『天気の話なんてどうだっていいんだ。僕が話したいことは、』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「雨だねー」
「そうだね」
時刻は四時半、雨に降られる下駄箱で。彼女は、僕にそう笑いかける。
「このままじゃあ、流石に傘があってもびしょ濡れだね」
「まあ、ないんだけどね?」
いや、本当はあった『はず』だった。視線の先には、空っぽの傘立て。念のためにとそこに傘を立てておいたはずなのに、いざ使おうとしたら誰かが持っていっていた、というなかなかに残念な状況。
「あはは、ごめんごめん。そこの話は置いとくよ。で、だ。これだけ降ってると、帰り道とか危ないよねー」
「川とか?」
その言葉に、彼女は首を横に振って真面目な顔で答える。
「水たまりと、トラック」
……それは、そうだけども。
「あ、今絶対『違う、そうじゃない』って思ったよね?」
楽しそうに、彼女は言う。
「まあ、思ったよ?」
やっぱり。そう彼女は呟いて、僕の背中を勢いよく叩く。
「て言うか、この雨がいつまで続くのかの方を気にした方がいいと思うんだけど」
あと、叩かれた背中がものすごく痛い。
「んー、多分あと三十分ぐらいかなー」
「分かるの?」
僕の言葉に、彼女は大きくうなずく。
「西の方が少し明るくなってるし、向こうの山の方もはっきり見えてきたから、多分だけど」
「……すごいね」
思わず僕はそう呟く。それを聞いて、彼女は胸を張る。そんな何でもない、放課後の話。けれど、本当は。
天気の話なんてどうだっていいんだ。僕が話したいことは、ただ、「ありがとう」って伝えたいだけ。こんな風に、何でもない話をしてくれていることに。
「時々」
あの頃はまだ知らなかったことも
今ならもう理解できるようになった
あの涙も笑う顔が強がりだったことも
その全部に意味があったんだね
明日が来ることがあたりまえだと思っていた
未来なんて誰にも分からないから夢という言葉に隠してた
過ぎていく昨日はもう今日に変わって時に埋もれていくのに
変わらない想いだけが虚しく胸の中に漂う
春の陽気に希望を持ち 夏の芽吹きは別れを告げて
秋の切ない空を仰いで 冬の風に眠る世界
いくつ拾って捨てたのだろう
そうやって時々は泣いたり前を向いてきたよ
どう足掻いても逃れられない不安も
いつの間にか過去に変わり
振り向けばただの思い出になってた
今なら分かるよ
限りある僕は人だから永遠に続く世界の中で
拾うもの一つ一つが宝物なんだ
この瞬間の空の青さも 風に舞うひとひらの桜も
暑さの中に蠢く生命も 不意に見上げた白い雪も
何気ないモノ全てがあたりまえ過ぎて
時々は見落としてしまうこともあるけど
何より愛おしいモノだから
そうだから
ありがとう ありがとう…
《天気の話なんてどうだっていいんだ。僕が話したいことは、》
今日は5月最後、
日がそろそろ落ちかけている。
この日が上る頃にはもう6月がやってくる。
6月は雨が多く五月雨なんて言葉もあるの梅雨は大体6月に気象庁が梅雨入りを発表する。
なのに、梅雨入りを発表したにもかかわらずどうして雨が降らないの?
下手すれば7.8月に大雨がやってくる。
そろそろ7.8月の雨に何かしらの名前を付けて見てはどうだろうか?
みんな混乱するか?
春雨とか付けてみるか?はるさめ良いかもな、
7.8月は夏に入るし春雨を文字って夏雨で、なつさめとかどうか?
と言うことで、
僕が想う天気の話よりも話したいことは7.8月に降る豪雨に名前を付けてみませんか?と言う事だ。
僕が知らないだけで名前が付いていたらすまんが。
天気の話はどうだっていいんだ。僕が話したいことは、
離れている奧さんと再会をして、
また一緒に暮らしていきたい。
そう心の中で何度も呟いた。
出逢った頃を懐かしく思えるよ。
あの花の名前を今でも忘れずにいる。
もう一度出逢えたら、
そう、一緒に写真を撮って、
焼きそばでも作って、
一緒にアウトドアを楽しみたい。
あの思い出のある丘で、二人で座って昔の思い出を語るんだ。
私は 僕 ではないけれど、
どうか、目の前にある幸せを大切にしてください。
そう、僕に伝えたい。
お題 天気の話なんでどうだっていいんだ。
僕が話したいことは、
いつもこの時間に君は空を見て
天気の話を僕にしてくれる
君と話せることは嬉しいけど
僕が話したいのはまだ知らない君の事
美しい君を見つめながら
毎日新しい君を知って行きたい
「天使の話なんてどうでもいいんだ。僕が話したいことは、」
ある日、僕の目の前に天使が現れた。
天使は僕にこんなことを言った。
「あなたは今日の午後5:00に死んでしまいます。ここで死んでしまったらあなたは天国に行けません。私達はあなたを天使に受け入れてるために運命を変えたいと考えております。
あなたが天使になるかどうかはあなたがお決めください。」
天使はそう言い残し消えてしまった。
僕は、確かに助言通り、5:00に死んでしまった。
僕は運命は変えなかった。いや、変えれなかった。
運命というのは、どんな者でも、神であっても、用意には変えてはいけない者なのだ。
僕は......あの天使にも、他の人にもこんなことを伝えたかったのだ。
天気の話しなんて、どうだっていいんだ。僕が話したい事は。
天気の話しも
好きだけど
本当に僕が
話したい事は。
君が好きだと
言う事。
天気の話なんてどうでもいいんだ。僕が話したいことは、こんな暑い日に体育があるってことなんだ!
こんな暑い日に体育なんてやったらただでさえ半袖で嫌なのにどこもかしこも焼けるだろう。
汗かくだろう。
まあ、でも体育があるのは仕方がない。
でもこんな暑い日に体育なんてやらせないでくれ。
走らせないでくれ。
体育が苦手な僕にとっては体育は地獄でしかないんだ!
ああー、明日も体育があるー!!
地獄だー。
でも何もできない僕にはやめてくれなんて言えやしない。
とりあえず明日も補強運動の馬跳びちょっとでもできるように頑張ろー笑笑
いつもとは違って明るく書いてみました!
確かにー!!
僕も私も同じこと考えたことあるー
って方はハート♥️お願いします!
「きみといると雨ばっかりだ」
僕は呟いた。雫に打ち付けられながら見上げた空は雨模様。薄暗く曇って太陽を遮る。太陽のようだった彼女を直視しない、そんな僕を笑っているみたいだった。
「初めてのデートも雨だった。次もその次も、ずーっと雨。梅雨でもないのに雨なんだ。気が滅入るよなぁ全く」
初デート、どれくらい前だっただろう。忘れちゃったなあ。それでも僕は彼女と出かけるのが好きだった。傘をさして歩くのが、びしょ濡れになって笑うのが、子供に戻れたみたいで嬉しかった。そんなことしたことなかったから。
嬉しかったなぁ。僕ときみが出かける時にはあんまりにも雨が降るものだから、そのうち家で会おうなんて言われるかと思ったものだ。僕は家が好きじゃない。少なくとも人様に見せられる家じゃない。
だから嬉しかったんだけど。
「…ああ、いや。天気なんてどうでもいいんだ。僕が本当に話したいのはそんなんじゃなくて」
どこで間違ったんだろう。
僕は雲がかった心をそのままに呟いた。ぼんやりしていて自分の気持ちがわからない。本当にこんなことあるんだなぁと思うその感覚すらも、どこか遠い場所で起きたことのようだ。
「ねえ、どう思う?」
彼女は答えない。
僕は彼女の手のひらに自分のそれを重ねた。冷たい手のひらだった。馴染んだ温度にほっと息をつく。僕の手の甲に雨が打ち付ける。
「ははは、僕が悪かったのかな?」
彼女は答えない。
ぼんやり、生気のない瞳が僕を見上げる。よく見る目だった。前に付き合っていた彼女もこうだった。
「僕はきみを愛してなんかなかったのか?」
彼女は答えない。
そんなの愛じゃない、そう叫ばれたことがあった。何番目の女の子だっけ。忘れちゃったなあ。きみと付き合っているのが楽しくて、忘れていた。
「きみはどう?」
彼女は答えない。
返ってくるのは無言だけ。ああ死んじゃったか。
僕はまた空を見上げた。彼女に散らばった鮮明な赤と黒い赤、赤赤赤、それから目を逸らして空を見上げる。この赤色をどうか洗い流してはくれないか。そんなことをぼんやり願って呟いた。僕は手のひらにナイフを握って笑っていた。
「きみといると雨ばっかりだ」
都合がよかったよ。
僕の匂いも気にならないもんな。
5.31 『天気の話なんてどうだっていいんだ。僕が話したいことは、』
「いいお天気ですね。」
「あぁ、そんな警戒しないで。キャッチとかナンパとか、マルチとかじゃないから。」
「そうそう、リラックスして。大丈夫。」
「僕が君に声をかけたのはですね…お迎えにあがったからです。」
「さぁ、僕のこの手を取って。いつまでもそんな薄暗いとこにいちゃ駄目です。嫌な気分が増しちゃうから。さぁ、この手をどうぞ。」
「今までお疲れ様でした。お迎えにくるのが遅くなって本当にごめんなさい。これでも急いで来たほうなんですけどね。お上が色々とまぁ、五月蠅くて。やれ書類が足りないだの、ハンコが押されてないだの。小姑のようですよ、まったく。」
「愚痴ってしまいました。どうか、この事は内密に。ふふ、お願いますね。」
「これから行くところですか。まずは、乗り物に一緒に乗りましょう。そしたら、ちょいと面倒な手続きがありますが、その後はこちらにお任せください。」
「あぁ、申し遅れました。私、死神です。」
天気の話なんてどうでもいいんだ。僕が話したいことは、全然違う。なぜ話をそらすんだ。君は一体何を恐れているんだ。なんてこと言えるはずない。着をが立ち上がってフェンスに近づいたときに分かった。あぁ、僕はいつもいつも失ってばかりなのにまた失うのか。どうか僕の手をとってはくれませんか?そんなことを言う勇気はない。君が傷つくことになるのならそのまま。君の笑顔を散らしてくれ。
君を見る度に胸が踊る。
それは紛れもなく恋
僕は君を見る度に胸が痛い
嫉妬に渦巻いた独占欲
楽しそうに笑う君をみるだけで幸せだ
安心できる人 信頼できる人
君は僕の女神。
だからね、僕は君を愛している。
薄っぺらい言葉で申し訳無いね。
まだ笑う君の笑顔が大好きだ。
天気の話なんてどうだっていいんだ。僕が話したいことは、
君は、何時だって屈託なく話しかけてくれる。
晴れの日も、曇の日も、雨の日も。
「今日は、よく降りますねぇ」
なんて、おどけた調子で。
「前線が停滞してるからね。こっちは梅雨がないなんてよく言うけど、近年はこんなことが多いよね」
つい、理屈っぽく返してしまう。
「本当に詳しいなぁ」
一応、気象予報士に憧れがあるオタクだからね。
じゃあ、君は何に興味があるの?
どうして毎日、こんな僕に声をかけてくれて。
とりとめのない天気のうんちくを聞いてくれているの?
僕は…
確かに、天気のことは大好きだ。
だけど、最近はそれだけじゃない。
話しかけてくれる君のことが、
気になって気になって仕方がないんだ。
だけど…
そんなこと、とても言い出せなくて。
今日も他愛のない天気の話で一日が過ぎていくんだ。
天使って、ぶっちゃけ、ただの言い伝えだよね。
なんか、すごいことしてそうなイメージだけど、なんか、よくわかんないから、ちょっと怖いな〜。
私ね、わからないことってすっごく怖いことだと思ってるんだよね。
あ、ごめんごめん。天使の話だったね。
うんうん、それで?
へぇ~、そうなんだ~。
あ、そういえばさ、この前のドラマ見た?
めっちゃ面白かったよね〜笑
え?あ~、うんうん。天使ね(苦笑い)
…………。
あのさ、私、その話より、もっとおもしろい話題があるとおもうんだけど。
え?天使以外に話題を持ち合わせてない?
まじかぁ、笑笑笑笑笑笑笑笑
じゃあ、これからいろんな話題で盛り上がればいいじゃん。
そう、(僕みたいな)天使の話じゃなくてね。
天気の話より大事なことって何だろう?
人見知りとかだったら雑談が苦手だから天気の話から入ったりするよね。
天気の話より大事ってことは本当に自分の好きなことを伝えたいと思ったときじゃないかな。
例えば昨日カープが勝ったとか。
「天気の話なんてどうでもいいんだ。僕が話したいことは」
この世には人にすんなり馴染める人、愛される人っていうのがいて、反対にどう頑張っても疎外感に苛まれたり大勢の場に馴染み辛い人っている。
仕方ないよね、親ガチャ子ガチャ性格ガチャ。
選んで生まれて来れるわけじゃないもの。
ただ大多数に馴染めない異質なものを排除する心の動きってある。
イルカにだってあるそうだ。
そういう人格をどう扱うかが今後の日本に大事なことだと思うんだよ。
排除したものが追い詰められて牙を剥くのは歴史も証明しているだろう?
繰り返すけど今日は天気の話なんてほんとにどうでもいいんだ。
人間の本能的な心の動きに逆らっていかなければ今後の日本は良くならないってことさ。
ああ、長くなってしまったね……
お題︰天気の話なんてどうだっていいんだ。僕が話したいことは、
天気の話なんてどうだっていいんだ。僕が話したいことは、はなしたいことは。
「……明日は冷えるみたいだよ。紅茶、何がいいかな」
不確定な未来の話で、問題から目を背けること。
どうだっていいんだ。どうだって、生きているならそれで。不確定な明日を話して、それで。
僕は君の枷になりたい。
天気の話なんてどうだっていいんだ。僕が話したいことは、
月がきれいですね
死んでもいいわ
…………ではなく、
I love youといいたいものですね
「今日はいい天気だね。」
そう言ってニコリと可愛い笑顔をこちらに向ける君。
「そうだね」今から話すこととは真逆の天気。
「あのさ、「こんな天気でも明日の天気、変わるんだって。」そう・・・なんだ・・。」
僕が話そうとすると天気の話を引っ張る君。おそらく、どんな話をされるのか気がついているのだろう。でも、いつまでも天気の話に付き合ってる暇はない。
「話があるから聞いてほしいんだ。」
「・・・わかった。」
ついに来たか。とでもいいたげな君をまっすぐ見つめる。
「 」
外は、大雨だった。
君はいつも天気の話をする
「今日は晴れだね。晴れと言えばさ」
君と話すのはとても好きだけど
天気の話は正直つまんない
「ねぇ聞いてる?」
君は僕の顔を覗き込む
綺麗な瞳に吸い込まれそうになる
君はニコッと笑う
こんなおちゃめなところが好き
でもさ
「僕の話も聞いてよ」
君は不思議そうにこちらに顔を向ける
「何?」
僕が話したいのは
君なんだ
「え?」
あぁホント鈍感
〈天気の話なんてどうだっていんだ。僕が話したいのは、〉