『新年』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「新年」
三ヶ日も過ぎれば新年という新鮮味もなくなるイメージだったけど、
今年においては地震に全てのおめでたいムードを塗り替えられてしまった感じだね。
ちょうど帰省中で、どんぴしゃそちら方面に滞在中。
ゆかりのない土地で死にたくないなぁと漠然と思うなど。
海は近くないから避難とかはしなかったけど、
にげろと繰り返すテレビ、
ずーっと揺れてる感じがする頼りにならない三半規管、
ちょっと気が滅入るね。
それはそれとして、
新年だし初心に帰ろうと思う。
マーク・ザッカーバーグのさ
「完璧であることより、まず終わらせることが重要だ」
って精神は常に頭の片隅に置いておきたいね。
毎日をこなす、とか、やりすごす、
じゃない過ごし方をしたい。
とはいえ、
毎日を意味のあるものにする!とかだと疲れちゃうしやってらんないので、
なんかこう良いものを見つけられたらラッキーみたいな?
ちょーっとだけ自分のものとして日々を味わいたい。
うまくまだ言えないけど。
新年ならぬ
新しい一日
みたいな気持ちは常に持ちたいな
弟と四年ぶりに再会した。
というのも、私が結婚して新幹線の距離に引っ越した時期と、例のウイルスの蔓延時期が被ってしまい、実家に帰省出来ずにいたのだ。
久しぶり、の第一声に、はて、弟はこんな声だったか?
と思ってしまった。
先に声を忘れる、というのは本当らしい。
私との挨拶もそこそこに、彼は真っ直ぐ部屋の奥へ進んだ。
去年生まれた甥に会うために。
人見知りをして緊張する0歳児を前に、かわいい、小さいを連呼する弟。
まあ、可愛がってくれるならいいか。
母方の親戚がインフルにかかり、集まることができなくなった。久しぶりに家でゆっくりできたけど、やっぱり物足りない。あの祭のような空気。陽気な兄ちゃんになったいとこ達が絡んでくるのが少し嫌だったけど、やっぱり私は心のなかで毎年楽しみにしてたんだ。夏休みに入ったらまた集まれるけど、今日言いたかった。
「明けましておめでとう。今年もよろしく。」って。
#1 『新年』
新年早々地震が起きた
人生とは思わぬことが突然起こってしまうものです
住んでいるところに津波が来て流されるかもしれない
道路を歩いていたら突然刺されるかもしれない
飲酒運転の車に轢かれるかもしれない
戦争が起こって戦いに巻き込まれるかもしれない
いつ死がやってくるかわからない世の中だから
今年は頑張って前向きに生きれたらいいなと思います
新年
非日常から始まった
いや
今までも日常に溶け込んでいるだけで隣に魔は潜んでいたのではあるまいか
少しニュアンスが違うか
新たな日常を生成する中で非日常が可視化されないように隠されていた
そしてそれが姿を表した時はその裏に新たな日常が作られているかもしれない
それは認知されなければならない
あちら側の焦燥もひしひしと感じるものだ
元旦をふたりきりで過ごせるのは相当久しぶりだ。
だからといっていつもと何かが変わるわけではない。
ふたりでソファに腰掛け、正月特番をやいのやいの言いながらおせちをつまみお酒を飲む。
いつも以上にまったりとした時間が流れている。
…新年早々夢でも見ているかの如く、しあわせな時間だ。
「この時間が一生つづけばいいのに」
そんな想いが伝わるように、あなたの手を強く握った。
240101 新年
新年
楽しみなことはたくさんあるけれど
不安はその倍ぐらいある
全部ただの考えすぎだといいな
明けまして
おめでとうございます。
昨年は
大変
お世話になりました。
私事ですが
昨日
入籍いたしました。
昨年
色々と
住む場所
仕事等
環境を変えましたが
籍を入れる
ということも
また
こんなに
大きな変化なのだと
感じているところです。
今年は
結婚式
新婚旅行
諸々控えていて
準備しなきゃなのに
やる気が起きなくて
仕事も
人手不足から
プレッシャーを
感じるようになり
幸せ
なはずなのに
なんか
逃げたい。
自分の気持ちと
たくさん
向き合わなければいけない
年となりそうです。
わたしの
うだうだ
悩む姿を
どうぞ
温かく
見守っていただければ
幸いです。
本年も
どうぞ
よろしくお願いいたします。
#新年
【新年】 (前回のと合わせるといいかも)
「新年あけましておめでとう」
そう彼の前でお決まりの言葉を言う。
「今年はね、君より素敵な人に出会おうと思うよ」
君よりも素敵な人なんていないんだよ。
「ねぇ…ううん、やっぱなんでもないや、」
本当は、凄く寂しくて苦しくて辛いんだよ。
「…プロポーズするのが目標だったんだね。」
目標達成する前に、亡くなってどうするんだよ。
「君となら…将来を共にしても良かったな、…」
なぜなら、君が大好きだったから。
新年
神様なんていないんです
わたしは無神論者ですが、自然は神に似た存在だと思ってたんです
わたしの神様は皆が集まって笑うはずの、こんなおめでたい日にいけずなことするんです
大好きな大好きなあの海も荒れてて
やっぱり神様なんていなくていいんですよ
新年
忙しい歳の瀬が、少し落ち着いて、今日からは、新年となる…新年の挨拶や初日の出、初詣の様子、何時ものお正月の風景を眺めていたら…
突然の連続の警報やアラートが鳴り響き、大きな地震を知らせる…新年早々の出来事に、改めて自然の力の凄さを思い知らされる…
新しい歳の始り、気を引き締めて、怖れずに、進んで行けるなら…
「あけましておめでとう」
日付が変わった瞬間、あちこちで同じ挨拶が交わされる。一年のうち今日しか使わない(こともないけど)挨拶だ。
そのまま夜更かしをして、朝日が覗く瞬間を拝む。初日の出。一年のうち今日しか見られない。
おせちを食べて、お雑煮を食べて。こんな料理も今のうち。
いつもと少し違う一日を過ごして、本当に年が明けたんだ。今がお正月なんだと実感する。
そんなこんなで、新年が始まった。
「今年もよろしくお願いします」
『新年』
ニュース番組を見ながらアイスを食べる正月。
正月特集が全部無くなってしまっていた。
仕方ないとはいえもの寂しい。
#新年
新年
まさか まさか 自然の脅威
地震大国 この日本で
元旦に起きた
淡路大震災も 1月17日
今回は元旦に
私は 震災を まぬがれ
いてる 今
どうか 今回の被災者皆が
何年も かかるだろう
ぐずれゆく 全てを
取り戻すにも 突然に余儀なく
普通に昨日までの暮らしを
取り戻すはなくなるも
あるだろうと
私は 被災何一つなく
ある 今
私の 笑顔の日常に感謝を
しないと考えさせられた
私の日々暮らしなか 些細な悩みの裏側では
無情な痛みに 耐えきれなくても
耐え耐え いく 人に
エールなんて 送る 力も
なく ただ 生きていて
どうか いつか
辛い 今 これからくる
辛さ 生きていくなか
癒されながら
形あるものは 崩れても
形にならない 愛は
普遍に 溢れますように
震災から 復興
神戸の 町並みは
変わりゆきながら きて
生きてます
新年あけましておめでとう
今年も私のひとりごとをよろしくお願いします
ー新年ー
毎年元旦から仕事
スーパーの仕事をしているから休みはローテ
特に新年来たという実感などない
私、小さいことでイライラするから
いつものようにマナー悪いところを目にしてしまうと
悪態ばかり頭の中をぐるぐるしている
子供向けのものを扱う売場だから
親子連れは多いし、子供多い
商品を乱暴に扱う親や子供…大きな声や泣き声…
たまに破かれたり壊されたりする
気にしないようにイライラしないように
大丈夫ですよっていう仮面顔に貼り付けてさ
表に出ないように我慢する日々。だから変わった気がしない
レジでも、会計してるお客様が遅いと
次に並んでるお客様はそれにイライラ…
応援呼ぶほどでもないほどだ
八つ当たりを受け
それを受け止めて我慢
頑張ったところでお客様は
店員が感じ良くするのは当たり前じゃんって
そういう人はお礼もないからな
別になくてもいいけど…
凹むよね、人間と思われてないみたいで
けどね、たまにね
凹んで気分も落ちてるときに
ありがとねとか、お世話様でしたとか
言ってくれた人がいて
ちょっとホッとすること
他所から来た人で
たまにいる希少なお客様
夜の休憩時間に泣きそうになる
喜ばしいことなのになんで暗いんだろうね
新年
大晦日は1人で過ごした
この歳になっても独身であることを昔の自分が知ったらどう思うんだろうか
新年だけど、あまりハッピーとは思えない
エナジー
水の中にいる
私は日の光を反射した水の中にいる
ぼんやりと世界が見える
青い世界には無数の魚たちが泳いでいる
呼吸を止める必要はない
水の中にあるのは私の意識なのだから
お願い
私を底へと連れて行って
活力が溢れているの
お願いよ
私はマーメイドじゃない
だけど泳ぎたくて飛び込んだの
水の中は温かい
そして懐かしい匂いがする
私は肉体から飛び出して泳ぎ続ける
平和な水の世界を旅する
活力が溢れているの
活力だけが水流のように押し寄せてくるのよ
時を止めて
そして委ねて
動いてみないと見つけられないこともある。
自分にとって心地よい生活を実現するためにはまだまだ多すぎたり、足りないものがある。
新しい年ではとりあえず動いてみることを無精者の自分に課したい。
『新年』
被災された方にお見舞い申し上げます。
明日が来ただけだというのに
なんだか随分とおめでたい
そんな日ですら
日常を奪われる
今日みたいな日もある
嫌な出来事が
これっきりならいいのに。
地球が回ってるだけなのに
太陽が昇るのを待つ
あかりの灯る一年に
なりますように。
–新年–