『日差し』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#日差し
朝起きるとカーテンの隙間から日差しが差し込んでいる。
この光を浴びると目がぱっちりと覚めて、さて今日は何をしようかな。と考える。
やらなければならない事を終わらせて、まだ日差しが差し込む時間なら、窓辺に座椅子を持っていき、本を積み、コーヒーを準備する。軽食か、個包装のお菓子もあると尚良いな。
さぁ、久しぶりの休日だ。
残りわずかでも最後まで楽しもうか。
#日差し
朝、ベッドの上に日差しが差し込む。
その光で目が覚める。
外、私たちは日差しを浴びる。
暑すぎて○にそうになる。
家の中、電気の光がある。
眩しい。
私たちはいつも暮らしている中で、
太陽の光、日差しと共に生活している。
外に出なくたって、
電気の光、窓から日差しが差し込んでくる。
日焼けしたり、暑いときだってある。
でも、私は
日差しは生きていく中でとても
大事なことだと思っている。
ボクは、ここで日向ぼっこをするのが大好きだ。
日差しがポカポカと差し込んできて、気持ちいいから。
それに、この家のご主人様はとっても優しいんだ。
一緒に遊んでくれるし、美味しいご飯も食べさせてくれる。
――あ!ご主人様!!
あ……ナデナデ気持ちいいです……
にゃぁ〜……
〜日差し〜
『歩いて5分』
無条件に汗を呼ぶ まだ家から歩いて5分 煮える身体にそよ風吹くと 夏の匂いに痺れてしまう 幾多の思い出も連れ立ってやってくる にくい風だ 自転車 花火 大混雑 海に飛び込み もう一度 自転車。。
目的を一瞬忘れる 夏の匂いの不思議な力
『日差し』
「鬱陶しいとは思わないか?」
半袖短パンのいかにも"夏"というような服装の男。
歳は十六。俺と同い年のそいつは足を組んで椅子に座り、スマホを片手に持ちながらそうぼやいた。
「……何がだよ」
一般的な感覚で、田舎に分類されるであろう地域の一軒家、さらにその中の一室で俺達は駄べっていた。
全開にしている窓からは強い日差しと、少しの質量を持った夏風が入り込む。
「この日差しがだよ」
自分から話始めたくせに、心底つまらなそうな顔をして、そんな事をのたまう。
「確かに陰気なお前には眩しいかもな」
俺も手に持った漫画に、意識の六割を向けながら適当に応える。
「本人を前にしてそんな事を言える、君の方がよっぽど陰気だろう?」
「まさか! 俺ほど清く正しく美しく生きてる奴なんてそうは居ないさ」
「どの口が言ってるんだか……」
少しの静寂が部屋をつつみ、漫画のページを捲る音だけが続く。
ふとそいつが椅子から立ち上がる気配を感じると、少し遅れて話し始めた。
「僕は眩しいのものが苦手なんだ……それは君だって知ってるだろう? 太陽なんてその最たるもので、僕は"アレ"が大っ嫌いだ。
だから決して自分から見ることは無いけれど、直接見なくても日差しという形で僕を苦しませてくる。
……本当に鬱陶しいものだよ」
やたら長く話し出したものだから、漫画から顔を上げてそいつを見てみれば、スマホをしまって退屈そうに窓から外を眺めていた。
仕方が無いので取り敢えず話を合わせてやる。
「その割には窓のカーテンも閉めないし、日差しに当たりながら外を眺めて黄昏てるじゃないか。
そもそも太陽があるのは常識で、それなら日差しがあるのも当然のことだろう? つべこべ言ったところで、どうしようもないんだから諦めろ。
……あとお前のその話し方、厨二病って言うらしいぞ。クラスの女子達が話してた」
俺の返答を聞いたそいつは、少し視線を上げて考える素振りをみせる。
「まぁ……確かに君の言う通り、苦手だからと言ったところでどうしようもないからね。少しでも慣れる為に、こうして日差しに当たりながら外を眺めているんだよ。
こう見えて僕は努力家なんだ。
しかし──」
そう言いながらこちらを振り向き、そいつは話を続ける。
「君の言った『常識』は本当に正しいだろうか?
朝が終われば夜が来て、夏が終われば冬が来る。
東から昇った太陽は、西の地平線へと沈んでいく。
これらはみんなの中で当たり前の常識とされている事象な訳だが……それがこれからも続く保証は何処にある?
僕達はどこまでいっても帰納法"もどき"しか使えないだろう? 何故なら未来は誰にも分からないからだ。
ならば明日に日差しが……ひいては太陽が無くなったとしても、別にそれはおかしな事ではない筈だ」
そうして気取った様に話を終えると、そいつは再び外の景色へと視線を移した。
……俺は思った。
「厨二病のくだりに触れない辺り……結構お前も気にしてたんだな」
そいつの肩がピクリと動く。
「別に……気にしてなんかいない」
「…………なんていうか……その」
気まずげに頬を掻き、一言。
「……スマン」
だんだんと日も暮れて、窓からの日差しも弱くなる中……遠くの方からは仲間を呼ぶカラスの鳴き声が響いた。
目覚めてカーテンを開けると
光が差し込む。
「朝だ」
眠、、、
ちら
君が寝ている。
昨日を思い出してちょっと恥ずかしい。
でも幸せだ、、、、
顔がニヤける。
『んー、わ、まぶしっ』
寝返りをして振り返ってきた君が言う。
「ぁ、ごめん笑」
『んーん、もう朝なんだね。』
「うん、」
『おはよう』
「おはよう!」
『、、、なんか、やばい照れるね。笑
嬉しいけど』
って抱きついてきた。
もう少しだけ
2人で寝よう。
プール
傘がないから、雨を避けて歩こう
光が溜まっているあの場所を歩こう
今も降り注いでいる
遮るものはない
水溜まりと光のコントラストは
塩素の匂いがするが
いっそう輝いている
※日差し
日差しと陽射しは辞書では同じ意味。だけど、私は陽射しの方が好き。そっちの方が暖かいような気がするから。
夏の日差しは自分にとってツラい。
普段夜中に動いている人間にとって
日光はただでさえツラいのに
より強い“夏の”日差しは
凶器でしかないのだ。
本当は出掛けたくなど無いのだが
そうもいかない。
譲れない用事だってあったりする。
世の中の大半は昼間稼働していて
日中でしか出来ない事が殆どなのだ。
別に不満を言いたい訳では無い。
実際、不満に思った事もない。
自分の生活時間が周りと
合っていないというだけなので
自分が譲れば問題ないのだ。
ただ一つ問題があるとすれば苦手を避けるための帽子にサングラス、マスク着用で
不審者テイストになることくらいだろうか。
さて。
近所の奥様や子供に怯えられつつ
ソフトクリームを買いに行こう。
日陰者の私には鬱陶しい。
何故か私に話しかけてくる太陽のような奴。
ろくに返事もしない、面白い話も出来ない私に
いつも話しかけてくるアイツ。
他にも話す人はいっぱいいるだろうに。
私の読んでる本がたまたま知ってる作品だからって毎日話に来る。
そろそろこっちから話しかけてやろうかな。
どうして貴方は私に構うの?って。
私、知ってるよ。
貴方が本なんてほとんど読まないこと。
貴方が私のために本を読んで話しかけに来ること。
私もそろそろこの部屋から出てみようかな。。。
『日差し』より。
あの日のことを忘れない
それは日差しが強い日
アスファルトという名のフライパンで
私の腕や足を焼かれると思い込むような暑さだった日
私は綺麗な女性を見た。
女性は暑さを感じさせない涼しそうな顔をしていた。
歩き方もほかとは比べ物にならないくらい
洗礼されていたようだった。
私もあの女性のように綺麗な女を目指すべく
歩き方を意識して変えようとした。
意識すればするほど変になってしまう。
困った困った。
暑く照りつける太陽の下
私は綺麗な女を目指すべく
密かな特訓が始まった。
─────『日差し』
「日差し」
僕は暗闇で生きている
皮肉を言い無いわけじゃない
けれど皆は少なくとも
僕より自由に生きている
僕にはお金が少しもない
自分のことにも使えない
あいつらは親に貰っているのに
僕には時間が少しもない
お金を稼ぐ時間しかない
あいつらは遊んでいるのに
僕には社会が分からない
誰のために尽くしても
誰のために動いても
誰のために考えても
帰ってくるのは悲報だけ
暗闇は慣れてる
真っ暗でも前は見える
だからことよく分かる
僕の進むこの道に
分岐点など現れない
誰でもいい、だれか一緒にいて
お世辞でも嘘でも何でもいいから慰めて
1人は嫌だ怖いさみしいよ
まだ消えたくない
生きたくないけど死にたくない
ごめんなさい
貴方と両想いの時、忘れたくない程、忘れられない程に凄く凄く、幸せでありました。
ですが、片想いになってしまった今では、貴方と両想いだった事を後悔し、貴方を何も知らない時期が恋しいとさえ思ってしまいます。
私は貴方が私を想ってくれていた時の反応、口調、仕草。
全てを鮮明に思い出せてしまう。
今1人残された私。貴方と微妙な関係になって変に距離を感じてしまうぐらいならば、いっその事、何も無かった方が良かったのです。
貴方が私を想ってくれて居た時期を思い出させてしまうこの記憶の存在が凄く悲しく、ただ寂しさを呼び寄せるだけなのですから。
朝の日差し、
最近暑すぎ
地球さん
もう少し冷えてもいいぞ
その前に人間か、
でも冷房ないと生きらんないよね
一生温暖化やな。
_ ₈₆
『日差し』
窓越しに差してくる日差しは眩しすぎて
目を瞑った。
貴方の笑顔も太陽の日差しのようにとても眩しくて
輝いていて
私にとって太陽みたいな存在
あれは日差しの眩しい日だったと思う。
なんでか扇風機の前でゴロゴロしては、「暑い」なんて呟いてた。
暑いというか、正確には蒸し暑い。
蒸し蒸しした空気が肌を撫でるかのようにまとわりつく。
……気持ち悪い。
なんでこんなにも汗が出るんだろう。
こんなにも、動きたくなくなるのだろう。
無に還る、というのはこの事か?
何も考える気も起きない。だが、この私は学生の身だ。
つくづくまとわりつく汗のせいで、宿題の用紙も腕にくっついた。
正直まともになんかやってらんない。
でもやらなきゃ。
そんなことを考える土曜日の午後だった。
お題︰日差し
「あっづい……こんなクソ暑い中歩いてられっか」
悪態をついたとて日陰が現れるわけもなく、ただ延々と伸び続ける道をひたすら歩かなければならない。日光を反射する砂道と原っぱが目に痛い。通り過ぎていく自転車のタイヤがジャリジャリと砂を擦っていく音はどこか緩慢に聞こえるし、葉擦れの音だって妙にじっとりして聞こえる。空気すら汗をかいていそうだ。
「はー……空気は汗かかん、何考えてんだろ」
どうやらバカみたいに暑い日差しのせいで脳がやられているらしい。取り留めのないことばかりだらだら考えてしまう。日傘が欲しい、水分が欲しい、グラギラする、確実に熱中症だ。
夏の田舎はいい、なんてのはイメージで、軽く涼めるような場所が道端にない地獄だ。家にたどり着くまでずっとこの暑さに晒されなければならない。いや、いや、それもこれも日傘を忘れた不運を恨むべし、なのだろう。
「だめだ、あちぃ」
しゃがみこんでしまいたくなるのを我慢して次の電柱まで歩く、そしてさらに次の電柱まで歩く、を繰り返す。
丁度中間地点に当たる木造の建物が見えてきた。今はもう閉店しているが昔そこは駄菓子屋だった。よく折るタイプのアイスを買って食べていたのを覚えている。あれ、確か呼び方が地域によって違うらしい。チューチュー、チューペット、ポッキンアイス等々。
「懐かしいなぁ」
友達とはんぶんこして、ふざけ合いながらまた帰路を辿って。随分昔のことだ、時折懐かしくて泣いてしまいたくなるほど昔。
そう思った途端「やはり帰ってきてよかった」という感情がふっと湧いて出てきた。勢いのまま家を飛び出して、二度とこんなところ帰ってくるもんかとろくに帰りもせず……そうだ、過去の自分すらここに見捨ててきてしまった。そういう表現が正しい気がする。
駄菓子屋のベンチで一休みしたらもう一度歩こう。相変わらず鬱陶しいほど周りの音はじっとりして聞こえるし、バカみたいに晴れていて日差しはキツイ。だが不思議と嫌じゃなくなっていた。
今日は日差しが眩しい日だ
Twitterが直ったからだ
数時間後に大雨が降った
【日差し】
飲み込んでみたくて
大きく口を開けてみた
その熱はゆるかやかに喉を超えて
わたしの身体を包み込む
いま、生きているという証は
自然のちからによって
より濃く深く、刻まれてゆくのかな
そして、コーヒーの水面に
うつるあなたを
もう一度飲み込んだ