『日の出』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
日の出
寒さで目が覚める。
もぞもぞと布団の中で動いていると、白い光が差してくる。
カーテンを開けると、遅い太陽が顔を出したところだ。
さぁ、新しい一日が始まる。
「日の出」
新年最初の日に徹夜したことは未だにないから、初日の出を拝んだことは無いです。
テストの日だけど課題が終わってないとかで、徹夜したことはあります。
部屋がだんだん明るくなって青空も澄みきった青だから、感動するんですよね。けど、
「結局今日眠れなかったな… もっと早くから終わらせてれば良かった。」っていう後悔のほうも押し寄せてくるので、感動と後悔が混ざってよく分からない気持ちになります。
そんな時はただ窓から外の写真を撮ったり、窓を開けて外の空気を吸ったりすると、なんだかんだ良かったなって思えます。(何も良くないけれど)
今年は、後悔と混じることなく、純粋な感動だけの状態で日の出を眺めたいものです。
そういえば初日の出は見に行ったことがないな、とテレビを見ながらふと思い出す。
ある人は初日の出を見にいくために富士山の麓まで行くとか。まあ酔狂なこった。
私みたいな怠惰な人間は昼過ぎに起きてつまらないバラエティを眺めながらおせちもどきを食べるのが精一杯だけど、生真面目な人から見たら勿体無いと言われるのだろうか。
まあ、年末年始の過ごし方は人それぞれだ。
早起きして見る価値があるのか?
そんなこと思いながら
僕はいつものメンバーで日の出を見に行った。
まだ日も出てないから寒かった。
防寒もあんまりしなかった僕に
マフラーを譲ってくれた。
思ってたより人が集まっていた。
少したったら日の出らしい
友達と話しながら日の出を待った。
僕は初めて日の出を見た。
眩しくて綺麗で
僕は見る価値があるかなんて疑ったのが
間違いだったと思った。
新年初めての景色がコレで良かったと思う。
来年もこのメンバーで見に行きたいと思った。
─────『日の出』
相手の上がった息に興奮する。落ちる汗に紛れて優しい匂いが上がってくる。しっとりした肌に引き寄せられて、神の雫に思えてちろりと舐め上げる。
上ずった声がまた色っぽくて自分もまた熱が回る。
もっと抱きたい。肩を捕まえて自分の腕に閉じ込める。名前を呼ぶ声が切なそうで背徳感にも似た邪悪な想いに捕らわれる。この身体余す所なく自分のものだ。
もう互いの呼吸と鼓動しか聞こえない。もう限界だ。なんて熱さだろう。
『もう辞めましょうよ…姉さんだけじゃ無理だって』
『大丈夫よ!』
そんな姉弟の話し声が聞こえる
姉が口を開き
『私……《天照大神》なのよ!』
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日の出とともにお前の友人を殺す
多重債務のエロスは処刑を覚悟で王の御前に出た
しかしエロスに向けられた言葉は友人への処刑宣告だった
エロスは理由を尋ねるも王は答えずエロスを見つめ続けた
その時の王の顔はまるでリーチを外したパチカスのようだった
エロスは走った
王に渡すかねを集めるため、友のため
野をこえ山を越え
ただひたすらに地面に頭をこすりつけ
身内や知り合いに微々たる金を恵んでもらい
エロスは走った
あと一人ですべての返済金に届く
そう思って訪れた叔父の家で
エロスの足は折れてしまった
エロスが叔父に頭を下げたところ叔父の逆鱗に触れてしまい持っていた木刀で滅多打ちにされ捨てられたのだった。
エロスは泣いた
泣きながらそれでもエロスは走った
愛のためでも性愛のためでもなく
ただ心から湧き出る何かに突き動かされ
エロスは走った
エロスは転げた
エロスは這った
そしてエロスは角の取れた肉の塊となり王の前に現れた
その肉を見た王の顔には表情が宿り
友人は肉を優しく抱きかかえ涙とともに墓に埋めてやった
離れて暮らす君から
初日の出の写真が届いた
神々しい日の出と
君の明るい笑顔が重なり
こちらも笑顔になる
#日の出
#76
日の出
いつも朝の5時半に起きている。
今の季節、まだ太陽はのぼっていない時間で、まるで夜のよう。
鳥たちも起き出しておらず、とても静か。
一人暮らしの部屋で、フロアライトを、ぱちり。ぱちり。
顔を洗って、ご飯を食べて。
そうしていると、カーテンの隙間から淡い光が入ってくる。
太陽だ! そう思ってカーテンを開けるけど、やっぱり外は、ほの暗いまま。
太陽は、夜に輝く一等星の、1560億倍の明るさ。
そんなに強い光を持っているのに、まだのぼりきらない時間だと、こんなにもほのかで、優しく、弱々しい。
表面温度も6000度なのに、温かさもまだ届かないくらい。
近付けば消し飛んでしまうような存在なのに、こんな時間では頼りないくらいなんだけど、それでも希望を感じるくらい、少しずつ明るく、温かくなっていく。
太陽は神様が創ったって、聖書に書いてある。
そうなんだろうな、と思う。
ちいさいほうの光には月と名付け、夜を。
おおきいほうの光には太陽と名付け、昼を。
本を読みながら朝を過ごしていると、部屋のフロアライトなんて負けてしまうほど、太陽の温かな光が入り込んでくる。
おはよう、世界。
神様が創った世界。
ひどいことも多いけど、悲しいことも多いけど、決して変わらない良いことも多いから、太陽は明るくて温かいことを、忘れないように。
おはよう、世界。
日の出ですね〜…
あ〜…名乗り遅れました椿です…
眠いんで…今日は短めでいいですかね…
うん…日の出、好きです。
儚くって美しくって。
涙が出そうですね。
二度寝します。
また明日。おやすみなさい。
日の出が出ると共に私はあの人に告白をした。「好きです付き合ってください」これが理想だけど現実は2名揃って爆睡です!起きる気配無しずっと寝てます!
日の出_8
初日の出は見ましたか?
今年は自分の目で
見にいきたいと思ったのですが
朝に弱かったのを忘れていましたね。
結果 見られませんでした…
来年は見られることを願って
早寝早起き
頑張ってみようと思います。
また明日。
日の出
横向きで目が覚めた時は、出来損ないの睡眠の証だ。ダリの時計のように、全身が柔らかくひん曲がっている感覚。
君には君の都合があるのだろう。誰かのため、何かのため、あるいは理由など何もなく。
どうでもいい。朝日よ、他のなにでもなく、まず僕を照らせ。肌を焼き、骨を溶かし、脳を沸かせ。君はそれだけでいい。そこから先は、僕が主演だ。
さし昇る光が東の空を明るく染め朝が誕生する。
500秒前の真新しい太陽のエネルギーだ。
一日がまた始まった。
世界が少しずつ生まれ変わる。
題「日の出」
récit œuvre originale
初日の出を見ようと
気合い入れて寝た筈なのに
「うおー。昼の12時だと!?」
起きたのは昼…
テレビ番組でご来光に手を合わせ
1月2日にリベンジした
「明けてしまいましたー!!」
白息を吐きながら、輝かしい金色を浴びる
#日の出
【日の出】
大海が橙色にキラキラと輝いている。空の色も鮮やかに染まり、まるで絵に描かれた世界にでも訪れてしまったみたいだ。まだ暗いうちに僕の家を唐突に訪れ、バイクの後ろに強引に僕を押し込めてここまで連れてきた友人は、無言で海から顔を出す太陽を見つめていた。
何があったのかは知らないし聞き出すつもりもない。君が一人きりで苦しまずに、僕を隣に置いてくれるようになった。それだけでまずは十分だった。
冷たい冬の風が僕たちの頬を打つ。鮮やかな日の出を二人で眺めながら、僕はただ君の手をそっと握りしめた。
「初日の出みた?」
「ない。寝てた。じぶんは?」
「ねてた」
「だろーよ」
新年だからってなんとなく家族で過ごした。何も変わらなかった。日常が戻り始めて、また公園のベンチで時間を潰した。しらみ始める東の空。ひがのぼる。
「冬の日の出ってゆっくりでピンクだよな」
「語彙力なさすぎて伝わんないけど伝わる不思議」
「今年初不思議」
「これも今年初めて見たから初日の出でいいかな」
「いいんじゃない」
いつもの日常。ただの毎日。それを話せる相手がいれば、それでいい。
2024/01/03 日の出
「日の出」
今は偶像崇拝と言われそうだが
古代人が朝日に祈ったのは
自然なことだったに違いない
暗い夜空を突き抜ける金の束
あれこそ希望の発芽
今は暗くても
まず朝日を待ち侘びよう
あの金の束が見えたら
狂うくらいに喜ぼう
そうすれば今日歩いていける
お題「日の出」
この時期、通勤で家を出る時間に日の出を拝むことができる
いい朝の始まりかたである
今日は仕事始めなのだが曇っていて出会えなかった
残念である…
とはいえ雨予報だったのだが止んでいたので、出だしは好調と言っていいだろう
そうやって何でもいいように取っておく
単純だよね
日の出は見なかったと推しの配信者が言っていた。推しの配信者は自分の常識の無さを気にしている。でも、毎年日の出を見に行くような常識も聞いたことがない。彼女は悪くない。僕も悪くない。