『夜景』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【夜景】#3
私たち人が、夜に死ぬと、
星たちは泣いて。
月も泣いて。
暗い空も泣く。
私たち人が、夜に笑うと、
星たちも笑って。
月も笑って。
暗い空も、少し明るくなって笑う。
私たち人が、夜に喜ぶと、
星たちも喜んで。
月も喜んで。
暗い空も、喜ぶ。
人と、星と、月と、空で、
みーんなで、笑って過ごそう。
私は今、メガネもコンタクトもしていない。だから、夜景が全てイルミネーションに見える。
今日、仕事を辞めた。
地方から越してきて3年が経った。
今時遅くまで残業というのも少なくなってはきたけど、限られた時間でこなさなきゃいけない事は多い。
休みの日は社会人たる者体調管理のため身体を休めた。というのは強がりで、こっちには友達がいないから特に遊びにはいかなかった。
最後の仕事も何事もなく終わり、帰る途中ふとコンビニに寄ってお酒とつまみを買った。
いつもなら立ち寄らない公園のベンチに座ってお酒を飲む。
その公園のベンチからは自分が働いていた街が見えた。
この街から1人消えたところでビルや車の灯りは変わらず光り続けているのだろう。
「この3年間私は…」
サラン2話
何が出来るのかな泣きました。
女の子に助けてあげたたくって男の子は考えました。
僕と友達になろと考えました。
男の子は僕が友達なると言いました。
村の人に見つかたら殺されちゃう
私は1人でいいの女の子は言いました。
男の子はこの時間に来たら誰もバレないよ。
みんな居ないもん。
それに僕帰るぼしょ分からないしぃ
僕も1人だから友達欲しいと言いました。
「夜景」
夜景の見えるレストランに着いた時、プロポーズされると感じた
この時を待っていたはずなのに…
料理を注文するときタッチパネルをぐっと押す彼を見て醒めてしまったのだ
操作ミスで目玉焼きハンバーグが四つ来た事も拍車をかけた
私…この人で良いのかな?
そう思った瞬間、記憶が堰を切ったように溢れ出した
髪を切りすぎて風邪を引く彼
車酔いする彼
交差跳びが出来ない彼…
ふと顔を上げた時、そこには居たのは醜悪なガマガエル
これが蛙化!?
私は悲鳴をあげて逃げ出した
蛙化はある日突然やって来ます
愛する彼が突然カエルになっても貴方は愛せると誓えますか?
夜の雑踏、ビル窓の反射。
車の音と、人の声。
このまま存在を薄く、薄くして、
夜景の中へ溶けて消えたい。
高層ビルや展望タワーから眺める夜景は、人工的かつ都会的な美しさがある。
キラキラと輝く街の明かりは、まるで空に浮かぶ星のようだ。
しかしながら、街が明るすぎるのも考えもので、本物の星はほとんど見えなくなってしまう。
小学校の頃、野外活動で体験した田舎の星空は、今まで見たどんな夜景よりも美しかった。
文字通り「数えきれない」星たちが煌めいており、「天の川」もこの目ではっきりと確認できた。
都会で暮らすようになって、星空を眺める機会はほとんどなくなってしまった。
子供たちがもう少し大きくなったら、キャンプにでも出かけて、満点の星空を見せてあげたい。
夜景 2023.9.19
私は見てない
私は観てない
私は結局最後まで見られなかった
そして戦う必要もなかった
鉄線海峡の記憶。そこに存在するは蒼石を
失った防空巡洋艦 ここから続く地獄の道
レイテの記憶
その雨は止むことがない
対を失った青い彼岸花に囲まれた、扶桑の国では
ないのに勝利の革命を起こせない戦艦
そして、その直後の悪夢が全て固まって
全ての罪
他責 欺き 不幸 奪い合う希望
自分たちだけの優しさ 國か 国か 人が違うが
交わらないか染める黒い糸
奪われたのは 聲 影 御霊 命 恵み
即ち
因果応報という自分を殺す引き金を引く
そうしてその時の罪の数だけ
自分に反射する ただの柱(壁)
もっとも、たくさんの悪夢を取り込んでしまった
己の最後が視えるだけ
こんどこそ最後の壁
ただし、よく視る光景の自分こそがそこ記憶に
縁にあるのかもしれない
まだ戦える!と、あきらめなかった故に
片翼を失った灰色の朱鷺
あぁ…と墜ちた 我は翼なき囮
たくさんの仲間の四。自分はここだけで
いいのか…と、彼女は、国の名を背負った偉大な
××は思ったのかも…と。
小声でふと口にしてみる。
もう嫌だ、と叫ぶほど
そこでの光景が観えるほど(視えるほど)
何故 呪いあってしまったものを眠らない街に
たくさんの人の夢を創りたいのに
と、心が折れる
しかし、創りたかった人たち。いや、モノたちの
方がまだマシであろう。全部を奪って
飢えた 自分たちに 分けろと
お前たちは 薩摩の芋でいいだろう
本当なら自分たちが戦いたい、すべてを敵に回してと
勇気なし 友情は崩壊 知恵を失い 誠実さがと
ただの闇だけでは光に至らず
勇気なきもの 己を越える、記憶の欠片を踏みにじって歩いて届かない希望 優しいのは自分だけ
奇跡など熾きないのだ 運命は悲運になり
偽りの光に宿り、底が墓場に
ただ、
もしも、
その人が本当なら
彼女たちは純真で、愛情をたくさんもってるから
(嫌われてても欲しい人がと 夢現に言うから)
夢は終わらないのかも、と
その青は救世主ではない。
連合艦隊なのに、残っでしまった戦艦ではない。
ただの記憶を失った
ブルーゴーストと
コーラルシーなのだ
両方 私だった
ただ、戦わない 何度も言うけど戦えない
私はいつだって、明日終わりが来ても
と思ってから10年以上経ったけどただ
何もできなかったモノ
戦うのは嫌いだけど失ったたくさんのことを
知っているから
呪いではなく本当の意味での祝福
それがなくても私は構わない
呪いであっても私はきっとそれを緩くするだけの
仕事であれば不戦の老
それぐらいであればと私は笑って老体に鞭を打つか
と思った
詐りの風とすべてを呑みこむ萩がついに
獣の前に戻せたのなら
その浅瀬にいる珊瑚の名を持つ人は
それはね 弱いのよ お姉さんたち(3人の)
と言う
神威はシスターサラに
涼月は風に
冬の女王の遣いは長門に
敬意を現しを心から頭を垂れる
私はただの名もなき詩を作るのだけの
三番艦(三代目)だから
コーラルシーが本当にほしいのなら
あの通りにいる
私を探して
ただし、物語には続きがあった
もう一つの詐りの風があるという救いのない
話である
自分で孤独を好んだのに誰にも捨てられる未来。
自分で演じたのにそれすらも嫌われてしまう
恐ろしい未来。
自分で崇めてたのに直前で
そのその神が娶ったものも同じ性質な上に
その神 北の織姫ではなく最高位の神の逆鱗に
ついに触れてしまった。さらにもう一つの
よりにもよって九州の、本当の黒い神の怒りにも
触れた。二人共ヤ・ク・ソ・クしてたのに
貴様(あんた)全部嘘つきね、と。
無限に笑われる悲劇である。
もっとも、ハイビスカスの花を見た瞬間に
発狂するたったひとりで…と
2023年9月23日
仏滅
遠くから見るといい
近すぎて見えないなら
高い位置から見渡して
遠くまで見るといい
地上の星がよく見える
この中にボクがいる
この中で生活してる
遠くから見るといい
遠くまで見るといい
ボクは美しい星にいる
『夜景』
夜景がきれいね、だれかさんのこころみたい。
夜景がきれいね、だれかさんのおかおみたい。
夜景がきれいね、だれかさんみたい。
夜景がきれいね、あなたみたい。
あの星もこの星も全部光ってる 命を燃したひかりの窓辺/夜景
キラキラと輝く街 .
そんな街を更に明るく照らす月 .
それを冷たく暗い病室から眺める僕 .
『 まるで別世界に住んでるみたいだね 』
軽自動車の後部座席でウトウトしながら窓から見つめるのは、
すこし眩しいネオンの夜景。
「都会だなぁ…」なんて思いながら、いつもは通らない道を通る。
いつもより、ちょっと特別な夜のドライブ。
不思議な感覚。なんだか大人になったみたい。
「このまま寝たら、何かいい夢見れるかな?」
人生を振り返ってみたけど、夜景の思い出がないぞう。
東京ミレナリオはエレクトリックパレードみたいなモンで夜景って感じじゃないし、
お台場で観覧車乗ったはずだけど、夜景の記憶はないなぁ。
夜景、夜景とつぶやいて、出てきたのはマッキーのオクトーバーだった。
秘密基地が山の上にあって、そこで仲間内と合流して夜景を見るみたいな曲だったと思う。
彼女も連れて行ってやれよ。
夜景
この病室からは、町の明かりがよく見える。
海と山に囲まれた町の、山の中腹に隔離されたサナトリウム。それは、小さな町全体を見下ろすようにして建っている。
記憶が正しければ、あの辺には従兄弟の家があるし、あそこには滑り台とブランコしかない小さな公園があるはず。それから、ひときわ明るいあれは、きっと町役場。遅くまでお勤めご苦労様です、と心の中でひとりごちる。
いつもと同じ夜景。代わり映えのない景色。
それが退屈だなあなんて思えるくらいに、いつの間にか自分は成長していた。そのことに、喜びと、少しの寂しさをおぼえる夜だった。
《夜景》
空が真っ暗だと
自分がどこにいるのか分からなくなる
でもそれがなんだか心地よい
もう少し生きてよっかなって
星が作った物語
二人が蒼のしたで
この夜を 祝福しよう
ぼくと君のあいの詩
まるで時間は
僕らの町を 静かに過ぎていく
さめわたった空気に
おまじないをしよう
これからの僕らは
白い奇跡の呪文で 約束しよう
めぐりめぐる日々に
君と二人 愛を詩にしよう
聖者が街に
鐘をならしにくる
行進の始まりさ
ここにもやがて
白銀の景色が
きみとぼくのストーリーが
紡がれる季節に
あいの言葉と
とっておきのプレゼント
100年続く お話にしよう
夜景。
塾からの帰り道。
ふと、空を見上げると
明るく照らしてくれる月がいた。
月が雲に隠れれば
道標が無くなったように感じる。
月が雲から出てくると
安心する。
太陽のような明るく元気な道標はないが、
月は明るく優しい道標を照らしてくれる。
美しき月
こんな日に死ねたら
こんな場所で死ねたら
こんな事を考えて来なければ
こんな夜景なんて何時でも綺麗に見えただろうか
全てを失くした私にとってはこんな景色....
こんな景色はゴミのようだ
何故人はこんな物を綺麗と言えるのだろうか
何故態々見ようと思うのか
何故お金をかけて見ようとするのか
こんなちっぽけな景色の為だけに
何故?
# 127
眠れない僕を置いたまま
眠ってしまったこの街に、
僕が眠れる程の居場所が
まだ眠っているだろうか。
-ねどこ-