『微熱』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
38℃なんて微熱
38℃なんて微熱
自分の心と脳に言い聞かせる
なぜって?
学校に行きたいから
絶対に行きたいから
あなたに会うために
熱が出ようと行くんだ
いや、熱じゃない
微熱
〈微熱〉
雪の舞う朝だった。
街はまだ眠りについているようで、不思議な気持ちがしたのを覚えている。
まるで、この世界に僕一人しかいなくなってしまったような…。
まるで、出会ってきた人々全てに捨てられてしまったような…。
自分の中で何かが弾けて、無性に駆け出したい気分になった。
親はまだ寝ているのか、階段をおりても朝食を作る音がしない。
掛けられたコートを引っ張って取り、袖を通す。すぐに大きくなるから、と最近買ってもらったそれは僕には少し大きい。
そんなことも、こんな静けさの中では特別なものに感じられた。
一層、胸の奥がドンドン叩かれる。
僕は走り出していた。
恋の病ってやつ?
なんでおバカな事
考えちゃうくらいには
頭なんて回ってなくて
大丈夫の意味を捨て去って
大丈夫なんて言ってみたりする
それでも体は動くからね。
無理は禁物?
まだ無理してない。
それこそが無理してるのに
そんなことにも気がつかない。
大丈夫。馬鹿は風邪ひかないから。
馬鹿はね、風邪引いたことに
気がついてないだけなんだよ。
–微熱–
PM. 微熱
少し微熱のある私に貴方はこういった...
風邪?体調気を付けてね、
そんな優しい貴方が好きなんです。
夕焼け空が広がる坂の上で
私は彼に告白をした
彼は私の気持ちを受け入れ承諾してくれた
私はとても嬉しくなるとともに
微熱が私を包んだ。
微熱くらいなら別にいっかって学校に来て
しんどそうにする
そりゃああんたに会えたら嬉しいけどさ、
「悪化して明日休んだら本末転倒じゃんか」
「えー?」
なんて話す日常が、今はただ愛しい。
卒業まで後一年。
みんなのしんどそうな顔も、困った笑顔も見れなくなるなんて信じられないなあ
ここ、
数年。
ひどい風邪は引いた事ない。
インフルエンザは
もう、覚えていないほど
かかっていない。
体調の
悪い時は
多々ありましたが、
仕事が終わり
1日の終わりの
らルーティンワークは、
洗顔、
うがい、
鼻うがい、
歯磨きと、舌磨き、
これって
結構
効果あると思う。
熱が
上がりきらない
微熱
1番
だるいです。
ちょっと
寒かったり、
お腹が
痛かったり、
体って、
正直に反応するので、
ちょっと、
だるいなって
思ったら
何も
考えず。
寝るに限る!
今日は
ちょっと、
普通な、
内容になっちゃった!
【37.5】
恋をすると何故か貴方のことばっかり考えて
貴方に言われた嬉しい言葉を数えると微熱があるみたいに熱くなる。
ひんやりと冷たいものがわきの下に当てられる。水銀の体温計のメモリがゆるやかに上がっていく。
「微熱だな。本格的に熱が出る前に養生して、早く治してしまおう」
パパが優しく頭をなでて、ふとんをかけなおしてくれる。
身体がだるいな。病気っていやだな。
なんだかすごく調子が悪い気がして、怖くなる。
「もうなおった!」
眠ったらすごく元気が出てきた! パパの看病ってすごい!
「体温計の温度は38度だぞ! ちゃんと寝てなさい!」
だってなんだか走りたい気分なんだもの。熱が高い方が元気になるのってなんでだろ?
『微熱』
心臓がどうしてか動いて、血液がエネルギーを送り、
細胞が発熱して、理屈は分からないが生きている。
世の中生きていると、世知辛いことも多くて、
死にたいと思うことだってある。多分自然なことだ。
実を言うと、この僕自身も死にたくて仕方なかった。
生きるために金が必要で、金のために仕事という
ツマラナイものに毎日時間を費やさないといけなくて、
良い職を得るには勉強しないといけなくて、
いつ使うかもわからない知識を、無意味に詰め込むことに
飽き飽きしていたんだと思う。
生きて何をするか、いや、何が出来るか分からなくて、
生きる意味なんてないと思っていた。
その考えは正しい。
生きる意味なんてない。
だから周りの誰も答えてくれない。
正確には、答えられない。
何か少しでも心が動く物事を探して、
それを考えていれば、エネルギーが湧いてくると思う。
その熱量が、きっと生きている意味なんだ。
きっと、生きている限り生まれ続ける微熱なんだ。
お題「微熱」
今宵咲く初花に向けた
鋭獣の視線は
花びらを
灼いて 灼いて
大切なところまで
炙り出す
微熱
気付いたら、俺のとなりには君がいて。
ふと自分の手をみると、
そこにはグラスに入ってるお酒があって。
酒には弱いから、普段は飲まないはずなのに。
視界がぼやける。
頭もうまく働かない。
なんかだるいし、熱でもあるのかな。
君が立ち上がって、僕を一人置いていく。
どうやら僕は、
君に勝手に恋して、君によって、
初恋のように胸が締め付けられて
外に出ると、冷たい夜風が僕の頬を撫でる。
…どうやら、僕の微熱は勘違いだったようだ。
ただ一夜、君に溺れてたみたい。
9月の上旬、家族の1人がコロナにかかった。
私は検査していないが少し微熱が出た。
まぁまぁだるかったし、移ったのかなと思っていた。
同じく9月の下旬。
そろそろ体育祭だというところ。
ある日の夜、熱を計ったら
37.6ある。
寝れば治るだろう。
そう信じていた。
だが翌日の朝。
体が熱いと思い熱を計った。
そしたらまさかの40.3。
インフル?コロナ?
そう思ったらコロナだった。
あの微熱は一体...。
【微熱】57 kogi
少し熱っぽい。と言ったら、恋人にベッドに押し込まれた。
体温計で熱を計られ、「寝てろ」と言われる。
それから、お粥とか果物とかゼリーとかを用意してくれた。
「悪いな、色々……」
「気にすんな」
優しく頭を撫でる手が、愛しい。
微熱が出て苦しいとき。
君が作ってくれたおかゆはどんなに高級な料理よりも美味しかった。
あの味はずっと忘れない。
寒気がする…気温の寒暖差が激しい
今日も微熱をだした僕
君に会いたい
🔸動物の思いやり🔸
「思いやり」とは、相手の気持ちを感じようとしたり、同じ目から見ようとしたりすると、特別な感情が出て、相手を役に立つことを手伝ってあげるということです。
人の思いやりしかないと思う人が多くて、私もそう思いましたが、暑い日に鳥に水をやりたい気持ちを感じて、やはり、思いやりは、人間の思いやりだけではなくて、動物の思いやりもあると気づきました。
さまざまな思いやりがありますが、私たちはまだ気づきませんでした。思いやりは、生き方です。
微熱
少しの変化に気づく僕は
きっと君がすごく好きなんだ。
惚れた方が負けとはよく言ったもんだよ。
ぐらぐらとして、ふわふわとして。
それでも寝込むほどではなくて、足取りもわりとしっかりしていて、微熱みたいな。
目の前のそれ/もの/彼/彼女に手を伸ばしたら、触れた瞬間にぱしゃんと弾けて消えた。これは私の夢。
白昼夢よりは朧気で、記憶よりは明確な、ある意味一種の走馬灯。
まるで、誰よりも、何よりも、長い時間を過ごしてきた私に、「どうか忘れてくれるな」と縋っているような。
私の夢とは、そういうものなのだ。私がそれらを忘れないように、それらが私に忘れられてしまわないように。微熱として、私の身体を巡るのだ。
🍀微熱
微かに頬が照る。
微熱なら学校行ってもいいかな。
誰も心配なんてしないだろうし。