『天気の話なんてどうだっていいんだ。僕が話したいことは、』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【天気の話なんてどうだっていいんだ。僕が話したいことは、】
「明日は晴れだって」
君が笑う。
「そうなんだ。よかった」
相槌を打ちながら、僕は全然別のことを考える。
君と話したいのは天気のことじゃない。
僕たちの明日のことなんだ。
すると君は言った。
まるで僕の心を見透かしたみたいに。
「ねえ、こうして一年後も、十年後も、二人でお天気の話とかしていたいね」
「えっ、それってどういう……」
言いかけた僕の唇に君の人差し指が触れる。
「わかんないの?」
いたずらな微笑み。
ああ、もう。君には敵わない。
きっと一年後も、十年後も、ずっと。
「ねぇ、あn___」
「今日は空が晴れてるね」
僕の話を遮って、彼は当たり障りのないはなしをしだす。
「雲が1つもないね」
違う、天気の話はどうでもいいんだよ。僕が話したいことは、…
「…………逃げないで」
「ん?どういうこと?」
意味が分かってない、という様なバレバレの素振りを見せる彼。
「現実から目を背けないで。分かってるでしょ?」
「………」
「天気の話なんかどうでもいい。そろそろやめてよ、猫かぶるの」
「…チッ」
もう無理だと思ったのか、ついに化けの皮がはがれる。
「お前が悪いんだよ。全部全部全部全部!!!」
「なにが?」
「黙れ!知ってるくせに!!!!!」
「違う。君は人間を怖がってるだけだ。僕は誤解を解こうとしてるだけ…」
「どうみても煽ってただろ!!」
「お願い僕の話を、」
「うるっせぇんだよ!!!ウゴイタラコロス!」
急にカタコトになったと思うと、いつの間にか人間の彼の姿は消え、変わりに獣の様な見た目をした彼がいた。
「……」
「イチイチオレノイウコトニクチヲダスナ!」
「随分と日本語が上手くなったね」
「ハ?」
「…ごめん。僕が悪かった。これからは何も言わない」
「…………ワカレば言い。」
しゅるしゅると背が縮み、人間の姿に戻っていた。
「でもこれだけは聞いて。…その、僕とこれからも友達でいて?」
「はっ。…まぁいいけど?この生活も悪くないし」
僕達は握手をして、また歩きだした。
#天気の話だってどうでもいいんだ。僕が話したいことは、
「彼」=人間に化けれる獣。語り手に助けて貰ったらしい。
語り手=人間。このような事を毎日のようにしているので、なれてきている。
『天気の話なんてどうだっていいんだ。僕が話したいことは、』
「天気の話なんてどうだっていいんだ。僕が話したいことは、僕たちの未来についてなんだ。」
彼女は訝しげな顔で「「どうだっていい。」は、ないでしょ。」と小さく呟いた。
「ごめん、でも、大事な事だから、聞いて欲しい。」
僕たちは行き先を変えるべきだ。
そんなに海外に拘る必要もないし、国内だって素敵な旅は出来るはずだよ。
新婚旅行だからって、海外にすることないだろ?
それに、台風らしいじゃないか。
「そうね、その通りよ。だから天気の話をしていたのよ。あなたは、わたしの話を何も聞いていないのね。」
(お題、難しいよ…)
離婚する気も根性もないくせに他に手出す既婚について
中2
天気の話なんてどうだっていいんだ、
私が話したいことは、
周りの男子から 怖い とか 暴力団のリーダー
とか、言われてイラついていることだ!ಠωಠ
ぶっちゃけ、男子を殴ったり、
暴言吐いたりしていない、
(・・?なぜ、、、(?_?)、、、、なぜ、、、、
私が話したいこと。
「見て、今日雨やばくない?」
僕の家で遊んでいた友達は、急に振り始めた雨を見て言った。
「そうだな…」
「…?元気ないね〜、なんかあったの?」
「いや、なにも」
僕は自分の椅子に座り、友達は僕のベットの上に座り、話していた。
「そう....」
「まっ、別にど〜でもいいけどね!」
「あっそ」
変わらない会話、雨の日は大抵昔の話になっている。
不思議と会話がそっちの方向へ走る。
僕にも友達にもわからない。
だか、この空間は何よりも楽しい。
お互いにそう感じていた。
不思議と弾む会話にあんなに嫌っていた事も忘れ楽しんでしまう僕がいた。
何故だろう。
話していると、また話が振り出しに戻った。
「止まないね、早くやまないかなぁ!」
「ねぇ....」
「そうだ!もしこの雨が止んだらさ、前から行こうとしてた場所行こうよ!」
まただ、また、そらされた。
さっきも、なにかしら言おうとすると話をそらしてきて
喋らせようとしないようにしている。
「はーやーくー!止まないかなぁー!ねっ!○○!」
「...そうだな、○○」
なんで、話をそらそうとすんだよ。
天気の話じゃなくて、僕が話したいことは..........。
# 19
「そんなことを言ってるんじゃないんだ」私は電話の向こうの、ジャックに対って声を荒らげた。
「天気の話しを言ってるんじゃないんだ。そんなことはどうだっていいんだ」受話機を持つ手に力が入る、
「じゃあ何なんだ、君が危惧しているのは、ウィリアム」
天気の話なんてどうだっていいんだ。僕が話したいことは、
「君の、最後の言葉がなんだったか――だよ」
どんよりとした分厚い灰色の雲から、大粒の雨が降り注ぐ。蝙蝠のように黒い傘を叩いて滑り、墓石や土の地面に落ちていく。
何時間、そうしていたかも覚えていない。傘と同じ色のズボンの裾は濡れて重くなり、靴の中も雨水が入り込んでいる。気持ちが悪い、今すぐ家に帰って冷え切った体を、温かいシャワーでいたわりたい。
そう思うのに指一つ動かない、傘の柄をきつく掴んだ手は氷のように固まってしまった。
「なぁ、きみは最後になんて言ったんだ」
死ぬ直前。真っ白で統一された病室で電子音が響く中、呼吸器をつけた彼女は虚ろな目で、こちらを見ていた。ベッドに力なく横たわる身体は枯れ枝のごとく弱々しく痩せていて、見ているだけで痛々しい。
乾いた、かさかさの唇を何度も動かして訴える。しかし彼女の喉は機能してなかった。声はなく、もはや呼吸音すらか細い。もう死ぬのだといやでも分かった。
彼女の母親がしきりに彼女の手を揉み、頬を擦りよせた。泣きながら話しかけていたが、彼女の意識はどうでもいいクラスメイトである自分に向いていた。
場違いな自分が呼ばれた理由も不明で、ただ見つめ返す。彼女は何度も口を開く。何度も、何度も、何度も。
やがて力尽きた彼女は目を閉じる。唇の動きも鈍くなり、
「――」
彼女の死を、電子音があっけなく教えた。
「なんて、いったんだよ」
彼女が元気なとき、いつも天気の話からしてきた。多分話題が思いつかないのかもしれなかった。それでも話しかけてきた理由すら、知らない。そういえば。
死に際、彼女の目線は窓の外に一瞬だけ向けられた。いつものように、天気を確認するみたいに。そして「今日は雨だね」と笑いかけたりする。
彼女は、他にも、何か日常で言ってなかったか。
「ねぇ今日は雨だね」
「曇だね、肌寒い」
「雪だよ! 寒いけどきれいだね」
「晴れたねぇ、熱中症には気をつけて」
「ねぇ、今度、雪が降ったら」
降ったら?
伝えたいことあるんだよ。
「……あぁそうか」
傘をたたんで、雨に濡れる。死んだ日、雨が降っていた。雪ではない。彼女が求めていた天気では、なかった。
――ゆきじゃない、ざんねん、だね。
言われてないのに、声が再生される。
なぁ。天気の話なんてどうだっていいんだ、僕が話したいことは。
きみの、伝えたいこと、だったんだよ。
例えばさ、とても暑い日は薄着になるよね
それでも暑いと、どうしても汗をかくよね
そしてたくさん汗をかいたら……透けるよね?
そしてさ、汗で透けるのなら
少量の水がかかっても……透けるよね?
殴りつけるように水がかかれば、当然、至極当たり前のように透けるよね?
踊りたくなっちゃうね。
でもさ、電気に当たってビリッとしても……透けるよね?
これはまた違うと思うんだ。
違う話だけど、強い風に襲われたら、ふわっとするよね?
短い人なんて……特にね?
もう、ガッツポーズだよね
一番許せないのはさ、とても寒いときだよね。
みんなガードが固くなるから、僕らの敵だと思うんだ。
思いつく限りの罵声をこれでもかと小一時間叫んでやりたくなるよね。違うかい?
うん、まぁ……だから何?って言われたらそれまでなんだけど
つまりはそういうことなんだ。
お題」天気の話なんてどうだっていいんだ。僕が話したいことは、」
「あ、お…おはよう!!」
『……おはよう…』
僕に急に挨拶をされて、君は少し戸惑った
「………えっと、」
言うんだ。勇気を出して、言うんだ。
「……あ、今日……さ…」
『……?』
「今日…ご、午後から晴れるらしいよ!」
『……そう』
ばかばかばか!!!!!!僕は何言ってるんだ!!
そんな話はどうだっていいんだ!!
「……あのさ」
『…え?』
僕が君に話したいことは………
「……今日、放課後空いてる?」
「君に伝えたい事があるんだ」
ー天気の話なんてどうだっていいんだ。僕が話したいことは、ー
おそらキレイ。でも、それはどうだってよくて。ぼくにとってだいじなのは、きみがだれなのかってこと。
「おまえの未来の恋人」だって、その人はいった。
こいびとってなあに?
「全ての例外」なんだって。よくわかんない。
たいせつな人?
「そうだ」
たいせつな人。ぼくが、家ぞくじゃない人をたいせつにおもうときがくるんだ。
それは、なんだか、すごいことのようなきがする。
「天気の話なんてどうだっていいんだ。僕が話したいことは、」
明日の僕は生きているのかな…。
毎日泣いてばかりの僕は明日も泣きながら生きているのかな、。
天気の話は僕がいなくなっても話せることだよね...。
雨が降りそうだ。
ほら、また憂鬱そうに窓を見る。
目が合えば、おどけたように笑うだろう。
「そろそろ梅雨だな。」
目も合わさず、呟いてみた。
「長いかな。」
静かな声が返ってきた。
「俺は好きかな。」
「物好き。」
降り出した雨音が、鼓膜を微かに震わせていく。
天気の話なんてどうだっていいんだ。僕が話したいことは、そのTシャツについてだ。
そんなTシャツどこに売ってるっていうんだ。なんでそれを買ってしまったんだ。それ、値札だろ? しかも半額シール付きって、売れ残った弁当じゃないんだから。
誰がそんなTシャツの奴の隣に立ちたいと思うんだよ。え、待ち合わせでわかりやすいように?
そんな奴に誰が近づきたいってんだ。僕だってごめんだよ。だから間違っても来週のデートには着て行くなよ? 絶対だからな。絶対に!
今日のそちらの空はどうですか。こちらの天気は良好です。
当たり障りの無い挨拶で書き出した手紙を、失敗作だと破って捨てた。ちょうど明日はごみ収集日だった。
今日は日差しが心地良いです。君と初めて会った日を思い出します。
思い出を綴ってやっと書き上げた短い手紙を、紙飛行機にして窓から飛ばした。行方は見届けていない。
今日は朝から雨が降っています。君が居なくなった日を思い出します。
続きの言葉が浮かばなかった短い手紙を、君との最後の思い出の場所で火に焼べた。灰は湿った風に吹かれて空に舞った。
別に天気の話がしたいわけじゃないのだけれど、手紙の書き出しにはこういう挨拶が付き物かと思って。
雲の上は、いつも晴れているのでしょうか?
雲の下の僕はいつまでも、君の居る空に想い綴っています。
天気の話なんてどうだっていいの。わたしの話したいのは、大事な時に逃げるあなたのその態度よ。よそのお爺さんがわが家の庭に犬を放した時よ。私はその犬に噛まれそうだった。なのにあなたは黙って見ていた。お爺さんは自分で犬のリードを外したの見てたでしょう!
ざあざあ雨だ。そんな事を考えながら、折り畳み傘をゆったりと取り出す。髪が湿気で纏わりつき、それが苛つきを増幅させていた。雨は嫌いだ。かと言って、晴れが好きな訳でもない。涼しい時の晴れはすきだけれど、暑い晴れは嫌いである。
休日のバス停にて。
「 …はあ、 」
溜息が漏れる。それにしても、この雨は想定していなかった。雨が降る事は知っていたものの、ここまで降るとは……と言った感じだ。背後から気配がして、反射的に振り返る。そこには見知った、世界で一番絶対に会いたくない顔があった。
「あ」
「…あ、」
ひとつ遅れて相手があ、と返す。気まずい気まずい気まずい気まずい気まずい。
「あ、カサキ、…久しぶり?」
「…ひさしぶりだね、小学生以来かな」
「あの、かさき、」
「今日天気悪いよね、傘持ってるの?」
「う、うん、それよりさ、」
「あぁ、雨って嫌だよね」
あの事は絶対に思い出したくない。
「雨ってさ────」
「天気の話なんてどうだっていいんだ !!僕が話したいことは、っ」
「…もういいよ」
ゆるしてあげる、許してあげるから。
「もう、何も言わないでいいよ」
バスが来た。そのまま「さよなら」とだけ告げて、そいつとはもうおさらばだ。バスに乗り、雨により濡れている窓枠から見たそいつの顔は歪んでいた。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
御久しぶりの刺咲 絞憂です。
テーマが長くてビビりましたねぇ。
僕は、人見知りだから
いつも天気の話ばかり。
それくらいしか出来ないんだ。
その所為で、天気が好きだと思われたのか、
たまに話し相手になってくれる彼女も
天気の話しかしない。
でも、今日は、天気の話じゃないものをしに来たんだ。
手汗を握り、言った。
「君のことが好きなんだよ。」
お題 : 天気の話なんてどうだっていいんだ。僕が話したいことは、 #7
天気のことなんてどうでも良いんだ。だって皆,同じ青空の下にいるんだから。
ただ、僕が言いたいことは、、、
「なに?今スマホ見てるんだけど」
、、、君に聞いてもらうには,その狭い世界に行かないと行けないの?目の前の景色をみてよ
『#何これ切ない』『#君の笑顔は前の方が素敵だった』『#世界が変わったのか君が変わったのか』
天気の話なんてどうでもいいんだ。私が話したい
ことは、どうしてタカシに彼女ができたのかだ。