『宝物』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
誰にも知られたくない
誰にも見られたくない。
自分にしかわからない良さ
それがわしの宝物
あなたは私の宝物
どうやって大事にすればいいのかな
みんなに自慢すればいいのかな
恐る恐る触ればいいのかな
傷つけないよう遠ざけておけばいいのかな
あなたは私の宝物
どうやって大事にすればいいのかな
「これあげる」
「あ、ありがとう」
「これもあげる、あとこれも」
「えっ」
「これとこれとこれもあげる」
「いやいや、こんな貰えないよ。君の大切なものだろ?それにとっても高価なものじゃないの?」
「大切なものじゃないよ。お父さんとお母さんが持ってくるから溜まっているの」
「それはご両親からのプレゼントじゃないか。大切にしないと」
「なんで?」
「なんでって、それは…」
「私の大切なものはこんなのじゃないと思うの」
「……?」
「ねえ、私の大切なものになってよ」
『宝物』
宝物
トゲトゲしたかっこいい石
お土産にもらったお菓子の袋
卒園式につけた造花の花
ポケモンのシール
幼稚園の先生の年賀状
息子の大事なものの箱に入っていたもの
大きくなってその箱を開けた時
なんでこんなもの?と思ったかしら
忘れてしまっているかもしれない
でもねその瞬間
あなたの宝物だったもの達
きっと大きくなるにつれ
大切なものは変わっていくことでしょう
それでもいい
その思い出を忘れしまっても
その瞬間はなによりも大事なものだった
何かを大事に思うその感情すら
あなたをつくる大事な欠片
今度はどんな素敵なものが
入るのかしらね
私の宝物は
あなたがその箱に色々と入れた時の
エピソードそのものです
かなで
オモチャ箱を見つけた。
小さい事大切にして、
そのままにしてた箱の中。
何の変哲もないリボン。
小さなキーホルダー。
偽物の宝石がいっぱい。
好きの記憶は変わらない。
今でも全てが「宝物」だ。
だからまた会う日まで。
変わらないでいて。
宝物
決して気づいていないだろう。
君の笑顔が私の宝物。
「宝物」
今日はキツネと仮想デートをする予定だった、
キツネは俺が学校の帰りにススキ畑で仲良くなった昔からいるキツネで人に化けて変身できた
憧れの女の子をデートに誘うためにキツネに女の子に変身して仮想デートというわけだ。
「なんだってワシがお前さんに付き合わんとイカン」「尻尾はしっかり隠しておけ」「オマエはデートを演じてくれればいいから報酬は払う」「わかったよ」キツネは憧れの立花さんに成っていた
「立花さんはそんな喋り方しないぞ」「ワシは知らんぞそんなこと」
俺はキツネと映画館に入った
今日観る映画は「初恋は宝物」恋愛映画だそれっぽくしといてくれ
「まかせておけ」「大丈夫かな」
俺の近くで女の子が話しかけてきた
「ねぇ君後藤君だよね」「た、た、立花さん!?」
映画で俺は本物の立花さん遭遇した。
『宝物』
宝物、それは私が
今まで見聞きした亊。
今日まで経験した亊。
それら全てが私の宝物。
失敗も成功も全部、私にとっての貴重な宝物。
君と出会った。
君と過ごした日々。
君がいること。
きっと君そのものが、
僕の宝物。
〜宝物〜
どう考えても、
おもいで。
しか思い浮かばなかった。
大事なものも写真もあるけれど
記憶とはまた違う
思い出。
と、よべるものを
繰り返し繰り返し
噛みしめることが出来れば
なんとかなる、かもしれない。
見守るしかできなかった
食べられず会話できず
文字も画像を見るのも辛くて
いつ病室を覗いても
目を閉じていた人の
表情が
時々和らいでいたのは
彼女は、それを持ってたからだな。
失くさないし
これからも
増えるかもしれない。思い出。
宝物。
最近似てると言われるようになった
わたしには、そうだ。
うん。
なんだか、ほっとする。
#宝物 2022.11.21
自分にとって
どんな 宝物だって
どんなに
大切な モノだとしても
他人には 違うかも知れない――
ある日の 雑誌の景品
組み立て式の 紙の玩具
僕は 作るのが勿体無く
宝物にして しまっていた
そして 数日後
買い物から かえって来た
僕の 目に入ったのは
楽しげに その組み立て式の
紙の玩具を 組み立てている あなたの姿
『やられた…』
僕はorz。力なくしゃがみこみ、
あなたに 怒る
あなたも 怒りだす
かくして
くだらない理由の
ケンカバトルの幕開けで、ある。
…結局、僕が謝り倒して 終結するんだがねw
――宝物。
僕にとっては あなたとのやりとり
あなたと 過ごせた時間、日々。
もう2度と 戻り得ぬ日々
それを
僕の 心の宝箱に納め
ふたを 閉められるのは
あなたを『過ぎ去った過去の人』として
僕の心が 処理するのは
一体 何年かかるのだろうか
―――あなたを 完全に心の片隅に追いやり
――――――忘れるまで。
でも。
僕はしっつこい性格だから
一生忘れないかもなw
#宝物
子供の頃読んだ絵本。見なくてもセリフを覚えている。散歩に行くように、紛れる事ができる場所がそこにある。
夢を見た
家に帰るために
暗い道を走っていた
初めて見る場所で
ウロウロと迷いながら
どうにか家に帰ろうとした
そのうち明るい街並みも見えたが
そっちには行かずに暗い道を
ただただ進んだ
友達が楽しそうにしてても
心地よい笑い声が聞こえても
私は暗い道を選んだ
家族という宝物の方が大切だもの
宝物
宝物というと、何を想像しますか。
宝石の山?
それとも、古の海賊が遺したという宝の山?
私は、とても欲張りだから、人かな。
自分に優しい人や叱ってくれる人や思ってくれる
家族や友人やライバルが、すごく大事。
私の宝物。
今まで、生きて、側でずっと見守ってきてくれて、ありがとう。
私の宝物は
あなたの笑顔
とびっきりの笑顔
たまらないね
《宝物》
わたしのたからもの
“もの”じゃないんだけど
君が歌ってくれた「紫苑」
Saucy Dogの中でこの曲が1番好き
って言ったら
録音していいよ
って言ってくれた
未練がましいこの曲が
今の私にマッチしているような気がして
君がこの曲だけを録音していいよ
って言ってくれた理由を探して
今日も君の「紫苑」を聴いているの
《紫苑》花言葉:追憶、君を忘れない
あなたのために
作ったみたい
そう渡されたのは
押し花の栞
直接渡してこない所も含めて
君の気持ちが伝わってくる
僕の大切な宝物
#宝物
君だけが僕の心を導くよ
輝く笑みと永遠の身と
何時までも変わらぬ姿とどめてる
僕だけじゃない宝物だね
子どものころの宝物は
クッキーの缶の中に
大切にしまってあった
でも、今は
缶の中には収まらないものばかり
一番の宝物はナニ?
なんだろう
考えたこと無かった
あなたの宝物は?
指輪 時計 バッグ スニーカー
ペット 家 パートナー 子ども
健康
一番はなんだろう
『宝物』
宝物か
陳腐な言葉だよ
きらいだね私は
宝という字を見てみりゃいい
玉という字の上に蓋があるだろう
大事に大事に仕舞い込めというのさ
そして壊れやしないか、盗まれやしないか
心配し続けろとさ
えい 馬鹿馬鹿しい
思い出が宝物というなら
認知症になるかもよ
自分の子が宝物だというなら
縁を切りたいと言われるかもよ
地震と火事がいっぺんに起こって
全部灰になるかもよ
その時どうする
泣き喚くのか
打ちひしがれるのか
痛いほど愛しいそれらのものに
もう二度と触れることができなくなったとき
そのときになってようやく気づくのか
本当に大切なものこそ
自分のものではなかったんだと
それとも
また何か別の
執着するに値するものを見つけて
その上にどっかり尻を据えるのか
それとも経験こそ宝物だとかいう
あの屁理屈を捏ね回すのか
なんでもいいさ
好きにするがいいさ
私は大切なものこそ手放して
両手を自由にしておくよ
心から愛しいものに向かって
さようならと手を振るために