『平穏な日常』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
平穏な日常
今、この瞬間も人が死んでいる
知らない人がひとりふたり、とだ
いつ自分が死ぬか分からないし、身近にいる人とかが明日には星になっているかもしれない
そう考えると、私は平穏な日常なんてないと思う
東日本大震災が起こって13年たちますね
この災害はずっと語り継いでいきましょう
「平穏な日常」
安部公房の小説、『第四間氷期』。そのテーマの一つは、「日常の連続性」である。
連続性といえば、ねるねるねるねも連続的に色が変わる。
平穏な日常の中に潜む、断絶の可能性。
あなたは、ねるねるねるねを練った先に、どんな色を見るだろうか。
平穏な日常。
平穏な日常には
ハートが
たくさん。
大好きは
毎日変化する。
数年前。憲法が書き換えられたところで、実生活にはなんの影響も変化もないと思っていた。
だが、それはゆっくりと日常を蝕むように平穏な日常を壊していった。今まで、戦争に参加しなかった日本が戦争に参加するようになった。国民に徴兵義務が課せられ、一定の年齢になった男性は全員自衛隊のような訓練を受ける。
そして、その訓練の先。聞いたこともないような国との戦争に派遣される。
誰もが、死なないでと祈りながら家族を見送った。だが、どこの家庭からも聞こえるのは泣き声ばかりだった。骨すら帰ってこない。名前だけが書かれて、ボロボロになった薄っぺらい認識票だけが渡される。
私も、泣きながら兄を見送った。死なないでと祈った。
でも、私の家族だけに奇跡が起こるなんてはずもなくて。
帰ってきた認識票になって帰ってきた兄を泣きながら抱きかかえた。国に恨み言のひとつでも言えたら、どんなに楽か。元の憲法に戻せって叫べたら。戦争反対って叫べたら。今、この国には基本的人権もなければ、表現の自由もない。
だから私は、東京まで新幹線に乗って行った。少し前に行った東京はどこもかしこも人で賑わっていて、誰もが楽しそうに過ごしていた。それなのに、今は国のお偉いさんの顔が映されたスクリーンがいくつも並んでいるだけで、楽しそうな気配はどこにもなかった。
私は防衛省まで歩いた。そこから出てくる大臣を殺せたら満足だった。だが、そんなに上手くいくはずもなく、警察官に声をかけられた私は手荷物検査されてしまった。そこで、中に隠していた包丁に気づかれて手錠をかけられた。パトカーに乗る瞬間まで、私は叫び続けた。
「お兄ちゃんを返せ! 戦争なんかやらない方がこの国は平和だった! お前たちみんな目先のものに目が眩んでいるんだよ! 絶対に帰ってこない家族を見送る国民の気持ちになってみろ、安全圏で笑ってんじゃねぇよ!」
お前らが戦って死んでこい。
最後の一言だけが言葉にならなかった。もう喉はつぶれて、私の未来も閉ざされた。
「平穏な日々」
毎日ごくごく普通に過ごしている。
特に困ったこともない。
でも不思議だなぁ。悩みがないと
かえって悩みとか問題を探そうとする。
平穏って訪れるんだろうか。
普通が一番ですよね〜!(●´~`●)❁⃘*.゚
前にも書いたけどやったぱり初めから期待せずにのんびりのんベラリン(?)生きていくことが大切だと個人的に思います❀(*´▽`*)❀
理想は穏やかな生活です、って言うくせに
いざ手に入れると退屈とか物足りないとか言って
刺激が欲しいなんて言うんだよ
結局どう足掻いたって満足感は得られない
人間ってほんとに無様で愚かで愛おしい生き物
#平穏な日常
平穏な日々
何かの標語に書かれてた
「登り坂
下り坂
まさか」
平穏な日々から突然、まさかの出来事で真っ逆さまに落ちて行き…平穏な日々のありがたさに気が付く… 今日も平穏な一日をありがとう!
300字小説
騒々しくも穏やかな日々
少女の肩に置いた少年の手を振り払う。
「ガキが一丁前に色情霊になってんじゃねぇ!!」
俺は少年……の霊の顔に金棒をぶち込んだ。
閻魔大王に頼まれて、鬼の俺が守護している少女は徳の高い坊さんの生まれ変わりらしい。まあ、そのオーラの眩いこと、野火の焔に蛾が誘き寄せられるように霊が寄ってくる。
「地縛霊なら大人しく地面に貼りついていろ!」
「浮遊出来んなら、とっとと閻魔大王の裁定を受けて来い!」
おかげで俺の鉄棒は休まることがない。
「のんびりとした良い日だなぁ」
自分の平穏な日常は俺の活躍だと知らない少女が、のほほんと空を見上げて笑う。
「……まあ、悪くないな」
悪霊を締め上げながら、俺も春霞の空に舞う桜を見上げた。
お題「平穏な日常」
「アンタなんて産まなきゃ良かった」
それが、お母さんの口癖です。わたしはお母さんが大好きだけど、この口癖はあまり好きではありません。
お母さんは、とても優しい人です。わたしが駄目な子だから、社会に出ても恥ずかしくないように躾けてくれます。何より、こんなわたしを今日まで育ててくれています。
だから、わたしが家事をするのも、バイトをして家にお金を入れるのも当然のことなのです。
みんなは、「それはおかしい」と言うけれど、わたしはおかしいなんて思いません。そんなことが言えるのは、みんなにはお父さんもお母さんもいるからです。
わたしにはお父さんがいません。わたしのせいで死にました。なので、わたしの家ではお父さんの話をめったにしません。お父さんの名前を出すと、お母さんは泣いてしまうのです。お母さんはわたしをよく殴るので痛いのには慣れました。でも、泣かれるとどうしていいのか分からなくなって、わたしも泣きたくなります。
でも、悪いのはわたしです。だから、わたしが泣くのはおかしいことなのです。
お母さんは、時々どこかへ行きます。たくさん字が書かれた手紙を置いて、どこかへ行きます。その字は下手くそで読めないのですが、きっと、わたしを心配する文が書かれているのでしょう。帰ってくると、お母さんはわたしをぶった後に抱きしめてくれます。きつく抱きしめてくれます。ぶたれた所が痛むけど、その時間、わたしは世界一幸福な子でした。
ある日、わたしはお母さんと久しぶりに遊びました。お母さんがお料理を教えてくれると言うので、台所に立つと、お母さんはわたしに包丁を向けました。お母さんは悪ふざけが好きなので、よくそういうことをするのです。
わたしは笑って、お母さんを突き飛ばしました。軽い力です、だって、遊びなんだから。本当です。けれど、お母さんはぐらりと倒れてしまいました。お母さんのお腹には、包丁が立っています。
「お母さん、大丈夫?」
お母さんは目を細めて、わたしを見ました。お母さんは何か言っていたけれど、それは聞こえませんでした。
お母さんは、お花に囲まれて目を閉じました。そして、ホコリよりも小さな灰と、両手に収まるほどの小さな小さな白い塊になりました。
わたしが悪い子だから、あの平穏は壊れてしまったのです。わたしが良い子だったら、お母さんも、ちっちゃな壺にならなかったのです。
わたしが壊したんです。
わたしは駄目な子です。
そんな悪い子のわたしを叱ってくれるお母さんも、もういません。
お題『平穏な日常』
ご飯がおいしいとか、友達と遊ぶとか、
彼が隣にいるとか、仕事をするとか、
楽しんだり、疲れたり、へこんだり、感動したり、
そんな平穏な日々は当たり前じゃない。
すべてのモノに、人に、
優しくしましょう。
毎日が難しくとも、思い出した日だけでも。
「 平穏な日常 」
3月。風はまだ冷たいが、陽射しは暖かい。
仄かな梅の花の香りは冬の終わりを告げ、
木々の隙間からうぐいすの歌が聞こえた。
ああ、もうじき春が来る。
春が来たら何をしよう?花の栞でも作ろうか。
心弾む春の予感。
平穏な日常の中の、少しの変化。
〈平穏な日常〉
平穏な日常。(二日目)
「おはよう!」と言って今日も同じ時間に起きて
同じ時間に家を出て同じ時間友達と話して同じ時間に帰って同じ時間に夜ご飯を食べて同じ時間にお風呂に入って同じ時間に寝るそれが僕のルーティーンだ。
だが時々思うことがある。
「(あれ…このままでいいのか…?このまま同じ時間生きて同じ時間に死ぬ。これじゃあ僕の存在価値はないんじゃないか…?)」と不安になる。母に聞いたそしたら
「何を言っているの?貴方は私の可愛い可愛い子供よ」と
僕は少し安心した。同じ時間同じ時を生きるこれこそが
幸せ。
「本当にそうなのか……?」
生きる。
今日も森が風にゆらされ森特有の音を奏でる。
今日も人間が違う人間と出会い人間特有の賑わいを奏でる。
今日も動物が森の中で出会い動物特有の賑わいをまた奏でる。
今日も今日もまた変わらない平和な日々がくる。
計画。
今日もまたゆっくりと過ごす。しなければいけない事を
放って置いてベット、ソファーに寝転んで心を落ち着かせてゆっくり過ごす。明日の朝は大変なことになっているだろうなぁと思いながらも目を閉じる。時に不安になる「俺は本当にこのままでいいのか?計画なんてたてなくていいのか?俺は俺は……何も出来ないまま死ぬのか…?」と意味のわからないことを思い後に思う。
「嗚呼…別に急がなくても良かったなまだ人生先は長いから」と急に冷静になる。本当に人はみんな違い思う事、人の価値観が違う。今日もこんな生き方で良かったのだろうか。
日常。
今日も母から言われる。「お前は何故出来ない?」と
母の機嫌を損ねたら一日中嫌味を言われてしまう。
母の指示通り動かなければまた嫌味を言われてしまう。
母の好み通りにしなければまた嫌な顔をされる。
母の愛を受け取らなければ何をされるか分からない
どうなってしまう…?どうなる?嫌味?愚痴?どれだ?
俺は母の指示通り動かないといけないのか?
ある日友達から言われた「〇〇のオカンめっちゃええオカンで俺のオカンと交換して欲しいわァ!」と俺は驚いた。
俺の母が羨ましい…?何故?何故…?嗚呼…内側を知っているのは俺だけだからか。
感じ方。
Aさんは「今日も平穏だね」といいました。
Bさんは「何を言っている?今日も悪徳な日じゃないか?」
といいました。何故AさんとBさんは違う意見を出したのでしょうか?
それはAさんはBさんではないしまたBさんはAさんじゃないからです。Aさんは小鳥が鳴いているのを見て平穏だと感じ反対方面から見ていたBさんは小鳥が違う鳥に食べられているのを見て平穏ではないなと思っただけで
人の見方によって世界は変わるんです。では少し批判されてしまうかもしれない例を出します。
女の人と男の人がいました男の人は女の人を殺しました。世界は勿論女の人が被害者だといいました。
ですがたまたま近くで見ていた少年は女の人が加害者だと言いました。それは世界は何も事情を知らずに事実を
批判しましたが少年は真実に基づいて女の人が加害者側だといいました。人は皆中身は見ずに外側を見るでしょう?それと同じです。平穏だと思う人もいるしいない人もいます。今日もまた意見が入れ違うが平穏な日々に変わりない。
(最後の言葉)
平穏……と言えば俺はだらだら生きて自分の好きな様に人生を削る、そんな感じですかねまた今日も最後まで見て頂き誠に感謝致します。それではまたの機会ございましたらよろしくお願い致します。
なんて読むか分からん、
やっと伸びました。
ありがとうございます。
古いドラマの様な
古い記憶の片隅を…
見ている様な気持ちが…
こんな…
どしゃ降り雨の日に
なぜ…
気持ちは逸るのか…
屋根の雨音が響き渡り
気持ちを駆けてく
キミが言った…
私の気持ちなんて…
全然わからないくせに…!
わかろうと知ってないくせに…!!
俺は…
俺はねぇ…
もう何も言えなくて…
ただ…
優しく包み込むように…
抱きしめた…
キミは突然…
表情を変えて…
悪戯な笑みで甘えてきた
俺の胸の古い傷を撫でながら
またキスをせかんできた…
触れたら壊れそう笑みで
せがむくせに…
ほんとは…
泣いてるいるくせに…
ねぇ…
どうしたら…
笑ってくれるんだい…?
俺が…
どんなに道化ても
キミは…
笑ってくれない…
ねぇ…
あの日の笑顔は…
何処に置いてきたの?
ねぇ…
取りに帰ろうよ…
ねぇ…
ふたりでさぁ…
もう…
泣かなくてもいいんだ
だって…
ふたりいつも隣にいるから…
もう泣かないで
俺がいるよ
隣にいるよ
………
若旦那 雨宿り
KREVA 春夏秋冬
いつまでも平穏な日々が続く訳では無いと思う。いつ災害が起こるかも分からない中だからおこった時平穏な日々ではなくなるかもしれない。平穏な日々が続いているうちに楽しんどかないとって感じもある。
平穏な日常
平和であることに感謝
いつもと同じであることは
当たり前ではないのだと…
きょうは余計に思う
色々失っても…
あるものやこれから
出会う奇跡に感謝して
過ごしたい
静かにゆっくりマイペースで
感謝しながら…平穏な日常を
送ります
ありがとうございます
平穏な日常
慣れすぎると忘れてしまう
何気ない日常が幸せなんだってこと
周りを見て、
幸せそうでいいな
私も幸せになりたいなって
もうここにあるのに
気づけなくなってしまう
でも、それも人間らしくて
いいなって思う
幸せになりたいなって
考えられること自体が
平穏だなって感じてしまう
平穏な日常が、ずっと続きますように。
普通の時間を大切にしなさいって大人は言うけど、それってかなり難しい。
だって、当たり前なのだから。
朝が来ることも、ご飯を食べることも、勉強することも、友達とはしゃぐことも、夜寝ることも。
特別なことは起きない。ただ普通の日々が流れていくだけ。
漫画みたいに突然超能力を手に入れたりしない。
初恋の人に再会することもないし、宇宙人も襲ってこない。
ゆったりと、のんびりと。
みんな普通に過ごしてて、普通に悩みがあって、普通に遊んで、食べて、寝て、目を覚まして。
でも、それこそが幸せなのだ。
わたしたちは弱いから、小さな波でも揺らぐ。
でもどこか強くて、雷に打たれても何でもない顔をしたりする。
けど時にはやっぱり休んだり、深呼吸したりして。
みんなの日常。
平穏な日常。
辛いこともあるけど、どこか優しい日常。
ずっと続くなんて保証はないけど、それでもそう祈りたいのだ。
神様。
どうかずっとこのまま、平穏な日常を消さないでください。
暖かな日
凍えそうな日
いつだって平穏と思えば平穏で
ただ、私の平穏は私のもの
誰にも分からないだろうね
《平穏な日常》