない。
「雨、止みませんね。」
彼女が、私に話しかけてきた。
「ああ。だが、いずれ止むさ。」
私は、膝を強く抱えて、熱を生み出そうとした。
「寒いですね。」
彼女は、私にぴたりと体をつけた。布越しであっても仄かに暖かく、それ以上に、人の体温は私の本能を安心させる。
「ああ。だが、こうしていれば暖かいな。」
私は、彼女の肩を抱き寄せた。
梟の声がする。彼らは、この闇夜をどう捉えるのか。我々が淋しさを埋め合うように、彼らは闇夜と溶け合っている。
その視点は、私に安眠を齎した。彼女にそれを分け与えて、一夜を越した。輝かしい朝日が、我々の味方をすることを夢見ながら。
暗がりの中で
ここから出るのは怖い。
光に晒されれば、すべてが見えてしまう気がして。
それでも王子さまを夢見るのは、やはり暖かい光に憧れがあるのだろうか。
ああでもやっぱり、わたしにとってはここが最幸の場所。
だって、ここなら王子さまがブサイクだってきづかない。
ヒロインがブサイクだって、きっと誰もきづかない。