『放課後』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
放課後の教室
まだかすかに残る生徒の声がして
一人でいるこの教室にひっそりと
息を潜めてみるのが好きだった
〜放課後〜
友達とわいわい
甘い青春
雑踏が聞こえる 図書室
羨ましい
そんな学生時代を謳歌したかったなぁ
部活オンリー
部活仲間も
特別仲がいいわけでなく
まっすぐに 部活に打ち込んでましたなぁ
……良くも悪くもそんな放課後でしたまる
放課後
いつもの3人で買い食いして意味の無い早食い競走
思い出せないような話題
でも振り返ってみるといつもみんな笑顔だったなぁ
公園の後ろに当時好きだった人のお家
冷やかし酷かったなぁ
懐かしい
あの子とは喧嘩もしたし
もう1人は高校入ってから連絡取れなくなっちゃったなぁ
行きたくもないし意味もないと思ってた学校だけど
放課後のあの時間だけは宝物だなぁ
どんな人生を歩んでいるんだろう
もっとお話しとけばよかったな
放課後
誰もいない教室
賑やかな声も音も
今は遠くから微かに聞こえる
寂しいとか
一人ぼっちとか
そうじゃなくて
この時間だけは
自分が自分でいられる
ただ、そんな気がした。
『放課後』
放課後の教室で私を待つ君を静かに見つめる。
髪を耳にかけながら静謐な雰囲気を纏う君を知っているのは、今のところ私しかいないんだ、なんて歓喜の感情が静かに胸を支配する。
わざと大きな音を立てて扉を開けた。
「おかえり。お疲れ」
柔らかく笑う君にただいま、と笑い返しながら隣の席に腰掛けた。
私の中で仄かに、でも確かに存在を主張する独占欲には気づかないふりをして、君の隣に並ぶ私を、君はどう思うのだろうか。
驚くだろうな。軽蔑するかな。それとも…。
まだ見ぬ表情の君に想いを馳せながら、君の髪を撫でた。
《放課後》
自由 のんびり 帰宅部 古本屋に直行 日が暮れるまでマンガの立ち読み
放課後はいつも部活。
私はバスケ部に入っていて、毎日練習している。
私の考えは、『もーーーう!!!なんでこんなに自分下手なの!?!?やっぱり才能ないんかな、下手やな、邪魔やと思われてるんかな、うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』と、思っている。
やっぱり私は文章を作るのに向いていない。
バスケは楽しい。
1度でもいいから放課後に告白されたりしてみたいー!!!!
あと、部活後の夜まで遊ぶのは世界でいちばん楽しい
放課後…
放課後に何かした記憶がない…
あ、そうそう
しいたけを食べられない友達がいた。
親しくはなかったがクラスメイトだった。
給食の時間が終わり
掃除の時間が終わり
下校近くになってもまだ一人で椎茸と格闘していた。
彼女の机に近づいて私は言った。
鼻を強くつまむんだ。
息をせずに飲んじゃいなよ。
涙目の彼女は言われるままに鼻をつまんで椎茸を飲んだ。
それから数年後
私達は中学生になり、クラスは別れた。
ある日、隣のクラスで給食中に
鼻をつまむ彼女を見かけた。
あれから四十年。
今は普通に食べられるだろうか…
放課後が待ち遠しい
日々だった
いつも目で追っていた
それだけで幸せだった
………放課後
先生にバレずにこっそりと
友達とアイドル雑誌読み漁り
放課後のおしゃべり楽しかったな
放課後、部活にも行けない。
仕事、仕事、仕事…。
このきつさが少しだけ嬉しいのは
放課後の青春を感じるから。
#放課後
秋の放課後、わざと時間を少しずらして電車に乗る。
理由はただ1つ、マジックアワーを眺めながら帰りたいだけ。
日没の瞬間より少し後の紫や桃色から水色、藍色に変わっていく空が好きだ。
友人とそれを眺めるのも良いけれど、1人で音楽でも聴きながらそれを見て黄昏れることが私の一番の青春だ。
そんな青春も、あと何日で終わることやら。
卒業まで、あと__日。
#放課後
#放課後
さよならの声が響く
急足 キミの待つグランドへ
息を切らし
頬を染め走る 奔る
春の木漏れ日の中で見つけた恋
秋の茜空 黄金色に染まる
並木道 長い影がふたつ
どこまで行ける
どこまで続く
もう少し近づきたくて
少し重なる影にまた明日の鐘が鳴る
放課後
放課後することリスト
・教科書とノートを全部燃やす。(衣服も趣味の物も全部燃やす)
・手紙を書く(友達と母)
・ロープを用意する
※上手くいかなかった場合は包丁orナイフ持参
・クレープ食べる(駅前の!)
学校は嫌いだった
尊敬できる
先生はいないし
信頼できる
友もいない
放課後のチャイムがなる
急いで帰る私に
君が言ってくれた
「遊んでから帰ろ」
ぶらんこ、鉄棒、滑り台
君と一緒にいた時間
忘れないよ
先生に怒られた
「まっすぐ帰りなさい」
笑って帰ったね
二十年後
遊ぶ生徒に困惑してる私
気持ちはわかるんだけどな
怒るべきか見て見ぬふりか
遊ばせてやろう
そう決めた
今日は雲ひとつない快晴だから
今日は君の命日だから
ほうった課題にあとになって青ざめる腹の出てきた十余年過ぎの放課後
放課後って、学校に行かなければ真の楽しみが味わえないと思います。
【新たにハマったモノの情報量にパンクしてるんで今回はこれだけで】
放課後
小学校の校庭が見える。
夕刻だが、子供の姿がちらほらと見て取れる。
皆ランドセルを背負い、校門に向かっている。
これから帰宅するのだろう。
放課後に遊んでいたにしては少々遅い時刻だ。
行事の準備でもあるのだろうか。
大人になるとそういったことは少なくなる。
イベントの準備など店の予約くらいだ。
結婚し子供ができたら、子供の為に準備に勤しむ日が来るのだろうか。
あ 今日も行く?
い もちろん
あ 別に変なことしてるのでもないしね
い だよ
あ その線て誰が決めてんだろ?
い 線?
あ 良いこととそうでないことの境目
い その判断もこうやって勉強してる
あ だよね
い 行こう
あ うん
『放課後』
その数日後、彼女と2回目の映画館デートをする事となった。最初は「探偵はBARにいる」と言う大泉洋主演の映画にしようと思ったが私のわがままで「神様のカルテ2」に急遽変更になった。映画の内容はと言うと…。ウ~ン難しい…今回もハズレであった…。映画の後に2人でカプリチョーザで食事をした。私はピザ、西浦沙織はパスタであった。自転車が壊れたと言うと彼女のお母さんの車に乗っけてもらい街中の自転車屋さんまで運んでくれた。何から何までありがたい、本当に気が利くお母さんだと思った。お金も立て替えてもらった。このまま幸せな日々が続くと思いきや……。