『日の出』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
地平線を走る光がひとつ
夜と朝のグラデーション
星たちの隠れんぼ
美しく、立ちはだかる。
貴方のような人に、私は成りたかった。
貴方のように、底知れぬ強さが欲しかった。
貴方のように、飾らぬ心が欲しかった。
貴方のように、整った容姿が欲しかった。
貴方のように、自分自身に素直に生きたかった。
そう、まるで日の出のように……貴方は眩く、美しい。
小さい頃は、初日の出を見ようと頑張って起きていたりもしていたが、大体の場合、眠気に負けてしまっていた。
今では、眠気に負けることは無くなったが、初日の出そのものに対して価値を見出せなくなってしまった。
といいつつも、友人が東京タワーで初日の出を見たそうで、写真も送ってきていたので少し羨ましいなどと思ったりもする。
来年は頑張ってみようかな、と年始に思うだけ思うのが毎年の恒例である。
とある日。月の仕事は終わり、
太陽の仕事が始まる。
鳥は鳴き、空が染まっていく。
人々は目覚め、又は眠る人もいる。
のんびりと 始まる日。
「日の出」
眠い…………
けれど、
寝付けない。ホットミルクを飲んでみる。
でも寝付けない。環境音を流してみる。
それでも寝付けない。アロマを焚いてみる。
何をしても寝付けなくて、布団でだらだらとくだらないことを考える。
昼寝もしていないし眠れるはずなのに眠れない。その事に少し苛つきながら、それでも、まぁまだ明日は休みだからと何をするでもなく、ただ黙ってぼーっとする。
すると、ほら。
眠れればラッキーと閉じていた瞼越しに光を感じる。
こんな日くらい
日の出を拝むのも、
まぁ いいかもしれない。
2024/01/03 _ 日の出
あたしは今、狭く暗い部屋に閉じ込められている。
もう何日経ったか分からない。閉じ込められたのは昨日だったかもしれないし、何十年も前だったかもしれない。
一つ確かなのは、しばらく光を見ていないことだった。
時折部屋の外で声はするのだけど、あたしを出してくれる気配はない。
そんなある日、部屋が大きく揺れた。グラグラ、ガタン。長い揺れの後に何かが外れる音がして、薄らと日の光が差す。そこから、暗い部屋はどんどん明るくなっていく。
あの音は日の出の合図だったんだわ。きっとそう。あたし、外に出られるんだわ。また日の光を浴びれるんだわ。
期待に胸をふくらませて、日の光と共に伸びてきた神様の手に包まれる。
「うわ、なつかしー。なんだっけ、ハルちゃん? こんなとこにしまってたんだ」
神様はあたしを抱き上げる。
高い位置から、地上が見える。ピンクの大地、白い島、神様が座る赤い椅子。
あたしをハルちゃんと呼んだ神様は、ガサガサと音の鳴る空間へあたしを放った。
「でももういらないし、捨てていいよね」
神様があたしを見て笑う。
なるほど、ここがあたしの新居なのね。狭くて暗い部屋から出られて、本当に良かったわ。ありがとう神様。
生まれたての光り
新しい日の始まり
生命が呼吸をする
眩く色付いた景色
美しく澄んだ空気
そっと瞳に映して
私も生まれ変わる
陽の光が見ている
どう生きるのかを
どう過ごすのかを
『日の出』
#日の出
初日の出、
いつも仕事で
見れないよ
日の出
今年は全くお正月感ない。
なんでだろうな?
冬休み⛄🧤🍊(=^・^=)
私は、数年前まで囲碁教室にヘルパーさんと行っていた。
今のように友達がいなかった頃。
ヘルパーさんのおじさんも承知しています。何するにもどんくさくてとろくて同じの友達や後輩までも大人に見えた。
その現状を打破したくて囲碁をはじめた。
其処では私は、『お嬢ちゃん』と、呼ばれた。内心、ムツとしていた、私。
白い石は、先生で新人は、黒い石だった。ハンディ~をもらいながらでも楽しかった。
三四列からのスタートで、何時もチラチラ先生を見ながらカナカナ〜??とひぐらしのように打っていた。(笑)
こすみや桂馬やしちょうなども憶えた。
自分の石と先生の石の配置や、その先まで、次の一手まで考えなくちゃいけなかった。
甘くはなかった。でも、新しい世界は楽しかったで〜す(*^^*)V
羽生君みたいに、悔しい!!って思えたら本物ですネ(*˘︶˘*).。.:*♡
私は、何時も負けていた、でも楽しかったな〜🎶
『あんずちゃん、碁盤を海に見立ててね。』と、言われた。
視野を広くーー。
碁盤を海にネ~、なんてステキな言葉なの〜(*´∀`*)✨🎶
今だったら、セカオワのRPGの歌が真っ先にリピートされるだろうな🎶
何時か、また色々な素敵な世界を、夏音ちゃん、陽葵ちゃん、木田太一君、高橋悟君と共に、出かけよう〜👣
ウチら、どんな困難も個性で乗りこえられると想うから(*^^*)🎶
負荷になんて負けない、個性がある👣信じたい(。>﹏<。)
川柳教室の本木先生の大切な言葉は『空』、『囲碁の先生が大切にされている言葉は、『海』、私の好きな作家さんが私にかけて下さった言葉は『夢をみて下さい(*^^*)🎶』だった。
最近、色々あったから、(^_^;)私は、想い出という言葉に抵抗を感じていた。
でも、沢山の先生がくれた言葉や教えて下さったことも、素敵な想い出何んだ🎶😯
空や海や夢。このカードがきっと、私の味方をしてくれる🎶(。>﹏<。)だから、頑張ろう💐
ーー谷川れいん君の年賀状は、みんなと行ったサンタクロース🎅の世界の絵が描いてあった。(住所は、苺さんが書いた感じです。]
れいん君の絵は、自由そのものだった。囲碁の先生はこういうこと感じに、私にも見てほしかったのかな〜🎶
『あんず先生へ』って、書いてあったの(*^^*)🎶うふふ。(*^^*)♫
終わり
「よいしょー!」
掛け声と共に重い荷物を持ち上げる
顔に光が当たり思わず顔を顰めた
荷物を地面に置き
手で光を見ないようにしながら
太陽の方を見る
「そっか、もう日の出の時間か。」
お題『日の出』
日の出。
日の出は
一緒に
見たかった。
でも
電車から見る日の出は
綺麗だった。
地震大丈夫かな?
日の出見ましたか?
私は見ていないです。
初夢も相変わらず悪夢です。
(騙されて逮捕される夢でした)
いいニュースも流れません。
うんざりしないで下さい。
こんな時だからこそ元気を分け与えられるくらいに気持ちを強くを持っているぞ!
と自身に声をかけます。
初日の出のために早起きしたり寝ずに過ごし、テレビに映る大人たち。
感動しました、綺麗ですねと目を細める姿に、太陽ひとつでそんなに感動できるのかと子供ながらに思ったものだ。
朝とともにあるものなのにどうしてなんだろう?
同じく感嘆の声を漏らす親には聞けなかったけれど、そんな風に思ったことはよく憶えてる。
子供の頃は自分が大人になるなんて、頭ではわかってたつもりが何ひとつ実感がなかった。
来年は誰とどこで何をしているんだろう、どんな気持ちで日の出を見るのだろう。
何となく、今のように見過ごしてることの方が多いかもしれない。当たり前に宿る尊さに鈍感になっているのかな。
生きてる間はきっと、日の出は朝とともにある。
何百年何千年と幾千の時が過ぎても、ただただそこにいてほしい。
遠い未来で大地を照らし、命を育み、変わり続けていく星々を照らし続けてほしいと願う。
"日の出"
昨日の朝も今朝も、日が昇る頃になると太陽が見える方角の窓辺に乗って日が昇るのを待ち、日が昇ってくると
「みゃあーう」
と、長く鳴くようになった。
──まぁ、見に行ったの二日くらい前だし飽きるだろ。
一回鳴いたら満足して窓から離れて、居室に入っていく。恐らく、朝ご飯までクッションで横になっている気だろう。
実は先月の中頃、身体が大きくなってきて窮屈になってきたのかトイレと水分補給とご飯を食べる時以外、ケージに入らなくなっていた。その為、ケージを撤去してケージがあった所にクッションを──因みにトイレは給湯室に──置いた。
居室に入っていくのを見守って、朝食の準備をしに台所に入る。
──フルーツサンドにするか。
たくさん貰っていた蜜柑も、正月に──なんとか頑張って──多く消費した為あと数個にまで減っていた。もうひと踏ん張りだと、フルーツサンド──蜜柑のみだが──に決める。
──確かコンビニに泡立て済みの生クリーム売ってたな。急いで行ってこよう。
居室に入る。見ると、やはりクッションに丸まっていた。
「ごめんな、ちょいと出てくる。もう少し待っててくれ」
聞こえているか分からないが、ハナに詫びを入れながらジャンパーを手に取り、袖を通す。
「んみゃあ」
寝ぼけた声で返事をする。しっかり聞こえていたようだ。
スマホと財布をジャンパーのポケットに入れると「行ってくる」と言って足早に居室を出てコンビニに向かう。
七分後生クリームを買って戻り、スマホと財布とジャンパーを居室に置いて急いで朝食作りに取り掛かる。耳付きの食パンに生クリームを絞り、その上に蜜柑の皮を剥いてひと房ずつ丁寧に分けながら乗せていく。丸々一個分を並べ終えると、被せるように生クリームを絞り食パンを乗せて対角線上に切って三角に切り分ける。それを皿の上に乗せて、今度はハナのご飯。ハナのご飯の皿を計量器の上に乗せてから電源を入れて計量しながらドライフードを皿に入れていく。適切量になると電源を切り、自分のご飯とハナのご飯を両手にそれぞれ持ちながら居室に入る。
「みゃあん」
入った途端耳を、ぴくり、と動かして立ち上がり、ケージを撤去してからの定位置に座るといつもより高めの声で鳴く。
「はいはい、お待たせー」
ドライフードが乗った皿を置くと、「みゃうん」と一声鳴いて、かりかり、と音を立てながら食べ始めた。
──さて、俺も朝飯。
机にフルーツサンドを乗せた皿を置いて椅子を引いて座り、両手を合わせ「頂きます」と言うと、一切れを手に取り一口齧って咀嚼する。蜜柑の爽やかさと生クリームのさっぱりとした甘さが程よく合わさり、思ったよりも食べやすくて美味しい。
──早く食べて、今日の準備だ。
気合いを入れ、二口目を齧った。
【日の出】
夜中に生まれた私の頬を照らした光は貴方だったの?
優しくて頼もしくて清らかな光はいつしか私を焦がしてしまって
また
繰り返し
カーテンを開けたまま寝ることできる人は結局
二度寝もできる
【日の出】
夜の間、ぶくぶくと大海の真ん中でたわむれる太陽。
太陽は水面にぷかぷか浮かび
また巨大な鯨のようにザブンと沈み
自分の光が揺らめきながら波間や水底の深みへ拡散する様子を愉しんでいる。
猛スピードでひるがえる飛び魚の群れが太陽を飛び越え
水しぶきを上げながら空中でスクリーンとなる。
はじけ飛ぶ大小の粒は火花のようにキラキラ散る。
波は大波。
ギュルンと回転して上空を臨みみれば
空は太陽を探して泡だっている。
月は暗がりでひっそり恋人と逢引きをし
天の川は瑪瑙のような強い筋を立てていきり立っている。
太陽は楽し。
心行くまで海を遊び
サソリを恐れて西へ走るオリオンを眺める太陽。
ジャブジャブと音を立て湯浴みから上がり
よっこらしょっと空へ帰る。
夜通しの遊びをクスクス思い出しながら光の水滴をまき散らす。
早起きの鳥の挨拶に鈴の音のような鱗粉を振りまき
太陽ぐんぐん昇る。
それが朝の始まり。
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【32】日の出
『日の出』
会社員だった頃に徹夜明けで見たビルの間に差す朝日は眩しかったな。
今思えばあれはキツかったけど充実してた。
カーテンの隙間から、今日最初の光が射し込んできた
眠りの浅い夜が終わり
言い難いモノが光のなかに引き込まれていく
あぁ、今日も共に見る事のできなかった日の出
夜の帳がおりるころ 無情にもふらっと現れ
空が白むころにはもういない
あと何回繰り返したら
終わりを告げるのだろう
明けない夜を願い
残酷な朝を迎える