『微熱』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
微熱
あなたのことを想うと…
恋煩い…
微熱がするの…
熱くなるの…
眩暈が起きて…
鼓動が高まるの…
あなただけ…
あなただけ…
あなたを想うと…
恋煩い…
微熱
身体のだるさと喉の乾きで目を覚ます
時刻は五時半
起き出すにはまだ早い時間だが
二度寝すると起きられないような気がする
ふらふらとトイレに行き
冷蔵庫からミネラルウォーターを出し
コップに注いで口をつける
動けない訳では無いが
明らかに調子がおかしい
引き出しから探すのに苦労しながら
ようやく目当ての物を見つけ出す
しばらくこんなこともなかったから
用がなかったのだ
電子音とともに
告げられた数字は37.2
とてつもなく微妙
会社を休むほどの数値ではない
どうしよう
だるい身体をもてあまして
ベッドに身を沈める
そのまま意識が遠のいていって…
結局寝坊して上司からの電話で起きて
その日は休むことになってしまった
爪先から頭まで
ぜんぶ抱きしめて眠ること
これはきっと愛と呼びます
★微熱★
本当に、どうかしてしまった……そんなこと、痛いくらい自覚してる。
だけどもう、どうしようもない。
どうしていいか分からない。
あなたの目に、あなたの声に、あなたの手に、笑顔に、些細な仕草に、優しさに、温かさに、その存在に、その眩しさに
心ごと抱(いだ)かれてーーー
私の心臓(からだ)はもうずっと、冷めない微熱を帯びたまま。
あなたの隣で、あなたと生きる未来……夢物語だなんて分かってる。
住む世界が違うって、近くて遠いって……そんなの分かってる。
それなのに、ありもしないことを期待してる自分がバカだって……自分がいちばん分かってる。
もう……気持ちにブレーキが効かない。
この熱を下げる術(すべ)が、私には分からない。
いっそあなたへの想いで溶けて消えてしまえたなら
ずっと幸せなままでいられるのかな。
微熱のいうものは、なんとも天邪鬼な奴で、
なんとなく何も出来ない気がして、その理由のために駆り出された時は一向に能力を見せず、
今日は元気でいたいという時に限って、フルスロットルで力を出してくる。
きっと、その時の顔は、ニタニタと笑っているであろう。
雪の舞う朝だった。
街はまだ眠りについているようで、不思議な気持ちがしたのを覚えている。
まるで、この世界に僕一人しかいなくなってしまったような…。
まるで、出会ってきた人々全てに捨てられてしまったような…。
自分の中で何かが弾けて、無性に駆け出したい気分になった。
親はまだ寝ているのか、階段をおりても朝食を作る音がしない。
掛けられたコートを引っ張って取り、袖を通す。すぐに大きくなるから、と最近買ってもらったそれは僕には少し大きい。
そんなことも、こんな静けさの中では特別なものに感じられた。
一層、胸の奥がドンドン叩かれる。
僕は走り出していた。
―微熱―
【微熱】
仕事中、怠くて頭が痛くて、家に帰ってすぐに体温を測ったら37度2分。
微熱が出ていた。
スーツ姿のまま、ソファに横になる。
熱が上がってしまうから、ちゃんと着替えてベッドで寝ないと。
分かってはいるけど、体調が悪い時はどうしても動きたくなくなってしまう。
仕事の疲れも加わって、しばらくソファに横になったままでいた。
……そういえば今日、頭が痛くて額を押さえていたら、同僚の佐々木さんが声をかけてくれたっけ。
「大丈夫? 顔色悪いよ?」って。
笑って大丈夫ですと答えたけど、佐々木さんは微笑みながら「無理しないでね」と言ってくれた。
優しくてカッコよくて、仕事もできる佐々木さんは、私の片思いの相手だ。私にだけ見せてくれた、あの穏やかな笑顔……あー、思い出しただけでドキドキする!
自分の頬に触れてみると、さっきよりも明らかに熱い。もしかしたら、もう微熱とは呼べないくらいに熱が上がってたりして。もしそうなら、絶対に佐々木さんのせいだ。
試しにもう一度体温を測ってみたけれど、37度4分だった。少しだけ上がっていたとはいえ、まだ微熱の範囲だろう。
早く体調を治して、仕事に行って。また佐々木さんと話せるといいな。そのためには、温かくして寝なきゃ。
私は怠い体を引きずりソファから降りて、のそのそと部屋着に着替え始めた。
この恋はまだ微熱だ。
そう信じていた。
「ボクは貴方に恋なんてしちゃいけないのに」
微熱なんかじゃなかった。
あつくてあつくて脳細胞が熔けてしまいそうな。
この叶うことのない恋がどうか伝わってほしくないと。
そう、願った。
熱が37.2c'出てしまいました。活気なくなんか元気ないです
ノートを取ってる姿、先生の話が暇すぎて空を見ている姿、部活を頑張っている姿。
全部、かっこいい。頑張っているところも、疲れているところも。
あなたを見てると、顔が熱くなる。そのせいで、熱があるんじゃないかと保健室に行って熱を測らせてもらったこともあった。
友達からは、「それって恋でしょ」なんて言われるけど、
「違うの。微熱なだけ」
そう。私の心は、あなたに会ってからずっと微熱が続いてるんです。
【 微熱 】
何度見ても、かっこいいなと思う。
見た目はもちろん、人間的にも魅力的だ。
同性の目から見てそう思うのだから、異性は当然だろう。
周囲からの熱視線を向けられて、彼はどう思うのか。
少なくとも、嫌悪することはないだろう。
むしろ、彼自身はどんな目線を向けるのかが気になる。
ふと、彼と目が合った。
ふわりと柔らかく微笑まれたのは、気のせい…じゃない。
胸の奥が一瞬、締め付けられたように感じた。
(え、何で…)
どうやら、彼の熱にあてられたらしい。
近い内に、熱視線を送る側になるかもしれないな。
いやホント、魅力的な人間はツミだな。
寒い冬の朝、私が学校に行くと珍しくいつも遅刻する片想いしている彼の姿を見つけた。目が合うと彼の方から話しかけて来て、、私はつい頬を赤くしてしまった。彼に心配された私は咄嗟に冬の寒さのせいにしてしまった、、でももう少しだけこの微熱を冬のせいにして、この幸せな時間が欲しい、、、
子どもの微熱と
大人の微熱は
ちょいと違う
いや、同じこともあるが
それだけじゃないというのが
きっと当たっている
実をいうと
いま、私は微熱!喉も痛い
なんか、今日のテーマは
書いてて楽しくなってきている(微熱)
けど、だるい
ホントに『微熱』!
まー
#微熱
騙されたフリしてただけ
傷を舐め合っただけよ
そんないいわけ
笑いながら貴方に投げた捨台詞
遊び上手なんて
誰がつけたのか
笑ってしまうわ
背中を向けたその後で
泣いてるなんて知りもしないで
心は赤い血を流してる
今ならまだ大丈夫
少しだけ熱に浮かされただけ
優しさを勘違いしただけ
遊び上手だから
次のゲームの相手を探すわ
身体が熱い、特に顔の辺りが。
普通なら冷めて欲しい、そう願う筈なのに。
どうしてだろう。
今はこの頬の熱さが、苦しいくらいに早くなる胸の鼓動の感覚が、
どうしようもなく心地いい。
嗚呼、どうかこのまま、心地いい熱さに酔いしれさせて---。
---二作目---
あいつは心配症だ。
...と言うか普通に過保護だ。
少しのかすり傷程度でも凄く心配してくる。
「痛くないか」とか「絆創膏貼ろう」とか「なんなら保健室行くか?」とか。
その言動と表情は全く噛み合ってないけれど。
今回だって、ちょっとした微熱を貰ったと言うだけなのだが。
俺諸共態々学校休んで、こうしてあいつは俺の事を看病してくれている。
正直言って体は辛いしベットからは動けないわで散々なのだが...。
「大丈夫か?...何かあれば直ぐに言ってくれ。俺がこうして手を握ってやるから、そばにいるからな」
こうしてあいつに心配されて、看病してもらえて。それに加えてずっと傍に居られるなんて。
救い上げてくれるお前がいるから、...たまにはこの熱に溺れても、いいと思ってしまうじゃないか。
#微熱
130'
#微熱
更年期になるとね、冷え症に拍車が掛かるにも関わらず微熱がしょっちゅう出るんだよ。
でもね、基礎体温は下がるんだ。
だから、微熱でも普段よりそこそこ熱が上がってるからね、辛いの。
覚えておきたまえ、お嬢さん方。
※個人差があります。
微熱
あれ…?何か、今日、いつもより、君がカッコよく見えるし、何故か、目の前にいる君がボヤけて見える…あれ…?そして、何か、体が熱い…もしかして…君の事が好き過ぎて、君に萌え過ぎて、そして、燃え過ぎて、私、微熱が出てる…あれ…?何か、フラフラする…
そして、立っていた私は、数分後、フラフラしたまま、床に倒れた…その後の記憶は、思い出せなかったけどようやく目覚めた時、記憶が戻って来た…そう、私は、あの後、床に倒れそうになって、倒れかけた途端、君が、それに気付いて、君が、滑り込んで、倒れかけた私を、支えてくれたんだ…そして、目覚めた頃には、君は、安心したのか、泣き出してしまった…「心配ごめんね💦もう大丈夫だから。あのね、実は、君の事が好き過ぎて、萌え過ぎて(燃え過ぎて)微熱で倒れちゃっただけなんだ💦」と伝えると、次は、まるで、君が微熱が出るかのように、君は、顔を真っ赤にして、恥ずかしがって、その場から立ち去って行った。そして、私は、いたずらにわざとそんな君の元へ「どうしたの〜?笑」と聞くと、君は、また顔を赤く染めていた。
君と同棲を初めてから今日で二週間。同棲前よりも君への好きが溢れ、同棲前よりも幸せも楽しい時間もまるで雪のように積もっていく…だけど、その度、私は、不安になってしまう…何故なら、この恋は、奇跡の組み合わせで、普通なら叶わないはずの禁断の恋だったから、この想いも、この恋も、雪のように降り積もるだけで、いつかは、雪のように、溶けてしまう気がして…だからこそ、今も、これからもまだこの奇跡を繋ぎ合わせていくの…もう二度とこの恋が冷めないように…
微熱がちょっと出て、誰かお見舞いに来てくれた人にお世話になる…。
今日も、みんなにお世話になって、日常生活を送っている。
ひとりひとりにありがとう⭐️
みんなみんなにありがとう⭐️
ある日の公園で
君があんなこと言うからさ、
微熱が出ちゃったんだ。
「ちょっと顔赤くない?」
微熱
風邪を引いてしまった。
微熱だから大丈夫だと言って、いつも通りにしようとするが、すぐに彼がベッドに押し戻してしまう。
ーそんなに心配しなくていいのに。
ーダーメ!今は平気かもしれないけど、こじらすと大変
なんだから。今日一日大人しく、俺に看病されてて!
不器用ながら、彼は家事や自分の仕事をする。
ただの微熱にそんなに心配しなくても、と思うけど。
いつもより側に感じる、彼の気配と音が心地よくて。
すぐ下がってしまいそうな微熱が、ずっとそのままだったらいいのに、と考えてしまった。
とある日の風邪を引いた彼女と看病する彼の話。