『寒さが身に染みて』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【寒さが身に染みて】
二ヶ月付き合った彼女にフラれた。
原因は俺が彼女の温もりを求めすぎたこと。
まだ早いかな、ってやんわり断られているにも関わらず、彼女がおっとりした性格なのをいいことに、ガンガン攻めすぎた。
だけど彼女がおっとりした性格なのは事実だが、言う時ははっきり言うタイプだということまでは知らなかった。
だから俺は、あなたみたいな人とは別れますとはっきり言われ、フラれたのだ。
一人で歩いて帰路につく。
冬の冷たい風が余計に心を寂しくする。
温もりを求めすぎた結果一人きりになり、寒さが身に染みて、苦しい。
「寒さが身に凍みて」
今日の午前4時の気温が-3度。
今年初のマイナス気温。
道理で寒さで起きる訳だ。
飼い猫も寒さで起きてしまい
ちょっとだけだよと電気ストーブを付けてあげた。
人間があたるよりも飼い猫の為に付ける。
飼い主も飼い猫も寒さが身に凍みて
夜の散歩
寒さが身に染みた
愛犬は楽しそうに
裸足で歩いてる
私は彼のポケットに
冷たい手を入れる
彼は、あたたかい手で
私の肩を抱いてくれた
幸せに気づいた
1月11日
【寒さが身に染みて】
あの時、君と過ごした
君の嘘だらけの約4年という時間の中で
傷つけられた心は今もまだ
癒えぬまま数年がすぎたよ。
名前、年齢、性別、過去。
あまりにも残酷な嘘ばっかだったね。
信じた私も大概にあほなんだけどね。
顔も声も知らなくても本当に大好きだった。
だからこそ未だに私は人間不信のまま。
傷ついた冷たい氷はまだ溶けない
きっとそれすらも私になってしまったから
これからも溶けないまま。
傷ついた心を背負って生きてくしかない
PS.辛いだけの悲しい冷たい思い出じゃないよ。
ちゃんと幸せな暖かい思い出もあるよ。
去年「こんなことあったね」って
初めて直接顔をみて話せたこと。
好きの種類は変わったけど
大切な人ってことに変わりはありません。
手の先、鼻の先、頬などが、あかく紅潮している。
寒さが身に染みて、ギュッと体を縮こめた。
すると、後ろから腕が私を大きく包み込んだ。
「どうしたの」
後ろに向かって投げかけると、
「寒いんかなあ思って。小動物みたいにギュッってしてたやん」
「うん、さぶい」
「はは、呂律もまわっとらんやんけ」
寒さも、悪いことだけではなさそうだ。
お題:寒さが身に染みて 2024/01/11
寒さが身に染みる。
それはまさしく今のことです。なかなかやって来ないバスを待っている今のこと。
今年は暖冬とは聞きますが、すっかりめっきり寒くなりました。
寒空の下でバスを待つのは結構辛いです。それなのに、この路線ときたら、時刻通りに来ないのは当たり前。下手すると、次の時間になってもやって来ない。この間は始発停留所だっていうのにバスがやって来なくて、全く訳がわかりませんでした。
まぁとにかく。寒くなったので、皆さんも体調には気を付けてくださいね。外出する時は温かくしていきましょう。
そしてバスは時間通りに来てください。頼むから。寒さが身に染みて、寒すぎて寒すぎてサムスになる前に。
……ごめんなさい。寒さでちょっとおかしくなったみたい。余計寒くしてしまいましたね、はい。
追記:電車もサイレント遅延するのやめて。お願いします、マジで。
『寒さが身に染みて』
雪が積もって肌寒い。
人肌が恋しい。
好きな人と一緒に時間を過ごして、
嫌なことを忘れて。くだらない話で盛り上がったりなんかして。そんな日々を過ごしたくなるのが
冬なんじゃないかと思う。
定時。仕事を終え、帰ることにする。
今日は、曇っていて、手が冷えた。
両手を重ねて、息を吹いて暖める。
「よう、帰りか?」
「うん。お疲れ様」
「お疲れさん」
君と軽く言葉を交わした。
私が寒そうにしてるのを見かねたのか、彼がカイロを差し出す。
「やるよ」
「でも……」
「俺は、平気だから」
「ありがとう」
厚意に甘えることにした。
カイロを受け取る時、少しだけ君の指に触れる。私と違って、暖かい手だった。
寒さが身にしみて身体も心も震える
こんな時に暖めてくれる人がいれば…
そんなこと考えても虚しくなるだけだから
自分だけは自分を抱きしめていきたい
ほんとに寒さが身にしみる時は
心のHPがギリギリのときなんだよ
だからうちであったかくして
フワフワのぬいぐるみ抱いたり
やわらかい毛布にくるまったり
また力が貯まるまで
自分に優しく優しくしてあげること
寒さが身に染みて
冬到来
寒さが身に染みて
冷たい手のひらが
冬を感じ
春の暖かさを
求める季節
なな🐶
2024年1月11日173
今日はいつもより寒く感じた。
心が緊張しているせいか、寒いからなのか分からないけど手が震える……。
未来を決めるのは怖いなぁ…。
「寒さが身に沁みて」
新潟市の中心部に 勤めることになって
マイカー通勤が 禁止になった
あれは30代のころ
電車とバスを乗り継いで出勤
夏は暑いし 冬はべらぼうに寒い
今まで車に助けられていたんだな…
夕方 吹雪の中 停留所で バスを待つ
わたしが何か悪いことしたか?
というくらい 地獄のように寒い
芯まで冷える とはこのことだ
その日 生まれて初めて ダウンを買った
かの子
#寒さが身に染みて
寒夜、静寂に抱かれる今
君の面影を追い涙を流す
今日の最低気温-21.9℃
寒さが身に染みすぎて痛い
お天気は、快晴☀️
寒さが身にしみて
貴方の暖かさを思い出す
次に会えるのは2年後
ずっと待ってるよ
でも、長いよ…
ー愛ー
君が自分のことを嫌いだって言うから
僕は泣いた
君にはいいところがたくさんあるのに
君は自分を認めてあげることができないこと
僕は知ってるよ
自分を認めるって難しいけど、
君が君を認めてあげれないなら
僕が君以上に君を認める
君が君を愛することができるように
君以上に僕が君を愛すんだ
だから、僕の愛だけは否定しないでくれ
「寒さが身に染みて」
冷たい
痛い
苦しい
辛い
彼処に行くと体が強ばる
体温が下がり凍えるように指先や足先が
紅く染まり、手を握たり開いたりしてみても
感覚がなくなる。
背筋が凍る思いで重たく感じられる戸を開ける
あぁ、これだ。
冷たい視線、拒絶するような顔、静まり返る空間
震えそうになる体をなんとか留めて私は1歩を踏み出す。
下を向いていよう。
自分の机までの距離がとても長く感じられた
机に座った時、思わず声が出そうだった
机の中が酷く荒らされていた。
あぁ、またこれか。
一瞬、驚いてしまったがいつもの事だった。
渡されるプリントはどこか破れていたり、くしゃくしゃになっている。
机の中にあったはずのプリントは床に落ち、踏みつけにされる
彼処に持っていく私のものは何処か汚れていく。
物を隠されたりもした。
机を離されたり、掃除の後、私の机だけ元に戻ってなかったり。
陰口、悪口なんて当たり前。
そんな中、放課後あの人達にトイレに呼び出された。
何かあるだろう事は分かりきっていた
それでも従ってしまうのは
後々どうなるか知っているからか、勇気がないからか、自分でもよく分からない。
トイレに着くと、何やら盛り上がっている様子の彼女達が私の存在に気づくとニヤニヤと不気味な笑顔を向けてきた。
何やら喋っている彼女達を置いて私は限界だった。恐怖、不安色んな気持ちが渦巻いてまた体が震えそうだった。
何より今は放課後。生徒は帰ってしまっただろうし、先生の見回りも部活後だろう。
部活もあるしは早く要件を済ませないといけない。そう思うと不思議と落ち着けた。
そんな私を置いてひとしきり話し終わったのか
彼女達が嘲笑っている中、私は状況を飲み込めずにいた。
どうしよう、恐怖のあまり彼女達の話しを聞いていなかった。
何をするのか、彼女の取り巻きの1人がバケツに水を組み始めた。
そんな取り巻きを置いて彼女が私に向き直り
トイレの個室に入って個室の鍵を閉め座るように言ってきた。
私は疑問に思いながらも個室の1つに入り
鍵を閉め、座ると外から聞こえてくる彼女達の声がよく聞こえて先の恐怖のばかりが募った。
しばらくして水を注ぎ終わったのかキュッと蛇口を閉める音がするとガタガタと別の音がする。
しばらくして、ガタンと音がすると体が一気に冷えていく感覚に襲われた。
思わず声を上げる。
水をかけられたのだ。
彼女達の笑い声が頭の中に響いてパニックだった。
そんな私を他所にパシャッという機械音が聞こえる。
思わず頭が真っ白になった。
しかもその機械音は上からしたのだ。
思わず上を見上げると隣の個室から顔を出しスマホを持って可笑しそうに、面白そうに、蔑むように電子音を響かせる。
あとから考えれば、なんでスマホを持ってきてるのかとか、どうやって覗いてるのかとか、聞きたいことも言いたいこともいっぱいあった。
でも、やられた事の絶望感で頭がいっぱいだった。
真冬の水は酷く冷たくて、それがまるで彼女達のようで心身ともに冷たさが刺さるように侵食していった。
寒さが身に染みて
入道雲が懐かしくて
刺さるくらいの快晴が欲しくて
寝苦しい夜が待ち遠しくて
長く感じてしまう
気づけば日が暮れるこの毎日が。
随分幸せになったと思う。
こんな悠長に
季節のことを考えられているのだから。
「今日寒くない?」
「寒いねー」
そんな会話が好きだった
そんな会話をしている冬が好きだった
そんな冬が先立ち
僕達は春に取り残される
「あぁ、寒いな」