『時を告げる』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【時を告げる】
出発の時を告げる、明日旅立つと
出発の時を告げる、今日旅立つと
出発の時を告げる、今旅立つと
やっと涙を見せたあなたが愛おしい
早く到着の時を告げたいと心から思う
お題《時を告げる》
魔法は解ける。
世界の夢は醒める。
きっと幸福の海に酔っていた。
見て見ぬふりに人は慣れてしまったから、だって人は残酷な生き物だから。
――魔法はもう、つかえない。
《時を告げる》
その時、が来るまで
今を精一杯生きる
わかば
━━━
《時を告げる》
待ち人よ
その時を待ってる
あおば
・2『時を告げる』
私はケイ。名前はトケイソウから取られた。
夏生まれの私に母親がパッションフルーツが好きだからという理由で。。
パッションフルーツはトケイソウの仲間なんだって。
絵を書くのが好き。魚が好き。
チャイムが鳴った。
また明日ね
【続く】
その鐘は時を告げる。
私は誓う。
彼を幸せにしてみせる。
彼は言う。
何回も訂正してるよ。違うでしょ。
2人で幸せになるんだよ。
小さい頃に憧れたドレスを着たプリンセス。
私も白いドレスの袖を通して
今日だけはプリンセス。
私は鐘が鳴っても魔法は解けないから
2人で幸せになろう。
─────『時を告げる』
「ねー今何時?」
「7時32分」
「え、うっそ!?やばいやばい!飯食ってねー!」
「はあ……」
「何時じゃ」
「7時32分」
「飯なしにしよかな今日!!」
「……」
「なん」
「7時32分」
「あかーん」
「……………」
いつもこいつは時間を聞いてくる。
なぜかといえば俺は時間が正確に分かるから。変な能力だ、と思っていた。
でもこいつに会ってからは、あってもいいと思っている自分に気づいた。
嘘の時間を伝えてしまうくらいには。
こいつは時計をつけない。俺が時間を知っているからだ。
でも嘘をついて、本当は8時前なのに、まだ一緒にいたいと
もっと長くいたいと思って言ってしまう。
俺にとっての7時32分は特別なものだった。
ごめん、嘘の時間を伝えてしまって。
過去に戻れたら、もっと長くいられるのに。
#2024.9.7.「時を告げる」
告げます。
#46 時を告げる
[神社の朝を告げる]
ドーン、ドーン、ドーン、ドーン。
どっしりと重い低音の太鼓が鳴り響く。
午前7時。
神社の始まりの音。
今日も一日よろしく
神様にご挨拶をさせていただく。
サラリとした風が葉に触れて微かな擦れる音。
木々もサーっと風が吹いた余韻の音がする。
小鳥がさえずる。
大きなカラスが飛び立つ。
朝日が昇ってきた。
そろそろ出発の時間だ。
さぁ、今日も一日頑張ろう。
神様に礼を言って、日常に舞い戻る。
時を告げる
それを聞けているだけでも、儲けもんだ。
No.113『時を告げる』
鐘の音はその時を告げる。
僕は瞳を涙で濡らす君に口付けた。
僕は君を必ず幸せにすると誓った。
「やめ」
終わりの時を告げる先生の声。また、できなかった。わたしのテスト用紙のいくつもの空欄。
みんなのテスト用紙を回収する。よくないと思いつつもみんなのテスト用紙を確認してしまう。割と空欄がない人が多くて気分が悪くなる。
わたしたちに与えられているのは同じ時間なのに。
そうやってわたしだけなんにもできないまま、平等に終わりの時が告げられる。
時を告げる
まだ未練がある
早く復縁ってのをしたい
でも、言えないまま時間が進む
そろそろ止まってほしい…
時を告げる
いま日本時間、7:06です
キュンです
命の始まりの時を告げるのは何も赤ん坊の泣き声ばかりとは限らない。
俺の大事な養い子は土から這い出てきたのだ。子の人生の始まりは土からぼこっと出てくることだった。
その日は朝から酷い雷雨で、こんな時に産まれてくる赤ん坊に果たして祝福はあるのかとすら思う。
実際に、忌み嫌われる墓場から出てきた時はやれ化け物の子だと思って一度は殺してしまおうとした。
そんな時に耳慣れたカランコロンと下駄の音、この子は大切な相棒から託されたのだ。自分が守らなければならない。己の直感がそう、訴えた。
雷の下でぎゅっと我が子を抱き締めた時、命を預かる重み、覚悟、責任を一手に背負い、これから全く新しい人生の始まりを迎えることになる。
『時を告げる』
わたくしの名はメア・リースー。
高貴なる者たちが集う私立ヘンテコリン学園
に通う、高校一年生ですわ。
「もう、セバスチャンったら。わたくしを置い
て先に行ってしまうなんて、あんまりですわ」
毎朝起こしてくれる執事のセバスチャンは、
美化委員会の会議のため、早々に学園へ
向かってしまったのです。
クロワッサンを食べながら登校する途中、
メアは奇妙な怪人と出くわしました。
怪人は目からビームを放ち、
その光を浴びた人々は急にやる気を失い、
地べたに座り込んだではありませんか。
「はあ、おもんな」
「仕事なんかやってらんねーぜ」
「えっ……どういうことですの?」
「怪人ダルダルーイ。人々のだるい感情から
生まれた怪物だにゃ」
突然、紫色の猫が宙にふわりと浮かび、
メアに話しかけてきました。
「怪人ダルダルーイ?」
「だにゃ。このままだと、みんながだるだる
モードに突入して、まずいことになるにゃ」
状況を飲み込めないメア。
「そこのあにゃた!今こそチェシャと契約して、
魔法少女になるにゃ!」
✨️✨️🎀👸🎀✨️✨️
怪人が再びビームを放とうとした瞬間、
フリフリの衣装をまとった娘が現れ、
怪人の前に立ちはだかります。
「何だ貴様は!?」
「闇夜に咲く悪の華、キュアヴィラネス。
マンマに代わってお仕置きいたしますわ!」
キュアヴィラネスは、ピンヒールで怪物を蹴り
飛ばし、激しい戦闘が繰り広げられました。
戦いの最中、彼女の胸のリボンについた
ブローチの宝石が点滅し始めます。
「まずいにゃ。この姿は3分間しか持たない
にゃ。もうすぐ変身が解けるにゃ」
「何ですって?!そんな大事なことは
先に言ってくださいまし!」
油断したメアに、怪人の魔の手が迫り来よう
としたその時────
黒いマントを羽織り、仮面をつけた白銀の狼
が疾風のごとく現れ、唸り声を上げながら
怪人に食らいつきました。
「いててててて!」
「キュアヴィラネス!今のうちにトドメを!」
「はっ、わかりましたわ!悪役令嬢サンダー!」
黒い稲妻が怪人の頭上に落ち、
怪人は灰と化しました。
「助けてくださってありがとうございます」
「礼には及ばない」
クールに言葉を返す狼。だがしかし、彼の
しっぽは喜びでフリフリと揺れています。
「よろしければ、お名前をお伺いしても?」
「私は、バトラー仮面だ」
「バトラー仮面?……えっと、
セバスチャンですわよね?」
「違う。バトラー仮面だ」
狼はくるりとマントを翻し、
彼女に背を向けました。
「もう行かなくては。さらばだ」
「あっ……!」
狼はそう言うと、建物の間を軽やかに
飛びながら姿を消しました。
「よくやったにゃ、キュアヴィラネス。この調子
でわるものたちをやっつけていくにゃ」
丁度のタイミングで、時計塔の鐘がゴーン、
ゴーンと時を告げるように鳴り響きました。
「なんてこと!優等生であるこのわたくしが、
遅刻などあってはならない事態ですわ!」
そしてメアは慌てた様子で校門へと
駆けていきました。
時を告げる
年の終わりを告げる鐘
授業の始まりと終わりのチャイム
お店でかかる蛍の光
夢を切り裂く朝のアラーム
時を告げる音は
行動の始まりと終わりを告げる音
だとしたら
生まれた時はどんな音がしたんだろう
死ぬ時はどんな音がするんだろう
まだ夏の暑さが残る九月の初旬。
私は決まって毎年、ここに来る。
墓石の周りを掃除して、花を入れ替え、ちょっとしたお供物を置く。最後に水をかけてやればもうおしまい。
今日は、夫の命日だ。
「久しぶり。今年も来たよ」
夫が亡くなって五年。
数週間後に控えていた三度目の結婚記念日は、祝われることなく終わってから、早五年。
墓石に刻まれた夫の名を見る度、もう彼はこの世にいないんだと思い知らされる。
寡黙な人だった。
不器用で、ちょっと強面。友達からは「本当にこの人大丈夫なの?」と心配されてしまうほどだった。
でも、私は知っているのだ。
彼が誰よりも優しい人間だということに。
記念日は律儀にカレンダーに記入しているところとか、毎朝私の為にコーヒーを淹れてくれるところとか、ドアを開ける時は必ず私を先に入れてくれるところとか。
全部、私しか知らないのだろう。
犬や猫を触る時、密かにふっと笑う表情が好きだった。いつの日かビニール袋を猫と見間違えてしょんぼりしていたことあったなぁ。
案外甘い物が好きなのも、可愛らしいと思ったよ。
だから彼が、車に轢かれそうだった子供を庇ったと聞かされた時は、彼らしいな、と思った。
悲しくないと言ったら嘘になる。
この気持ちは今でも言葉にできない。
夫との思い出を振り返ると、自然と涙が出てくるのだ。
それでも、私は今日という日を生きていかなければならない。
「でも、ちょっと寂しいな……」
あぁ、そういえば、もうすっかり蝉の声が聞こえなくなった。
季節の移り変わりは随分早い。
毎日の時の流れなんかはもっと早い。
私がいずれお婆さんになって、もうここにも歩いていけなくなってしまった時。
私は彼との記憶を覚えていられるだろうか。
忘れたくない。
夫のことを忘れたくない。
でも、忘れてしまうかもしれない。それが怖い。人生なんて、そんなものだろう。
そう割り切れたら、どれだけ楽だろうか。
「もう少しだけでいいから、一緒にいたかった」
『時を告げる』
これまでずっとすれ違ってきたね
同じ時間を過ごしてきたのに
別々の景色を眺めて
たまに淡い色彩の
交わった線がまたすぐに離れていく
ねえでも
あの瞬間2人の景色は交わって
今同じどこまでも続く
白い空を2人共にかかえてる
あの秋あの瞬間あの視線が
2人の時を告げる
『2人の時』
今日は
仕事帰りに
友人との会食
仕事をさっさと
片付けて退勤準備
ケータイのアラームが
予定の『時を告げる』
急げ!
待ち合わせ場所まで、
小走りで向かう
SNSをチェックしながら…
楽しみー
まー
時を告げる....難しい😵ん~、(;>_<;)桜が散る頃に次の季節がやってくる暑い外から虫がいる、葉っぱが枯れハロウィンが来るはぁ雪が降り溶けたらまた春が来る?
季節はどんどん変わって行くのでそれを時を告げる的な?と考えました。
出発のときが告げられ、電車は走り始めた。
次に会えるのは夏休みだろうか。
子どもの旅立ち。早いものだ。
新生活を謳歌せよ。