『放課後』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
放課後にちょっと残って話すときイコール一番心地いいとき
「放課後誰か遊ぼ。」
地方の訛りで少し馬鹿らしかったあの言葉。
今じゃもう聞けないか、
残念だなぁ、、
あれは、私だけの、放課後限定の、ゲンキの素。
_____そういえば、今朝のニュースで君について取り上げられていたよ。
題【放課後】
(登場人物→莉緒、隼人、太陽)
「今日、トイレに逃げちゃった。」
だって、隼人が無視して。
本当に焦っちゃって、それで、。
「帰ろっかな。」
「ねぇ、君?」
「えっ?私、ですか?」
「そうそう!君、やっぱり可愛いね!」
「えっ?何ですか。」
ガシッ!
「へ!?」
「ちょっとさ、俺と遊ばね?」
な、ナンパ!?
「やっ、やめてください…。」
「来いって!絶対楽しいからさ。」
「嫌です。」
「彼氏いるの?」
「いないですけど。」
「へ~。君可愛いのにねー。」
「いい加減に!」
「何してるの?俺の彼女に。」
「は?」
「へ?は、隼人?」
「なんだよ、お前。」
「聞こえなかった?俺の彼女。そいつ。」
「はぁ?でもさっき、彼氏いないって!」
「う、う、嘘です!」
「じゃあ。そう言うわけなんで!」
パシッ!
「じゃあな♪」
「あ、その、ごめんね。隼人。」
「…。」
「私がなんかしちゃったんだよね。だから、この間。」
ポタポタ。
えっ?なんで、涙なんかが出るの?
「違う。違うよ。」
「えっ?じゃあ、なんで無視したの?」
「それは、莉緒がいじめられてる理由が俺だったから、俺が離れれば、みんな、莉緒のこと嫌いにならないと思った。ごめん。」
「な、なーんだ!そっか。」
「怒らないの?傷つけたのに?」
「だって、隼人の思いやり、でしょ?ありがとね。」
「う、うん。」
「明日からいつも通り!」
「うん。」
「さっきのこと、忘れて。」
「は、はい!」
良かったよ~、仲直りできた。
また、たっくさんお話していきたいな!
※放課後
ウチの学校は
放課後になると学童保育エリアになるんだ。
学童保育に登録してる子だけ、学校にいていい。
校庭の遊具で遊んじゃ駄目なことになってる。
学童保育にいる友達は、勉強をしているって。
お喋りする時もあるし、遊ぶこともあるけど、
基本的には授業の勉強を続けるって。
つまんなくない?とか聞けないまま、
ウチはNintendoSwitchでスプラトゥーンしてる。
テストの点数で勝てたことない。
当たり前か〜 ┐(´-д-`)┌
第十五作「放課後」
人の間で鮮やかな真紅に彩られた放課後は。
仲間内で汗を光らせた夕暮れに彩られし放課後は。
二度と戻らぬ過去へと旅立ってしまった。
放課後
ドロケー?ケードロ?が大人気だった、そんな時代。
今時やってる子いるのかな。
見たことないけど。
夕方が大嫌いな子供時代でした。5時になったら友達は門限があるからと次々と帰っていく。5時過ぎて遊んでいるとその子達の母親が迎えに来て帰っていく。
私は誰も迎えに来ないんです。父親も母親も兄弟も誰も。
自営業で忙しかったからと思います。誤解なきよう言いますけど、欲しいものや食べたい物はいつも買ってもらえてました。優しい両親です。
でも、迎えに来てくれるあの子達がとても羨ましかった。私の門限は?と聞くと、母親はちょっと困ったように「ないよそんなの」と。
すごく悲しかったですね。
「別に帰ってこなくてもいいよ」と言われた気がしましたから。
家に帰れば両親は喧嘩して離婚話を聞かされる毎日。でも
帰る家はそこしかないから帰ります。
1人で時間を持て余す夕方が嫌いでした。今の私なら、その時間何をしたらいいか教えてあげられるのにな、なんて。
今も夕方は嫌いです。
夕食作りの献立に悩むから!
あーーー
夕日見て癒されようかな。
って、え?
言ってることとやってる事が正反対ですね笑笑
end
「先輩、ちょっと話しませんか」
「ん?いいよー!バレないようにね笑」
ついに、明日は3年引退の日。
明日になって欲しくなくて、帰りたくなくて、
思わず先輩を引き留めてしまった。
本当は、校門前に溜まって話すのはダメだけど、
どうしても話したくて学校のシンボルでもある
大きな木を都合よく利用させてもらうことにする。
木の影に隠れて、暗くなった蒼い空の下、
僕と先輩は沢山の話をした。
「本当に、引退して欲しくないです」
「僕達だけでやっていける自信がなくて__」
全部本心だったけど、
やっぱり家に帰りたくないだけだった。
そんな長い話にも先輩は笑顔で頷いてくれた。
「大丈夫だって笑」
「私達も最初は怒られてばっかだったしさ」
「それに、」
先輩は僕の目を見て微笑んだ。
「君が1番頑張ってるの、知ってるよ」
あぁ、
なんでこの人は、先輩は、
こんなにも欲しい言葉をくれるのだろうか。
だから、引退して欲しくないんだ。
この先輩にいて欲しいんだ。
「ありがとうございます…っ」
そして、
「今までありがとうございました、」
深々と頭を下げた。
精一杯の感謝を伝えたかった。
自分の声が、震えていた事には気づかなかった。
「ううん、こちらこそありがとう」
先輩の声も震えていた。
泣くのは明日にしよう、と2人だけの約束をして、
今日はもう帰ることにした。
名残惜しそうに手を振って歩き出した先輩の背中を、
僕はただ、目に焼き付けた。
貴方みたいな素敵な先輩になれるように。
疲れきった学校の後の楽しみは、全て「放課後」に詰まっている。
好きな人を見つけに行ったり、吹奏楽の音楽を聞いたりするのもあり。友達とファミレスに行ってご飯食べたり、プリクラ撮りに行ったり、全力で叫んだり、でもまた逆で家で勉強したり、ゲームしたりするのも学校後の楽しみ。
午後5時のチャイムも放課後という言葉全てに「青春」が詰まりに詰まってる。
特別感がある。いや、特別なんだ。
時は、あっという間に過ぎてしまう。
私が最も特別を感じたのは、いつ、どこでの「放課後」だろう。
「放課後」
「放課後、一緒に遊ぼう!」
君が笑顔で、言う。
「いいよ。今日は予定もないから」
「やった!」
君は、すごく喜んでいた。
放課後のチャイムの後
何故か
少しだけ勇気がでる
-放課後-
1
白と橙の空がとけた風が、ぶわりと背を押してくる。文化祭のために、学校終わりに校庭でなにか練習をしているらしい。笑い声が遠くから聞こえてくる。人がまばらに走り回っている。
風が、ぶわりと、背を押してくる。
家に帰らなければ。
2
ぐおんぐおんと古くなった扇風機がまわる。
もう、買い替え時だろうか。7度も共に金木犀の花開きを見た。そ、と扇風機に手を添える。
音が無くなった。
この扇風機は、やっと仕事を終えたのだ。
扇風機を労わるように、
風が、ぶわりと、吹き抜ける。
誰もいなくなった放課後
きれいとは言えない黒板に
燻る心を書き殴った
消えろ! 消えろ! 消えてしまえ!
緑が真っ白になって
チョークの粉まみれになって
それでも叫び続けた
消えろ! 消えろ! 消えてしまえ!
それは
チョークが折れるまで叫び続けた
それは
その尖った先から血が垂れるくらい
叫び続けた
消えろ! 消えろ! 消えてしまえ!
放課後
いつもの様に、自分の教室で彼の迎えを待つ僕。
最後のホームルームなんかとっくに終わって、教室には僕一人だけ。
「……また、いつものかな」
机に突っ伏して、小さく呟いてみる。
その声は少し震えていて、自分が今不安なんだと思い知らされる。
僕の待つ彼は、背が高くて顔もかっこよくて見た目は完璧。
でもって、誰にでも優しいから中身も完璧。
ってことで、当然女の子から大人気の彼。
だから、放課後は女の子に呼び出されての告白が頻繁にあって。
しかも、一日に一人じゃなくて何人もいたりするから時間がかかる。
僕は彼を待つ、この時間が大嫌いだ。
だって、君が女の子に取られるんじゃないかって不安になるし。
取られたくない、なんて我儘な自分が嫌になるから。
君と僕は、ただの幼馴染。
普通の友達よりちょっとだけ仲が良いだけ。
だから、君は僕のものじゃない……のに。
「……たまには女の子達じゃなくて、僕を優先して」
なんて。
僕の我儘が口から溢れる。
すると。
「そんなこと、いつも思ってたの?」
と、机に突っ伏す僕の頭上から、突然、彼の優しい声が降ってきて。
「っ!いや、それはっ、その…そう、じゃなくて」
弾かれた様に顔を上げた俺が、動揺の余り狼狽えながら、咄嗟に否定してみせるけど。
彼は相変わらず、優しく笑っている。
「ちゃんと言ってよ。ちゃんと聞くから」
「…………」
僕は昔から、彼の優しい笑顔に弱いから。
少し躊躇った後。
「僕を優先してほしい……寂しいから」
と、正直に白状すれば。
よく言えました、と彼が頭を撫でてくれる。
そして。
「うん、約束する。これからはホームルームが終わったら、真っ直ぐに君を迎えに行くよ」
「え……良い、の?」
女の子達が彼をほっとくワケないし。
君は優しいから、それを無視出来ない筈なのに。
なんて、俺の思ってることが伝わったのか。
彼が困った様に笑って。
「俺、君が思ってる程優しい人じゃないよ」
好きな人のお願いなら、何よりも優先したくなるんだから。
そんな、彼から俺の耳元で囁かれた言葉は、俺の願望からくる幻聴だったりはしないだろうか。
さっきまで不安で憂鬱だった気持ちは吹き飛んで。
俺はドキドキと煩い心臓の音で、何も考えられなくなって。
ただただ、独り占めしたいと思う彼を見つめるのだった。
End
「放課後」
さあ、始めようか。
片手には火のついた蝋燭、もう片手には此奴の腕。
火が燃え盛る、蝋が溶けて滴り落ちる。
嗚呼、熱そうだ。もっと叫んでくれ。
【#97】
「放課後」
夕日に照らされながら、あなたを待つ
「まだ居たのか」
火曜日の放課後、先生は決まってこの時間に見回りに来る
「あ、せんせ」
私は先生が好き
「もう閉めるから、早く帰れよー」
待って、まだ行かないで
「…せんせ、猫っていらない?」
「猫?なんだ、拾ったのか?」
「んー」
「今は飼えないからなぁー、でも昔飼ってたぞ」
「そっかぁ」
「里親を探してるのか?」
「…うん、もっと良いお家がいいみたい」
「?なんだ、飼い猫に嫌われてるのか?」
「ううん、違うよ」
私は先生に笑いかける
先生がよく分からないという表情をする
ガタッと音を立てて椅子から立ち上がって
先生の目の前に立つ
「ねぇせんせ、気づいてるんでしょ?」
「…なにを?」
「はぐらかさないでよ」
先生は私の目を真っ直ぐに見ている
感情が読めない。少しだけ恐怖心を抱いた
「帰りたくない」
私は先生のシャツの裾を掴んだ
その手が小刻みに震える
「私を拾って?」
火曜日の放課後
俺は戸締り確認の当番に割り振られている。
学校の端から順に回っていって、いつも通り意図的にこの教室を最後にする。2年2組。今年度、俺が副担になった教室だ。
教室に入ると、やはり居た。
窓際の席、前から2列目。夕日の中で、スマホを構う女子生徒。色素の薄い長い髪が床に向かってさらりと垂れ下がっている。なんだかその場所だけが絵画のように、とても神秘的に見えた。
だが次の瞬間、辺りの光が消え現実が戻ってくる。夕日が雲に隠れたようだった。その絵画は途端にグロテスクなものへと変わる。
彼女の両腕両脚に青く残る痣。彼女の家は普通ではなかった。そんな彼女を見て、今まで何度も校長に掛け合ったのに、相手にされなかった。なぜ学校は対応してくれないのか、今日も手を差し伸べられない自分を憎く思う。
彼女は猫の話を始めた。里親を探しているのかと尋ねると、否定とも肯定ともとれない歯切れの悪い返事が返ってきた。
彼女が目の前に立つ。
「せんせ、気づいてるんでしょ?」
この時点でもう、これから彼女が言うことの察しはついていた。
「私を拾って?」
シャツを掴む手に力が籠ったのがわかる。
彼女が俺に好意を抱いていることは分かっていた。それが、純粋な好意ではなく、救ってくれるかもしれないという期待を孕んだものだということも。
俺は、捨て猫のように震える彼女の手を掴んだ。
俺は彼女の目をまっすぐ見て言った。
「わかった」
彼女の手を引き、2人で学校を飛び出した。彼女を助手席に乗せる。もう何もかもを捨てる覚悟だ。俺が君を幸せにするから。助手席の彼女に手を伸ばし、口付けをする。彼女の頬が赤く染まったのがわかる。
これは2人の逃避行の話。
放課後、いつも君の家に行って
毎日過ごした
くだらないこと話したり
勉強したり
ほとんどの時間は愛し合っていた
その時によく流れていた曲を
耳にするたび君を思い出す
休憩は終わり
放課後 塾へ行く
/お題「放課後」より
放課後
高校の時アニメ同好会に入ったけど
学校終わったらさっさと帰った方が
アニメ見られるよね
ってことで途中で辞めたのでした
でもなんか記憶だと
帰ったらおニャン子クラブ見てた気がする
(年がばれる)
チャイムが鳴る。 帰る人、部活動に行く人、友達と出掛け
に行く人、補習に行く人 様々な人が一斉に動く時間
それが放課後だ。
俺は、部活動に行く 放課後皆で体を動かして必死に目の
前にあるボールを追い続ける。先生やチームメイト達に
「うぉぉ! 凄い! 今のシュートかっこよかった!」何て
褒められたら凄く嬉しく思ってこの先もサッカーを続け
て行きたいと思うから 俺は放課後が日々の学校生活の中
で1番好きな時間だ。
「放課後」
皆が何だか少しずつ浮かれてる放課後。
彼女はいつも、うつむきがちになりながら、慌てて一人で帰っていく。
彼女の家は、ご両親が病気で、彼女が妹の面倒や家事全般をしてる。
クラスの子達は、皆事情を知ってるけど、触れていいのか駄目なのか、
触れるにしても、どう触れれば良いのかが分からず、あえて触れていない。
私も、声をかけたいけど、どうすれば良いかがわからない。
下手に遊びに誘ったら駄目かな?とか、
でも、誘わないのもどうなん?とか。
皆が彼女を気遣ってるのに、正解の対応が、わからない。
きっと、彼女を少しでも手助けしたり、彼女の支えになりたい、って思ってるのに、空回りしてしまう。
何をどうすれば一番良いのだろう。
彼女にしたら余計なお世話かもしれないし、気を遣われる事も嫌かもしれない。
正解が見えないから、動けない。
でも、そう言って誰も何もしなければ、何一つ変わらないのも事実。
だから。
嫌われるかもしれないけど。
怒られるかもしれないけど。
明日は彼女に声をかけてみよう。
何も伝わらないよりも、嫌われても、もし彼女に必要な事があれば。
あるかないかは、声をかけてみないとわからないから。
だから、明日は勇気を出して頑張ってみよう。