『大空』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
大空越えて
届いてほしい
私のココロ
私のカタチ
想いが光となって
幾千飛び交い
星を包む
今この時代だからこそ
大空
大空。いつもは下を見てばかり。
でも少し前。
体育の時学校のグラウンドの
ちょうど真ん中ぐらいに立って、
空を見てみた。
綺麗だった。
いつも空を見ていたけれど、いつもよりも、
ずっとずっと大きくて、空の色が綺麗だった。
「何か」から解放された気分になった。
『大空』
それは君の描いた唯ひとつの絵だった。
ほんとうの色なんて誰も知らないの。
そう笑って君が見せてくれたのは、
今日も行きたくもない場所に行き言われたくもないことを言われ言いたくもないことを言いやりたくもないことをやらされる。もう限界だ。私は独り言を言いながら階段を登り扉を開けるフェンスを飛び越え私は大空へ飛び立った。あぁこんなにも気持ち良いのは始めてだ。
久し振りに見上げた空を、
大きな鳥が横切って行った。
遠い空の果ては続いてて、
幾つもの国や何億もの人が居るらしい。
知ったこっちゃないが。
好きなだけやってくれ。
好きなようにやってくれ。
私はこの手の内で精一杯だ。
何も自由になりゃしない。
あの鳥は空を渡るのだろうか、
知らないが渡るなら伝えといてくれないか。
勝手にやれよ、こっちも勝手にやるよ。
会えたなら、その時はよろしくな。
空を見上げる余裕くらいはあったらいいな。
お互いにな。
#大空
『大空』
トンネルくぐれば空が大きい 空は大きいって知ってたけれど目で見て感じるのはこれが初めて 小さな頃から見てきたのにな 毎日毎日見上げてきたのにな
あまりに身近すぎたかな 本当は何も知らなかったのかな 今朝見た大空 気づきがこんなにいっぱいだ
#大空
空一面に広がる大空。
毎日毎日違う空。
朝は暗く、昼には雲が広がっている。
夜には月や星が広がっているね。
時には雲がないときだってある。
今日の空は今日しかない。
ほら。たった一度の空を味わおう。
大空
ここからは
つながってると
教えてくれて
それでも
もう会えないと
無言で教える
やさしくて
残酷な空
見上げては
ここに
置いてけぼりに
なっている心が
体の中にあると
思い出す
行き場のない感情
どうにも
出来ないから
空へ託そうと
思ったのに
無言の語りは
追いつけない
感情を丁寧に
返されるだけ
自分の足で
進めるしかない
置いてけぼりの心
この体に纏って
選んだ道を
信じるままに
歩んでいく
いつでも
見上げれば
そこにも
大空はあるから
やさしくて
残酷な空に
背中を押される
心ひとつ
#3 大空を見上げる。ふぅ〜。
冷たい空気の中、息を吐くと白くなっていた。寒っ……。
そう思いながら、自分が生きていることを感じた。
___大空
[大空]
僕は空が好きだ
青空が大好きだ
全く淀みがなくて見ているだけでもスッキリする
そんな空を見ていると僕の心はとても暗くて淀みきっていることを実感する
僕は学校でいじめられている
同じクラスの子から殴られたり蹴られたりついには先生も殴ってくる
そうして居場所が無くなった僕はいつも学校の屋上に行って寝転ぶ
そうして目の前に広がる大空を見ていると心が落ち着く
でもあの日は違った
いつものようにいじめられて屋上に逃げた
そして大の字に寝転び空を見る
その日はいつもより空が晴れていて澄み切った青色が広がっていた
でも僕はスッキリしなかった
理由は分からない
不思議とスッキリしなかった
すると声がした気がした
「こっちにおいでよ」
僕はそれが不思議と空の声だと直感で思った
確かにあの空のように澄み切ったところに行ければどんなに気持ちがいいのだろう
空に行きたい
そう願うと僕は潰れた僕自身を見下ろしていた
「大空」
散らばった雲達の中に光る星
君に似た、僕の大好きな空
「大空」
大空を見ているとその果てしない広さに吸い込まれて消えたいと思う時がある。
自分という存在が消える感じはやっぱり「無」なのかな。
それともその大空に溶け込んだ「透明」なんだけとそこに存在している「魂」なんだろうか?
俯いている君。
何があったの?
私では役に立たないかもしれないけど
側にいることはできるの。
あなたの悲しみを
少なくするために。
限りないその気持ちを
空に放つように。
ほら、上を向いて。
『大空』
お題 大空
叶わない恋を乗り越えてきたのに
また出逢ってしまったね
あなたという光に
この想いを大空に飛ばして
あなたとの想い出を消したい
遠くまで広がる青に舞う、真っ白な羽。
その羽を記憶だとすれば、それを落としていく鳥が目的地に着いた時に残っている記憶は、一体どのくらいなのだろう。
大空見上げ〈この空は繋がってるんだよな〉と思ってみても会えないことは解っているから。
僕らの人生は それぞれ色々
憧れた夢に 少しは近づけたかな
僕の行く末に 募る不安
幸も不幸も 紙一重なの
傷付くことが多いね この一生
心の傷 癒す勇気(ちから)が欲しい
ツンドラの鳥の成れの果て
成り行き構わず 鳴く声 届かず
ツンドラの鳥の生い立ち
追いかけた夢は まだ消えず 夢の跡
この場所からは あの空が見える
この場所に僕は立つ
空は真っ直ぐ ただ、蒼し
他人の振り見て、我が振り直す
間違いに気づいて ふと立ち止まる
僕の行く末に 期待・不安 半々
半信半疑に 先を急ぐ
我ら傷付き 傷付け合う 愚か者也
自分を守る為の勇気(ちから) が欲しい
ツンドラの鳥の成れの果て
成り行き任せで 尚も傷は深くなる
ツンドラの鳥よ 生まれし日より
老いし日まで後悔ばかりを背負うのか
この場所を離れても別に良い
冷たい冬を 知らずとも
心は此処を 故郷と名付く
我らの名はオジロワシ
冬の寒さをも ものとはせず
大空に広げた 翼が誇り
ツンドラの鳥の鳴き声は 止まず
願いも 祈りですらも叶わんものか
ツンドラの鳥の鳴き声は 止まず
世界はまだ 白きものだと 信ず
#大空
私たちが大空だと思っているあれが
本当は闇に差す小さな光のカケラなのだと
空を飛ぶ鳥たちは知っている
大空
ちょっと今日は片思いの気持ちから離れてみよう
私の家はマンションの10階
周りに高い建物もなく10階でも見晴らし良い
大空が良く見える
羽ばたいている鳥を見ていると
何もかも忘れて自分も羽ばたきたくなる
その羽を私にも分けて下さい
大空は何処までも広く大きい。
どこまでも果てしなくすんでいる。
海と一緒にどこ目でも永遠に行けそうな気がする