『愛情』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#49 死ぬ前に私の思いを伝えないと。
病院内を歩いてみた結果、彼を見つけた。
すごく緊張していたし、
お互い入院着で恥ずかしいかったけど。
緊張で速くなる心臓を落ち着かせて、話しかけた。
愛情を彼に話す。
私が入院していること。彼が入院していること。
わからないことや衝撃を受けるような現実を見るのはやめて、短い時間でいいから、と思いを伝えた。
彼は混乱していたけど、優しくいつもの笑顔で聞いてくれた。
___愛情
愛情を注ぐと喜んでくれる。
嬉しい。苦しい。
愛情の押し付け。
自己満足。
植物も枯れてしまう。
愛情とは即ち無償の愛
見返りを求めずに人にただ与え、相手が喜んで貰えること
を喜びとすること
一種の自己満足で完結するのが愛情なのだと思います
あの頃の私はバカだったな。
未読スルーなんて当たり前で、悪びれもなく遅刻してきては、財布を忘れてきた演技をして、私に会計をさせる_そんなロクでもない男を好きだなんて。
彼といる時は楽だった。だけど、楽しくはなかった。だから、長くは続かなかった。彼も、私と居て楽しかったかな_なんて、別れたあとにグルグル考えてしまうのは、今日の天気がどしゃ降りの雨だからに違いない。生憎、手元に傘はないので、近くのコンビニに寄り、いつも買うスパゲッティと傘を購入した。冷たい身体を早く温めたくて、少し早歩きで家に向かった。「ただいま…」前までなら「おかえり」と言ってくれる人が居たから、返ってくる静寂さは未だ慣れないでいる。早急にお湯を沸かし、お風呂に入った。珍しく、42度に設定した。今までなら40度もなかった温度。私の生活はすっかりあの男によって染まっていた「なんで…あいつのことばっか考えるんだ……私」別れようと告げたのは私だし、日付だって2ヶ月は過ぎた_のに。シャワーの音も小さく感じる程、私はあいつの事を思い出している。
お風呂から上がり、髪を乾かすのはめんどくさかったので、今日は後回しだ。「今、何時だ」チラリと時計の針を見ると、時刻は19時になろうとしていた。今日は、あまりお腹に食を入れていないことに気づいて、先程買ってきたスパゲッティを取り出した。もう冷たいままでも良いやと思い、温めず咀嚼した。あぁ、バカだな_本当に。電子レンジでチンすれば温まるような愛を欲しがってたなんて。
愛に見返りを求めてはいけないのです。
私達は、誰かの愛で成り立っている1人の人間、過去でも現在でも愛の形は様々。寂しい夜も、憂いな朝も、自分の寿命が消えるその日まで一緒に愛せる人を_どうか貴方様にも見つかりますように。
愛情/
愛情深く育てられたら
自分が貰った愛情の深さの分だけ
他の人達にまく
ただ
深さが足りなかったり、
いい色ではなかったら
ほかの人たちにまく愛情は
薄く
少なくなっていく
愛し方が分からない
に変わっていく
愛情は太陽光
愛情は水
愛情は土
愛情は栄養素
ストロークが愛情
私はわたしに愛情を与えたい
いままであんまりあげてなかったよね
私はわたしを愛したい
わたしを愛する私であなたを愛します
愛情
「キモイ!」
彼と最初に会った時、私が発した言葉。
携帯電話のゲームで彼とは知り合った。
ハムスターを育てる育成ゲーム。
組み合わさった二人のペアで協力して育てる。
そこでは十文字程度のやり取りが出来た。
それも、ハムスターが生きてる間だけ。
そこでaddressを交換して、メールのやり取りが開始。
お互いの人隣がわかった頃、会う約束をした。
それなのに、私が最初に口にしたのは「キモイ!」だ。
一言彼に言い放つと、その場を立ち去った私。
走って逃げた先で、自分が放った言葉に後悔した。
ヨタヨタと歩きながら、酷い女だと··········。
「もう、帰ったのかな?」
そう思いながら、気付けば元の場所に戻っていた。
下に向いたままの頭をゆっくり持ち上げる。
すると、ベンチに座る彼の姿が··········。
まだ帰ってはいなかった。
こんな酷い言葉を言われたのに!
私は居てくれたことが嬉しかった。
傍に駆け寄り、彼の隣に座ると謝った。
外見だけを見て口にした言葉··········。
どんな人を想像していたのだろうか!?
あんなに沢山会話してきたのに。
凄く良い人だって分かっていたのに!
そこに座っていた彼は、私を怒らなかった。
反省する私と一緒にカラオケデートしてくれた。
こんな出会いでしたが、彼は今の私の旦那です。
毎日優しく接してくれる彼。
何をしても怒らないで見守ってくれる彼
でも、本当にダメな時は指摘してくれる彼。
私は日々沢山の愛情を貰いながら幸せに暮らしてます。
何時も幸せをありがとう。
これからもずっと一緒にいてね。
みんなからモテるよりも
好きな人から好かれる方が
世界でいちばん嬉しいんです
純で無垢できれいな愛を
血を混ぜた歪な狂愛を
もどかしく秘めた恋心を
憎しみとも言い表せるぐちゃぐちゃな愛を
ただ、焦がれた貴方に伝えたいと思っただけなのに。
#愛情
自分が生まれた時から大事にしているのは、カメラ。
今は亡き親戚のおじさんがくれた。
暇さえあれば風景を撮っている。
小さい頃におじさんが言っていた「愛情が湧く」という意味がわかって来た気がする。
人によってアイノカタチは違う。
歪んでようが壊れてようが
変わりのない、愛情。
人の綺麗なアイを歪めて壊すのが
問題なのか。
けれどそれもひとつの愛情である。
だから怖い。
だから『アイジョウ』なんて要らないんだ
愛情
愛情ってとは
私は家族を愛している
でも家族は私を愛していない
私は好きな人を依存し、愛してる
でもその人にはなんも思わない
自分を愛していなくても、人を愛すことは出来る
でも、自分はある人を愛してるのに、その人は愛してないことは悲しい
誰が私たちを愛しているかは分からない
確かめるためには相手の目を見て聞く
それか態度で見る
性格にもよるけど、それを確かめれば自分は愛されてる!か自分は愛されてない、って悲しくなる
でも、愛情は素敵
愛情に満ちた、部屋の一室。
久しぶりに皆が揃った。
懐かしい声、背が伸び、老いた皆。
幻なのかな。
あの頃の皆はいもう、いないもんね。
歳を取ればとるほど、今を輝かしく思うんだよね。
ちょっと、嫌かも。
*愛情
愛情という言葉を愛と情けに分けて見る。
愛だけではなく、そこに情けという言葉をつけた意味は何だろう。
愛よりも深い、愛情という言葉。
ちょっと高い声で呟く好きって言葉とか、抱き締めてくれる大きな身体とか、その温度とか。
全部、全部私に向けてだったら良かったのに。
今も、あなたは誰かにその愛情を注いでいるの。私じゃない、誰かに。
正しい愛情を正しく受け取れるあの子が羨ましい
ああ、あなたの奥深くへ、触れたかった。
『愛情』
愛情は人それぞれ。
優しくすることも愛情。
きつくしかることも愛情。
殴ることも愛情。
放っておくことも愛情。
食べ物を与えないことも愛情。
どんなことでも愛を持って接していれば愛情になる。
私は間違ってない。
愛情
愛、きっとそれはすべての感情の根源にあるもの。
嬉しいも、楽しいも、きっとそれに対する愛情でできていて。
悲しいも、寂しいも、愛情がなかったらわき出てこない感情だ。
愛は、ときに嫉妬に変わる。憎しみにだってなりうるし、人を傷つけることだって、ある。
でも愛は、人を癒すことだってある。誰かの助けになったり、救いになったりもする。
愛とは、きっとそういうものだ。最も純粋で、矛盾にあふれているそんな感情を、きっと愛と呼ぶのだろう。
愛なんて難しいこと言わないで。
あなたが困ってたら助けるだけ、ほっとけないのよ。
愛情
人に力をくれるのも愛情。
人から力を無くしてしまうのもこれ。
過度なものだったり、歪んでたりする愛情ね。
与えればいい、なんて単純なものではない。
純粋さ、与え方、相手が感じる強度。いろいろと難しい。
与え方では、苦労した経験ありです。
私のこの愛情が
エゴではありませんように
気遣ったり
心配したりしているふりで
あなたを傷つけていることがありませんように
あまりある愛が
あなたの負担になりませんように
あなたがあなたらしく生きるために
あなたが辛いときに支えるためだけに
私の愛情が存在しますように
※ 庇護すべきあなたを前に、私が願うこと ※