『幸せとは』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#幸せとは
幸せとは生きること
生きていれば、なんでも出来るから。
読書、ゲーム、食べること、オシャレ、何でもできる。
死んでも出来るかもしれない。それでも、本当にできるかは分からない。
だから、私にとっての幸せは生きること。
生きれば、幸せを掴めるかもしれない。
そうでしょう?
幸せとは渇望である。
あれが欲しいこれが欲しい
偉くなりたい賞賛されたい
そんな欲望を抱けるのは、日々に余裕のある人々だろう。そんな人が私は幸せだと思う。
私たちは満足しないことに満足するのだ。
大きさなんて関係ない。
小さな幸せも、自分にとって
かけがえのない日常の一部に
なったのなら、それはとても
素敵なことだから。
大事なのは他人と比べないこと。
小さなことでも幸せだと思えたのなら
きっと私はずっとずっと幸せだ。
#1 『幸せとは』
道徳の授業で、幸せとは何かを問われた。
[皆さん、意見が書けたら話し合ってみましょう!机くっつけて~]
僕はグループ活動が苦手だ。人となど意見が合わない。
[幸せって、何か楽しい事やってることだと思う!]
[俺は、推しのグッズみてるのが幸せ]
[私は、甘い物食べてるとき!]
皆意見をそれぞれ言うが、僕と全くちがかった。
[墨くんはー?]
[僕も……皆と同じ、かな]
嘘をついた。きっと、皆に僕の意見は理解でいないから。
[墨、あんたのノート借りるよ]
[え?]
[幸せとは、生きてること、生活に困らないこと、笑いあえること、明日の話ができること。僕にはありきたりな事しか思い付かない。生きていて、不幸だと思う事はある。だけれど、幸せだと感じる時もある。生きていなければ、幸せを感じられない。幸せとは、平和に楽しく生きられること。幸せって何かを改めて考えられるのも、幸せな事なんだろうと思う。……あんた、めっちゃ良い事書くじゃん!凄いよ!]
僕のノートを読んだのは、明るい女子。名前は理央。
[私も、同じような事書いたんだ。幸せとは生きてる事って。でも、生きてて幸せとは限んないから、意見言いたくなかったけど……同じような事書いてる人いて、ほっとした!]
理央は満面の笑みを浮かべた。
幸せの定義は人によって違う。だからこそ、あなたなりの幸せを見つけて、皆が幸せに生きれたら……素敵な事だと思う。
あなたにとって幸せとは何ですか?
【幸せとは】
「じゃあ次はお豆腐ですよー」
小さなシリコンスプーンにペースト状の豆腐を乗せて口に運ぶ。彼はひとくち食べると顔を顰めて舌を出した。
「これは苦手かな、じゃあかぼちゃはどうかな?」
今度はかぼちゃペーストを運ぶ。彼の反応は先程と違って笑顔で手足をばたつかせている。小さな身体で一生懸命に感情を行動に移す仕草が愛らしい。
「美味しいね、良かったねー」
嫌な反応も嬉しい反応も見ていて頬が緩んでしまう。苦手なものと好きなものをバランスよく口に運ぶ。時折、彼は確かめるように器に手を伸ばしたり、手を突き出して嫌々のポーズをする。何とか半分以上食べ終わったところで離乳食は終了。
「いっぱい食べたね、えらいねー」
たくさん褒めると、彼はまた嬉しそうに手足を動かす。どんな仕草も可愛いけれど彼の笑顔が1番可愛くて、私も笑顔になり幸せになれるのだ。
いつかのテーマのときに、眠れて、食べられて、体が動くことが幸せだと書いた。
心を病んで、回復していったときに思ったことだ。
あれほど強く思ったことは、あとにも先にも無い、と。
何気ない日常を送れる。普段気にも留めないことが、どんなに素晴らしいことか。
明日から仕事だー、嫌だなーと文句を言えるのも、実は幸せなことだと思う。
「幸せとは」
【幸せとは】
幸せ…ねぇ
幸せ、しあわせ
僕にとってのしあわせは
〘生きている〙ことかな…
だって、どんな生き物でも自分の身のために生きようとするだろう?
どんな手段を使っても….ね?
では、不幸って?
僕の場合だと生きていない事、になるのか…
でも、何処までが〘生きている〙になるんだろうね。
人としてなのか、将又それその者の名前としてなのか…
*死の定義*ははっきりしているだろう?
"人は二度死ぬ"
と1度は耳にしたことがあるのではないかい?
ひとつは生命の終了、もうひとつはこの世界から忘れ去られる事。
では〘生の定義〙は?
そんな事は考えた所で完結するわけが無い
少なくとも僕はそう思う
ところで、すっかり離れてしまったが
結果的に言うと幸せとは…この世の生物の数だけ有るものだと思う。
だがそれと同様に不幸も同じ数だけ存在するものなのだろう。
僕からひとつだけ
君に質問をしようか…
君にとっての〘しあわせ〙とは?
『幸せとは』
「ありがとう」を躊躇いなく言える
出来事と
相手と
心の余裕があること
「ありがとう」の大切さを
忘れないでいられること
No.4
―幸せとは―
嗚呼、五月蝿い。
いつも僕の耳には雑音ばかり。昔は言葉として認識していたものは、もうとっくに雑音として処理し、
みんな︎︎ 求めている︎︎ ︎︎"︎︎シアワセ︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎は必要とせずに生きる。
こんな僕は可笑しいのかな?
僕は俗に言う︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎社会不適合者︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎なのかな?
僕はみんなと同じように、永遠に手にする事の出来ない︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎シアワセ︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎を求めて生きていけば、少しは人らしくなるのかな?
あれ?︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎シアワセ︎︎ ︎︎ ︎︎"︎︎ってなに?
幸せ?
死合わせ?
しあわせ?
『シアワセってなに?』
end 2024/01/04
私は、幸せは自然に出てこないと思います。
幸せは、自分が頑張ったからこそ手に入れるものだと思います。
あなたにとって幸せとはなんですか?
そもそも、幸せを感じる瞬間はどんな瞬間ですか?
わたしにとっての幸せは……日常かな…。
毎日同じルーティンをしているだけだけど、結局それが幸せな気がする。
こんなことを思うまでは幸せを探していた。
きっと「幸せだ!」と思う瞬間が欲しかったのだと思う。
でもそんな幸せは大きいもので、簡単に得られるものではない。
その事に気づいた瞬間、なんて虚しいんだと思った。
そのときに決めた。もう幸せを探すのはやめると。
それから今までなんとなく過ごしてきた。
いつもの日常を過ごすうちに気づいたのだ。
わたしの幸せはこの日常を過ごせることなのだと。
このかけがえのない日常が幸せなのだと。
今この瞬間を
楽しもうと出来る人が
幸せを掴む
貴方が私に教えてくれた
幸せの掴み方
私頑張ってるよ
見守ってね
幸せとは
無意識に過ぎていく日常。
気づけば重ねていた年齢。
思いがけず増えた思い出。
「この方は幸せな時間を生きてきたんだな…」
って、思った。
「やっとここまで来た…」…って思ってるから。
「失った」
人生に絶望した。だが、腕には子どもが安心した様子でよく寝ている。
「あみちゃんにはもっといい人がいるよ。だから、もう別れてよ。おれは好きな人と結婚したい」
目の前にいる人は誰だっけ?あ、私の夫か。外見は夫だけど、私の夫はそんな酷いことを言う人だったっけ?私が具合悪いとおかゆを作って「無理しないで」と言ってくれる人じゃなかったっけ?頭がバクって目の前の人を夫と認識できない。話していることが夫が話すこととは思えない。
電話で父に離婚を切り出されたことを話すと
「浮気がなんだ、なんで許してやれないんだ。金に困ってるなら援助するぞ。お父さんが乗れないような車なんか乗ってるから変な男に捕まるんだ」
金?今、お金の話をしてたっけ?車?
1年前、幸せな結婚式をあげた。妊娠中でつわりが酷かったけど、夫がとなりで支えてくれたから上手に歩けた。2人とも稼ぎが多い訳じゃないけど、小さな幸せを喜びあえると思っていた。人生最高の瞬間とは巡ってくるものなんだとその幸せを噛み締めていた。いつまでもこのまま幸せな日々を。トラブルがあっても2人で少しずつ解決していけると。今のこの状況はなんだ?離婚を切り出された上に父からはお金の話をされている。父は再婚予定の相手から小遣いをもらっているらしく、金の亡者のようになっていた。
愛があれば幸せだったのか?
金があれば幸せだったのか?
けんかするのもご飯を一緒に食べるのも相手がいてこそできること。それはそれで幸せだったのかもしれない。
金があるから幸せを感じている父。浮気がいて幸せを感じる夫。幸せとは複雑なものだ。
私と同じく子どもの寝顔をみて幸せを感じる人はいないのだろうか。
今の時代、幸せになるのは難しい。上を見れば限りがないし、そこまで行くのはあまりにも労力がかかる。その上、それだけ努力したところで、そこまで行けるとは限らない。
反面、不幸になるのは簡単で、何もせずとも不幸にはなる。何かとマイナスになることは多くて、それがまた辛い。そういう風に何もかもがなっていっている。一億総不幸社会とでも言えるような気もする。
わからない……幸せってなんだろう?幸せを1つの定義に収めるのは傲慢だと思う。誰かにとっての幸せは誰かにとっては無価値かもしれないし、誰かの幸せが繋がって自分にも幸せがお裾分けされる事だってある。夜空の星座みたいに繋がれる幸せと繋がらない幸せがあると思う。自分にとって無価値な幸せを見たとしても、幸せを否定する人間にはなりたくないな。
幸せとは
あなたは幸せですか?
クラスで成績トップだったあなた
有名企業に就職したあなたは
いつの間にか同僚と結婚して
子持ちの母になっていた
誰もがうらやむような
お手本のような幸せ街道まっしぐら
なのに
幸せそうに見えないのはどうして?
私は幸せに見えますか?
勉強できなかった私
就職できなくていつまでもフリーターな私
毎日ギリギリの暮らしだけれど
好きなものを見つけて
一緒に語れる仲間がいて
毎日がとても楽しい
幸せなんて人それぞれ
だからせめて
日々に幸せを感じて生きていきたい
人は今以上のものを欲しがる生き物だ。
幸せとは堕落と欲の塊である。
「幸せとは」
幸せについて多く語る必要はない。
ただ、
人と大地に感謝し
生きているのではなく、生かされている事に感謝し
人を心から愛せることができれば
貴方のその手にはもう、
幸せが溢れているはず
『幸福』
今そこにある倖せはなんだろう? 何気ない家族との朝食か 晩に嗜むワインとチーズ 旅に出て絶景を蒐集すること 思い浮かんではまた消える 幸福とは浮雲なのか? 本を開いてまた閉じて 次の物語を綴っていく