『愛があれば何でもできる?』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
はじめてきみと口づけをした日を思い出していた。そのときふたりともがきゅっと目をつむって、それがいけなかったのか、開きかかった唇から覗く互いの前歯ががちんっとぶつかった。不格好できまらなくて痺れるように痛いのにそれさえ嬉しかったのを覚えている。
「愛があれば何でもできるよ」
『そんなことないよ
愛以外にもなきゃ駄目だろ』
彼はどうしてそう思うんだろうか
私が可笑しいのか。
愛があればなんでもできる
そう思っている私だ
バカバカしいのか
彼は少し笑いながら答えていた
『愛は続くものじゃないかもしれない
けど、その記憶は永遠に続く』
「愛に悩むことはない
愛することで
器の大きな人間になるのだ」
『愛は決して失敗しない
人が失敗するのは
愛を求める勇気がなかったからだ』
「愛することで人間は
自分自身を発見する。
愛されることで彼らは
自分自身を完成させる」
愛は偉大な力であり
人々を
我らを
人間らしい存在にしてくれるのだ
愛があれば、何でも出来る?
何でもはむずかしいけど…
でも…
あなたのつらさやくるしみ
をいっしょに感じてあげたい…
あなたの味方になりたい…
すこしでもいい…
あなたの心がほんの一瞬でも
ラクになってくれたら…
本当はあなたの代わりに
なりたい
あなたの笑顔が見れるなら
それがわたしのしあわせ…
あなたはわたしの生きる希望…
応援してる…
結局はお金がないと学校にも行けないしご飯も食べれない。結局はお金が必須。
BL 弟×兄
どうして怒るんだよ。
兄が不思議そうに聞いてくるから、自分はこの兄のためにどれほどの人生を使わなきゃならないんだろうと思った。
人を殴っちゃいけない。ただそれだけのことが兄には分からない。俺をバカにしたやつを許しちゃいけないなあと兄は思って(それだけで正直頭が痛い。)丁度持っていたピアニカでぶん殴ったのだそうだ。何度も何度も。俺が駆けつけた時には相手はもう答えることもできなくなっていて、俺は怖くてチビりそうになった。兄は「お前を悪く言うやつは兄ちゃんが懲らしめるから安心しろよ」とか言っていた。ふざけんな安心できるわけねーだろうが。
兄は相手の家族に非難されても、両親にしこたま叱られて蹴られてもピンピンしていた。ただ、俺が「一緒に寝るの怖くてヤダ」と言った時にだけ泣きそうな顔をしていた。
愛があればなんでもできる?
そんな事を思っていた私だけど
今は絶対に無理。
若かった。
現実を突きつけられた今は、愛より…
※心中表現
ーーーー
「もうそろそろかな」
囁くような声が一足先に風に乗る。
揺れる髪をそっと押さえて、まっすぐ前だけを見ていた。
「思ったより長かったね」
「まあ夏だからね………あ! 此処からうち見えるよ!」
「ほんとだ。あれ、電気ついてんじゃん」
「え、うそ。電気代大変なことになるなあこりゃ」
「今月もギリギリなのにね」
「大丈夫? ほかに忘れ物してない?」
「んー……あ、洗濯機回しっぱなしかも」
「それがねぇ、あいつは賢いから自動で止まるんよ」
「電気は賢くないの?」
「そうそう、あの子はぜんっぜんダメ。そこも可愛いけど」
気づけば夕陽の一片が地平線に溶けようとしている。
そんなことよりさ、と君は微笑った。
「これでさいごだよ」
『もし今日夕陽が沈み切ったら、一緒に死んじゃおうよ』
数時間前、君はあっけらかんと言ってのけた。
まるで「コンビニ行こうよ」みたいなテンションで言うものだから、何も考えずに承諾しかけてしまった。少しして死んじゃおうの意味に気づいた僕に、なに驚いてんのって君は笑ってたけど、なにしろ心中のお誘いは初めてだったから。
ぐるぐると思考回路が渦巻いた。死ぬのは痛いだろう。とても怖いだろう。出来ればまだ経験したくない。だけど君はそれを望んだ。どこまでも明るく、楽しげに。
だけどよく考えてみたところで答えは同じなわけで。いつもとなんら変わりない君に、いつも通りいいよと笑いかけた。
「はぁー、太陽ともこれでさよならかぁ」
うーんと伸びをして、フェンスにそっと触れる。
夕陽の残光のみが僕らを照らしていた。
「電気は諦めるかな……」
「どうせ払えないんだからいんじゃない?」
「いやさぁ、これは気持ち的な問題なんよ」
「おぉ、どういう?」
「電気消し忘れてる! どうしようソワソワ……みたいな」
「なにそれ」
「……待って、テレビ消したっけ?」
「あー、消してないかも」
「うわぁ〜、またお隣さんに文句言われる〜!」
どれだけこの先の展開を意識しても、会話はこの日常の続きを描いている。それが虚しくて仕方がないこと、必死に隠して笑顔を作る。
賞味期限が明日切れるパンのこと、駅前の駄菓子屋が小さくて可愛いこと、小学生に挨拶されたこと、お隣さんにタッパー返してないこと、使ってないクーポンのこと。
ふと、他愛ない会話が途切れる。
夕陽が沈んだ。
「……後悔、してない?」
「僕が後悔するとでも?」
「ふふ、君は私がだーい好きだもんね」
振り返ることなく君は笑う。
その時初めて、君の声音が震えて聞こえた。
「ねえ、こっち向いてよ」
「やあだ」
「どうして?」
「……いまね、ひっどい顔してるからいやなの」
だからちょっとだけね。
君は少しだけ振り返った。頬を伝う涙もそのままに。
じゃあね、バイバイと世界に手を振る。
僕らは手を取りあって、風に乗った。
愛があればなんでもできる?
愛さえあれば
この気持ちは成立するのだろうか。
愛さえあれば、あの子は濮を見てくれるか?
_____ 否、無理だ。
愛があればそれは変わるのか。
否、断じて否である。
例え、濮があの子をどんなに好いていても、
どんなに愛していても
あの子はこの気持ちには答えてくれない。
それは何故か??
濮は女の子だからだ。
同性愛は、愛さえあればいいのかもしれない。
しかし、これは片想いであり、あの子は恋愛対象として見られるのが嫌いである。
つまり、愛があっても
_____________ 報われない片想いなのである。
本当に命をかけた場面のとき愛の強さが試される。
溺れたとき助けに行くとか、燃え盛る炎の中助けに行くとか。
でも、そんなときは本能で勝手に身体が動いてる。
本当の強い愛があれば。
お題「愛があれば何でもできる?」
私は愛をなによりも大切にしている。
愛さえあれば何でも乗り越えられると思うから。
辛いことも、嬉しいことも、何でもね。
周りの人は無理だって言って笑う。
でも、私は信じてる。
ある日だった。天地を揺るがす大災害が起きた。
周りの人や、親しい人はほとんど死んでしまった。
でも、愛を信じていた私と彼だけは生き残った。
ほらね、言ったでしょ?
愛さえあれば、何でもできるって!
愛があっても何でもはできない。
愛があっても何でもはしちゃいけない。
あなたはどこまで、愛があれば何でもできる?
愛はいらない
と君は言う
愛が欲しい
と僕は思う
愛は永遠でないから
愛はお腹がみたされないから
愛は寒さをしのげないから
でも
愛は気持ちがみたされるよ
愛は胸がいっぱいになるよ
愛は心があつくなるよ
平行線
ただ一致するのは
愛だけでは生きられない
愛のために全ては犠牲にできない
人は
人の気持ちは変わるものだから
♯愛があれば何でもできる?
―愛があれば何でもできる?―
愛があれば何でもできる
たぶん
保証はないし裏切るかもしれない
でも、相手を想う気持ちがあれば、
大抵のことは成し遂げられる
乗り越えられる
そんな気がする
お互いの幸せを願う気持ちがあるから
あなたとふたりなら、きっと
それが、できないんだよ。
できたら幸せなのに。
法律上、どうしようもない事をしてしまった愛人がいても。
その愛人が死刑でも。
お題
愛があれば何でもできる? より
お題 愛があれば何でもできる?
愛が降ってくるなら
簡単に満たされるのに
現実ではそうも行かなくて
悲しい日々が増えて行く
好きな人と結ばれたい
こんな気持ちがあればきっと
誰でも幸せになれる
愛があれば何でもできる?
愛が、どんな愛かによるだろうね
俺は金を愛してるけど、金のために何でもするかと言われると、絶対にしない。
でももし愛する人が現れたら、何でもできる気がするよ。するだけだろうけどな
愛する人のために愛する人を嫌う必要があったら、嫌ったとしてそれは愛する人のためとなるのか。
愛する人のために愛する人を殺す必要があったら、殺したとしてそれは愛する人のせいとなるのか。
何でもできるかは、その2人が決めること
そうだったとしても、責任は1人
責任は、負いたい側が負えばいい
『愛があれば何でもできる?』
「愛があれば何でもできると思う?」
そんな質問に私は
「できる!」と特に考えることもなく答えていた
でも今
「恋人の代わりに死ぬことはできますか」
その問いに私は考えずにはいられなかった
私が何もしなければ恋人は死んでしまう
しかし
恋人のために一つしかない命を差し出すのは抵抗がある
「愛があれば何でもできる?」
馬鹿馬鹿しい
私は恋人を見捨てて生きることを選んだ
所詮、愛なんてこんなモノだ
愛があれば何でもできる
愛の馬鹿力
この破壊力は凄まじい
愛があれば?
うーん。わからないな。
なんでもってわけじゃないかも
しれないし。
「料理は愛だ!。
愛があれば、LOVE is OK!」なんて
TOKIOの城島茂さんが
言ってたけど……。
OKばかりじゃないかも
しれないね(笑)。
愛
恋人同士の愛
愛し合って夫婦になって絆で結ばれる愛
親が子どもに向ける無償の愛
愛のかたちは
いろいろだけど
愛も成長して
かたちを変えていく
より強い絆に変わっていく
この愛があれば
強く生きられる