『愛を叫ぶ。』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私が死んだら後悔するよ?
そう彼女は言った
後悔?
こんなに毎日愛しているのに?
言葉にしなきゃ分からないなんてことあるわけない
彼女がいなくなってしまうその時まで
考えが変わらなかった僕は
今日も彼女が育てていたサボテンにむかって
愛を叫ぶ
愛を叫ぶ。…
細胞を一つ残らず抱きしめる
冴ゆるまで 嗚呼 愛する人よ
産まれて間もない、顔を真っ赤にして全身の力の限りに泣く赤ちゃんを見てタイトルを付けるとしたら、私は迷わず『愛を、叫ぶ』とするだろう
まさに「愛の塊」である赤ちゃん
泣くことでしか自分の意思を伝えられない
泣くことは生きることそのものなのだ
生きるために母の愛を懸命に乞う
「私を愛して」と懸命に泣いて乞う
その「愛の塊」の叫びに母の愛がほとばしり、乳を出す
まだ見えぬ目で、その母を見つめ、母の乳と共にその愛でお腹と心を満たす
母もまた、その愛おしさに愛を育むのだ
あのけたたましいほどの『愛の叫び』は
一人では何も出来ない赤ちゃんに神が授けた最強の武器なのだろう
あの赤ちゃんの『愛を、叫ぶ』姿ほど強い愛の叫びを私は知らない
『愛を、叫ぶ。』
愛を叫ぶというが、じっさいに叫んだ人なんてほとんどいないだろう。通常は、叫ぶ理由がない。
静かにねるねるねるねを練っていたほうが、想いは示せるはずだ。なぜなら、色が変わるからである。
このどうしようもない世界で
どうしようもないわたしに
そんな資格はないかもしれない
それでも
最上級の思いを伝えたい
ありがとう
この思い、叫んでおけばよかったのか。きっと結局、離れられたね
【愛を叫ぶ。】
【モンシロチョウ】
あの日、サナギの殻を破らなければ、
今も幸せな夢を見れたのだろうか。
【愛を叫ぶ】
「お父さんのバカァアアア!!!」
と叫ぶ君を見て、僕は笑ってしまった。
その言葉の中に、たくさんの『会いたい』が詰まっていたからだ。
だから、退院したら、真っ先に君に会いに行く。
僕も会いたかったと力一杯に抱きしめたいから。
応えてくれると思ってた。
愛を叫べば愛で応えてくれると。
こんな虚しい気持ちになるなら叫ばなきゃよかった。
心にぽっかり空いた穴は埋められない。
ただ、泣きたくて仕方なかった。
『愛を叫ぶ。』
愛を叫ぶ?
君はまだまだ子供だな
愛は愛する人の耳もとに
そっと優しく
ささやくものだよ
お題「愛を叫ぶ」
あいたいと 素直に
いえなかった 私の
しんじつを 込めて
てんごくへ逝く 唇に
ルージュを ひく
【愛を叫ぶ】
愛は叫ぶものじゃないと思う。
周りの人の迷惑だ。
たとえほとばしる情熱があったとしても、熱く叫べばいいってもんじゃない。
想いを込めて、真摯に伝えよう。
恋愛なんて、基本は二人だけの世界であって、恋は盲目とばかりに周りが見えなくなるのも致し方ないが、決して君が愛を叫んでる場所が世界の中心ではない。
それはあまりにも自意識過剰だと思う。
僕達二人だけの戯言なので、道行く人のお邪魔になってたらゴメンなさい、ぐらいの気持ちで慎ましく愛を育もう。
もしくは家でやれ。
でも、家で愛を叫んだらそれこそ近所迷惑だ。
愛は叫ぶな、落ち着いて真心を伝えよう。
若いうちはね、そんな熱い気持ちになりがちだけど、若いからこそ、節操を持って恋するくらいがちょうど良かったりする。
そうでもないと、落ち着いてから若気の至りに赤面したりする。
いやでも…人間は、草食系に成り下がってはいけないのかも。
あくまでも貪欲に、肉食系でいくべきなのか?
そーしないと、ますます少子高齢化が進んで、この国の未来はダークサイドなのだろうか。
ならば、愛を叫ぼう。
節操なく、誰彼構わず。
自意識過剰が世界を救うのかもしれない。
まあ、愛を叫ぶのは、世界の中心でなく、心の中で、ってことなんだろうな。
そのくらいは熱くたぎってもいいんじゃないかと。
そして、人の恋路には口出すなってことか。
そりゃそーだ。
若気の至りは若いうちしか体験出来ない若さの特権だもんな。
とゆー、若さへの妬み嫉み暴露投稿でした。
話が二転三転して、節操がないのは私の方だった。
この国の未来をブライトサイドに導くために、
若者よ、激しい嵐のように、愛を叫べ!
真っ直ぐに
自分の気持ちを伝えられる人って
尊敬する
愛を叫ぶ
今日も俺は愛を叫ぶ
「妹よ~~~ぉ!兄ちゃんの手作り弁当
忘れてるぞ~~~ぉ~ 愛情たっぷりだぞ~ぉ~」と俺は、学校に向かう為に
最寄りのバス停の列に並んでいる
妹に大声で叫ぶ
ちょうどバスがバス停に着き妹は俺の
声を無視しバスに乗ろうとする。
俺は、弁当を渡す為に妹を捕まえる
「ほらお昼はちゃんと食べないと駄目だぞ」その声を聞いて妹は目を吊り上げて
俺を睨む。
妹は、俺の手からひったくる様にして俺の
手から弁当を摑むそのまま何も言わず
バスに乗り込む
バスのドアが閉まり俺は、妹に手を振る。
妹は、俺には振り返らずそのまま後ろの
席に行ってしまった。
しかし俺は、気にせず腰に手を当て
満足げに頷き
今日も妹を餓死させずに済んだとほっと安堵するのだった。
そんな兄の一方通行の愛を妹は....
(あの馬鹿 公衆の面前であんな大声で
叫ばないでよ恥ずかしい~ お弁当なんて
無かったら購買で買うのに~」と顔を
両手で覆って項垂れるのだった。
こうして兄の重すぎる愛を妹は、今日も
鬱陶しく なおかつ 受け止め切れないの
だった。
愛を叫ぶ
桜舞い散る春の日、陽だまりの中で君と出会った。初めて見た時から、胸が熱くなり、鼓動が早くなった。まるで、運命のいたずらかのように。
君は、太陽のような笑顔で、私を包み込んでくれた。優しくて、温かい言葉に、心が癒され、幸せでいっぱいになった。
一緒に過ごす時間は、夢のようだった。笑い声が絶えず、心が軽やかになった。君の手を握ると、安心感に包まれ、未来が輝いて見えた。
しかし、幸せは永遠ではないことを、私は知っていた。いつか、別れの時が来ることを。それでも、私は何も恐くなかった。
愛を叫ぶ。
君への愛を、世界中に響かせたい。
たとえ、離れていても、心は繋がっている。
永遠に、愛している。
母は僕たち兄弟に
良い事、悪い事、悲しませる事、呆れさせる事を
しても公平に24時間365日変わらない質と量の
愛を叫び続けている
それを僕は耳ではなくハートでいつも感じてた
今日は母の日か、僕の感謝の叫び届くかな
愛を叫ぶ。
愛を叫ぶ。
それは、事故だった。
私が好きになったひとは、告白する前に、私のことを忘れてしまった。
出会いは、中学2年の夏。
当時、まだ「クラスメイト」なだけだった、今の「親友」が、学校内にある池の前で泣いていた。
そこにたまたま私が通りすがり、事情を聞く。
いじめ、だった。
私は元々、そういった類いのことが大嫌いで、わりとものははっきりと言う性格。だから、いじめた相手たちにめぼしをつけ、啖呵を切った。
「ひとのことをあれこれ世話焼くのなら、おんなじことを、私もしてあげても良いけど? ああ、できないか。一人じゃ私に向き合えないような連中じゃあ、ねえ?」
「はあ? 生意気なこと言うじゃん!?」
……と。
その、ケンカ勃発の一部始終を彼は見ていて。
その事情を話した上で、先生を連れてやってきた。
そして、私にこう言った。
「怖かったろうに、よく頑張ったな」
それが、彼と、彼女との奇妙なはじまり。
私は、彼を好きになった。
でも、彼は私たちを忘れた。
私は、泣き崩れる彼のご両親に寄り添っていた。
だって。私が悲しいんだから、ご両親はもっと、悲しいだろう。私が泣いている暇はない。
「……あなたは、あの人のこと好きだよね?」
親友に呼びだされて、最初に言われたのが、この一言。
「や、でもさ。いまは、そんな場合じゃないじゃん?」
虚勢を張ってる自覚はある。声がちょっと震えたかもしれない。
「……でも、ね」
「?」
「親友の、そんな哀しそうな顔を、見ていられるほど、私は図太くないよ」
でも、どうしろと。
「私にできるのは、ほかのひとを支えることくらいなんだよ。……私自身のことなら、大丈夫だから、さ」
「――ですって、聞いてたよね?」
彼女の後ろから、記憶喪失な彼が現れる。
「…………な、んで」
「さ、あとは、おふたりでごゆっくり」
そして、扉は彼女を吸い込み閉じた。
「…………」
「…………」
なんとも、いたたまれない。
先に言葉を発したのは、彼。
「……ずっと、うちの家族のそばに、いてくれてたんですよね? ありがとうございます」
他人行儀な。やっぱり、思い出してはくれないよね。
「――辛かろうに、頑張った、ですよね」
「……え」
「だって、うちの家族がずっと泣いてる。それだけ、辛いことなんだろうなって。でも貴方は、弱音も吐かずついててくれていた、でしょう?」
まさか。はじまりの日と、ほぼ同じようなことを言うなんて、想像もしていなかった。しかも、記憶喪失のままなのに。
――そんな、やつだから。私は。
「あの、ね。私は――」
やつに向けて、最大級の愛を叫んだ。
愛を叫ぶ
チョモランマに登ろう。
南東稜登山、ネパールからのノーマルルートだ。
5300mのベースキャンプからスタート。天然の迷路、アイスフォールを超え5900mのキャンプ1へ。ウェスタンクームを歩き6400mのキャンプ2を目指す。
そこからローツフェイス氷壁を登り、7300mのキャンプ3へ。ここでは斜面にテントを張る。キャンプ3からイエローバンドを超え、8000mのキャンプ4へ。
ここからはデスゾーンだ。酸素吸引しながら進む。ヒラリー・ステップを超えると傾斜が続く。
ようやく8848mの山頂へ。
残った体力を絞り出し、全身全霊で君に愛を叫ぼう。ここでなら、世俗の愚かさにとらわれず、愛を叫ぶことだけに専念できるはず。己の全てをかけて、愛だけを叫ぼう。
届くはずもない。届かなくてもいい。
ただただ、愛を叫びたいんだ。
愛は叫んでないよ
1人で生きていこうと思ってるから
愛なんていらない
愛を感じるとネガティブになってしまいガチ
だから愛情と関わらないほうがいいと思ってる
叫んでいいんですか?ホントに叫びますよ?
此処で叫びますよ?覚悟はできてますか?
ホントにいいんですか?
もしも~し~
ここはアリオ札幌ですよ…
みんな見てるよ…
わかってるの?
あちらこちらと…
尾ひれが付いて…
広がるよ…
いいの…?
うん…
わかったよ…
好きです…
えっ…声が、
だって…
みんな聞いてから…
わかった、もう1回言うねぇ…
大好き…
…
まだ小さい…?
君が好き…ずーと前から好き…
…
まだ…
うん…
わかったよ…
深呼吸する…
待ってて…
うん…
じゃあ言うよ…
君が大切です…
誰よりも…
大切な人です
僕と結婚してくれますか?
僕は君が良いのです
君でなきゃ…
ふたりいつまでも…
いつまでもふたりで…
居ませんか?
あいしてます!!
………
あのね…
いつのまにか…
気づいたんだ…
もし愛に形があって…
それがこの胸に既にはまっていて…
その形が貴方でなきゃ…
隙間を作ってしまうね…
あのね…
大好きだよ…
あなたが心の中にいるだけで……
………
MISIA
愛を叫ぶ。
世界の中心で愛を叫ぶ。
たとえ、誰にも届かなかったとしても。